• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【書考空間】韓国財閥はどこへ行く(著:玉置 直司)

電機や自動車などの分野で日本企業を脅かす韓国財閥だが、その実態はほとんど知られていない。元日本経済新聞記者で現在ソウルに在住する著者は、少ない株式でグループを支配する構造や、韓国国民の複雑な感情などを詳細にレポートする。 韓国人の多くは、財閥こそが厳しい経済状況の中で韓国を引っ張っていく存在だ...…続きを読む

【書考空間】3日もあれば海外旅行(著:吉田 友和)

JTBの発表によると、この年末年始に海外旅行をする人は65万7000人と見込まれ、1969年の調査開始以来2番目の高い水準だという。JTBは「1月4日に休みを取れば9連休になる日並びの良さから、国内外とも長期旅行が好調だ」と説明する。一方で「そんなに休めないから、海外旅行はムリ・・・」という人も多いのでは? そんな人た...…続きを読む

【書考空間】オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より(著:岡田斗司夫、FREEex) 

朝日新聞の土曜刷りbeに毎週掲載されている人生相談コーナー「悩みのるつぼ」。一般の方から寄せられた人生相談に対して、4人の回答者が週替わりで答えるもので、この4人の回答者のうちの1人が本書の著者、岡田斗司夫氏です。 本書は基本的には、この連載をまとめたもの。こう言うと、「よくある人生相談本かよ」と...…続きを読む

【書考空間】「意識高い系」という病〜ソーシャル時代にはびこるバカヤロー(著:常見陽平) 

ここ数年、ネット上で、よく見かけるようになった、「意識が高い人」という言葉。これは、セルフブランディング、人脈自慢、ソー活、自己啓発など、自分磨きに精を出し、やたらと前のめりに人生を送っている若者たちのことを指す言葉なのですが、本書が面白いのは、こうした「意識が高い人」たちを否定までいかないまで...…続きを読む

【書考空間】横道世之介(著:吉田修一)

「横道世之介」ってなんだ? とタイトルにひかれて読み始めたら…。先がどんどん気になる。いや本当に「横道世之介」は愛すべき男だ!! タイトルからして、ファンキーな小説なのか?!と思いきや…! じんわり、しみじみとした素敵な小説です。 大学進学のために故郷長崎から東京へやってきた「横道世之介」。様々...…続きを読む

【書考空間】若き日の友情 辻邦生・北杜夫往復書簡(著:辻 邦生、北 杜夫)/手紙、栞を添えて(著:辻 邦生、北 杜夫)

「いまこれを書いていると風が、甘くにおっているようにたっぷり吹きこんでくる。たんと、君のところへ送りたい。」(p.129) 21歳の北杜夫が2歳年上の辻邦生の旧制松本高校での留年を慰める手紙から始まる『若き日の友情』は、13年間に交わされた180通に及ぶ私信を収録した書簡集である。 本書に書簡が収録された19...…続きを読む

【書考空間】それ、パワハラです 何がアウトで、何がセーフか(著:笹山尚人)

「パワハラ」 この言葉を聞いて、皆さんはどのような状況を思い浮かべますか。 「おまえなんか辞めちまえ!」 「おまえは、頭がおかしい」 「人との付き合い方がわからないなら、山に籠って陶器でも焼いていろ」 「今度オレに楯突いたら、おまえを社会的に抹殺してやる!」 まるで映画やドラマの中のセリフ...…続きを読む

【書考空間】もしも日本が戦争に巻き込まれたら! 日本の「戦争力」vs.北朝鮮、中国(著:坂本衛)

12月12日、北朝鮮の事実的な弾道ミサイルが発射され、日本をはじめアジア諸国が騒然となった。そして26日、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、12日に発射した「銀河3号」を大型化し、9号までの開発計画があるとの記事を掲載し、北朝鮮が、長距離弾道ミサイルの発射実験を続ける意思を持っていることが改めて明らか...…続きを読む

【書考空間】俺物語!!(1)(2)(原作:河原和音/作画:アルコ)

12月10日に発表された「このマンガがすごい!2013」のオンナ編・第1位に選ばれたのが本書。6月に、全国の書店で展開していた「この1巻がキテる!フェア」の第1回で対象作品となり、既にジワジワと話題になっていた作品だ。そこで早速、読んでみた。 主人公は、少女漫画には似つかわしくない男気あふれる男子高校生・...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■アイデアのつくり方(著:ジェームス・W・ヤング/訳:今井 茂雄)

