• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■驚いた!知らなかった日本国境の新事実(著:山田 吉彦)

先にも書いた「ぼくらの祖国」もそうだが、“国家”というのは最近、特に気になるキーワードである。様々な側面から検証したい思いがあり、本書も“国境”という表現が気になって手にとった。 日本は全て、海に面している。そのため私たちはさほど、国境というものを気にせずに生活している。だからこそ、尖閣諸島や北方...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■ぼくらの祖国(著:青山 繁晴)

以前、ここでも紹介させていただいた「ぼくらの日本(三橋貴明:著)」を読んだ時から、本書が気になっていた。三橋氏が著作の中で『“ぼくらの祖国”を読んで書いた本』と紹介し、また青山氏も『“ぼくらの日本”の三橋氏も読んでくれている』と紹介している。その2人の著者の関係性が“読んでみたい”と思った要因でもあっ...…続きを読む

【書考空間】超訳ニーチェの言葉 2 (著者:フリードリヒ・ニーチェ,翻訳:白取 春彦)

110万部を突破した、ドイツの哲学者・ニーチェの言葉をまとめた『超訳 ニーチェの言葉』の発売から約3年。当時はサッカー日本代表の長谷部誠選手がワールドカップ前に読んでいたことで話題になりました。本書は8月に登場したその第2弾です。孤高の哲人・ニーチェが残した、心に響く232の言葉を紹介しています。...…続きを読む

【書考空間】引き際の美学(著者:川北 義則)

先日、石原慎太郎東京都知事が辞職を発表し、号外も配られるなど、大きな話題を呼びました。 辞めるタイミングや国政への進出に疑問の声もあるようですが、石原氏の会見、さらには野田政権の体たらくを見ていると、将来、他人に言われたくない言葉No.1は「老害」だなと思います。無様に何かをやり続けるほど、醜いこと...…続きを読む

【書考空間】『病的に自分が好きな人』 (著:榎本博明) 

わたしには、「病的に自分のことが好きな人」に、該当する知人がいます。人の話は一切聞かず、“自分の話”を延々し続ける。ここでする“自分の話”というのも、すべてが自慢話。主に過去の武勇伝。 本書のタイトルを目にしたとき、この知人の姿が脳裏に浮かび、この知人の心の闇を知りたいという欲求から、本書を手に取っ...…続きを読む

【書考空間】『2014年、中国は崩壊する』 (著:宇田川敬介)

尖閣諸島をめぐり、暴走する中国。 今月上旬には、尖閣諸島をめぐる問題で日本政府の姿勢に不快感を示すため、東京で開催されたIMF・世界銀行年次総会にトップを派遣せず、参加拒否を断行しています。 そして、日本の領海への侵入を繰り返す、中国公船。今日も、中国の海洋監視船4隻が日本の領海のすぐ外側にある...…続きを読む

【書考空間】「働く生活」を支える本を4冊ご紹介。

上場企業による大規模なリストラが立て続けに発表されています。 熾烈な就職戦線を生き抜いて長時間の通勤に耐え日々残業を重ねても、もはや終身雇用は保証されません。 そんな私たちの「働く生活」を少しだけ楽にしてくれる本をご紹介します。 まずは30の家族と彼らが1週間に消費する食糧をポートレイトにおさめた...…続きを読む

【書考空間】あなたがデキる人か否かを決めるのは、人事部です。(著:三冨 圭)

「人事は現場を見ていない!だから給料が上がらないんだ!」 会社に対する不満の一言を集計したら、まちがいなくランキング上位に入るであろうフレーズではないでしょうか。 私自身、新卒で入社した企業の現場で汗水垂らしていた頃は、「人事は現場のことを何一つわかっていない、だから会社がちっともよくならない...…続きを読む

【書考空間】のぼうの城 上・下(著:和田 竜)

本書はこの秋注目の映画「のぼうの城」の原作。戦国時代の忍城(おしじょう)の攻城戦を描いた作品です。 学生の時に歴史が苦手だったという方は“歴史小説”というと身構えてしまうかも知れません。当の私も苦手なジャンルでしたが、『のぼうの城』はとっつきやすく、歴史小説のエントリーとして、最適な1冊ではないで...…続きを読む

【書考空間】伏 贋作・里見八犬伝(著:桜庭 一樹)

