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番組スタッフ
世間を驚愕させ続けている尼崎の連続殺人事件や、
いじめ問題、有効求人倍率が3年2カ月ぶりに悪化するなど、
明るいニュースをなかなか見かけない今日この頃。
そんななか、ちょっと気分が明るくなるようなランキングを見つけました。

皆さんは「世界平和度指数」という言葉をご存知でしょうか?

世界各国の殺人事件や受刑者数、戦争や内戦の有無、
兵器の輸出入量、国連介入度などなど、さまざまな要素を数値化し、
どれだけ安心して暮らせる国かを示したものです。

この「世界平和度指数」をもとに経済平和機構が発表した、
2012年度版「世界の平和な国ランキング」では、
158位中、日本は5位にランクイン。
アジア諸国のなかでは、断トツでトップという嬉しい結果になっています。

国別のTOP10は、以下の通り。
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1)アイスランド
2)デンマーク
2)ニュージーランド
4)カナダ
5)日本
6)オーストリア
6)アイルランド
8)スロベニア
9)フィンランド
10)スイス
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ちなみに、お隣の国・韓国は42位、アメリカ合衆国は88位、
中国は89位、北朝鮮は152位、ロシアは153位…とのこと。

確かに、世界から見た日本は、国連加盟国であり、
「戦争」という言葉も“遠い存在”の国です。
女性が夜道を一人で歩いても、
犯罪に巻き込まれる可能性は低いかもしれません。
しかし、不穏な空気を発し続ける国内のニュース、
そしてネット上での過激な論戦などを見ていると、
なぜか素直にうなずけない自分もいます。

世界保健機関(WHO)による2011年の統計によると、
日本の人口10万人あたりの自殺者数は、24.4人。
この数字は、「リトアニア」「韓国」「ロシア」「ベラルーシ」「ガイアナ」
「カザフスタン」「ハンガリー」に次ぎ、世界第8位なのだそうです。

つまり、“世界で5番目に平和な国”とされながら、
自ら命を経つ人の数は、世界で8番目なのです。
これは、とても悲しい現実だと私は思いました。
なぜ、こんな結果となってしまうのでしょうか?


その答えになりそうな意見を、
朝日新聞のシリーズ連載『いじめられている君へ』の中で見つけました。

●《いじめられている君へ》西原理恵子さん/8月4日朝日新聞

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いくら紛争地帯でも、年間3万人も死ぬことはそんなにありません。
でも、日本ではそれくらいの人々が自殺しています。
そう、この国は形を変えた戦場なんです。(抜粋)
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世界で5番目に平和な国でありながら、自殺者数が世界で第8位という日本。
このデータからは、「平和を愛する日本人像」とともに、
日本人のストレス指数がいかに高いかが垣間見えます。

しかし、この矛盾だらけの国を生き抜くことができるなら、
世界レベルで「ストレス耐性のある国民」といえるのかもしれません。


担当:梅木




(2012/10/31 UPDATE)
番組スタッフ
ここのところ、有名人が相次いで、Twitterを閉鎖、または休止させています。
今月だけでも、ドランクドラゴンの鈴木拓さん(12日)、トータルテンボスの藤田憲右さん(14日)、歌手のmisonoさん(28日に休止)、女優の仲里依紗さん(28日に閉鎖をほのめかした)の4人。
なぜ、こうした事態になってしまっているのでしょうか・・・
その原因を考える意味でも、1人ずつ閉鎖または休止にいたる経緯をみていきましょう。

ドランクドラゴンの鈴木さんがTwitterを閉鎖するきっかけとなったのは、「逃走中」という番組。決められた時間を逃げ切ると賞金がもらえるという内容なのですが、鈴木さんは制限時間内にリタイアすることで賞金の一部がもらえる“自首”を選択。130万円の賞金を手にした。
これはルールに則った行為なのですが、視聴者の反感を買い、「クズ人間」など容赦ない言葉が書き込まれ、ツイッターは炎上。その後、鈴木さんは謝罪ツイートを行ったものの、事態は収束せず、結局、ツイッターをやめてしまった。

トータルテンボスの藤田さんの閉鎖のきっかけも、鈴木さんと同じく、あるテレビ番組。「日10☆演芸パレード」という番組で、人気マンガを元ネタにした漫才を披露したところ、「パクリだろ」などとTwitterで批判の声が上がりました。
この批判に激怒した藤田さんは「自分勝手な理屈っぽい評論家気取りのお笑いフリークが多すぎる。あぁ気持ち悪ぃ!」と吐き捨て、その後、Twitterを閉鎖してしまいました。

そして、歌手のmisonoさん。休止のきっかけとされるのは、27日に発売された初写真集をめぐる“売名行為”とも受け取れる報道です。こうした報道について、misonoさんは「宣伝の為ではなく、祝いに来たのに?もし売れる為なら今までにも売りたい物はたくさんあったし、姉の力でさえも借りたくなくて利用しないでココまできたのに…それで売れても実力じゃないから消えるし、現に今も悔しいし、そこまでしたくもないし、人を利用したりもしない!」とツイート。『スポニチアネックス』は“売名行為”と受け取られることに疲れたようだ、と分析しています。
これ以外にも、『週刊女性』では、デートの目撃情報をTwitterユーザーがツイートしたとも報じており、目撃情報を書かれることへのストレスも無関係ではないように思います。

女優の仲里依紗さんは、閉鎖はしていないものの、閉鎖をほのめかすツイートをしています。原因は“”いろいろ言われること“に対するストレス。「Twitterで目撃情報とかあげていろいろ言われるのがすごくストレスだからTwitterやめよーかな。」とつぶやき、ツイッターを閉鎖することを考えていることを明かしています。

4人に共通するのは、言うまでもなく、“自らに関するネガティブな情報”です。
ネット上には確かに”ネガティブな情報”が溢れているような印象がありますが、Twitterを閉鎖するほどの量なのでしょうか。
『週刊ポスト』(2012年10月26日号)によると、ネットの書き込みネタの8割は愚痴や批判、悪口の類、つまり”ネガティブな情報”なんだそうです。
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ネット問題に詳しいインターネットユーザー協会の小寺信良代表理事が語る。
「ネットの書き込みネタは8割が愚痴や批判、悪口の類です。ユーザーはネットを欲求不満のはけ口にしているんです。そして多くの人間が困惑するのは、悪評や誹謗中傷を書いたのが誰か分からないからでしょう。書かれる自分は実名だが、書いた人間は匿名ということに悶々としてしまう。それを見て自分を直そうとする向上心のある人ならいいが、大半はそうではなく、書かれたことを気にして、ずっと検索し続けてしまうのです」
=====

これらをすべて目にすると考えると、閉鎖もやむを得ないような気がしてしまいます。

また、『週刊ポスト』(2012年10月26日号)で特集が組まれるなど注目されているネット用語に、「エゴサーチ」というものがあります。
これは、自分の名前をネットで検索して、自分に対する評判を確かめる行為のこと。

誰もが“ネガティブな情報”は目にしたくないもので、有名人もエゴサーチをしなければ、“ネガティブな情報”を目にすることはなかったはずです。
しかし、Twitterにはこうした状況を一変させる力があったようで、これまで目にすることのなかった“ネガティブな情報”を否応なしに目にすることを可能にしてしまいました。


一見、有名人と一般人の距離を縮めたような錯覚をもたらすTwitter。
しかし、そのやりとりをつぶさに見てみると、そのほとんどは愚痴や批判、悪口という現実。
両者の近づきすぎた距離は、メリットよりも遥かに大きなデメリットを生み出しただけのような気がします。

(Web担当:H)
(2012/10/30 UPDATE)
番組スタッフ
アマゾンのKindleが日本発売されたことにより、
盛り上がりを見せている電子書籍業界。
そんな中、別の意味で話題となっているのが、楽天の「Kobo touch」です。

10月26日、楽天は、消費者庁より「電子書籍のコンテンツ数」について、
「景品表示法上、不適切な部分があった」との指導を受けたと公式謝罪しました。

ことの発端は、「kobo Touch」のパンフレットなどに、
“日本語コンテンツは約3万冊”と表記していたこと。
しかし、電子書籍化の作業に時間がかり、
実際に商品として並べることが出来たのは1万9164冊。
このため、消費者庁から景品表示法に触れる疑いがあるとして指導を受けたようです。
ちなみに10月26日時点でのコンテンツ数は、約6万5000冊と改善されています。
(うち「青空文庫」約1万冊、ウィキペディア作家情報)

さらに、Kindleの発売を前に、
楽天は、なぜか一部の楽天カード会員の元へ「kobo Touch」を無料で進呈。
これにより、定価7980円の「kobo Touch」が、
インターネットオークションで叩き売り状態となり、
一気に「kobo Touch」の価格株価が大暴落する…という事態に突入しています。

その出来事に対し、Twitterユーザー達も・・・
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「kobo touchとは一体何ぞや!」
「Kobo は楽天オークションで売ってもらえればよかったのに。」
「これを売ってKindle購入の足しにしなさいという三木谷社長のご厚意。」
「電子書籍ってエコだと思ってたけど、全然エコじゃないですね。」

