• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【書考空間】小倉昌男経営学(著:小倉 昌男)

ヤマト運輸前社長、小倉昌男による経営のケーススタディが書かれた1冊。 私が一番興味を持って読んだのは、個人宅配市場の開拓の章です。 今では当たり前のサービスとして個人から個人の宅配が可能ですが、1976年に宅配便がスタートするまでは郵便小包が主な手段として使われていました。 商業貨物の市場で他社に遅...…続きを読む

【書考空間】どーしてこんなにうまいんだあ! 獲って作って飲んで食う椎名誠とその一味(著:椎名 誠)

突然刊行された(と言っても去年の夏だけど)シーナさんの料理本には、誰でも作れる、豪快に作れる、そして死ぬほど美味そうな野外料理のレシピが満載なのだ。例えば、しょうゆマヨスパゲティは、パスタを茹でて、醤油とマヨをぶっかけるだけ!うまそー! しかしこれ、冷えると死ぬほど不味いらしいのだ。げー。 とま...…続きを読む

【書考空間】何者(著:朝井 リョウ)

著者自身の就職活動をもとに書かれた小説。 最初のうちは主人公達が助け合って就活を乗り越えていく青春小説? かなと思っていたのですが・・・。読んでいるうちにそうじゃないと気付き、彼らの中にある黒い何かがどんどん・・・・ そうそう、就活って奇麗事じゃないんだよなっ。これから、就活する人には覚悟を持...…続きを読む

【書考空間】「若者のホンネ―平成生まれは何を考えているのか」 (著:香山リカ)

4月に入社する新入社員の教育方針をめぐって、 意見が交わされる時期が今年もやってきた。特に近年では「新入社員が使えない」「新入社員の扱い方がわからない」と嘆く声をそこかしこでよく聞く。そんななか本書は、精神科医である著者が中高年と若者の心理の違いを分析した一冊だ。 「SNS疲れ」「クルマばなれ」「...…続きを読む

【書考空間】「abさんご」(著:黒田夏子)

史上最高齢・75歳で芥川賞を受賞した「新人女性作家」のデビュー作。著者の年齢が、私の母と同い年だったこともあり、つい手にとってみた一冊だ。 著者の自伝的作品といわれる本作。ストーリーは、昭和初期の幼い頃に片親をなくした子供が、成長し、その家庭に家政婦が雇われたことで、親子の日常が徐々に崩れていく...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■2013年 大転換する世界 逆襲する日本(著:三橋 貴明)

明快で、切れ味も良いので、三橋氏の本はよく手にする。 今、世界経済、政治を語るひとは著者も含めてたくさんいる。しかも話す人によって全く逆の話もしている。誰が正しいのか。そんな中で今回も明快な文章でわかりやすい三橋節は健在。日本、ギリシャ、ヨーロッパ、さらに中国や韓国、アメリカなどの主要国家の経済...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由(著:岩田 松雄)

接するスタッフの気持ちよさもあって、打ち合わせに、アポイントの合間に、利用することが多いスターバックス。周囲でも、“スタバファン”をよく見かけるが、ドリンクなどの商品だけではなく、スタッフも含めたサービス全体が醸し出す明るさは何だろうと思っていた。 本書を手にしたのは、そうした思いからだったが、...…続きを読む

【書考空間】 快楽上等! 3.11以降を生きる/上野千鶴子(著) 湯山玲子(著) 

震災以降、いつ自分の命を失うかもしれないという真っ暗な不安、恐怖からか、あるいは実体験からか、明らかに“真の幸福を求める”動きが巻き起こりました。しかし、一部では自身の幸福を追求することを“我欲”だと批判する声もあります。 本書は社会学者の上野千鶴子氏と著述家の湯山玲子氏による対談本。テーマはタイト...…続きを読む

【書考空間】 デフレ化するセックス (宝島社新書) /中村 淳彦 (著)