桜庭一樹『伏 贋作・里見八犬伝』は、10月20日〜アニメーション映画公開中の「伏 鉄砲娘の捕物帳」の原作。 冒頭から、桜庭一樹ワールドに引き込まれる。滝沢馬琴『南総里見八犬伝』がベースとなっており、読み進めるにつれてとても豊かな世界を感じることができる。 主人公は、祖父の死をきっかけに、それまで暮...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■ひっかかる日本語(著:梶原 しげる)

話をする時、話を聞く時、『とっかかり』や『つかみ』になる言葉がある。ラジオの時や講演会の時など、多くの人たちを対象にする時はもちろんだが、1対1で、相対する時も、相手の気持ちをどうつかむかということは、考えることが多い。梶原氏の著作は、何冊も読んでいるが、今回の1冊は、タイトルから気になっていた...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか(著:竹田 恒泰)

韓国や中国をはじめ、アジアの学生たちと交流していると、日本語を学校で学んでいるわけではないのに、とても堪能な学生に出会うことが多い。日本のアニメやドラマが大好きで、その影響を受けて、日本語を独学するきっかけになっているということをよく聞く。マンガやアニメは、日本が誇るエンターテインメントであると...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■ライバルに差をつける半径5m活用思考(著:森 吉弘)

20代の社会人向けに行う講座を、私が校長となり、行なっているのだが、著者の森氏は、当初から講師として、そしてパートナーとして、とても良いお付き合いをさせていただいている。その森氏の著作であるが、何よりタイトルが、私が考えていることに近いこともあり、読ませていただいた。 20代、特に「新人」の時こそ...…続きを読む

【書考空間】「日本、買います〜消えていく日本の国土〜」 (著:平野秀樹)

竹島や尖閣諸島をめぐる騒動で、政府の国境管理能力が問われている昨今。しかし、それ以上に深刻な状況になりつつあるのが、外資系企業による土地買収の実態だ。ここ数年で、外国人が土地を買い占めている…と報じられるようになった。本書は、その全貌に迫り、未来の日本を守るための提言を行なう一冊だ。 SF作家・...…続きを読む

【書考空間】「拉致と決断」(著:蓮池薫)

10月15日、北朝鮮拉致被害者が帰国してから10年の月日が経った。しかし拉致問題担当大臣はこの6年で14人、民主党政権になってからは既に8人目にバトンが回り、一向に進展の様相を見せずにいる。そんななか出版された本書は、拉致被害者である蓮池薫さんによる「北」での24年間を初めて語った迫真の手記だ。 「拉...…続きを読む

【書考空間】エルメス(著者:戸矢理衣奈)

生活保護の不正受給問題などが噴出する現代日本。サピオ11月号に掲載されている北野武氏のインタビューで同氏は、 「安いものに飛びつくのだって、昔はどんなに貧乏でも、周りから『あの家、安い店に乗り換えやがった』なんていわれるのが嫌で、少々高くても近所のなじみの店で買ったわけだよ。それがこの頃じゃ、老...…続きを読む

【書考空間】いつか、この世界で起こっていたこと (著者:黒川創)

震災から1年7ヶ月が過ぎ、「自然科学」「社会科学」としてだけでなく、「文学」として、震災をテーマにした本も書店に多く並ぶようになりました。 本書もその中の一冊。「東日本大震災後の変化」と「過去に世界で起こっていた」ことを結びつける、連作短編6編でつづられた小説です。「うらん亭」「波」など、原発事...…続きを読む

【書考空間】働かないアリに意義がある(著:長谷川 英祐)

昨年注目され、今も店頭でよく見かける。タイトルで「自分が救われるかな」と惹かれたサラリーマンも多かったに違いない。 なんでも、アリやハチなど繁殖するものと、そうでないもの(例えば働きバチ)が集団(コロニー)を作っている生物を“真社会性生物”というのだそうだ。この真社会性生物を研究している著者が、ム...…続きを読む

【書考空間】『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(著:開沼博) 

昨年5月に発売された『「フクシマ」論』が話題になり、最近では「週刊プレイボーイ」のインタビューでの脱原発デモに関する発言がネット上で物議をかもすなど発言への注目が集まっている、若手社会学者の開沼博氏。そんな開沼氏の最新評論集、それが本書です。 本書で著者が指摘するのは、「福島」や「原発」をめぐ...…続きを読む

【書考空間】『グルメの真実 辛口料理評論家の㊙取材ノート』 (著:友里征耶) 

