TOKYO FM SHOWROOM主義 EVERY SATURDAY 20:00-20:30

PERSONALITY|前田裕二(SHOWROOM総合プロデューサー)

作家・人工知能研究者の黒川伊保子さんをお迎えしました♪?

『SHOWROOM主義』は、夢を追いかける人を、リスナーの皆さんと一緒に見守り、応援していく番組。

今週のゲストは、ベストセラーになっている『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』の著者としてお馴染み、作家で人工知能研究者の黒川伊保子さん!

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まずは黒川さんの新しく書かれた本『コミュニケーション・ストレス』にフォーカスして、黒川さんの専門分野を掘り下げていきました!
黒川さんがされている研究は、人工知能のための脳科学。無意識の領域で起こる慣性について研究されています。
病を治すための研究ではなく、一般的な男性や女性の"あるある"をポジティブに研究し、そこから得られた成果を人工知能に教えるというもの。
黒川さんの新刊『コミュニケーション・ストレス』では、人間の脳を分析し、脳の神経信号の処理をシステム化する研究の中で得られた情報をもとに、人とのコミュニケーションに生かせる知識が満載の、コミュニケーションのストレスの仕組みがわかる一冊となっています。

ここで前田代表が、男女間でずっと同じ喧嘩や過ちが繰り返されてきているように感じると話します。
日々の生活の中で生じる軋轢を避けに行けるものなのか、そしてその方法は今まで研究されたり、伝えようとする人はいなかったのか疑問に思っていることのこと。
これに対し黒川さんは、日々の中で生まれる男女間の軋轢を"トイレに行く"という動作を例に挙げて解説!
女性の場合、トイレに行って帰ってくる過程の中でゴミ捨てる、片付ける、消臭剤の残量チェック…など、いくつもの家事を片付け、マルチタスクに動きます。
一方男性の場合は、トイレに行って帰ってくるだけ。女性が何度「トイレに行くついでにお願い」しても治らず、それが女性は愛情の欠如だと感じ、さらには人間性の欠如と思ってしまい、軋轢が生じると話します。

これは、ゴール志向型で目的のこと以外には動けないという男性脳を理解していると、女性側も「そういう生き物なのか」とあきらめがつくのではないかと言います。そしてこのゴール志向型の男性脳とマルチタスク型の女性脳の違いから、源氏物語が書かれた頃から何千年も同じことで男女間のすれ違いが起こっているのだと語ります。

では、なぜその違いについて研究したり、伝える人が今までいなかったのかという問いには、男女で脳の作りに違いがないと考えられてきたこと、そしてこれまでの科学ではライフラインの利便性の発展を中心に研究がなされ、科学者の目が向いていなかったからではないかとお話いただきました!

いま、家の中で過ごす時間が増え、家族とのコミュニケーションの機会が増えている中で、今この瞬間からできるコミュニケーション術を教えていただきました!

まず女性へ、「男性の"気が利かない"は愛情不足じゃない」ということを覚えておこう!
そして男性へは、「女性へいきなり問題解決をしないこと」!?
男性が女性と会話するときの声をかけ方を指摘。
5W1H(Who(だれが)When(いつ)Where(どこで)What(なにを)Why(なぜ)How(どのように))を使わないようにするといいのだそう。

また、コミュニケーションの時にとっさに使う脳の回路が、共感型と問題解決型の2つしかないことから、いま相手がどちらを望んでいるのかを見定めて、
?相手の変化に気づく
?自分に起こったことを話す→会話の呼び水に
→呼び水はスルーは当たり前なので傷つかなくてOK。10回に1回の成功で◎
?相談事をする(目的で聞かないように!)
の3つをアドバイスしていただきました!
これには前田代表も「意識次第で相当変わりそう!」と共感!
皆さんもぜひコミュニケーションの際に役立ててみてはいかがでしょうか?

来週はどんなお話が飛び出すのか…お楽しみに!