日本語訳が最初に発刊されたのは1961年。執筆されたのが1940年というからおよそ70年前に著された本書。 本編自身は、80ページもないものなので、移動途中に読むにも楽に読めた。コピーライターなどのクリエイティブ系の人たちが良く読んでいるというのも聞いていたが、内容は、マーケティング視点での発想や、サービ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■スタンフォードの自分を変える教室(著:ケリー・マクゴニガル/訳:神崎 朗子)

講演や講座などで、多くの方々と接する機会も多い。参加者や受講者の満足度を高めるために、様々な手法やスタイルを吸収していきたいと思っている。 前回のマイケル・サンデル(http://www.tfm.co.jp/timeline/index.php?catid=1485&itemid=60409)はハーバードだったが、シリコンバレーにあり、こちらも世界的な名門...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■走りながら考える 人生のハードルを越える64の方法(著:為末 大)

日本の陸上トラック種目で、世界の舞台でメダルを2個もとった著者。コーチもなく、自分ひとりで成し遂げたのだから、相当に自分を律することができるのだろうと思っていた。 そして、この本書のタイトルも、自分自身がよく言っている言葉でもあり、共感。本を見つけた瞬間に手にとった。 ツイッターのフォロワー数も...…続きを読む

【書考空間】 僕たちの前途 /古市 憲寿 (著)

「起業」を社会学的に分析した本書。著者は『絶望の国の幸福な若者たち』で知られる気鋭の社会学者・古市憲寿氏。 “雇われない生き方”が注目を浴びる昨今。私自身、大企業への憧れもありましたが、雇われない生き方、“自営業”を選びました。そして、なりゆきで先日、友人とともに起業しました。社員2名だけ、お互い好...…続きを読む

【書考空間】 赤と黒 上・下(光文社古典新訳文庫) /スタンダール (著), 野崎 歓 (訳)

1830年に出版され、心理小説の傑作と言われる本書。著者はフランス人のスタンダール。 ナポレオンを崇拝するジュリアンは貧しい木こりの家に生まれた美青年です。 軍人の夢が断たれたあと、聖職者を目指します。 貧しい木こりの家に生まれたジュリアンはどのようにすれば地位と名誉と富を勝ち取ることができるの...…続きを読む

【書考空間】犬は「びよ」と鳴いていた〜日本語は擬音語・擬態語が面白い〜(著:山口 仲美)

国語学者で擬音語・擬態語研究の第一人者である著者が、「ギャー」「ドキドキ」や「ワンワン」といった言葉(擬音語・擬態語)の歴史的変遷や古典に登場する言葉をまとめたユニークな本。 日本語の擬音・擬態語の類は英語の3倍で1200語もあるというから驚きだが、平安時代の今昔物語はこの手の言葉の宝庫だそうだ。赤...…続きを読む

【書考空間】介護ヘルパーは見た 世にも奇妙な爆笑!老後の事例集(著:藤原るか)

「75歳以上の4人に1人は一人暮らしが困難になる」という統計が存在するように、誰もが“親の介護を他人事とは言えない”状況になりつつあります。遠くない将来に訪れるであろう“親の介護”という現実。避けられないこの現実に向き合う心の準備をさせてくれるのが、本書です。 著者は、20年以上のキャリアを持つ現...…続きを読む

【書考空間】私とは何か 「個人」から「分人」へ(著:平野啓一郎)

「自分らしさとは・・・」。人間関係に悩むがゆえ、こんなことを考え、日々、ストレスを溜めている人は少なくないのではないでしょうか。本書は、そのストレスを少しでも減らす、ひとつの考え方が“分人”というキーワードを用い、示されています。 著者は、芥川賞作家の平野啓一郎氏。平野氏によると、一人の人間は、...…続きを読む

【書考空間】植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫(著:田中 修)

「植物はすごい」。タイトルを見て真っ先に、何が? どこが? という疑問が浮かぶと思います。 植物たちがもっている秘められた「すごさ」、葉っぱの緑の輝きや、花の美しさに目をとられていると、つい見過ごされがちな「すごさ」に本書では着目しています。 自らが繁栄していくために、からだを守る知恵と工夫、...…続きを読む

【書考空間】乱反射(著:貫井 徳郎)

犬のフンを始末しない、責任を持って仕事をしない、見栄を張る、はっきりとNOを言わない。 無意識にやってしまうだろうこの小さなモラル違反や自分勝手な積み重ねが、ひとりの幼児の死につながってしまう。 そして残された家族はぶつけようのない怒りや悲しみに苦しんでしまう。 そんな中、真実を追求しようとする...…続きを読む

【書考空間】わたしが眠りにつく前に(著:SJ.ワトソン)

