三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.04.22

共感を生む"動画"作り

ワンメディア株式会社
CEO
明石ガクトさん
共感を生むストーリーテリングをベースに、 これまで 1,500 本以上のスマートフォン向け動画をプロデュース


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストはワンメディア株式会社 CEO の明石ガクトさんです。
おはようございます。

「よろしくお願いします。」

明石ガクトさん、1982年生まれ、共感を生むストーリーテリングをベースに、
これまで1500本以上のスマートフォン向け動画をプロデュースされてきました。
そしてバラエティ番組でも活躍中です。
また4月からスタートしたTOKYO FM 夜8時からの新番組「News Sapiens」の火曜パートナーも担当されています。
今週と来週、2週にわたってお話を伺います。
新番組ニュースサピエンスどうですか?もう慣れましたか?

「これがね、もう慣れちゃいましたね。」

ここまでで2回ですか?担当されたのは。

「そうですね、今夜3回目なんですが、もうねやっぱりこれは Zoom ミーティング繰り返してる時に、常にラジオパーソナリティーの気持ちで喋ってたんですね。
これ誰も返事してくれないので、そこで自分の心を保つために俺は今こういう番組を担当してるんだという気持ちでやってたのが1年間続けた甲斐が今出てるなと、
誰も顔を出さないから、真っ黒の画面に向かって喋っているのでこれはラジオだなと思いました。」

まず主な事業の大枠を教えていただけますか。

「具体的には、企業の方が YouTube とか Instagram とか tiktok とかの動画を活用してコミュニケーションされますよね、そこにおける動画を作ってます。
テレビとかに向けたクリエイティブは一切作ったことがなくて、
全部スマートフォンと SNS のプラットフォームに向けたものを作っています。
特にYouTube チャンネル、タレントの皆さんも最近やるような、
前澤友作さんの YouTube チャンネルの最初にやったのは私でして、
そういう、企業や YouTube やっていきたい人を応援する会社をやってます。」

運営総合プロデュースという事で、軸が共感を生むストーリー。
この共感を生むストーリーとはどういったものなんですか?

「動画において、結構重要なことがあって、共感してもらわないと、
みんないいねボタンとかシェアボタンとかコメント欄とかに何もアクションしてくれないですよね。
映像は感動を生んでいくことが大事なんですけど、動画ってやっぱそういう行動生まなきゃいけない、そこの軸ってのは共感というものが根底にあるので、
なんかそこをストーリーっていうのを企業の方、個人の方と掘り起こしながら、
どうやって動画にしましょうかみたいな事を考える事がウチの一番強みなのかなと思ってます。」

共感ですね、今映像とか動画って言葉があったのですが、
正直僕からするとどちらも同じだと思っちゃったんですけど、
映像と動画は何が違うんですか?

「こう言われた時に、逆に質問するのですが、例えば Netflix でテラスハウスを観ますと、テラスハウスは動画ですか?映像ですか?」

映像じゃないですか?

「でも Netflix って、スマートフォンとかで観ますよね?でもこれは映像。」

動画の方が、手軽に作られた印象で、映像は作り込まれたものと感じます。

「映像と動画の違いを考えた時に、テレビで映っているものは映像で、
スマホで手軽に観れるものは動画です、と区分けされてる方が多くて、
テレビで作られている凝ってるやつをスマートフォンで観たら、
これは動画なの?みたいな、混沌としてたんで、
そこを分ける基準を考えなきゃだと思い、絶対的な軸ってどこにあるんだろうという風に思った時に、僕は密度なんじゃないかなと思ったのです。
YouTube とかで動画をご覧になる時に、めちゃくちゃ編集早いと思いませんか?
毎日更新されるし、動画も喋ってるペースがテレビとかと見比べて欲しいんですけど、倍ぐらい早いんです。
YouTube の動画は間をカットしているのです。これをジャンプカットというのですが、情報の密度を高めたもの、情報の密度のことを勝手に、
インフォメーション・パー・タイム(information per time)IPTと名付けて、
こういうものがスマートフォンとかタブレットとか、タクシーの中とか、
電車中にもモニターがあって、ゆっくり腰を落ち着けて観る、あの”映像”
と移動しながら、いろんな環境で観る”動画”
そういう違いが生まれてるんじゃないかなって思ってます。」

「動画はフックを作んないといけないのです。
見せ場を最初に見せちゃう。それが大事です。」

心がけてる動画作りのポイントってありますか?

「2021年最新版でいくと、凄い重要なのが3つのCなんです。
『カテゴリ、コンテンツ、コンセプト』の3つのC
コンテンツとコンセプトの部分って、結構これまでの映像業界のクリエイターの方とかそっから入っちゃうじゃないですか。
でも、実は一番重要なのカテゴリーで、
今は動画のカテゴリがはっきりしていて、
例えば、モーニングルーティンなどを観る人は、
好きなタレントさんのだけじゃなくてそのルーティン系動画が大好きで、
ルーティン系動画を作れば観てもらえる可能性高まるんですね。
要は、形にちゃんとはめてくっていうことが、これまでの映像の時代よりも動画ずっと重要で、その形でみんなが検索しているから。
すみません。時間の都合上カテゴリーのみの紹介になっちゃうと思いますが、
この辺知りたかったら、私 Twitter やってますので、フォローして頂けると。」

本日のゲスト、明石ガクトさんでした。ありがとうございました。

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