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・・・と困惑気味の様子。

今回の出来事が、“感謝の意を込めて…”という名目の在庫処分なのか、
それともデバイスを撒くことによって、Koboストアからの書籍購入を期待している
…ということなのか、楽天の真意はわかりませんが、Twitter上では
「Koboを売ってKindleを買う資金に…」という本末転倒な意見もチラホラ出ています。

いよいよ本格的に始まった電子書籍リーダー戦争。
Kindle vs Koboは、どちらに軍配があがるのでしょうか?
その境界線は、私にはわかりませんが、
つい、私が思い出してしまったのは、三木谷社長の好戦的な発言です。

販売初期の段階から、「使い方がわからない」「本が読めない」など、
多くのユーザーから不満が相次いだ「kobo Touch」。
そんななか、楽天の三木谷社長は、一般ユーザーから寄せられたTwitter上での批判に、
「正々堂々と実名でツイートされてはどうですか?」と返し、物議を醸していました。

初期の不具合は、どんな商品にもつきものですから、
その後の対応しだいで何とかなる訳ですが、
上から目線で意見を返してしまっては、ユーザーから好かれないのではないでしょうか。

最近でも、某ファッションサイトの社長が、
自社の送料に対して不満を言った女子高生に対し、Twitterで暴言をたたきつけ、
最終的に謝罪をする事態が起こっていました。
そんな時には、必ず多くのユーザーから、経営者の“品格”を問う声があがります。

ネット上での発言は、半永久的に、残ってしまいます。
特に有名人の言葉となれば、なおさら。
経営者個人の声が、ユーザーに届きやすくなった今、
電子書籍リーダーも含め、商品が売れるか売れないかは、
経営者の“人としての器”や“カリスマ性”も含めて、
売上に反映される時代になりつつあるのかもしれない…と感じた出来事でした


担当:梅木
(2012/10/29 UPDATE)
番組スタッフ
昨日、某テレビ局で「有名な名言を超える名言を考える」という趣旨の番組が放送されました。深夜番組として放送されていましたが、人気を博し、ゴールデンタイムへの昇格となったそうです。
自分のタイムライン上に友人の誰かが「いいね」あるいは「リツイート」した「名言・格言」が表示されるという経験。
SNSをやっている方なら一度はあると思います。
例えば今日の私のタイムライン上には、19万人がいいねと言っているFacebookページ「心に響く『魔法の言葉(名言)』集」から、長友佑都選手の素敵な言葉がシェアされてきました。

心を整えるために、言葉は非常に有効なツールになると思います。
しかし、上記のテレビ番組やFacebookページであるとか、「この名言にぐっときたらRT」や「名言bot」というTwitterの流行であるとか、最近やたらと「いい言葉」をありがたがる人が増えていると思うのは私だけでしょうか。

もちろん、「いい言葉」を自分の心の中で噛み締め、明日への活力にするというのは悪いことではありません。人の未来に希望を与えうる「言葉」というものは、何て素晴らしいのだろうと思う次第です。
私が少しイヤだなと思うのは、この言葉にお前も共感してくれ!と言わんばかりの「いい言葉」の押し売りです。
TwitterやFacebookでよく目にする「共感したらRT・シェア」はまさにそれだと思います。
上記のテレビ番組も会場にいる人がいかに共感したかを指数にするというものでした。
「いい言葉」を共有して、共感してもらって、意識のつながりを求める人がどうも増えているように思うのです。
書店に足を運んでも、以前より増して、「いい言葉」と集めた本が目立つようになりました。

震災以前からも、名言をありがたがる風潮はもちろんありましたが、東日本大震災を機にますます加速したと感じます。
震災後、未曾有の大災害に傷ついた私たちの心を癒すために、「マザー・テレサの名言から考える『今、自分にできること。』」というような過去の偉人の言葉をTwitterで拡散するという動きがありました。
震災後、自身の作品「生きる」が、再び注目されることになった詩人の谷川俊太郎さんは、「いい言葉」をありがたがる震災後の風潮についてこのように語っています。

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 震災後の世界で、詩がそれほど役に立つとは思っていない。詩は無駄なもの、役立たずの言葉。書き始めた頃から言語を疑い、詩を疑ってきた。震災後、みんなが言葉を求めていると聞いて意外。僕の作品を読んだ人が力づけられたと聞くと、うれしいですが。
 詩という言語のエネルギーは素粒子のそれのように微細。政治の力や経済の力と比べようがない。でも、素粒子がなければ、世界は成り立たない。詩を読んで人が心動かされるのは、言葉の持つ微少な力が繊細に働いているから。古典は長い年月をかけ、その微少な力で人間を変えてきた。
 宇宙を含めた全存在は、人類が言語を生み出す何億年も前からあった。我々はその言語以前のものを体内にちゃんと持っている。赤ん坊も恐竜も自然も言語以前の世界。詩を作る欲求とは言語以前のものに言語で触れたい、ということ。
 最初に浮かぶ2行は、完全に意識下から出てくる。それをパソコンのディスプレーで見てからは、読者と作者の立場を往復する。僕は詩でお金を稼いできた。でも、みんなが了解可能な叙情を出そうとはしていない。むしろ、微妙な毒やアンチを忍ばせてきた。だから、僕の詩はトイレには飾ってもらえない。
<朝日新聞:震災後 詩を信じる、疑う 吉増剛造と谷川俊太郎>
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未来が明るいなんて決して思えない超閉塞社会において、確かに言葉というものは、一縷の望みを抱くきっかけになりえる素晴らしい力を持っています。しかし、あまりにも「いい言葉」に即効性を求めすぎているように思えるのです。アクションの速いSNSではその流れが特に顕著です。
谷川さんが語るように、言葉とは無意味で、微細な力の積み重ねによって、「希望」や「変革」へといたるのではないでしょうか。

…とここまで書いておいて、私も谷川さんの「言葉は無意味」という言葉の虜になっているのではないかと感じ、少し自嘲しています。
それでも、私はトイレに「いい言葉」風の書が飾られている居酒屋に行くと、気分が悪くなる人間です。「僕の詩はトイレには飾ってもらえない」という谷川さんの言葉が、何だか強く心に残りました。

スタッフ:坂本
(2012/10/25 UPDATE)
番組スタッフ
先日、インターネットの記事を読んでいたところ、
ちょっと寂しくなるようなニュースを見つけてしまいました。

●米誌ニューズウィーク、紙媒体を廃止へ 約80年の歴史に幕/
10月 19日ウォールストリート・ジャーナル


記事によると、アメリカを代表する週刊誌「Newsweek」が
今年12月末をもって、紙での発行を廃止するのだそうです。
2013年初めからは、電子版に変わり「Newsweek Global」として、
世界共通の内容で配信するとのこと。

1933年創刊のニューズウィークは、全国紙が少ないアメリカで、
新聞と同様の役割を果たしていたといいます。
ライバル誌「TIME」とともに、アメリカの世論に影響を与えてきましたが、
広告収入の落ち込みで赤字が続き、ワシントン・ポストが2010年に売却。
その後、ニュースサイト「デイリービースト」と統合していました。

アメリカの老舗週刊誌が下した紙媒体の廃止という決定。
ニューズウィーク日本版」は、
今後も毎週水曜日に発行していくとのことですが、
電子書籍化の波に乗り、雑誌市場の売上低迷も叫ばれるなか、
こうした20世紀から続くメディアは、消えていく運命にあるのでしょうか?

さらに、紙媒体にさらなる追い打ちをかけるような、
こんな調査結果もありました。

●4割弱が幼児の子育てに新聞記事を活用 3割は非購読「ニュースはネット」/10月19日Benesseヘッドライン

通信教育、出版などの事業を行う「Benesse」が、
幼児を育てる保護者のサイトメンバーを対象に行った調査によると、
新聞記事を子育てに役立てる保護者は4割弱にとどまり、
3割が“新聞を読んでいない”という結果になったそうです。
その理由は、多くの人が「ニュースはネットで読むから」と答えたといいます。

“これも時代の波なのかなぁ…”と、ちょっと残念に感じていたところ、
衰退したメディアの新たな未来を予感させるニュースを見つけました。

●カセットテープが将来的に大容量ストレージの主流に返り咲く可能性/10月22日

IBMの専門家によれば、今やすっかり姿をみなくなったカセットテープが、
将来、頑丈で高密度なメディアとして返り咲く可能性があるというのです。

現在、データセンターなどで用いられているのは主にハードディスクですが、
磁気テープに特殊な磁性体を採用することで、
現行のテープと比較して約44倍、35テラバイトの
大容量カートリッジが開発されたのだそうです。
この磁気テープは、実際に2016年に建造が始まる
世界最大の望遠鏡でも使用される予定とのこと。

SNSやメールでの連絡手段が主流と化すなか、
iPadやスマホでは、手描きのアプリが多数登場し、
手描きの良さが再認識されているように、消えつつある文化でも、
形を変えて、新たな魅力が見出される時があります。


東京大学大学院総合文化研究科教授であり、
『脳を創る読書』の著者、脳科学者の酒井邦嘉さんは、
雑誌「ダ・ヴィンチ」のインタビューに、
電子書籍よりも、紙の本のほうが「手がかりが豊富にある」と話しています。

