三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2023.05.09

大人も子供も美味しいと感じるファミリーブランドへ

homeal株式会社
代表取締役
鬼海翔さん
子どもの成長や発育を考えた幼児食を自宅に届ける宅配サービス



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストは先週に引き続き、幼児用冷凍食品「homeal」を展開している、
homeal株式会社、代表取締役の鬼海翔さんです。おはようございます。

鬼海翔さんは岩手県生まれ、千葉県木更津市育ちの35歳。
大学卒業後、コンサルタント会社勤務を経て2019年、homeal株式会社を創業されています。

今朝はhomeal株式会社の創業にまつわることについて伺います。
大学を卒業してコンサルティング会社に就職されたのはなぜですか?
「私は早稲田大学に入学したんですが、同じクラスの仲間たちが会社設立や起業を積極的に行っている環境で、その中で自分の将来を考えた時に、まずは自分自身の修行が必要だと感じ、その中でビジネスの修行ができるベンチャーという環境と、様々な事業に関われるコンサルティングの仕事という2つの観点から、コンサルティング会社に入るという選択をしました。」

コンサルティング会社で働いている中、幼児食の会社を自身で立ち上げようと思ったきっかけはなんですか?
「私には子供が2人いるのですが、上の子が1歳の頃に乳児湿疹という肌の病気になってしまった時に、妻が看護師で薬の知識があったことに対して、自分自身が1人の親として何もできなかったという経験をしました。そこから食事や栄養についての勉強をしていく中で幼児食という存在を知り、みんな幼児食に対して困っているというのを知った時に自分でそのサービスを作ろうと思い立って、この事業を取り組み始めました。」

起業されてから、サービスの利用者の方を増やすためのPR活動はどんなことを行いましたか?
「サービスを開始して1ヶ月でコロナ禍になってしまったので、思ったようなPR活動をすることができませんでした。その中でどうしたらお客さんに来てもらえるかということを考えた時に一番に考えたのが診断というコンテンツでした。子供の食事や栄養のこと、アレルギーのことで悩んでいる親御さんはたくさんいるので、その方たちがまずはネットで簡単に診断をすることができて、その人が持つ悩みを可視化できるようなコンテンツがあれば来てくれると思い作ってみたところ、口コミでどんどんと広がっていって、徐々に会員数が増えていきました。」

サービスを始めた当初、利用者の方からはどのような声がありましたか?
「今は50種類ほどメニューがありますが、当時はやっぱり本当にゼロから始めたので、一番少ないときは3種類ぐらいしかWeb上とかEC上で販売できないような状態でした。そこからメニューを増やして欲しいという意見や電子レンジで温められるようにという意見をどんどん取り入れて、新しいメニューを試行錯誤しながら考えてお客さんの反応を聞いて、また改良するということを繰り返して、それが着実に成果になっています。やはり従来の冷凍食品では、自分で作っていない分何が入っているかわからないという心配をされている方もいらっしゃるので、そういった罪悪感、不安感をなくして、親御さんが安心して子供に食べさせることができるという感覚をすごく大事にして日々商品開発をしています。」


最後になりますが、これからの夢を教えてください。
「5月からサイトを新しくして、幼児食専門という形から、子供から大人、おじいちゃんおばあちゃんまで美味しいと思えるファミリーフードブランドというものを目指すためにリニューアルしていきます。大人が食べても子供が食べても美味しいと感じるというこれまでの良さをどんどんといろんな方向で広げていければと思います。」

homeal株式会社、代表取締役の鬼海翔さんでした。ありがとうございました!




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