松下奈緒が毎週、色んなテーマ―や切り口でオールディーズから最新ヒット曲まで気になる曲やFavorite Songをお届け。さらにゲストをお迎えし、ハートを動かしたあの時代の大切な一曲とそのエピソードをうかがっています。

< TODAY ‘S SONG LIST >

M1 シェルブールの雨傘/ミッシェル・ルグラン&ステファン・グラッペリ
シェルブールの雨傘/ミッシェル・ルグラン&ステファン・グラッペリ

M2 翼をください(Wings to Fly)/村井邦彦
翼をください(Wings to Fly)/村井邦彦

M3 SOMEDAY/JOHN LEGEND
SOMEDAY/JOHN LEGEND


「Time & Scene」

ゲストの方から時を越えて今も心に響き続ける、
大切な一曲とそのエピソードをご紹介するコーナー。


今週は村井邦彦さんにサウンドストーリーをうかがいました。

村井邦彦さんが選んだ1曲はミッシェル・ルグラン&ステファン・グラッペリの「シェルブールの雨傘」です。

【村井邦彦さんのサウンドストーリー】

村井さんが初めてこの曲を聴いたのは、映画「シェルブールの雨傘」を観た当時1964年頃。
若かりし、カトリーヌ・ドヌーヴが主演を務め、泣きながら駅で歌うシーンは、村井さんの心に強く残っているそうです。

この音楽には、シャンソン、クラシック、ジャズの要素が入っていて、村井さんの理想の種類の音楽なんだとか。村井さんは、今だにこの曲を聴いているそうです。

演奏は、もとはフランスのストリートミュージシャン、ステファン・グラッペリ。そして、相方は伝説のギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。フランスにおけるジャズ黎明期に活躍していた人。

「ステファン・グラッペリが、ミッシェル・ルグランのオーケストラと一緒にやっている、これは歴史に残る名盤の一つだと思っています」


【From 奈緒】

「映画「シェルブールの雨傘」は、すごい私も好きな映画ですね。映画の中で流れるバージョンと、ステファン・グラッペリバージョン、
なんとなく印象が違うんだけど、フランスの雰囲気、雨の似合う感じが共通してるなと思いました」


「PIECE of TIME」
"時"に想いを馳せながら、人の手から生まれた様々な作品や出来事をご紹介していきます。


今週ご紹介するのは映画「奇跡のシンフォニー」
主人公はニューヨーク近郊の養護施設で暮らす11歳の少年です。
この少年の類稀な音楽の才能が奇跡を起こすという物語。

「この主人公を演じているのは、フレディ・ハイモアくん。「チャーリーとチョコレート工場」のあの少年と言うと、皆さん『あ!あの子か』と思うんですけど、本当に可愛いんです。この少年がすごい能力を沢山持っているんです。音が、全て音楽に聴こえてしまうという、素晴らしい耳。

街の騒音さえも彼にかかるとシンフォニーになってしまう。ギターを初めて手にすると横置きにして天才的アドリブ演奏、ゴスペル隊の少女にドレミを習うと一日で曲を作り譜面にする。
とにかく、『本当にそんなこと出来るの!?』って思うシーンがあります。

私が見てほしいシーンは、ひょんな事からニューヨークに来てしまうんですけど、街中で風の音、サイレン、地下鉄の音、そういうものが全てリズムになって、そこから自分の頭の中に流れるメロディを元に指揮者になったりするんですね。

私、そういう音の聴き方はしてないなと思うんですけど、でも、地下鉄の”ガタン・ゴトン”という音を聴いて『あ、今ワルツだ』とか、そういう事を感じる事はあるんですよ。同じ耳なのかなって感じて、嬉しくなったりする。
ちょっとした音楽のシーンが完成されていて、音楽好きとしてはワンシーンワンシーン、目が離せないんですね。

この映画は、音楽って、すごい底力を持っていると思わせてくれました。人を惹き付けて、元気にして、人を結びつける、純粋になれる。人は、何かを諦めた時点で終わってしまう、でも、夢を持ち続けることで叶う事も沢山ある。何だか勇気をもらえる映画でした。
私がこの映画にキャッチコピーを付けるなら、「パワーオブミュージックムービー」です」


●番組ではあなたの時を越えて今も心に響き続ける大切な一曲のリクエストとそのエピソード、“時”をキーワードにした音楽など、みなさんおすすめの作品を募集しています。番組へのご感想、松下奈緒さんへのメッセージ、ご質問などもお待ちしています。
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Personality:松下奈緒