三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2020.03.31

世界No.1のメンズスキンケアブランドを作りたい

株式会社バルクオム 代表取締役CEO
野口卓也
マインドシェアが空いている事に気が付いた


ゲストは、先週に引き続き、メンズスキンケアブランドを展開している
株式会社バルクオム 代表取締役CEOの野口卓也さんです。

先週は、現在の事業やバルクオムの会社の雰囲気、
今とこれからのメンズスキンケアについてうかがいましたが・・・

バルクオムは、あのサッカーフランス代表でパリ・サンジェルマンに所属する
キリアン・エムバペ選手がグローバルアンバサダーを務めているんですよね。
エムバペ選手といえば、次世代No.1の呼び声高い世界最速級のストライカー、
どういうきっかけでグローバルアンバサダーに??

「我々の会社は2年前から俳優の窪塚洋介さんを起用させていただき
 広告に出演いただいていたんですね。それが非常にご好評いただいていて
 これを世界中でやりたいと思い、グローバルなキャスティングをどうすべきか
 会議を重ねまして、アスリートだろうと。
 サッカーでNo.1のプレイヤーを何とかしてキャスティングしたいと
 動いていたところ、当時(2年前)ワールドカップで一番活躍した方という感じで
 繋げていただいたことがきっかけです。」      

それだけ商品が評価されたということでもありますよね。
きょうは、野口さんのこれまでの話を聞いていきたいと思います。
まずは、そもそものお話から。野口さんが起業を志すのはいつからなんですか?

「両親が会社を経営していたこともあり、
 子どもの頃からできるだけ早いうちに会社を立ち上げて大きくしたいという
 気持ちがありました。」  
   
そして19歳で大学を中退して起業されていますが、これはどのような理由で?

「高校2年生くらいの時に進路を先生に伝えるじゃないですか。
 その時から起業すると言っていて、親にも先生にも
 "大学には行ってくれ"と言われたので行くだけ行って中退したという感じです」

では大学に行っている時に起業のイメージが湧いていたということですよね。

「そう言ったらかっこいいんですが、その後はいろんな会社を創業してはいたんですが
 あまり上手くいかないことも多く…」
          
最初に始めたのはどんな業態だったのですか。

「10年くらい前なのですが、日本でもiPhoneの一番最初のシリーズが発売されて
 そのアプリを作る会社をやっていました。IT企業家のような感じですよね。」  

メンズスキンケア事業に目を付けたきっかけはなんだったのでしょうか。

「本当に世界No.1になれる事業をやりたいと1年くらいずっと考えて
 男性向けの化粧品ってこのブランドが圧倒的にN o.1だよねというのを
 誰も知らないなというのに気づいたんですよね。
 自分ではマインドシェアが空いていると言っているのですが、
 なんとかそれを作れるかもしれないなという思いがありました。」  

売れているものに乗っかるのではなく、スキマを探す感覚が大事だったのですね。
もともとコスメの知識はあったのですか。

「全くなくてハードルがあるなとは思いつつ、何をやる時も
 最初は経験も知識もゼロだよなと思いまして。
 いろんな本を読んだり、ネットの記事を読んだりして勉強しましたね。」
                 
最初は1人でとおっしゃっていましたが、しばらく1人だったのですか。

「半年くらい1人で走ってものが出来て、発売する頃に1人目の社員を雇用しました。」

会社が軌道に乗ったと思った瞬間はいつですか。

「面白い話ではないんですけども、さらに勉強を進めていって
 マーケティングの知識が身についてきて
 この広告で、この画像で、こういう文章ならお客さんに刺さるのではないかという
 組み合わせをものすごくたくさん試せるようになった時からですかね。」

具体的にした施策が当たったというのはとてもいいことだと思います!
なんとなく当たるという人もいる中で、自信がつきますよね。

「なんとなく当たる人も羨ましいですが(笑)
 当たるまで頑張るぞという根性は、バルクオムを始めてからの7年の間に
 ようやく身についてきたなと思います。」 

さて、そろそろお時間なんですが、最後にこれからの夢を教えて下さい!

「今バルクオムを始めて7年が経ち、
 日本国内ではそれなりに成長させてきた事業なんですが
 バルクオムというブランドを必ず世界No.1のメンズスキンケアブランドにしたいなと
 いう思いを本当に毎月社内の会議でも大きな声で言って
 日々頑張っていますので、世界No.1のブランドを作るというところで  
 頑張りたいと思います。」 
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