松下奈緒が毎週、色んなテーマ―や切り口でオールディーズから最新ヒット曲まで気になる曲やFavorite Songをお届け。さらにゲストをお迎えし、ハートを動かしたあの時代の大切な一曲とそのエピソードをうかがっています。

< TODAY ‘S SONG LIST >

M1 Fourth Of July/Sufjan Stevens
Fourth Of July/Sufjan Stevens

M2 Walk Walk/Yael Naim
Walk Walk/Yael Naim

M3 青空/松下奈緒
青空/松下奈緒

「Time & Scene」

ゲストの方から、ハートを動かしたあの時代の大切な一曲と、
そのエピソードをご紹介するコーナー。


今週はヤエル・ナイムさんのサウンドストーリーをうかがいました。

ヤエル・ナイムさんが選んだ1曲はSufjan Stevensの「Fourth Of July」です。


【ヤエル・ナイムさんのサウンドストーリー】

ヤエル・ナイムさんは、Sufjan Stevensのアルバム『Carrie & Lowell』の中の1曲「Fourth Of July」という曲が大好き。
このアルバムでは、Sufjan Stevensのお母さんのことが語られているそう。

「私が思うには、お母さんは心の問題を抱えていたみたい。
そして、彼とお母さんが共に過ごした時間はあまり長くありませんでした」

ヤエル・ナイムさん曰く、このアルバムで語られているのはSufjan Stevensの子供時代のことや、
彼のお母さんがもうこの世にはいないという事実、とても親密感のある感動的なアルバムなんです。

この曲を聴くたびに泣いてしまうというヤエル・ナイムさん、
自身の両親のことを考えたり、親になった自分の気持ち、恋愛関係のことなど、
愛する人を失うかもしれないという思い……どこか哀愁みたいなものに訴えかけてくるそうです。

「歌詞の中に、死んでいく母親が自分に歌いかけているところを、想像して書いているようなところがあるんだけど

”十分愛を受け取ってくれた? 私の可愛い子 どうして泣いているの?”

聴くたびにたまらない気持ちになるのよ」


【From 奈緒】

「確かに、雲の中というか、見えないものの中に浮いているような。
そして何とも言えない、親密感のある語りかけてくるような声のやわらかさに気持ちが良くなっています。
お母さんにしか分からない、彼にしか分からない、そういうメッセージが込められているんだなと、そんな思いを感じとることができた気がします」


◯ヤエル・ナイムのアルバム『Older』は発売中です。

ホームページ:「ヤエル・ナイム(ワーナーミュージックジャパン)」公式ホームページ


「PIECE of TIME」
"時"に想いを馳せながら、人の手から生まれた様々な作品や出来事をご紹介していきます。


CDデビューから10年の時を経て先日12月7日、松下奈緒ベストアルバム『THE BEST 〜10 years story〜』をリリースしました!
今週は、ベストアルバム『THE BEST 〜10 years story〜』の中から曲をセレクトして
「松下奈緒・10years Sound story」を、お届けしました。

【break down/松下奈緒】

「今回のアルバムには新しい曲が3曲入っています、その中の1曲『break down』。
私、ライオンのバファリンのCMをやらせていただいていて、今回で3曲目になるんですけど、バファリンといえば”早く効く、疾走感、スピード感”だと思いまして。
毎回、曲を作る時にピアノ一本で作るんですね。ピアノ一本で、いかに速弾きをして、疾走感をピアノ一本で出して、家で録音して、それをアレンジしてもらうというルーティンになっているんですけど。
腕が痛くなるくらい難しいパッセージを込められるかということをテーマにして作っています。今回は、いつもと違うテーマとして、変拍子にトライしてまして最初のイントロの部分に注目して聴いてくださいね」

【24 / 7】

「これは『RIVERSIDE & TOKYO』のイメージソングとして書いていただきまして、歌詞を土岐麻子さんに書いていただいた1曲です。
数字だけのタイトルは初めてですね、ちょっと記号みたいじゃないですか?
”いつもそばにいるよ”というような、SNSなんかで使うオシャレな用語みたいな感じで土岐さんがタイトルにしてくださいました。
東京の水辺をテーマに作っていただいたんですけど、水辺をテーマにしてここまで世界観が広がるってすごいなと思いました。

歌詞の内容にすごく共感できましたし、レコーディングの時に土岐麻子さんが現場にも来てくださいまして。
『他に、いい言葉ありますかね?』みたいなことを言うと『これはどうですか?』と、すぐ思い浮かんじゃうんですよ。”
言葉の魔術師?っていうのかな、現場で変わっていく楽しさ、現場で色々なことが起こっているんだなということを、改めて面白いなと思えたエピソードですね」

【GRACE~princess rose~】

「この曲は毎年やらせていただいています。旅をする番組のナビゲーターをさせていただいていて、この時はグレースケリーの人生を追うという番組だったんですけど。
この頃からですかね、”大曲を書きたい、ピアノ協奏曲を書きたい”と思った時期ですね。
それまではピアノ一本で作っていて、オーケストラが頭の中で鳴っていなかったんです。
海外の大きな広い世界を見ると、曲もだんだんと大きいものにしたくなっちゃうんですね。

この曲を書いたのが28歳だったんですね。グレースケリーがアメリカから海を渡って、モナコという小さな国にお嫁さんに来たのが28歳、私と同い年の女優さんが国を治める人の、妃になるという物語があって。
”そういうシンデレラストーリーがあるんだな〜”と思って、モナコの海を見ていたんですね。
”この海を越えて、グレースケリーは来たんだな…はい、出来た!”っていう(笑)。海を見たりとか、空を見たりとか、すると自然とメロディが浮かんでくる、そういうことが初めて自分で気付きましたね。
実際にその土地に行って、その人たちを知る人に出会ったり、その国を知ることによって、自分の中の感情が変わっていくんですね。生で感じたことを曲に入れ込みたいと思うので。自分の記録としても、心に残っている曲です」


●番組ではあなたの時を越えて今も心に響き続ける大切な一曲のリクエストとそのエピソード、“時”をキーワードにした音楽など、みなさんおすすめの作品を募集しています。番組へのご感想、松下奈緒さんへのメッセージ、ご質問などもお待ちしています。
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Personality:松下奈緒