本書の著者は『職業としてのAV女優』で話題となったフリーライターの中村敦彦氏。 女性がカネを稼ぐ最終手段とも言える風俗、売春などを、本書の中ではセックス市場と位置づけ、市場の変化、女性の貧困化を実際の証言をもとにあぶり出しています。 興味深いのは、現代社会における格差の広がりに比例して、セックス市...…続きを読む

【書考空間】生き方が変わる!空海 黄金の言葉(著:宮下 真/監修:名取 芳彦)

日本で大師号が贈られた高僧は25人いる。その中で法然には今現在も贈られ続けていて、8つも大師号をもらっているのには驚いたが(2011年に今上陛下からも加諡されている)、一般に「大師」というのは弘法大師(空海)を表すと言っていいだろう。 人間の悩みや考え、行動の原点はいつの時代でもそれほど変わるものでは...…続きを読む

【書考空間】マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方 (著:一橋文哉)

コンピューターウイルスに感染させたパソコンを遠隔操作して、犯行予告の書き込みを行い、4人が誤認逮捕された事件。未だに犯人が逮捕されず、謎が深まるこの事件について、闇社会のアングラマネーに迫る本書は興味深い指摘をしています。 著者によると、ハッカーにサイバー攻撃を依頼する闇サイトがあり、遠隔操作で...…続きを読む

【書考空間】しつけと体罰―子どもの内なる力を育てる道すじ (著:森田ゆり)

大阪の市立高校で起きた、体罰・自殺問題。 問題発覚後、プロ野球・元巨人の桑田真澄氏が、「体罰は不要。子どもの自立を妨げ、成長の芽を摘みかねない」と“体罰不要論”を展開。一方で、戸塚ヨットスクールの校長・戸塚宏氏は出演したテレビ番組で「あの子だけが自殺したということは、あの子に問題があったということ...…続きを読む

【書考空間】考えの整頓(著:佐藤 雅彦)

発行は約1年前ですが、私の職場(書店)の端で、ずっと売れ続けています。日々大量の新刊がなだれ込み、陳列が入れ替わっていくなか、これはなかなか珍しい事です。 著者の佐藤雅彦氏は、団子3兄弟やピタゴラスイッチでおなじみ。現在では、Eテレの0655と2355というコーナーの監修をしています。「0655」「2355」とは、...…続きを読む

【書考空間】(陰翳礼讃 著:谷崎 潤一郎)

この冬もまた、皆節電を心がけて生活を送っている。震災以前に比べると、室内も街も何割かは暗くなった筈だが、相変わらず湾岸から見る夜の東京の街は見事に美しい。この国の都市や建物の設計には実用面のみならず、デザイン的「明るさ」重視の設計思想が強くある。しかし本当に明るさのみが美しさであり人間活動の源泉...…続きを読む

【書考空間】道をひらく/続・道をひらく(著:松下 幸之助)

書店には1日約200点の新刊が届けられます。そのなかで、10年、20年と棚に残る本は1パーセントにもみたないと言われています。 今回ご紹介させていただく本は『道をひらく』。発売から40年以上経ってもまだ売れ続けているすごい本です。(なんと202刷です!) 著者はパナソニックグループ創業者・松下幸之助さん。この本...…続きを読む

【書考空間】『誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記』(著:麻生 香太郎)

2010年代になり、J-POPはさっぱり売れなくなったと言われている。売れているのは、ごく限られた特定のグループだけ。昨年末に放送された「第54回日本レコード大賞」では、日本作曲家協会会長であり制定委員長の服部克久さんが「これが日本の音楽業界の現状です。」と発言し、ネット上で波紋を呼んでいた。 そんなな...…続きを読む

【書考空間】弱者99%社会 日本復興のための生活保障(著:宮本太郎)

人生に不安はつきもの。特に3・11以降は、それまで日本が内包していた問題が一気に噴出し、社会は「同時多発不安」に覆われているという。雇用問題や消費税増税など、誰もが普通の生活から脱落するリスクを抱えている今、私たち自身ができる事は、一体何なのか。 本書は、政治学者・宮本太郎が、12人の識者とともに展...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■「尖閣」で試される日本の政治家たち(著:大下 英治)

