PARCO Hot Seminar

PARCO Hot Seminar議事録ブログ

映画監督・瀧本智行さん

明日への、のろしを上げるラジオの中の会社・スカイロケットカンパニー!

毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!

この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!

今週の特別講師は、映画監督の瀧本智行さんです!

null


【瀧本智行】
1966年生まれ、京都府出身。大学在学中から自主映画製作や演劇活動を始めます。1993年からフリーランスの助監督としても活躍し、「鉄道員(ぽっぽや)」などの作品に参加。2005年にご自身で脚本も手がけた「樹の海」で監督デビューし、東京国際映画祭日本映画・ある視点部門作品賞・特別賞を受賞。そして、今月10日、最新作「去年の冬、きみと別れ」が公開されます。

【映画「去年の冬、きみと別れ」】
最愛の女性との結婚を控える記者・耶雲が狙う大物は、1年前、世間を騒がせた猟奇殺人事件の容疑者 天才カメラマンの木原坂。真相に近づく耶雲だったが、木原坂の危険な罠は婚約者の百合子にまで及んでしまう。愛する人をこの手に取り戻すため、木原坂の罠にはまっていく耶雲の運命は…。


null


■映画「去年の冬、きみと別れ」

本部長:映画「去年の冬、きみと別れ」は、どういった作品になっているでしょうか?

瀧本:映画始まって1時間後くらいから、どんでん返しというか、世界観が反転する映画で。
サスペンス映画であり、ラブストーリーであり、いろんな要素を含んだ映画です。

本部長:これは原作がありますよね?原作も途中からどんでん返しが始まる作品なんですか?

瀧本:そうなんですけど、小説ならではのトリックというか…それは映像では表現できない手口なので。それを映画ならではの仕掛けを一から作り直してという。

本部長:原作から脚本に直して映像に仕上げていく上での、原作の持っているギミックを映像化するというのは時間がかかったということですか?


null


null



瀧本:そうですね、撮影するときも”このタイミングでどこまで情報を出すか”とか、そういうことに気を使うことはけっこうありましたね。

本部長:映画って予告があるじゃないですか?ドラマでいったら、最近すごい流れだなと思うのが、ドラマ20分くらいやったらその後の展開を映したりする時あるんですよ。引きなのかもしれないけど、すごいことやるなと思って。
後半へのどんでん返しとかどっきりとかも、”映像で出ちゃってんじゃん!”みたいなのもあるんですけど。

瀧本:作り手としては、何も考えずに、事前の情報入れずに、映画館のスクリーンをぼーっと見ててもらいたいんですけど(笑)。
僕、お客として映画見ててネタバレとか気にならないんですよ。

本部長:でも、作り手に回るとやっぱり(笑)。

瀧本:そうですね、いろんなお客さんもいらっしゃいますから。

本部長:僕はまったく情報なくてもいいと思うんですよ。
最近は口コミとか情報を得て、みんなが太鼓判を押したものを観に行くっていう流れになってますけど。
そもそも、そういうもんじゃないんですよ。

瀧本:その通りです(笑)。

本部長:全部が不確定なまま、何か一つ気になって飛び込むというか。

瀧本:街に行って、”あ、この映画時間合うな”っていう感じで、ポッと入ったら”え〜!”みたいな、そういう豊かな映画体験というのかな、そうであってほしいなって思うんですけどね。

本部長:偶然入った人が、確実に楽しめる作品にはなっているということでいいですよね?

瀧本:なっていると思います!


null



■公開情報
映画「去年の冬、きみと別れ」は3月10日公開です。

映画「去年の冬、きみと別れ」公式ホームページ

来週のパルコホットセミナーは、YOUさんが来社致します!
お楽しみに!

スカイロケットカンパニーは、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!

PARCO Hot Seminar 次回会議テーマ

パルコホットセミナーは、3月をもって終了となります! 2年間ありがとうございました!

パルコホットセミナーは、3月をもって終了となります! 2年間ありがとうございました!

スカイロケットカンパニーの生放送は、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!

Twitter