三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2023.09.26

世界の海事産業を支えていく

株式会社ザブーン
代表取締役
戸高克也さん
船員労務管理SaaS「MARITIME 7」を展開



ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストは先週に引き続き、株式会社ザブーン 代表取締役の戸高克也さんです。

今週は戸高さんのこれまでについてうかがいます。
まず、ご出身はどちらですか?

「大分県の佐伯市という街です。造船業が盛んで、船主さんも多い街になります。」

ご実家はどういったお仕事だったんですか?

「家業が船舶管理の仕事を行なっています。たまに停泊中の外交船に乗せてもらって、エンジンを見たり、貨物を見たり、船員さんたちと触れて、いつか自分も船の仕事に就くんだろうなと思うようになりました。」

社会人になる時は卒業してすぐに船舶系の仕事についたんですか?

「新卒の時は迷っていて、全く船とは関係のないIT系の企業に勤めて、もともと2年で独立すると決めていたので、2年で計画通りに退社しました。その後別のIT系の起業をして、失敗して、そろそろ家業を継ごうかなという形で戻りました。」

家業を継いだ後、ITの経験は無駄になってなさそうですが、いかがですか?

「とても活かされました。まず会社の事務所に紙がすごく多くて、それを全てクラウドにまとめました。最初は慣れない方もいましたが、徐々に慣れていきました。」

家業を継いだ後にどういった経緯でザブーンを立ち上げたんですか?

「入ってすぐにこの業界の問題を感じたんですが、なかなかアイデアが固まらずにいました。そんな中で妻から、あなたにしかできないことをやればという話をされて、そこで自分が培ってきたITの技術と、船舶管理を掛け合わせたビジネスをしようと考えて起業しました。」

IT化を進める中で様々課題もあったと思うんですが、どんなことが難しかったですか?

「現場の理解を得るということがかなり難しかったですね。現場といってもオフィスだけでなく、船の船員さんに理解していただかないといけないので、この1年間で数百隻以上、北海道から沖縄まで回って、船員さんたちとやりとりをしていました。」

今後の船業界はどうなっていくと思いますか?

「デジタル化はコロナ禍の中で進んでいったので、これまでのやり方も残しつつ、全てデジタルに移行していくのかなと考えています。」

最後に、これからの夢を教えてください。

「中期的には2025年に1カ国目で海外展開をします。その後は2カ国目、3カ国目と、アジアを中心に展開をしていきます。」

株式会社ザブーン 代表取締役の戸高克也さんでした。ありがとうございました!



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