食べログの「やらせ業者発覚」以降、「ステマ」という言葉が一般化。クチコミへの信頼が大きく揺らぎました。 しかし、ネット上には相変わらず、美食家たちの美食の情報があふれています。あふれる美食情報のなかから、信頼できる情報を選び出すにはどうすればいいのか・・・ 本書には、こうした悩みを解消するヒン...…続きを読む

【書考空間】ラスト・コード(著:堂場 瞬一)

心を熱く震わせる警察小説で、男性だけでなく、女性にも絶大な人気を誇る堂場瞬一。 その最近の話題作はなんと、熱血ヘタレ新米刑事とわがまま天才少女の前途多難な逃避行を描いたもの。 「扱いづらい思春期の少女を守る」という“この世で最も面倒なこと”をしょいこんでしまった主人公、筒井刑事。 この筒井刑事が...…続きを読む

【書考空間】イラストでよくわかるきれいな食べ方(著:ミニマル、ブロックバスター)

敬語の使い方・電話の対応術・接遇・マナー本は数あれど、なかなか見落としがちで今までなかったこの「イラストでよくわかる きれいな食べ方」という本。実は、文教堂赤坂店では、隠れたロングセラーになっています。 思い出してください、北京ダックを食べるとき下から具が出てきてこぼしてしまったことや、手羽先...…続きを読む

【書考空間】悪の教典 上・下(著:貴志 祐介)

著書が映像化されることも多い貴志祐介氏の作品。本作も11月に映画公開予定である。インパクトのある黄と赤の表紙の上下巻を書店で見かけたことのある方も多いはず。 舞台は都内の高校、主人公は英語教師・蓮見(通称ハスミン)。ルックスが良く爽やかで、生徒思いの人気の教師である。というのは表向き。本当の彼は...…続きを読む

【書考空間】「僕にはまだ 友だちがいない 大人の友だちづくり奮闘記」(著:中川学)

近年、何かと話題になっている孤独死。孤独死防止のため、NTT西日本では、電話で高齢者の安否確認をするサービスを始めたほどだ。 そんな孤独死を防ぐためには、友達との関係をしっかりと築いた方が良いわけだが、正直なところ、社会に出て30歳に突入すると“新規の友達”はなかなか作りにくい。本書は、そんな三十路か...…続きを読む

【書考空間】「ツレがうつになりまして。」(著:細川貂々)

世界保健機関(WHO)は9日、うつ病など精神疾患で苦しむ人が世界で3億5000万人を超えるとの推計を発表した。年間約100万人の自殺者のうち、過半数がうつ病の兆候を示していたとみられ、うつ病に苦しむ人に気付き、治療の支援を行う必要があると訴えている。 そんなニュースを知って、そもそも「うつ」ってちゃんと知...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■嘘だらけの日米近現代史(著:倉山 満)

その一、アメリカはバカ! その二、アメリカはへタレ! その三、でもやるときはやる! こんな言葉から始まる。 さらに、リンカーンは極悪人、ウィルソンは狂人、ルーズベルトはスパイ、クリントンは破壊者・・・。とにかくキャッチたる表現のインパクトが強いのだが、実際にはそんなに飛躍しない地に足の着いた感...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた(著:山中 伸弥/聞き手:緑 慎也)

私にとって、今までのノーベル賞受賞と比べて研究内容がわかりやすいことや、研究者の年齢が若いことなど身近な印象が強く、是非とも人物像が知りたい気持ちになり読んだ一冊。 「再生医療」と「創薬」という観点では夢の研究であり、数千人の研究者が研究しているという。その中で、山中先生が受賞できたことは、い...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■約束の日 安倍晋三試論(著:小川 榮太郎)

政局が混迷している中で、自民党の総裁に返り咲いた安倍氏。前回の安倍政権の誕生から終焉までがわかりやすく、しかも客観的に書かれている。スピード感もある筆致で、一気に読むことができた。書き出しの大メディアのエピソードもインパクトがあった。 安倍政権の印象はというと、メディアでのバッシング、最終的に...…続きを読む

【書考空間】愛国と憂国と売国(著者:鈴木 邦男)

朝日新聞のオピニオンの愛国特集での一水会最高顧問、鈴木邦男氏の記事が興味深かったので読んでみた一冊。 今、日本は右傾化の一途をたどっていると言われます。特に東日本大震災以降、その傾向は加速しています。 もしかしたら、次の総選挙の結果次第では、日本の首相になるかもしれない安倍晋三自民党新総裁も、そ...…続きを読む