実は、脳はたくさんの特徴を頭の中に刻み込んでいるそうで、
例えば、ページの厚みや重さといった“余分だと思える情報”も
記憶を定着させるための大切な要素になるのだそうです。
逆を言えば、電子書籍になり、“余分な情報”が少なくなることで、
実は、記憶の手がかりを失っているという可能性があるそう。

物には、その特性だけでは語れない、「持ち味」や「良さ」が備わっていると思います。
デジカメが主流になり消えていったフィルム写真、
経営難で数が減りつつある銭湯…。
しかし、どちらも「持ち味」に魅了された人々に支持され、
トイカメラのアプリが生まれたり、ライブハウスやギャラリーとして使われたりと、
今もなお、新たな味を発信し続けています。


この先、新聞や雑誌といった紙のメディアが、
再び脚光を浴びるかどうかはわかりません。
しかし、紙のメディアに新たな生命が吹き込まれ、
生まれ変わった姿は、いつか絶対に、見てみたいと思うのです。


担当:梅木




(2012/10/24 UPDATE)
番組スタッフ
読売新聞が20日に、『出所後もネット上に犯罪歴…「終身刑のよう」』という見出しで報じたニュース。これが、いま、ネット上で物議をかもしています。

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「ネット社会でいったんレッテルを貼られたら社会復帰はできない。終身刑を言い渡されたようなもの」
2003年に詐欺などの容疑で逮捕され、懲役2年4月の判決を受けた東京都内の男性(40)はネット上に漂う犯罪歴に今も苦しめられている。
自分の名前をネットで検索すると犯歴を暴露するブログや掲示板が表示されることは、出所後すぐ気付いた。就職しようと十数社に履歴書を送ったが、全て断られた。「初めて人に会う時、どう見られているのか怖くて仕方ない」と話す。

削除を請け負う弁護士がいると知り、依頼したのは昨年7月。これまでに6件の掲示板やブログを削除してもらったが、「モグラたたき状態」という。
特に困るのがグーグルのサジェスト検索。名前だけならすぐにはたどり着かない暴露サイトが、「詐欺」という言葉がセットで検索されると、すぐ表示されてしまうからだ。
「犯した罪は重い。でも服役後もこんなに長い間、制裁を受け続けなければいけないのか」と嘆く男性は、「就職もできず再び犯罪に手を染めてしまう人もいるのではないか」と話す。
=====
※「読売新聞」(2012年10月20日)より抜粋

過去に罪を犯し、罪を償った男性が、ネット上に残り続ける犯罪歴に苦しみ続けている・・・
このニュースに対し、ネット上の意見は真っ二つ。
ひとつは、「自業自得とバッサリ斬り捨てる意見」。そしてもうひとつが、「何かしらの対策を講じた方がいいという冷静な意見」。

具体的には、以下のような意見がわたしの目には留まりました。

・自業自得。無事に社会復帰できるとでも思ってたのだろうか
・あたりまえだが元犯罪者は就職している人間のほうが再犯率が低いという統計もあるし、政策的に働ける場所を用意してやるべきだろうな。でないと再び犯罪を犯すかナマポになるかしか選択肢はなく、いずれにしても国全体にとってマイナスだ

こうしたネット上の意見を踏まえつつ、わたしは、「ネット上に犯罪歴が残り続けることの功罪」を考えてみることにしました。

まず、わたしが考えるメリットは、「犯罪抑止力」
1度でも罪を犯したら、人生は終わりという危機感から、犯罪自体が減る可能性は期待できます。
そして、デメリットは、「更生の機会を奪うこと」
今回のケースでも分かるとおり、ネットに犯罪歴が残り続けることで、社会復帰がしづらくなっており、これが出所後の再犯につながっている可能性も大いに考えられます。

『「犯罪抑止力」があったとしても、「更生の機会を奪うこと」で再犯は増える』。
これが現状、“ネット上に犯罪歴が残り続けること”が、社会に与える影響と推測できます。

理想は、『「犯罪抑止力」と「更生の機会」が共存できるシステムの構築』なのでしょうが、そんなことは可能なのでしょうか。
11日の読売新聞に、それを可能にするかもしれない、興味深い事例が紹介されていました。

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大阪府が今月施行した「子どもを性犯罪から守る条例」は、注目に値しよう。
18歳未満の子供への性犯罪歴を持つ出所者が府内に住む際、刑期終了から5年間、住所や服役した罪名などを府に届け出ることを義務付けた。届け出を怠れば過料を科す。全国で初の試みという。
届け出を促そうと、出所者の社会復帰支援策を盛り込んだのが、条例の特徴だ。ハローワークと連携し、就労の手助けをする。
臨床心理士が、性的衝動の抑制に効果があるというカウンセリング療法も施す。
刑務所では既に実施しているが、出所すると途絶えてしまうため、出所者に治療を継続させるのが目的だ。
居住地を把握されているという意識から、出所者が再犯に及ぶのを思いとどまる効果も期待できるのではないか。
=====
※「読売新聞」(2012年10月12日)より抜粋

「ネット上に残り続ける犯罪歴」は、罪を償った者にとっては、“インターネットの普及によって新たに生じた弊害”と言えるでしょう。
そして、それに追いつけず、何の対応もとれない国や自治体。
「罪を犯したのだから自業自得」と斬り捨てるのではなく、上記の大阪府の条例をサンプルケースに、新たな弊害への対策が今、求められているような気がします。

(Web担当:H)
(2012/10/23 UPDATE)
番組スタッフ
皆さんは、「ネット自警団」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉が使われ始めたのは2005年くらいからのようですが、
なぜか最近、ネットや雑誌の記事で、度々見かけるようになりました。

ネット自警団とは、読んで字のごとく“ネット上に出現する自警団”のこと。
SNSが普及してから数々の炎上事件が発生していますが、
そんな炎上事件の際に、激しい個人攻撃や個人情報の暴露を
率先して行なう人々のことです。

最近でも、あるお笑い芸人がテレビ番組の中で手にした
“高額な賞金”をめぐり、Twitterが炎上。
その芸人さんもしばらくは応戦していましたが、
ついにはアカウントを削除するまでの事態になってしまいました。

また、滋賀県大津市のいじめ自殺事件の際には、
事件と無関係な人の個人情報を晒して誹謗中傷してしまう“誤爆”が勃発。
滋賀県警が名誉毀損の疑いで、“ネット自警団”と見られる男性2人を
書類送検しています。

そんな個人的な「正義感」を持ち、様々な「懲罰行為」に及ぶ
“ネット自警団”を何となく調べていたところ、
一つの疑問が湧き上がりました。

他人に攻撃を繰り返している人々の先には、
現実世界を生きる一人の人間がいるはず…。
ならば、PCの前でキーボードを叩く一個人は、
現実の世界でも攻撃的な人なのか?という疑問です。

そこで、再びネット上を徘徊してみたところ、
興味深い調査結果を発見しました。
アメリカの半導体メーカー「インテル」が、
今年3月から8月にかけてオンライン上で調査した、
諸外国の「携帯電話・インターネットの利用傾向とマナーに関する報告」です。

調査は、日本・アメリカ・中国・フランス・オーストラリア・
インド・インドネシア・ブラジルという8か国の
成人7087人、ティーンエイジャー1787人から回答を得たもので、
そのうち、日本人が最も『実生活と別の「ネット人格」を持っている』という
調査結果が出ていました。

調査結果は、以下のとおり。
++++++++++++++++++++++++++
Q:「実世界とは別の「ネット人格」を持っている」
(※回答はYESと答えた人の割合/大人の調査結果のみ抜粋)

日本…55%
中国…46%
インド…45%
インドネシア…40%
ブラジル…33%
フランス…28%
アメリカ…27%
オーストラリア…23%

++++++++++++++++++++++++++

もちろん全ての「ネット人格」が暴力性を秘めているとは思いませんが、
少なくとも、日本では“ネット自警団”が活躍していることと、
そして、日本人の“リアルとネットの人格”が乖離していることは、
何かしらの関連があるように思えてなりません。

また、この調査結果を見る限りでは、
国ごとのインターネット上での実名主義・匿名主義の違いが、
表れているようにも思います。

そこで考えてしまうのが、
ネット上での「実名性」が必要な社会になりつつあるのでは? 
という問題です。


実際に、2010年から始まったインターネットカフェでの匿名性の規制や、
FacebookやGoogle+など実名主義のSNSの台頭からもわかるように、
ネットの世界では、現在、匿名性のものが失くなりつつあります。

とはいえ、ネット社会が「実名性」であるべきか否か? という境界線は、
やはり「実名ではなく、匿名性であるべき」だと私は思います。

ネットを実名主義にすることで、犯罪の抑止力になるとの見方もあります。
そして、「相手が悪いことをしたから、罰してしまえ!」…という、
“ネット自警団のリンチ”も、少なくなると予想できます。

しかし、本来のインターネットは、縦社会の日本で、
気軽に横に繋がっていける、自由な発言の場であるはず。
ネットが「匿名」であり続けるためには、
私たち日本人の民度が、試されているのかもしれません。


担当:梅木
(2012/10/22 UPDATE)
番組スタッフ
皆さんは朝起きて、一番にすることは何ですか?