ミステリ好きな方にぜひ読んでほしい一冊が登場した。デビュー作にしてCWAの最優秀新人賞を受賞し、噂では、リドリー・スコット製作による映画化も進行中とのこと。世界四十カ国を席捲するその話題のミステリとは…? ヒロインは、毎朝目覚めるたびに、前日までの記憶が失われてしまうという特殊な記憶障害の持ち主...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■橋下徹のかけひきで負けない話し方の技術(著:松本 幸夫)

今回は、『話し方』というテーマで、同じ著書である松本氏の本をもう一冊紹介したい。 今回の総選挙でも注目を浴びた、維新の会の代表代行の橋下徹氏。良い意味で、様々な人を巻き込み、政治においても一大潮流を作ったが、そこには、橋下氏自身が持つ理念や考え方が大きな軸としてあり、それをブレずに、人を引き込...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■ハーバード大学史上最多の履修者数を誇る人気教授マイケル・サンデルの話し方とは?(著:松本 幸夫)

講演会や、「伝説の新人」などの研修講義などで、多くの方の前で話す機会がふえている。自分なりに、参加いただいている方たちを楽しませるスタイルは持っているが、さらに聞き手となる皆さんに、『参加してよかった』と思っていただける工夫ができないものかと思い、人気教授としても有名なマイケル・サンデル氏の話法...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■池上彰の政治の学校(著:池上 彰)

社会や経済の仕組みについて、その解説のわかりやすさは、年代を超えて支持されている池上氏。先般の総選挙の特番でも、当選した立候補者たちに切れ味鋭い質問を投げていたのが印象的だった。 政治の『仕組み』を、経済や社会同様、エピソードを交えながら、解説してくれているので、とても読みやすい。政治家として...…続きを読む

【書考空間】前田敦子はキリストを超えた 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書)濱野 智史 (著)

出版前から、そのタイトルだけで物議を醸した本書。 宗教学者の島田裕巳氏は「“前田敦子はキリストである”ならまだいい。キリストは意地が悪い。弟子が自分を裏切ることを最後の晩餐と言ったり、ユダが裏切ることも予言している。それと前田敦子のイメージは重ならない」と斬り捨てました。 もちろん、私も読むまでは...…続きを読む

【書考空間】 君主論 (講談社学術文庫) ニッコロ・マキアヴェッリ (著), 佐々木 毅 (全訳注)

近代政治学の古典として、誰もが知る『君主論』。著者はルネサンス期イタリアのフィレンツェ市書記官として活躍したマキアヴェッリ。軍事や外交を知り尽くしたマキアヴェッリが“理想的な統治術”を解き明かします。 16世紀に書かれたものですが、登場する統治術=リーダー論は成功から失敗まで、今でも通用するものが...…続きを読む

【書考空間】近しい相手ほど許せないのはなぜか(著:榎本博明)

飛行機内で泣き続ける乳児にキレてクレームを入れた、女性漫画家。そのクレームを「許せない」と叩く、ネット住民。近ごろ、多くの人々の心のなかで、「許せない」という思いが渦巻いているのを肌で感じます。 心理学博士である著者によると、この「許せない」という思いの背後には、“日本的マゾヒズム”の心理が絡ん...…続きを読む

【書考空間】年収150万円で僕らは自由に生きていく(著:イケダハヤト) 

2009年3月に大学を卒業して就職した43万人のうち、28.8%にあたる12万人が3年以内に辞めていたことが明らかになるなど、いま、若者の離職率の高さが問題となっています。 この問題に対して行われる議論はたいてい、「若者の離職をどう防げばいいか」というもので、問題自体を“否定的”に捉えています。本...…続きを読む

【書考空間】世界中で採用されているのに日本人だけが使っていない日本流の働き方(著:原 マサヒコ)

著者は平民宰相と呼ばれた原敬元総理大臣の子孫で、トヨタ自動車在籍中はトヨタ技能オリンピックで、二十三歳のとき最年少優勝を遂げたという、ユニークな経歴の持ち主。 本書は通信会社の営業部を舞台に、若手のダメ営業マンが、トヨタ式カイゼンを仕事に取り入れ成長していく過程を小説仕立てでまとめた内容。 ...…続きを読む

【書考空間】虫樹音楽集(著:奥泉 光)

カフカの『変身』のように、虫への変態を夢見るサックスプレイヤー通称「イモナベ」。彼は1973年、『孵化』という題のライブを行うが、そのライブは演奏中に着ているものを全て脱ぎだし、全裸で演奏を続けるという奇妙なものだった。 そのライブの話を聞いて興味を持った「私」は1976年、『幼虫』と題されたライブに行...…続きを読む