【書考空間】独裁体制から民主主義へ: 権力に対抗するための教科書(著者:ジーン シャープ)

本書の著者は御年84歳の政治学者、ジーン・シャープ。「非暴力抵抗運動の父」と呼ばれています。またの名を「革命家の最高の友」。 20年ほど前に出版された本書は、現在30か国語以上で翻訳され、民主化運動の中心にいる革命家たちにとってまさに“最高の友”“バイブル”です。暴力ではなく、非暴力でもって、いかに...…続きを読む

【書考空間】元素生活(著:寄藤 文平)

読書の秋、、、。今回紹介するのは、あまり大きな声ではいえませんがトイレの本棚などにおいてペラペラめくっていただきたい本。これ、まったく悪い意味ではなく、思わずアイディアが生まれてくるような、もしくは心が無になるようなリセット感を得られるような本なのです。 著者は、「大人たばこ養成講座」や東京メ...…続きを読む

【書考空間】『「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー』(文芸社文庫) (著:本川達雄) 

今年の敬老の日、日本の100歳以上の高齢者が5万1376人となり、初めて5万人を突破したことがわかりました。以前の書評でも触れましたが、わたしの祖父もこの5万1376人のひとり。そして、人生最大の目標が「長生き」と感じられる行動を目にすることもしばしば。こうした生活環境のせいなのか、本書のタイトル『「長生き」...…続きを読む

【書考空間】『静かなる大恐慌』 (著:柴山桂太) 

IMFのラガルド専務理事が9月24日、ワシントンで講演し、ことしの世界経済の見通しについて、IMFのこれまでの予想を下回り、減速しているという認識を示しました。 このように「世界的経済危機」を示すようなニュースが報道されてはいるものの、わたし自身、実感はあまりなく、危機感はひじょうに薄いという...…続きを読む

【書考空間】世にも奇妙な人体実験の歴史(著:トレヴァー・ノートン)

人体実験―その言葉に何を思い浮かべるだろうか。何を連想するにせよ、進んで自分が実験台になることは考えないだろう。ところが、この本の登場人物たちは、積極的に自らを実験台として危険にさらしているのだから驚いてしまう。例えば、ドイツの衛生学者であるペッテンコーファーは自説を証明するためにコレラ菌を飲んだ...…続きを読む

【書考空間】小倉昌男の人生と経営(著:小倉 昌男)

宅急便事業の生みの親、ヤマト運輸元会長が生前に残した文章をあつめた一冊。発表媒体は社内向けから対外向けまでさまざまだが、企業の経営者から一般社員の方まで、だれが読んでも心に響くメッセージの数々がこめられている。 一篇あたり約600字。ふだんから手元に置いといて、通勤途中や休憩時間、就寝前や休み...…続きを読む

【書考空間】かっこうの親もずの子ども(著:椰月 美智子)

今「妊活」ということばが浸透してきているらしい。少し前に流行って根づいた「婚活」は結婚するために活動することであったが、「妊活」はその妊娠版だ。対象は具体的な予定がなくてもこれから妊娠する可能性がある人・つまり成人女性のほんとんどだ。 子どもを産んだことがないと、出産・育児を必要以上に神聖化して...…続きを読む

【書考空間】「督促OL 修行日記」(著:榎本 まみ)

残業代未払い、長時間労働、派遣差別、偽装請負・・・。日本の労働環境は、悪化の一途をたどっている。そんななか“あまりにも仕事内容が過酷すぎる!”と注目され、いま多くのビジネスパーソンに勇気を与えているのが本書だ。 本書は、「債権回収」という誰からも“ありがとう”と言ってもらえない仕事についてしまったOLさ...…続きを読む

【書考空間】「知識人99人の死に方」(著:荒俣宏)

流通ジャーナリスト・金子哲雄さんが、41歳という若さで亡くなった。「肺カルチノイド」という聞きなれない病名もさることながら、その後、報じられた彼の“終活”にも衝撃を覚えた。一部、ワイドショーなどで報じられた内容によれば、金子さんは、葬儀から入金、お通夜の料理まで手配済みだったという。自らの死と向き合...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■運をつかむ技術 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密(著:澤田 秀雄)