私は恥ずかしながら、スマホをいじります。
メール確認等もそうですが、仕事の連絡が来ることも多々あるので、Facebookを確認しています。
仕事の連絡の有無を確認した後は、友人の投稿に”一応”目を通し、そのままFacebook上でニュースを見て、布団から出る…という流れになっています。

Facebookにはじまったことではありませんが、仕事中でも、食事中でも、友人といるときでも、SNSを確認するという人はかなりいるのではないでしょうか。私の周りにも、食事中にもかかわらず、スマホでFacebookのタイムラインをチェックし、その場にいる人を勝手にタグ付けして投稿して、その投稿のリアクションをイチイチ気にするという人がいます。しかも複数名。

SNS疲れに陥り、SNS上のコミュニケーションに辟易しながら、それでもSNSがないと生きて行けないという人は多いのかもしれません。SNS依存症とよばれる新たな病気なのかと思いましたが、決して異常ではなく、むしろこういったSNSを見たくて仕方がないという衝動はむしろ正常なのかもしれません。ある研究結果を知り、私はそう思いました。

その研究はというと…
シカゴ大学のウィルヘルム・ホフマン准教授(行動科学)は、ドイツで18歳から85歳までの205名の被験者を対象に、日常的な欲求と、それを抑える際の難易度についての調査を行いました。
それによると、Facebookをチェックやメールをチェックするという欲求を抑えることは、セックスしたいという欲求を抑えるよりも難しいという結果が出たのです。
具体的には以下のような過程で調査が行われました。

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各被験者は「BlackBerry」の携帯電話を渡され、寝る、食べる、セックスをする、タバコを吸う、飲み物を摂る、インターネットを使うなど、特定の欲望を持ったかどうかを30分ごとに研究者に知らせるよう求められた。

最も多く報告された欲望は食べることで、寝ることとノンアルコール飲料を飲むことがその後に続いた。第4位は何らかのメディアを利用することで、報告されたすべての欲求の8.1%を占めた。セックスをしたいという欲求は、はるかに低い第9位だった。

最も多く報告されたメディアの利用形態は、テレビを見ることとインターネットを使うことだった。「インターネットを使う」という活動についてさらに具体的に見ると、被験者の71%が電子メールをチェックしたいという衝動に駆られ、65%がFacebookや「Twitter」などのソーシャルメディアを利用したいという欲求に駆られたという。


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SNSにおいて、些細なことでストレスを感じしまいがちですが、性欲よりも勝る衝動・欲望のひとつだと捉えれば、何かとSNSを気にする人に嫌悪感を感じたり、「SNS疲れ」や「SNS依存症」など、SNSについて、何かと難しいことを考える必要もないのでは、と私は思いました。性欲に勝るものならしょうがない…と。

しかし、それと同時に、セックスしたいという衝動より、バーチャルなつながりが気になるという衝動に、異常さを感じます。何でも社会のせいにするのは良くないとは思いますが、それだけリアルがおもしろくないと感じさせてしまう世の中なのでしょうか…。

また、アメリカの調査会社「Hall and Partners」が、1カ月に1回以上ネットへのアクセスがある18歳から34歳の男性、500人以上を対象にした調査では、インターネットをするよりセックスがしたい、と答えた人は74%だったそうです。この数字を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは、人それぞれだと思いますが、私は少ないと感じました。

日本では「リア充爆発しろ」なんていうネット用語もあります。Facebookはまさに、いかに自分がリア充かをひけらかす場所です。
こういった調査結果に虚しさを感じてしまうと、やはりリアルが充実してナンボだな…そう思います。


スタッフ:坂本
(2012/10/18 UPDATE)
番組スタッフ
今月10日、世田谷区で起きた殺人・立てこもり事件。
容疑者と見られる元警視が、向かいに住む被害者を日本刀で切りつけるという
凄惨な事件に衝撃を受けた方も多いかと思います。
そんななか、私が思わずハッとさせられたのは、容疑者の「86歳」という年齢でした。

現在、高齢化社会に向けて年金や介護など福祉の充実が叫ばれるなかで、
実は、高齢者による凶悪犯罪が増えているのだそうです。
内閣府の発表によると、暴行・傷害などで検挙された65歳以上の高齢者は
十数年前に比べて約20倍に増加しているとのこと。

そして最近のニュースを見ても・・・

●今年6月には東京都世田谷区で、80歳の男性が
「布団をたたく音がうるさい。ほこりがくる」と近隣女性と口論になり、
一緒にいた20代男性を包丁で刺したとして殺人未遂の現行犯で逮捕。

●4月には、北海道釧路市で、75歳の女性が、
同じビル清掃をする女性を殺害し殺人容疑で逮捕。

●3月には、宮崎県宮崎市で、86歳の男性が、
自転車マナーを注意されたことに腹を立て、
鎌で男性会社員を切りつけ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕。

・・・などなど、コミュニケーション不足から起こるトラブルが特に多いように思います。
その原因は何なのでしょうか?

すぐキレる孤独な老人の生態を描いた『暴走老人!』の著書、藤原智美氏は、
現代の高齢者との接し方について、「日刊SPA!」のインタビューにて、
こう答えていました。

+++++++++++++++++++++++++++++++
「とにかく今の老人は人間関係が希薄。
社会的にも孤立しており、話し相手が近所のスナック常連だけといった人が
腐るほどいます。下の世代としては、交友関係を広げてあげるよう
手助けしていくことが必要です」
+++++++++++++++++++++++++++++++

核家族化が進むなか、孤独を抱えているという高齢者たち。
彼らを支えるには、どうしたらいいんでしょうか?

そんな事を考えながらネット上を徘徊していたところ、
高齢化社会の“一つの希望”となるような記事を発見しました。

●「野に放たれたらおじいちゃん」フェイスブックで退職者の自信回復/AERA 2012年10月15日号

記事によると、孤独な高齢者が増えつつある今、改めて注目を集めているのが、
会員数10億人を突破した、あの「フェイスブック」なんだそうです。

部署の平均年齢が50代半ばというアサヒビール流通部では、
外部講師を招いて部独自のフェイスブック講座をスタート。
講座を企画した松浦端担当副部長は・・・
「得意先との関係を深めるビジネスツールとしてはもちろん、
退職後の安否確認ツールとしても有効と考えています。
社員たちの中には、『野に放たれたらただのおじいちゃんになってしまう』と
退職後に不安を抱く者もいる。友達とつながれば、自信も持てると思います」とのこと。

確かに、私自身の周りでも、「ツイッターを使うようになってから、
遠く離れた親戚と頻繁に連絡を撮り合うようになった」とか、
「同級生とフェイスブックで30年ぶりに再会した」といった話を
耳にする機会が増えました。

また、総務省発表の「平成23年版 情報通信白書」によると、
70歳以上の高齢者層のインターネット利用率は、
前年より6.3ポイント増加しているとのこと。

高齢化社会を何とかしなければ…とはいえ、
働き盛りの30代〜40代は、仕事や家庭が忙しく、
親に毎月の仕送りをするので精一杯…という現状もあります。

そんななか、家に居ながらにして家族や知人と「会話」できたり、
過去のつながりを取り戻せるソーシャルメディアは、
これからの高齢者社会を支えてくれるのかもしれない、と思いました。

担当:梅木

(2012/10/17 UPDATE)
番組スタッフ
「企業にとって、利用者は二の次なのか?」
そんな疑問を抱かせるような騒動が、今月に入って、ネット上で立て続けに起こっています。


まずは、10月1日に突如として、店舗のレジカウンターから消えた、「マクドナルドのメニュー表」をめぐる騒動。
これまで、マクドナルドのレジカウンターには、すべてのメニューが書かれたメニュー表が置かれ、お客はそれを見ながら注文をしていました。
ところが、10月1日以降は、レジカウンターからメニュー表が消えたため、お客は、メニューの一部しか載っていない店内に張られたポスターやレジの上に設置されたメニューボードを見て、注文するかたちへの変更を余儀なくされました。
この突然のサービス変更に、ネット上には戸惑いの声が多数あがっているようです。

また、気になるサービス変更の理由については、「J-CASTニュース」が、「お客様の並んで待つ時間のストレスを減らしたい。ゆくゆくは、列に並んでいる間にメニューボードや通路のポスターで注文を考えることに慣れていただければ」という広報担当の声を紹介しつつ、日本マクドナルドの原田社長は以前から「レジが30秒短縮されれば、売り上げが5%伸びる」と発言していて、今回の変更もレジで選択に悩む人を減らすことで、待ち時間の短縮を狙っているよう、と分析しています。

そして、もうひとつの騒動が、コンビニでお酒やタバコを購入する際に、店員さんから押すように促される「成人確認ボタン」をめぐるもの。
この「成人確認ボタン」に関する、“ある有名人”の発言が今、ネット上で物議をかもしているようです。
=====
東京MXテレビ番組「ニッポン☆ダンディ」木曜日レギュラーの梅沢(富美男)さんが、12年10月11日放送の「言わせろ!ダンディ」コーナーでキレた。
公演先でのこと、仕事が深夜に及んだため近くのコンビニに行ってお弁当などを買ったところ、レジの若い店員の女性に「年齢確認お願いします」といわれた。
タッチパネルに表示された「20歳以上ですか?」の「YES」か「NO」かを押すように促された梅沢さんは、「本気なのか?」と驚いたが、店員は押してくださいと続けたため、怒りが込み上げてきた。店長らしき人も登場してちょっとした騒ぎになった。
梅沢さんは番組で机をバンと叩き、「オレが19に見えるわけねぇだろ!60過ぎているジジィを捉まえて、押せとはなんだコラ!!!」と激怒した。