【書考空間】脳はバカ、腸はかしこい 腸を鍛えたら、脳がよくなった(著:藤田 紘一郎)

この本を手にした人は、誰でも「脳はバカ」というタイトルに驚くだろう。人間の行動を複雑に司る脳をバカと言い切っているのだから。しかし、回虫博士の異名を持つ著者、藤田紘一郎氏によれば、心身の不調は実は脳の暴走により引き起こされているのであり、これを抑える働きをする腸を元気にすれば健康と活力が取り戻さ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■長谷川慶太郎の大局を読む 2013年(著:長谷川 慶太郎)

毎年この時期になると手にとってしまう「大局を読む」シリーズ。 世界経済の行方、総選挙でも論点になっているエネルギー問題など、2013年の行方が気になるからこそ、本書の中で語られていることが2013年の直近の「未来」で、どうなっているのかを読みながら、予想する楽しさがある。すでに結果が出ている第1章のアメ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■「心の時代」にモノを売る方法 変わりゆく消費者の欲求とビジネスの未来(著:小阪 裕司)

機能だけではモノが売れない。むしろ機能については、シンプルである方が売れることが多い。『感性に訴える商品』というのも良く耳にする言葉。 ニーズが多様化している中で、でもたしかにヒットしているモノはある。サービスにおいても、多くの人に支持されているモノがある。そうしたモノづくりについて感覚ではつ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪(著:今野 晴貴)

本書のタイトルは、就活をしている学生からも良く耳にする言葉でもある。学生と接する機会も多いので、ブラック企業について、改めて知っておく必要もあるかと思い、手にした本。 1,000件を越すという実例から解説しているというだけあって、その内容は具体的だが、一方で、企業側の視点ももう少し欲しいなとも思った...…続きを読む

【書考空間】 世阿弥は天才である―能と出会うための一種の手引書 (著者:三宅 晶子)

先日、某大学の講義を受けに行きました。テーマは「絶望的な社会でどう生きていくかということ」。その中で、私が受講したのは「観世元雅(かんぜもとまさ)の悲哀」。 何となく、付き合いで行ったのですが、メモを取りながら熱心に聞いてしまいました。 あざけりに値する政治はもう無視してしまいたい…、復興ままなら...…続きを読む

【書考空間】 教科書に載った小説 /佐藤 雅彦 (編)

国語の教科書には夏目漱石や宮沢賢治といった、誰もが知る“作家”の作品が掲載されていました。教科書の中の名作を読むたびに、大人だけの“知の特権”に触れたような気がして、とてもお利口になったような気になっていたものです。 しかし、そういった夏目漱石の『こころ』や宮沢賢治の『注文の多い料理店』など名作中の...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■習近平 共産中国最弱の帝王(著:矢板 明夫)

習近平に関して、今回はもう一冊紹介したい。 今後の中国の10年間を知ることは、日本経済や国内の社会動向を予測するうえで、今では欠くことができないことだと思う。中国の場合、国の指導者を選ぶことに一般の人たちが関与することはない。しかし、その指導者の考え方一つで、一人一人の生活に大きな影響を及ぼす。...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■習近平が仕掛ける新たな反日(著:楊 中美)

前にも述べたことだが、仕事柄、中国の学生との接点が非常に多い。また、事業を進めていく上で、中国の状況は背景も含めてきちんと把握していく必要がある。11月末に中国の共産党の総書記に就任した習近平。反日運動なども起こっていたこともあり、新体制後の今後の中国の動き方や考え方をつかむ上で、一助になればとい...…続きを読む

【書考空間】名字の歴史学(著:奥富 敬之)

普段全く気にもしていない当たり前のことに実は意外な示唆が含まれていることは多い。我々の名前である「名字」もその一つだと本書を読むと気づかされる。 日本では現在の名字のイメージとはかなり違う形で「氏」や「姓」は始まった。氏は一族の呼称で地名や役割・職業から生まれており、個人の氏名というものでもな...…続きを読む

【書考空間】漫画貧乏(著:佐藤秀峰)

大ヒット作「ブラックジャックによろしく」の二次利用をフリーにするなど、何かと話題の漫画家・佐藤秀峰氏。本書には、その佐藤氏が二次利用フリーを決断するまでの心の動きが丹念に綴られています。 著者によると、大手出版社が毎年、数十億という赤字を出し、業界全体で見ても、マンガ雑誌の売り上げは14年連続の...…続きを読む

【書考空間】ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪(著:今野晴貴)