HISの創業者である著者のことは、何冊か以前に本を読んだこともあったのだがハウステンボスの再建を手掛けていたのは知らなかったので、慌てて手に取った。 再建の話もさることながら、著者の起業した際の話から、ライブドア事件の話、経営にまつわる数々の事例をあげながら書かれている内容が、著者のまっすぐな人柄...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■自滅するな日本(著:ケビン・メア、田原 総一朗/責任編集:田原 総一朗)

「沖縄はゆすりの名人」と発言したことで更迭された元国務省日本部長の著者。テレビ等の発言で何だか信用できそうな人だったので、読むのを楽しみにして、手にとった一冊。 想像通りではあったのだが、当事者の本音の部分と周囲からの見え方のギャップは読み進める中で素直に納得できる。まさに本人に聞かなければわ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■エグゼクティブ秘書の「気配り」メモ 相手も自分も心地よくなる47のちょっとした心遣い(著:佐藤 直子)

20代の若い人向けの研修等をやらせていただく機会があり、その中で気配りの大切さ、気が利くことの価値といった話をすることが多い。それだけに、「日産のエグゼクティブの秘書」「気配り」という表紙のキャッチに目がとまった。 内容はとても分かりやすく、優しい女性らしい表現でさらっと読むことができて、随所に新...…続きを読む

【書考空間】秀長さん(著者:鞍馬 良)

読売新聞の連載「戦国武将の実力」。この連載では、名前を聞いてもその功績を答えることができないような、知られざる名将が取り上げられます。 先日、この連載で取り上げられていたのが、豊臣秀長。あの豊臣秀吉の弟です。 豊臣秀長がどんな人物なのか気になり、彼にまつわる本を探していたところ、ちょうどこの小説...…続きを読む

【書考空間】戦後文学は生きている(著者:海老坂武)

本書は第二次世界大戦後から沖縄返還の1972年までに出版された文学作品をもとに、「戦争とは何か」「戦後の混沌の中から生を取り戻す」「思想の転換」について、エッセイ形式でつづられています。登場する20冊の文学作品は著者が恣意的に選んだものだといいますが、「砂の器」「堕落論」など、今の日本人の精神に...…続きを読む

【書考空間】自分のことをしゃべりすぎる若者たち(著:杉浦 由美子)

今の世の中、個人発信が花盛り。HPやメールから始まって、ツイッター、フェイスブックなどSNSは有名人も一般人も関係なく始められる。著者はこの急速に発展した環境の中にどれだけ落とし穴が多く、また勘違いが生まれているかを警告している。ワタクシ、実は最初タイトルからくるイメージが影響したのか、読み始めは著者...…続きを読む

【書考空間】おやじダイエット部の奇跡(著:桐山 秀樹)

骨盤、ロングブレス、カーヴィーダンス。計測器メーカーの社員食堂や20歳若返る健康法などなど。書店には、ダイエットや健康に関する本がずらりと並んでいる。やはり、関心が高いのだろう。飲み会でもダイエットネタは女子ウケがいい。 そんな中で、異色のダイエット本がこの『おやじダイエット部の奇跡』だ。平均22...…続きを読む

【書考空間】『「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる』 (著:佐藤健太郎)

福島第一原発の事故以降、頻繁に耳にするようになった “リスク”という言葉。 そして、毎日のように報じられる、大企業の倒産、若者の就職難、うつ病の増加といった、“暗いニュース”。 本書は、この“リスク”と“暗いニュース”が、無関係ではないと指摘しています。 あらゆるリスクを丁寧に回避することで自ら縮んでいる...…続きを読む

【書考空間】『式の前日』 (著:穂積)

“TLで異常に評判の高かった短編集、穂積「式の前日」読んだけど、納得。これは異常にクオリティー高い。”などとTwitterで絶賛され、デビュー作とは思えないほどの完成度の高さ、と評判となっているマンガがあります。それが、本書『式の前日』。 高すぎるTwitterの評判に興味を惹かれ、その真偽を確かめるため購入を...…続きを読む

【書考空間】日本の近代 1 開国・維新(著:松本 健一)

黒船来航による日本の開国は、日本の近代化の夜明けであり、現代のグローバリズムへと続く第一歩でした。今日の領土問題や外交問題も、ここから始まったと言えます。 果たして、当時の日本人は国家の危機をどのように切り抜けたのか?松本健一著『日本の近代1 開国・維新』は、単なる開国派vs.攘夷派であるとか幕府v...…続きを読む