成人かどうかの確認ボタンは、11年12月頃から店舗のレジのタッチパネルに表示されるようになった。しかし、20歳以上だとはっきり分かる客に対しボタンを押させるのは店員も店側も悪い。せめて20歳以上と分かる客に対しては、店員自らがボタンを押してあげるべきだと梅沢さんは主張した。
=====
※「J-CASTニュース」(2012/10/14)より抜粋

この発言に対しネット上では、「そのくらい我慢しよう」など、梅沢さんの発言を諌めるような書き込みが大多数を占めるだけでなく、この発言に対する反論記事(成人確認ボタンにキレてる人に告ぐ)を掲載したブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議」のURLがTwitter上で繰り返しリツイートされ、多くの人から“正論”だという評価をうけています。
=====
以前は、口頭で確認してましたから、梅沢さんのように一目で分かる方には聞きませんでしたよ。だけどね、トラブルが尽きないんですよ。未成年でタバコを吸うような人ですからね、かなり暴力的な態度を取る人がいるんですよ。
それを、年端もいかない高校生のバイトとかに、口頭で確認させることが徹底できますか?出来ないんですよ。しかし、出来ないと売った側が罰せられるんですよ。ただのアルバイトが罰せられるんですよ!
だから、タッチパネルで対応することにしたんですよ。年齢確認を買った本人にさせることが、一番スマートなんですよ。

=====
※「とあるコンビニオーナーの経営談議」より抜粋

「小さなストレスは感じるが、そのストレスも許容範囲で難癖をつけるほどではない」。
これが、2つの騒動に対する、わたしの率直な感想です。しかし、喉の奥に引っかかったような“かすかな違和感”はたしかに存在します。
それは、企業側が小さなストレスを利用者に強いることに対する違和感です。
少し我慢すれば済むことはわかってはいるのですが、これはぬぐい去れずにいます。

利用者にストレスを強いる理由は、それぞれ、マクドナルドは売上げを伸ばすため、コンビニはトラブル回避のため。これらが企業にとって重要なのは、言うまでもありません。
しかし、それ以上に重要なのは、“利用者の利便性の追求”なのではないでしょうか。
今後、マクドナルドとコンビニが、物議をかもしたシステムを、利用者の利便性を重視したシステムへと変更することを切に願っています。

(Web担当:H)
(2012/10/16 UPDATE)
番組スタッフ
4月1日のエイプリルフールはまだまだ先のはずですが…
世界では、あまりにも突っ込みどころ満載の出来事が起こっています。

イギリスやアメリカなど各国に拠点を持つ動物愛護団体
「PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)」が、
任天堂のゲームソフト「ポケットモンスター(通称「ポケモン」)」について、
「ポケモンは人間に虐待されている」「ポケモンを解放しよう」という
抗議キャンペーンを展開しているのです。

この声明は、ニンテンドーDSのソフト
「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」の
北米・欧州・豪州発売に合わせて発表されたもの。

ちなみに『ポケットモンスター』シリーズは、
「ポケットモンスター」という不思議な生き物が生息する世界で、
ポケモンを自らのパートナーとしてポケモン同士のバトルを行う
「ポケモントレーナー」たちの冒険を描いた物語。
そして皮肉にも「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」は、
悪の組織・プラズマ団からポケモンたちの解放を目指すストーリーです。

しかし同団体は、「ポケモンは、現実世界と同様に、
ポケモンを人間の娯楽や実験のために“物”として扱っている」と、
かなり独自の解釈をしています。

さらに、このキャンペーンの一貫として、
ポケモンがトレーナーを倒す“ニセポケモン”ゲームまで作り、
団体の公式サイト上にて公開。

こんな“言いがかり”とも言える主張に対し、日本のネット民は・・・
++++++++++++++++++++++++++
何と言っていいのか・・・
斬新。
だから現実と妄想の区別はつけろと、あれほど…。
そもそも架空のモンスターは動物なの?
そんな暇あるなら現実に生きている動物を助ければいいのに。
++++++++++++++++++++++++++
…と、面白がりながらも困惑している様子。
また、海外のポケモンファン達の反応はというと・・・
++++++++++++++++++++++++++
LOL(超ウケる!)
PETAの人達は、ポケモンをやったことがないようだ…
このゲーム、悲しくなる…
これ、冗談だよね…?
なんだよ!マリオだけじゃ飽きたらなかったか!!
++++++++++++++++++++++++++
・・・などなど、日本のネット民と似たような反応を見せていました。

世界から一斉にツッコミが入った珍ニュース。
ちなみにPETAは、昨年11月にも「スーパーマリオ3Dランド」に登場する
“タヌキマリオ”について、“毛皮を着ている”として抗議したことがあります。

私が、このニュースを知って感じたのは、
日本のキャラクターが、日本人が思う以上に世界に浸透し、
その影響力が認められている…ということです。

まさかPETAの人だって、
本気でポケモンが虐待されている!と叫んでいるわけではないでしょう。
むしろ、たくさんの人に“PETAがおかしな事を訴えている”と
話題にしてもらうことで、彼らの活動内容などが伝搬され、
宣伝効果が見込めると踏んだのだと思います。

とはいえ、ポケモンのキャラクターを勝手に使用し、
「アンチポケモン」ゲームまで作ってしまったことは、
動物愛護団体のキャンペーンといえども、ちょっとやりすぎな気がします。

理由の1つは、知的財産権の侵害にあたる可能性があること。
そして単純に、子供の純粋な夢を壊していること。

著作権を所有する任天堂株式会社や株式会社ポケモンが、
今回の出来事についてどのような対応をするかはわかりませんが、
本家そっくりのバトルや会話シーンがある“ニセポケモン”ゲームは、
ゲーム中にゲットした宝箱を開けると、動物の屠殺シーンを含む
PETAの実写コマーシャル映像が流れます。

動物愛護団体が主張する「ポケモンが虐待だ」という抗議。
これが正しい抗議かどうかはともかく、
日本の知的財産権を侵害しているという点では、
越えてはならない境界線を越えてしまったな…と思う出来事でした。

担当:梅木
(2012/10/15 UPDATE)
番組スタッフ
今日で東日本大震災から1年と7ヶ月です。
周囲を見ていても、非・被災地の人が被災地復興にはせる思いは日に日に薄れつつあるという印象を受ける中、緊迫状態にある日中関係が、意外な形で被災地に影響しているというニュースがありました。

*******************
仙台市の奥山恵美子市長は10日、東日本大震災の復興シンボルとして、パンダを中国から八木山動物公園(同市太白区)に誘致する計画について「中国との意見交換は足踏み状態」と記者会見で述べ、交渉が進んでいないことを明らかにした。 奥山市長は尖閣諸島をめぐる日中間の摩擦が背景にあると指摘し「政府間でしっかり交渉し、自治体も交流できるようにしてほしい」と話した。 市の担当者によると、市幹部が中国の担当部局を表敬訪問したり、大手芸能事務所が設立した「マーチングJ財団」が資金支援を表明したりしているが、中国側の反応がないという。
<東京新聞:パンダ誘致「足踏み状態」 日中摩擦背景と仙台市長>
*******************

被災地の復興シンボルとして、パンダを仙台市に誘致するということに対し、以前から異論はありました。
パンダは復興のためにならない、仙台市民はそんなこと望んでいないという声です。
パンダ誘致に中国がノーリアクションという今回のニュースに対しても、「シンボルはいいから、中身の復興を考えろ」という否定的な声が目立ちます。
仙台市はHPでパンダを誘致することの経済効果、某芸能事務所が集めた募金は使わないことなどを説明していますが、「復興シンボル」などに頼らず、「復興の中身」をあらためて真剣に考えなければならない時期のように思われます。

どうも最近、復興シンボルという言葉がインフレを起こしているように思えますが…
それはさておいて、地道な復興を!と仙台市が非難されている中、物議をかもしているのが、東日本大震災の復興予算が被災地と無関係な事業で使われていたことです。

*******************
東日本大震災の復興予算が被災地の再建と無関係な事業に使われている問題で、沖縄県内の国道整備事業に総額約三十三億九千万円が復興予算から支出されていたことが本紙の取材で分かった。事業箇所は七十四カ所に上り、内閣府は二〇一三年度予算でも約七億六千万円を概算要求している。復興と直接関係ない沖縄の道路整備に多額の予算がつぎ込まれた実態が明らかになった。
<東京新聞:復興予算 沖縄国道に総額34億円>
*******************

東日本大震災では、普段は熊や狸しか通らないような高速道路が物資運搬のため非常に役に立ったと聞きます。地震大国・日本には、道路というインフラは欠かせない存在です。
藤村修官房長官は、被災地以外で復興予算が使用されていることについて「全国防災事業に復興財源を充てることは国民の理解をいただいている」と説明しましたが、官房長官の意見を鵜呑みにするならば、沖縄に復興予算が使われることは、かなり苦しいですが、百歩以上譲って理解することは可能です。