領空侵犯を含め、その問題が報じられない日はないんじゃないかと思うくらい、「尖閣」は、今の日本の大きな注目ワード。日本経済の行く末を大きく左右する可能性もある隣国との関係は、ビジネスマンにとっても日々の関心事であると思う。 中国では習近平が国家主席に就任し、日本でも安倍総理による新政権が発足。言...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■辛坊訓〜日々のニュースは教訓の宝庫〜(著:辛坊 治郎)

メディアが発信する情報の中で、辛坊さんのコメントは、鋭いツッコミもさることながら、その解説も率直でわかりやすいので、出演している番組も見ることも多い。本書も報じられるニュースの裏側を辛坊さんならではの視点で、切り込んでいる。 とりあげられているニュースも、尖閣問題から生活保護における課題まで、...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■誰がこの国を壊すのか 人類はメディアによって滅ぶかもしれない(著:森 達也、上杉 隆)

メディアによる功罪については、様々な書籍で語られ、ここでもいくつか紹介してきた。新聞やTV、ラジオを通じて、私たちは様々な情報を、イメージを持ってインプットする。それは、発信者が演出するイメージであったとしても、その通りにインプットされることがあるから、実に危ない。 ニュースにある、ひとつのテー...…続きを読む

【書考空間】 阿Q正伝 (角川文庫)/ 魯迅 (著), 増田 渉 (訳)

時代背景は清から中華民国へ変わろうとする辛亥革命の時期。 本名がわからないことから、阿Qと呼ばれる主人公は村の人の仕事を手伝い、その日暮らしをしていました。 家がなく一定の仕事もない阿Q。なのに、うぬぼれが強い。 自分の劣った見た目を気にするあまり、弱いものに八つ当たりする…。 そして周りは阿Qをい...…続きを読む

【書考空間】 64/横山秀夫(著)

昭和64年に起きたD県警史上最悪の少女誘拐殺人事件をめぐり、刑事部と警務部が全面戦争に突入し、その狭間で翻弄される主人公の広報官・三上義信が己の真を見出す…という警察ミステリー。 著者は数々の警察小説を生み出してきた横山秀夫氏。 7年ぶりの新作となる本書は、すでに横山史上最高傑作と評され、宝島社「...…続きを読む

【書考空間】学研まんがひみつシリーズ『天気100のひみつ 新改版』(監:清水 教高/画:シュガー佐藤)

今月14日の「成人の日」。東京で8センチ、横浜では13センチの積雪を観測した。この大雪に、新成人はもちろん、困惑した人たちも多かっただろう。 今回、首都圏に大雪をもたらしたのは“南岸低気圧”と呼ばれるもの。北から寒気、南から暖かく湿った空気が入り込むために大雪になりやすい。この時期には珍しいが、2月〜3月...…続きを読む

【書考空間】大卒だって無職になる "はたらく"につまずく若者たち(著:工藤啓)

去年、「大卒の3割が3年以内に入社した企業を辞めている」ことが、厚生労働省が発表した資料で明らかになりました。本書が浮き彫りにするのはこういった状況のさらに上。“大卒で無職になる若者が増えている現状”を明らかにしています。 著者は若者の就労支援をするNPO法人「育て上げ」ネットの代表、工藤啓氏。 ...…続きを読む

【書考空間】教室内カースト(著:鈴木 翔、解説:本田由紀) 

昨年、頻繁に報じられた「いじめ」のニュース。そのいじめの温床となると指摘されているのが、本書のテーマ「スクールカースト」です。これは、主に中学・高校のクラス内で発生するヒエラルキーのことで、ヒエラルキーの決定要因としては、人気やモテ度、運動神経などがあり、上位から、「1軍・2軍・3軍」「イケメン・フ...…続きを読む

【書考空間】女ノマド、一人砂漠に生きる(著:常見 藤代)

「ノマド」といっても巷で話題のスタバで仕事をする人たちのことではない。本書はその語源となった本物の遊牧民についての話だ。 ナイル川近くの砂漠で遊牧をして暮らすおばあさん、サイード。著者は彼女と寝食を共にして、遊牧民の暮らしや考え方を間近で観察してきた。この小さなおばあさんは寝るときは星空の下が...…続きを読む