【書考空間】奇貨(著:松浦 理英子)

松浦理英子の待望の新作は中編とも思えない深い小説で久々に小説を読む楽しみを味わえた。 中年の売れない小説家、男友達もいないし、経験がないわけではないが恋愛もまともにできない本田が語る私小説。決して酷く醜いわけではないが女性と付き合っても長く続かない。年をとるにつれ恋愛よりむしろ女性と友達付き合...…続きを読む

【書考空間】ビジョナリーカンパニー 4 自分の意志で偉大になる(著:ジム・コリンズ, モートン・ハンセン)

「未来は予測できる」といった類のビジネス書が散見されるほどに、混沌とする時代性が象徴されてはいまいか。このような時代に直面しても成長し続ける企業は存在する。著者はそのような「偉大な7社」を「10X型企業」として抽出、同業他社との比較からその特徴を実証的に描き出す。 15年以上同業他社より10倍以...…続きを読む

【書考空間】一億総ツッコミ時代(著:槙田雄司)

誰かの“歯に衣着せぬ”発言によって、即座に炎上するネット社会。先日も、橋下大阪市長が、ある新聞記者とツイッター上でやりあって騒ぎになっていたが、そんな彼の発言力を「たくましい!」と評価する人も少なくない。しかし、そんなSNS上での人々の行動を、“ツッコミ過多の社会”とブッタ斬る面白い本を見つけてしまった...…続きを読む

【書考空間】踊ってはいけない国、日本 ---風営法問題と過剰規制される社会」(著/編集:磯部 涼)

9月15日未明、“東京・渋谷区円山町界隈のクラブが一斉摘発された”とTwitter上は一時騒然となった。そして10月1日からは、違法ダウンロード刑罰化がスタート。世間では、何かと音楽業界を取り巻く環境への規制が著しい。 そんななか発売された本書は、「風営法問題」のみならず、「違法ダウンロード刑罰化」「ドラッ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■なぜ風が吹くと電車は止まるのか(著:梅原 淳)

大阪への出張の帰りに、来る台風の為に新幹線が遅れていた。そんな時に新大阪の駅構内の本屋さんでこの本を目にして買ってみた。 地震の揺れと鉄道の関係、雨、風による鉄道が受ける影響について、過去の事故を事例として挙げながら解説が進む。正直、視点が若干マニアックなこともあり著者の驚く部分に、なかなか共...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■博士の独り言 マスコミが絶対に伝えない「日本の真実」(著:島津 義広)

サブタイトルにもあるように、日本のマスコミへの批判とともに、政治、経済、社会に対しての様々な問題点を客観的に、そしてわかりやすく解説してくれる。“独り言”と言いながら、その発信力は、強力なメッセージでもある。ネットでもよく話題になっているブログが書籍になったものでもあり、気になっていた一冊だった。 ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■リブセンス〈生きる意味〉 25歳の最年少上場社長村上太一の人を幸せにする仕事(著:上阪 徹)

学生で起業し、2011年に25歳で上場したリブセンスの社長、村上氏。最年少の上場企業の社長として話題にもなっていたが、その“突き抜けた”要因は、どこにあるのかという興味から手にとった一冊である。幼い頃から人に喜ばれることが好きで、小学校から社長になりたいという願望を持ち始め、高校の時には、企業に向けた準...…続きを読む

【書考空間】日本破滅論 (著者:藤井 聡、中野 剛志)

皆さんは今の日本に対して、どんな感情をお持ちですか? 進まない震災復興、延々と続くデフレ、経済情勢、自殺率の増加、維新だ!革命だ!と叫ぶ政治家、幼稚な政権を見ると、私は正直絶望しています。希望に満ちあふれたニュースを探す方が難しいのは今に始まったことではありません。 遅かれ早かれ、日本は破滅する...…続きを読む

【書考空間】精神論ぬきの電力入門(著者:澤 昭裕)

本当に電気は足りているのか、いないのか。再生可能エネルギーは私たちの未来をよりよくしてくれるのか。電力に関して、様々な疑問がわきあがります。それもそのはず。私たちの未来を左右する大きな問題であるにもかかわらず、得られる情報が少なすぎるからです。いや、もしかしたら、情報が少ないのではなく、私たちが...…続きを読む

MESSAGE ★ 番組へのメッセージはこちらから ★ 皆さまからのご意見お待ちしております


ページの先頭へ