しかし、私が何よりも解せないのは、「南極海での調査船を狙う反捕鯨団体の妨害活動への対策費」です。
これには23億円があてられています。
水産庁の言い分としては、「宮城県石巻市に捕鯨基地があるから」だそうです。
私はクジラに対して何の思入れもありませんが、無性に怒りがこみ上げてきました。
放射性物質の流出などで、被災地の漁業が危機的状況にあるのは周知の事実です。
反捕鯨団体の妨害活動対策よりも優先すべきことは明らかです。


何のための税金だ、増税だ?…と言うつもりはありません。
ただただ、復興のための優先順位を理解して欲しいと願うばかりです。
被災地に思いを馳せることだけでは、復興を前進させません。
やはり、国・政府という大きなものが、直接、介入しなければならないのです。
今の政権がアテにならない以上、パンダや一本松のような復興シンボルに向かって前進するしかないのでしょうか…
だとしたらあまりにも悲しすぎると私は思います。
被災地の人が疑問に思うような「復興シンボル」が叛乱する前に、
誰もが納得できる優先順位で、復興への駒を進めて欲しいものです。


スタッフ:坂本
(2012/10/11 UPDATE)
番組スタッフ
最近、よく見かけるようになった、「TSUTAYA独占の限定レンタル商品」。
これをめぐる、“ある問題”が、先週の土曜(6日)、大手新聞各紙などによって報じられました。


■「スパイダーマン独占おかしい」レンタル業者仮処分申請
=====
大ヒット映画のレンタルを業界最大手にしか認めないのはおかしい――。映画「アメイジング・スパイダーマン」をめぐり、中小のレンタル業者14社が5日、DVDなどの発売元「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」(SPE)を相手取り、レンタルを認めるよう求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
14社は、関東や東北、九州などで計92店舗を営業している。申立書などによると、SPEは8月、入札でレンタルの契約先を最大手の「TSUTAYA」を展開する会社に決定。他の業者にはレンタルを認めない内容で近く契約する見込みといい、「今回のような大作で独占契約を結ぶのは前代未聞。今までの慣習通り、どの会社にもレンタルをする権利があるはずだ」と主張している。
映画は6月から全国公開され、約30億円の興行収入を挙げている。DVDとブルーレイは11月中旬に発売予定。レンタル開始時期は明らかになっていないが、通常は映画の公開から4カ月〜半年後という。
=====
※「朝日新聞デジタル」(2012年10月6日)より抜粋

少しわかりにくいので要約しますと・・・
DVDの発売元である、ソニー・ピクチャーズが近く、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブと、「アメイジング・スパイダーマン」など4作品のレンタル契約を結ぶ可能性がある。(まだ契約成立していない)⇒契約が成立した場合、他の業者にはこの4作品のレンタルを認めない。⇒つまり、TSUTAYA以外のレンタル店は、とくに集客が期待できる「アメイジング・スパイダーマン」を店頭に並べることができない。⇒「それは不公平だ」と全国のレンタル店が主張し、商品の販売を求める仮処分を申請。
ということのようです。

このニュースに対し、ネット上にはTSUTAYAを非難する声が多数、書き込まれています。
・近くにTSUTAYAがなかったら見れないってことやね。あかんわ、そんなん。
・TSUTAYA独占って、普通に客も迷惑だろw
・このやり方は正直どうかと思う。「キックアス」なんかも実は、TSUTAYA独占なんだけど、今回は作品の規模が違うからね。業界のパイを食っていくのは仕方ないとして、小さくしてくやり方は、回りまわって自分たちの首を締めると思うけどな。

このニュースを見て、わたしがまず気になったのが、『TSUTAYA独占』のレンタル商品が、今どれぐらい出ているのか、ということです。
早速、ツタヤの宅配レンタル「TSUTAYA DISCAS」のHPで、『TSUTAYA独占』と検索してみると、DVDだけでも98タイトルがこれに該当。
「アメイジング・スパイダーマン」のような大ヒット作は入っていないものの、「キックアス」など小規模公開ながらカルト的人気のある作品は、このなかに含まれていました。

そして、もうひとつ気になったのが、TSUTAYAがなぜ、これまで独占契約は避けてきた大ヒット作にまで手を伸ばしたのか、ということ。
「NHK NEWSWEB」によると、その背景には国内のレンタルビデオ市場の厳しい現状があるようなんです。
=====
レンタルビデオ市場は、ここ数年、大きく縮小する傾向にあります。映像ソフト会社などでつくる「日本映像ソフト協会」が平成17年から行っている調査によりますと、国内のレンタルビデオ店のレンタル売り上げの推計総額は、平成19年の3604億円をピークに減り続けていて、去年は、ピーク時のおよそ7割の2542億円となっています。
日本映像ソフト協会の許諾を受けたレンタルビデオ店の数も、平成17年6月の時点で7923店舗ありましたが、ことし6月には、5077店舗にまで減りました。
こうしたなか、レンタルビデオ店では、レンタル料の値引き競争が激化しているほか、インターネットの動画サイトで映画の有料配信が始まるなど、消費者の視聴のスタイルも多様化し、レンタルビデオ店の経営を巡る環境は年々厳しくなっています。
=====
※「NHK NEWSWEB」(2012年10月5日)より抜粋

わたしは、レンタル店の存在意義を、リアル書店と同じく、「知らない作品との偶然の出会いを与えてくれること」だと信じ、これまで利用し続け、動画配信サービスの登場以降も変わらず、レンタル店を利用し続けています。
だからこそ、わたしは、レンタル店には生き残ってほしいと、切に願っているのです。

しかし、もし、今回の独占契約が成立した場合はどうでしょう。わたしは、さらなる「レンタル店離れ」が起こるような気がしてなりません。
TSUTAYA以外のレンタル店に行ったら、観たい映画のDVDが置いていなかった。⇒すると、レンタル店への足が遠のく。⇒最終的には、今以上にレンタル店離れを引き起こす。
こうした事態になるのでは、と思っています。

そうならないためにも、足を引っ張り合うのではなく、業界全体で生き残り策を探ること。
それが今やるべきことのような気がします。

(web担当:H)
(2012/10/9 UPDATE)
番組スタッフ
他の友だちと遊びに出かけたらシカトされた…
悪口をメールで回された…
クラス替えの後から、メールの返事が来なくなった…

実はコレ、子供を持つ母親同士、いわゆる“ママ友”の間で起こっているトラブルの一例です。
そんな“ママ友”間のトラブルが、いかに多いかを物語る、
ちょっと恐ろしい記事を見つけてしまいました。

●異例! 都内の小学校で「ママ友」会合禁止令/「AERA」2012年10月15日号
その記事によると、都内のある公立小学校の入学式で、
「保護者間交流に関するお願い」と記された通知が配られたそうです。
そこに書かれていたのは、
「学校外での有志による保護者サークル等の開催について自粛をお願いします」
つまり、保護者の間、特に母親同士の会合を禁止する「ママ友会禁止令」です。

このほかにも通知では、ママ友同士のトラブルにつながりがちな
「学校への子どもの送迎」や、「フェイスブックなどのSNSの利用」、
「友だちの志望校を学校に問い合わせること」「メールアドレスの交換」なども自粛を促し、
保護者間の連絡は、学校の連絡先名簿を利用するように、としています。

その通知を出した理由は、
過去に、教師や児童に対する誹謗中傷をSNSサイト上に名指しで書き込み、
嫌がらせの電話などをして、児童を転校に追い込んだ保護者がいたこと。
また、私立中学校に合格した子の親になりすまし、
入学辞退の電話を中学校にかけた保護者がいたことなどが、
この「ママ友会禁止令」のキッカケになったようです。

この異例の禁止令に対し、ネット上ではたくさんの驚きの声があがっています。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「禁止なんて…と思ったら、親が怖いよ〜!」
「みんながそうじゃないんだろうけど、今時の親にも学校にも唖然。」
「何だか悲しいですね。学校の問題というより、個人の問題な気が」
「親が子供のことに でしゃばり過ぎるからこうなるんじゃないの?」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++

そんな驚きの声の中に、実際のママ友体験談もチラホラありました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「そんな話したことないママ友に 名義貸してと言われた時は
抱っこしてた娘を落としそうになったな」
「ママ友とのSNSとか三年やってきたけど疲れるし、
子ども絡みって嫉妬も厄介で 出来ればメールアドレス交換も嫌だ。」
「ママ友が自宅に、毎日勝手に遊びに来て困ってます。」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

今回、「ママ友会禁止令」の記事をキッカケにネット上を徘徊してみて私が感じたことは、
意外にも、ママ友同士のトラブルが多発し、増加しつつあるということ。
現に、ママ友同士のトラブルを避けるため、
保護者の交流を禁止している幼稚園は、既にいくつかあるようです。

果たして、今回学校側がとった“保護者間の交流自粛”は、
やりすぎなんでしょうか? それとも正しい判断なのでしょうか?
その境界線は、行き過ぎ感はあるものの、
意外と正しい判断なんじゃないかなぁと私は思いました。