【書考空間】山口晃 大画面作品集(著:山口 晃)

日本画と西洋画、過去と未来、そして現実と虚構が錯綜し共存した世界を、高度な技術力とユーモア・センスで構築する画家、山口晃。彼の2作目の作品集となるのが、本書『山口晃大画面作品集』です。 彼の作品を観た多くの人は、そこに「日本の伝統」のような何か、を恐らく感じ取るでしょう。「日本の伝統」的な形式の...…続きを読む

【書考空間】系統樹曼荼羅 チェイン・ツリー・ネットワーク(文:三中 信宏、図版:杉山 久仁彦)

「系統樹」というと聞きなれないが、身近なところでいえば、家系図がイメージしやすいだろうか。 分類は人類の認知行為である。その分類を系統樹として視覚化し、 記憶術的、教育的ツールとして人類は利用してきた。古くは6世紀にまで遡るらしい。 ダーウィンの「進化論」の系統樹が有名で、主に生物学においてよく...…続きを読む

【書考空間】子供の名前が危ない(著:牧野 恭仁雄)

アニメのキャラクターや外国語の発音などに漢字を当て、子どもに命名する「キラキラネーム」。年末や年度替わり、就活期や新学期など、定期的に騒がれる話題だが、そんなキラキラネームの問題について、新たな切り口で考察した興味深い本を見つけてしまった。 著者は、命名研究家。10万件もの名づけの相談に答えてき...…続きを読む

【書考空間】教師が育つ条件(著:今津 孝次郎)

大阪市立桜宮高校でバスケットボール部主将の男子生徒が、顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、世論が憤っている。昨年も大津市のいじめ問題などで、学校側の対応に多くの非難が集まったのは記憶に新しい。なぜこうも、教育現場を巡る問題がたびたび浮上するのか?そもそも、教師ってどんな状況に置かれているの...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■二十年先の未来はいま作られている(編:MIRAI DESIGN LAB.)

2013年の新成人は、全国でおよそ122万人。社会はすでに高齢化が進み、若い世代は年々減り続けている。待ち受ける未来は、楽観できるものとは言えない。しかし、新しく「大人」になった彼らは、この先の未来を担っていく存在になっていくのである、確実に。未来は継続するものでありながら、変えていけるものでもある。そ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ(著:三橋 貴明)

次の20年のことを考える上で前提となるのが、東日本大震災による「完全」な復興。 震災によって多くの命とともに、街を、そして多くの製造拠点を失った日本。とてつもない悲しみを伴ったことだが、それは経済的な観点から翻って考えてみると、デフレ不況を解消する大きな経済需要を創出するチャンスでもある。本書は、...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■中国ビジネスの崩壊 未曾有のチャイナリスクに襲われる日本企業(著:青木 直人)

中国とのつきあい方についても、次の20年を考える上では不可欠なことだと思う。また自分自身の事業にも関わるテーマなので、中国ビジネスの未来については、大いに関心がある。 たしかに、中国の経済成長にかつてほどの勢いがなくなっているのは、仕事を通じても感じている。今の日本にとって経済に社会に大きな影響...…続きを読む

【書考空間】残念な人の思考法(著:山崎 将志)

最近、ビジネス書や自己啓発本に対して疑問の声が少なくない。一定の需要があるから世に溢れんばかりにこの手の本が続々と出てくるわけだが、1年もすると消えていたり、読んだ本人が「何だったっけ」「役に立たないな」と実感の声が増えているそうだ。もちろん読み手に問題がある場合もあるだろう。一方で「所詮は著者の...…続きを読む

【書考空間】 創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」/村上隆(著)

著者は世界的に活躍する現代アーティストの村上隆氏。本書はまさに、第一線で活躍を続ける村上氏が提唱する「覚悟と継続のススメ」。村上氏が見た現代アートの世界から、仕事における覚悟と継続の必要性に迫っています。 私はアートの世界のことはよくわかりませんが、アーティスト、芸術家という肩書きの人は皆、社会...…続きを読む

