三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2023.03.07

「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを提供する店舗」をつなぐサービス

ecbo株式会社
代表取締役 社長
工藤慎一さん
「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを提供する店舗」をつなぐサービス



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、
ecbo株式会社 代表取締役社長の工藤慎一さんです。
おはようございます!

工藤慎一さんはマカオ出身の32歳。大学を卒業後、Uber Japanの立ち上げを経て、
2015年にecbo株式会社を設立、2017年から荷物預かりサービス「ecbo cloak」、
2019年からはAmazon Japanと提携し、宅配物受け取りサービス「ecbo pickup」を
運営されています。

今週は、主な事業内容について伺います。ecboはecbo cloakという荷物預かりサービスを行っているということなんですが、これがまた一味違う形のようなんですね。どのようなサービスなのか教えてください。

「ecbo cloakはですね、皆さんよくコインロッカーっていうのを見たことがあると思うんですけど、それとは違いましてコインロッカーの代わりに皆さんの荷物を街中の親しみのある店舗で一時預かりできる世界初のサービスとなっております。

荷物を預けたい人はどのように預かってくれるところを探したらいいんですか?

「これはですね、ecbo cloakの専用のアプリ、または公式のサイトで預けたい場所っていうのを選んでいただきます。預けたい場所が本当にマップ上に全部表示をされて、そこを選んでいただいて、預けたい荷物の種類であったり日時を事前に入力をして予約をします。サービスの特徴としては本当にホテルみたいに荷物をカフェに預けてその場でホテルでしたら番号札みたいなものを渡すんですけれども、ecboの場合は荷物の写真を撮ってもらうんですよね。この写真が預かり証明書、番号札代わりとなって、スマートフォンに共有されると。荷物を取りに行くときに、あらかじめ登録されたクレジットカードで決済されて、キャッシュレスで荷物を引き取るだけで、海外の方も言語は通じないんですけれども、写真を見せるだけで簡単に引き取れると。そういったものになっています。」

このecbo cloak、例えばどういった場所にありますか?

「これも皆さんの親しみやすいというか、行きやすいような場所ですね。今日本全国に、1000ヶ所以上荷物預かりできるんですけれども、本当にアクセスの良い駅ナカですね、弊社JR東日本さんと西日本さんと資本業務提携をしているので、そういった主要駅構内で預かりができます。あとはお店でいうと営業時間が短いんじゃないかというふうによく聞かれるんですけれども、これも24時間対応のマンガ喫茶であったりカラオケ屋さんとかそういったところでお預かりいただけますね。」

荷物を預かる側の利点はなんですか?

「これはですね、使われなかったスペースが有効活用できる、
あとはお店にとって集客にも繋がりますね。」

今荷物の預かり所としてスペースを提供してるところだと飲食・カラオケなどいろいろあると思うんですけど、他にもこんなお店も実はあるんですよなどありますか?

「面白いところですと神社ですね。福岡にある昔ながらの神社が色々なサービスをコラボしていて、神社に預けられるみたいな感じで予約いただくと、何かこう運気を誘うみたいな。」

言われてみたら何かご利益ありそうな感じもしますよね。
受け取れる時間帯は基本的にはその場所の営業時間内ということになるんですか?

「そうですね。なので自分の都合のいいところを検索いただいて、予約していただくっていうような感じですね。」

預かってもらえる荷物の量や大きさはどれくらいですか?

「こちらも店舗によって様々なんですけれども、本当2店舗によってを最大200個まで預かるようなところもあったりとか、大きさはもう人が抱えられるぐらいの大きさが預かりができる、中には折りたたみの自転車であったり、最近ですとスキー板を預けるような方もいらっしゃいますね。」

気になる部分だと、セキュリティの問題が気になるんですが、どのように安全管理はクリアしているんでしょうか?

「これはecbo独自の審査基準をクリアした、厳選された店舗さんのみが登録されています。また何か問題が起きても保険がありますね。東京海上さんと作った保険が20万円まで保障されております。」

もう一つ、「ecbo pickup」というサービスもあるそうなんですが、これはどのようなものですか?

「これはですね今、日本全国に1000ヶ所以上そういった店舗がありまして、この店舗スペースを活用して物流課題の解決のために、街中の親しみのある店舗で受け取れるサービスを提供しています。これが今、主にそのAmazonさんの荷物だけを対象としているんですけれども、Amazonのサービス内でecboの店舗が選択できます。」

例えばどのようなところで受け取れますか?

「そうですね、駅ナカのコンビニであったりクリーニング店、あとはカラオケの歌広場さんとか、そういったところでご利用いただいています。あとはちょうど去年12月に発表したんですけど、洋服の青山さん、全国144店舗で、ピックアップもご利用いただけます。」

お時間になってしまったんですが、最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えてください。

「そうですね、コロナ期間中やはり観光客も全くいなかったので、しばらく売り上げがここ3年間0に近いような数字を作っていたんですけれども、これを大きく乗り越えたっていうのは自分の人生にとって財産といいますか、血肉になっているなというふうに感じています。」

ありがとうございます。ecbo株式会社 代表取締役社長の工藤慎一さんでした。
来週もよろしくお願いします!



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