違法な労働条件で若者を働かせ、人格が崩壊するまで使いつぶす「ブラック企業」。 本書は、大学在学中からNPO法人POSSE代表として、1500件を越える若者の労働相談に関わってきた、今野晴貴氏が、「ブラック企業」に該当する企業の実名と実例を挙げながら、問題の本質に迫るものです。 読みどころはやはり、実名をあ...…続きを読む

【書考空間】スタンフォードの自分を変える教室(著:ケリー・マクゴニガル)

この本はスタンフォード大学の人気講座である『意志力の科学』をもとに作られた本である。連日2桁の売上を記録し、1月で1000冊を超えそうという、凄まじい勢いで売れている。そんなに人生を変えたいと思っている人が、世の中には多いのだろうか? 購入者は男性のほうが多い印象なので、もしかすると著者のケリー・マク...…続きを読む

【書考空間】ルネサンスの秋 1550-1640(著:ウィリアム・J.バウズマ)

因習と停滞の中世を打破したルネサンス。古典復興を唱え文化・芸術・精神面でヨーロッパを大きく前進させたこの動きはヨーロッパと世界に近代をもたらした。しかし本書は上昇と下降の相反する面が並存したとする。すなわち興隆したルネサンスが次第に衰退したのでなく、ルネサンスの進展そのもののなかに中世からの解放...…続きを読む

【書考空間】黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活 2(著:奥泉 光)

芥川賞作家の奥泉光氏が書くユーモアミステリーの第2弾です。 主人公の桑潟幸一(通称クワコー)は、大学の准教授・・・、と言っても教養豊かで知的な男性が、明晰な頭脳で事件を解決する物語ではありません。運よく(?)三流大学に職を得たものの、向学心も教育に対する熱意も持ち合わせていない下流大学教師・クワコ...…続きを読む

【書考空間】その未来はどうなの?(著:橋本 治)

仕事柄、やたらと「テレビ視聴率の低下」の話を耳にする。インターネットの掲示板を見ても、ネット民の『テレビなんか見ない』という意見を多く見かける(ネットが主軸の人達だから当たり前かもしれないが…)。そんななか、書店でたまたま手にとったのが本書だ。 本書は、「テレビ視聴率」の話だけではなく、「出版業...…続きを読む

【書考空間】あの演説はなぜ人を動かしたのか (著:川上 徹也)

衆議院選、東京都知事選がぶつかり、何かと街頭演説を目にする機会が増えてきた。そこで気になるのが、各候補者が「どのように人々の心を動かし、票を掴むのか?」ということ。もちろん、マニフェストの内容にも左右されるが、なかには実現しそうにない目標を掲げる候補者もいる。そんな選挙シーズンだからこそ手にとっ...…続きを読む

【書考空間】 人気講師が教える理系脳のつくり方 (著者:村上 綾一)

先月発表された、文部科学省と厚生労働省の共同調査によると、2013年3月に大学を卒業する学生の就職内定率は、前年同期比3.2ポイント増の63.1%、文系は62.4%、理系は66.8%ということがわかりました。 まさに、超就職氷河期の今、我が子を理系の道に歩ませたいと考える就活性、親もいるかもしれません。 東大・御三...…続きを読む

【書考空間】頼れない国でどう生きようか (著者:加藤嘉一、古市憲寿)

様々なメディアで発言が注目される、気鋭の20代論客2人による対談本。 古市氏は『絶望の国の幸福な若者たち』などで知られる社会学者。 加藤氏は中国を拠点に活動する国際コラムニスト。メディアでエネルギッシュな発言をする加藤氏に対して、古市氏は番組で一度お会いしたことがあるのですが、いわゆるクールな印...…続きを読む

【書考空間】都知事 権力と都政(著:佐々木 信夫)

11月29日、東京都知事選挙が告示された。しかし、イマイチ盛り上がりに欠ける。同じ日に投開票が行われる衆議院選挙に、候補者の訴えもかすんでしまっている。1300万都民のリーダーを決める大切な選挙なのに。 …と言いつつ、“東京都知事”のこと、私たち都民はどれだけ知っているだろうか。この本で、その役割や重要性を...…続きを読む

【書考空間】アジア実力派企業のカリスマ創業者(著:近藤 伸二)

シャープへの出資交渉で一躍有名になった鴻海(ホンハイ)精密工業。世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)企業だが、ビジネスモデル、発展の歴史を日本で知る人は少ないだろう。 本書は、鴻海だけでなく、世界第4位のパソコンメーカー・宏碁(acer)や、世界第2位の通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ...…続きを読む

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