というのも、ママ友抗争の先で犠牲になるのは、子供達です。
子供同士は仲が良くても、ママ友同士の確執により、
結果として“あの子とは遊んじゃいけません”となったり、
子供同士のいじめに発展してしまった事例も、ネット上の相談サイトでいくつか見かけました。


そして、そんな保護者同士の諍いによって、
子供達に問題が起こる事態は避けたい…と、学校側が考えるのもわかります。

もちろん、ほとんどのお母さんが、楽しいママ友ライフを送っているとは思いますが、
子供を守る側の保護者が、子供にとって悪影響を及ぼす存在になる事態は、
何というか…、ありえない社会になりつつある気がします。


ちなみに、NEVERのまとめサイトに、
『8つのコツで”ママ友”と上手に付き合う!』という記事がありましたのでご紹介します。

1)ウワサ話はほどほどに!
2)人の「しつけ」を批判したり、自分の育児法を押しつけない
3)他人の家庭のプライバシーにクビを突っ込まない
4)遊びも食事もかかった費用は割り勘で
5)子ども同士を競わせない
6)派閥争いに荷担しない
7)ママ友の輪が悪徳商法の温床になることもあり
8)気の合わない人と無理してまで付き合わなくてもいい

これらのコツは、人間関係の基本と言えなくもないですが、
それすらも見失ってしまうほど、ママ友の世界は恐ろしいところなのかも知れません。

担当:梅木
(2012/10/8 UPDATE)
番組スタッフ
日本が抱える大きな問題の一つ、新型輸送機オスプレイの配備。今日、沖縄の普天間基地に配備された同機が初めて飛行しました。
反対運動が日に日に高まりつつあるオスプレイに関して、こんなニュースがありました。

***********************
沖縄平和運動センターのメンバーら約20人が2日、普天間飛行場南側の森川公園でたこを揚げて抗議した。オスプレイが普天間に着陸する直前には大謝名からも揚がった。野嵩ゲートで座り込んだ人は「もっとたこや風船を揚げ続けるための募金を集めよう」と呼び掛け、約130人から約7万円が集まった。山城博治事務局長は「県民が本気になれば、オスプレイを止められる」とたこ揚げや風船掲揚を広く呼び掛ける考えだ。
<沖縄タイムス>
***********************

凧を揚げることにより、航空機への抗議を行う…頭の中で整理するのに少々、時間を要しますが、ネット掲示板では「本来の目的を忘れてるな。 安全な生活が欲しかったんじゃないのか」など、抗議の手段に疑問の声が相次いで寄せられているそうです。
実際に元記事には(撮り方の妙かもしれませんが)オスプレイとほぼ同じ高さで、浮遊する凧の写真も掲載されています。

一方、この凧揚げ抗議に対し、森本防衛大臣は航空法上のぞましくないとの認識を示しています。
航空法はさておき、凧が原因で万が一、事故にいたるという危険はないのか。
調べてみましたらば、空に揚がっていた凧による航空事故が今から3年前にありました。お隣韓国で。


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27日午後0時50分ごろ、仁川市延寿区(インチョンシ・ヨンスグ)の松島(ソンド)国際都市で開かれている「仁川世界都市祭典」イベント会場で、2人乗り軽飛行機1機が墜落した。この事故で飛行機の操縦士が重傷を負い、同乗者が死亡した。(中略)
事故を目撃した観覧客は、「『仁川空港フェスティバル』と書かれた垂れ幕を付けて会場上空を飛んでいた軽飛行機の左翼が連だこに引っかかってバランスを失い、何回転かして一気に落ちた」と当時の状況を話した。当時会場では連だこ大会が開かれていた。600個のたこをつなげ長さは1キロメートルに達しており、軽飛行機は100メートル上空を飛んでいたという。
<中央日報>
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つまり、凧が原因で飛行機が墜落するということは多いに考えられるのです。
もちろん、飛行機の墜落ですので、人の命が失われうることも考えなければなりません。
実際に韓国の事故では、乗っていた人が死亡しています。

反原発問題に関しても、原発の方がもっと悪いから何をしてもかまわないだろうという方々も残念ながらいたようです。
今回のケースも、オスプレイの方が悪いから、何をしても構わないという考えがあったのでしょうか。
最悪の結果を想像できない…まさに「想像力の欠如」です。

もし、最悪の事態を想定しての行動ならお話になりませんが…
オスプレイに関して、問題となってくるのは安全性だけではありませんし、沖縄基地問題は一筋縄では解決されないことであるのは周知の事実です。
「墜落するかもしれないから危ない」と言っていた人々の一部が、「墜落を引き起こす可能性のある手段で抗議する」。
こういった想像力を欠いた行動が事態を混乱に招くことも事実であると私は思います。

何でも思い立ったら、一度、ググってみるというのも悪くないのかもしれません。


スタッフ:坂本
(2012/10/4 UPDATE)
番組スタッフ
千葉の幕張メッセで昨日から開催されている、アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン) 2012」
13回目を数える今年のテーマは「Smart Innovation - 豊かな暮らしと社会の創造」です。

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CEATEC JAPAN 2012 公式サイト
http://www.ceatec.com/2012/ja/index.html
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尖閣問題の影響で、今年は中国企業22社が出展を取りやめたそうですが、それでも日本をはじめ、アジア、北米、ヨーロッパ、中東と多くの企業が集まる展示会です。

これまで、知人や取引先の出展ブースを見に行ったことはあるのですが、自分の興味範囲以外の展示は、正直、難しくて分かんないなー、と思っていました。
しかし、「デジタル家電を主軸とした方向性から、社会から社会システム全般にわたる“スマート化”の方向性へと主軸が変化している状況を踏まえ、部門構成を変更します」という報道資料を読み、ちょっと興味が出てきたので、行ってみることにしました。

とはいえ、細かいところが分からないことには変わりないので、詳しいレポートは専門のサイトにお任せすることにして、今回のコラムは写真メインでお送りします。雰囲気を感じ取っていただければ幸いです・・・汗。


ちなみに上記サイトで、初回2000年からの出展傾向とトレンドワードを順に追ってみると・・・

デジタルネットワーク、プラズマ/液晶テレビ、ブロードバンド、ホームネットワーク、ワイヤレス(モバイル)、ユビキタス、デジタル家電、デジタルコンバージェンス、そして、スマートイノベーション
そういえばこんな言葉が流行ってたなー、という隔世の感とともに、13年間の技術の進歩ってすごいんだなーと感じます。


* * *


入口には「会場マップがスマホで持ち歩けます!」という看板が。さっそくダウンロードします。

photo01
<写真>アプリをスマホにダウンロードして会場マップをGET

会場の右半分は、スマートフォンが自動車や家電と連携する近未来のライフスタイルを「ライフ&ソサエティステージ」として提案。エネルギー関連の展示も右側にありました。そして左半分は、それらの製品を支える内部装置、電池、半導体、電子部品、原材料などを「キーテクノロジーステージ」として展示しています。
私は右から左に見ていったので、未来の生活はこんなカンジになるのか、と全体像を掴み、その製品ひとつひとつはこんな最先端技術で支えられているんだな、と実感しました。

photo02
<写真>真ん中のホール。右隣(2時の方向)にも左隣(8時の方向)にもブースがあります。

photo03
<写真>資源エネルギー庁のブース。再生可能エネルギーをわかりやすく紹介。

photo04
<写真>日産の自動運転テストカーのデモンストレーションエリア。私が通ったときは残念ながらデモはやっていませんでした。

photo05
<写真>日産の電気自動車「リーフ」から家へ電気を供給する「LEAF to Home」。

photo06
<写真>三菱自動車の電源供給装置「MiEV power BOX」。

photo07
<写真>消費電力が増える日中の冷却用電力をほぼゼロにする日本コカコーラのピークシフト自販機。

photo08
<写真>トヨタの超小型電気自動車「コムス」、ヤマハの「パス」に試乗できるコーナー。

photo09
<写真>トヨタ自動車、トヨタホームなどの共同ブース。家も車も今のところ買えそうにありませんが、夢だけはふくらみました。

photo10
<写真>ソニー/ソニーマーケティングのブース。84型の4K対応液晶テレビ「BRAVIA」の性能を多方面からアピール。

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<写真>NTTドコモのブース。「携帯電話の回収・リサイクル」で先週行ったライブラリーカフェを思い出しました。


スマート家電を利用するライフスタイルの提案から、個々の製品、そして部品やチップ、原材料の展示へと移り変わっていきます。


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<写真>M2Mモジュールを展示しているアプリックス。家電メーカーが自社製品を低コストで簡単にスマホ対応にできる。「スマホで介助」「スマホでみまもり」などを提案。

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<写真>日立金属のネオジム磁石「NEOMAX」の体験コーナー。パチンコ玉を握りこんだ手が上の装置に引きつけられる感覚を体験できる。

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<写真>日立金属のアモルファス金属材料「Metglas」。最高級の電磁鋼板コアと比較して損失電力量(無負荷損失)を大幅に低減できる。

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<写真>村田製作所の電動歩行アシストカー「キーパス」。お年寄りや体の不自由な方の坂道での歩行をサポート。


ところどころに体験コーナーがあり、楽しみながら歩きついた最後に、こんな大がかりな体験が待っていました。KOA株式会社のブースに展示されていた“マッスルスーツ”です。人工筋肉を制御して、持ち上げる動作にかかる負荷を軽減してくれる機械、とのこと。
私も実際につけさせてもらい、10kgの米袋を5袋、計50kgを軽々と持ち上げました!ちなみに、米袋を抱えている最中に右太ももの器具が外れるというハプニングがあったのですが、とたんに尋常ならざる重さを感じ、このスーツの威力を思い知ったのでした。

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<写真>肩に背負って、腕と太ももを固定して、右手に握ったボタンを押すと、腰が伸びて腕が上がる。


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円高に震災にエネルギー問題と、日本の産業をとりまく難問ばかり耳にする昨今ですが、こうして回ってみて、「世界最速」「世界最小」「世界最軽量」と謳われる製品の数々を目にすると、ソリューションから個々の小さな部品にいたるあらゆる場面で技術革新が行われていることに、ちょっと気恥ずかしい言葉なのですが感動しました。
苦しい局面を技術力で乗り越えて目標値以上の成果を出す日本、そんなイメージが沸いてきて、明るい気持ちになったのでした。

最終日の土曜日は無料公開日で、さまざまな体験イベントが企画されているとのこと。
みなさんも足を運んでみてはいかがですか?



(水曜タイムラインWeb担当:たけなか)
(2012/10/3 UPDATE)
番組スタッフ
きのう(10月1日)、多くの企業で行われた、来年の春入社予定の学生の内定式。
この内定式に関する率直な意見を、ある大学教員がTwitterにつぶやき、これが600リツイートを記録するなど、静かな反響を呼んでいるようです。

そのつぶやきとは、「学生から『内定式なので明日の◯◯の講義はお休みさせて頂きます』的なメールが到着していて、平日に内定式をやる企業さんって学業重視ではないんだなとか思ってしまう大学教員の端くれです」というもの。

そして、あまり知れ渡っていないこのつぶやきの存在をわたしが知ったのは、一般社団法人日本ギャップイヤー推進機構協会の代表・砂田薫さんのブログ(http://japangap.jp/blog/2012/10/post-15.html)でした。

■"内定式"の日に「内定式全廃」を考える
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「学生から『内定式なので明日の◯◯の講義はお休みさせて頂きます』的なメールが到着していて、平日に内定式をやる企業さんって学業重視ではないんだなとか思ってしまう大学教員の端くれです。」
昨夜この投稿者のさりげない気持ちをつぶやいたツィートが、思いのほか反響を呼び、次々にリツィートされ、夜明けには驚異の600RTを記録した。それは、午前10時前には業務に差し支えるほど激しいので、ご本人がツィートを削除するほどだった。
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※一般社団法人日本ギャップイヤー推進機構協会・代表ブログより抜粋

また、前出の砂田さんはBLOGOSの「内定式は必要だと思う?」という企画のなかでも、内定式に関してこんな指摘をしています。
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「明日大企業の”内定式”がある。新卒一括採用は今日は言及しないが、カネも学生の修学時間も奪う余りにおバカすぎるガラパゴスな20世紀の遺物だ。来年4月入社の外国在住の外国人学生や、私費留学している日本人学生も呼び出して出社させるところもあり、どこがグローバル企業かと首を傾げてしまう」も140RTを超えています。これらのRTは、「サイレント・ステークホルダー」の声ではないかと思っています。
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砂田さんが例に挙げた2つのつぶやきのリツイート数を考えると、内定式に対する不満の火種は小さいけれど、確かに存在しているように思えます。
ネット上に寄せられた意見の傾向をみてみると、“必要”、“やりたければやればいい”、“不要”という3パターンの意見があり、それらの数はほぼ同数のような印象です。
無駄なものはなくそうという風潮が強くなりつつなか、“やる意味が不明確”な内定式を必要とする声が多かったことには、意外性を感じました。

“やる意味が不明確”と書きましたが、人材コンサルタントの常見陽平さんは、「J-Net21」に掲載されている記事(http://j-net21.smrj.go.jp/well/jinzaikatsuyou/column/entry/2011100301.html)のなかで、『内定式では、経営者も含め社員たちが出会った感激、一緒に働けることの喜びを伝えつつ、期待することや、今後の企業の方針などを伝えます。その後、懇親会や研修があることも。単に内定者を歓迎したり、教育するだけでなく、社内を活性化させる意味もあるわけです』と、“内定式をやる意味”をあげています。

ちなみに、わたしは内定式に出席したことはありません。
というのも、新卒で入社した会社には幸運にも内定式がなく、その会社を退社後はフリーランスで働いているため、内定式に出席する機会自体がありませんでした。
そんなわたしでも、内定式に漂う“形式ばった雰囲気”には、「不要」と思わせる何かを感じざるを得ません。

また、最近では、内定式で学生をとにかくほめてやる気を出させる、妙な会社も出てきたようです。
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多くの企業で1日、一斉に内定式が行われましたが、ことしは就職説明会の解禁がこれまでより2か月遅くなったため、企業側は学生たちへの十分な説明の時間がとれず、内定を辞退する学生が増えるのではないかという懸念も出ています。
こうしたなか、東京・港区のリース会社はこの機会に学生たちのよいところを目いっぱいほめて4月から気持ちよく働いてもらおうと内定式に工夫を凝らしました。
人事の担当者が内定者一人一人と対話し、採用試験でどんな点を評価したのか本人も気づいていなかったようなすばらしい点を伝えると、学生は「評価されていると分かりやる気がでました。4月から頑張りたいです」などと話していました。

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※「NHK NEWSWEB」2012年 10月1日より抜粋

時代背景を踏まえ、“内定辞退防止策”の色が、より濃くなりつつある内定式。
社員目線では全く必要性を感じないものの、企業目線では今後、ますます必要性が増してくるものなのかもしれません。

<web担当:H>
(2012/10/2 UPDATE)
番組スタッフ
季節はすっかり食欲の秋。そんななか、いま最も旬なメニューといえば、
“3500円の高級カツカレー”です。

先月26日、自民党総裁選の直前、都内の某ホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁が、
ゲン担ぎとして“昼食に高級カツカレーを食べた”と一部のワイド番組が報じました。
それをキッカケに、様々なメディアが“高級カツカレーを食べる安倍新総裁に、
世論が批判的だ”という論調を繰り広げています。

しかし、この報道を見て、私は違和感を覚えました。
というのも、私のTwitterのタイムライン上や、某掲示板のまとめサイトを見ても、
多くの人が、全く“真逆”の意見を述べていたからです。

そこで、ネット上で拡散されたメディア各社の論調とネット世論を、
比較してみたいと思います。

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<報道の論調>

「庶民感覚がない」
「カツカレー食ってる場合か」
「高級カツカレーにネット非難」
「高級カレーをテレビ前で食べるなんて一般人を無視している」

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<ネット世論>

「こんなデフレの時に、一食で3500円も回ったんだからいいじゃないか」
「高いカツカレー食べたぐらいで怒られる国ってしょぼいわ」
「どこの世界のネットだよ」
「政治家が3500円の昼飯食ってこんなに叩かれるとすると、
ただのリーマンの俺が4000円の上寿司食ったのがバレたら殺されかねない」

++++++++++++++++++++++

あまりにも食い違う両者の意見。
こうも境界線ができてしまった理由は、一体なんなのでしょうか?

私が、この“高級カツカレー騒動”を見ていて思ったのは、
マスコミ関係者の“庶民感覚”が間違っているのでは? ということです。

そもそも「庶民感覚がない」とは、
本来「高級カツカレーを食べる」=「庶民感覚がない」ではなく、
「カツカレーって3500円くらいが相場でしょ!?」…と、
勘違いしている人のことを指す言葉だと思います。

しかし、マスコミ関係者の言う「庶民感覚がない」は、ネットの世論でごく少数派である
『政治家が高級な物を食べたら腹が立つ』という意見になっています。
そこには、“庶民だったら、偉い人が高級なもの食べてたら腹立つよねえ?”という、
おかしな決めつけがあるように思えてなりません。

私は、安倍新総裁を擁護したいわけでも、
マスコミ側を批判したいわけでもないのですが、
正直、こんな迷走した報道を見ると、ちょっとガッカリしてしまいます。


ちなみに、ツイッター上で多くつぶやかれた東京地区の「トレンド」には、
15時30分の時点で、「新総裁」「決選投票」「石破氏を逆転」
「89票」「108票」「141票」といった自民党総裁選がらみの言葉が、
多くランクインしていました。

でもそこに「安倍晋三」や「カツカレー」というフレーズはまだなく、
代わりにランクインしていたのは、安倍新総裁の持病である「潰瘍性大腸炎」でした。
その後、ツイッターのトレンドは、空前の“カツカレー”ブームに発展しましたが、
ネット世論としては、もしかしたら元々「カツカレー」への不満よりも、
安倍新総裁の体調に不安を感じた人が多かったのかもしれないなぁ、と思いました。


担当:梅木
(2012/10/1 UPDATE)

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