【書考空間】 続く会社、続かない会社はNo.2で決まる/大塚英樹 (著)

本書で言うNo.2とは、副社長や専務といった「2番目」のポジションのことではありません。No.2とは、企業を変え、成長させる主役のこと。 著者の大塚英樹氏はこれまで、500人以上の経営者にインタビューし、「会社を変えるのはトップではなく、No.2だ」という結論に達したそうです。 実際に、著者が上げる例を見...…続きを読む

【書考空間】僕の死に方 エンディングダイアリー500日(著:金子哲雄)

昨年10月、41才という若さで亡くなった、流通ジャーナリストの金子哲雄さん。生前、金子さんが葬儀の参列者のために用意していた手紙の内容は、メディアでも大きく報じられ、大きな反響を呼びました。 そんな金子さんが死の1カ月前から書き始めたという本書は、金子さんが病名の告知を受けてからの様々な心の葛藤が綴ら...…続きを読む

【書考空間】選ぶ力(著:五木寛之)

自民党の圧勝で幕を閉じた衆議院選挙。果たして、正しい“選択”ができたのか…そんな後悔の念を抱いている人も少なくないのではないでしょうか。 わたしはというと、悩みに悩んだ末に、投票する政党を選べずに、棄権という選択をしました。果たして、この“選択”が正しかったのか、ふと思い悩む瞬間もあります。そんな心境...…続きを読む

【書考空間】路(著:吉田 修一)

「悪人」などの作品にみる事件の裏を描く社会派の作品ではなく、人間の絆を叙情的に描く作品である。舞台となる台湾は親日的なイメージもあり若い女性の中では最近人気があるがこの小説はそんな台湾の魅力を十分に味わえる。 いくつかの物語がこの小説の中にはあって、昔台湾で出会った青年を気にかけ転勤してきた春...…続きを読む

【書考空間】縄文土器ガイドブック(著:井口 直司)

国立科学博物館で縄文人展が催されるなど、縄文土器、そして縄文文化についての関心が高まっているのだろうか。書店店頭でも本書の他にも縄文人の人骨の写真集が発売されるなど、縄文色が濃くなってきたように思う。縄文人展のサブタイトルが「芸術と科学の融合」であるように、縄文土器を芸術的に捉えるようなニュアン...…続きを読む

【書考空間】採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの(著:伊賀 泰代)

大変に良質な「リーダーシップ」本です。マッキンゼー日本支社において12年間採用担当として従事されて来た著者だからこそ、グローバルビジネスの前線で求められる資質を明らかにできたと同時に、反面日本社会に何が不足しているかも鋭く(しかしとても平易な語り口で)指摘されています。 「自分の仕事に関しては自...…続きを読む

【書考空間】怒る!日本文化論 よその子供とよその大人の叱りかた(著・パオロ・マッツァリーノ)

日々ネット上で巻き起こる炎上事件や論争。インターネットを通じて誰もが自由に発言できるようになった分、多くの人が、誰かの小さな発言に怒りを感じ、その矛先を発言者にぶつけている。その一方で、現実社会の中では「叱れない大人が増えた…」という声もよく聞く。一体、どちらが本当の日本人の姿なのか?そもそも「他...…続きを読む

【書考空間】本番5分前!絶体絶命な彼らの華麗なる決断 バタバタ状態を乗り切るインバスケット思考(著・鳥原 隆志)

1月7日、経済3団体の新年祝賀パーティーに出席した安倍晋三首相は『スピード感と決断、実行力を何よりも大切にしていく』と語り、緊急経済対策を取りまとめて、すみやかに大型補正予算を国会に提出する方針を示した。 しかし、首相が語る「スピード感・決断力・実行力」は、ビジネスシーンにおいても必須スキルだ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■海賊とよばれた男(下)(著:百田 尚樹)

出光興産の創業者・出光佐三氏をモデルにした歴史経済小説の後編。 恥ずかしながら「日章丸事件」を私は何も知らずにこの本を読み進めていたので、当時の歴史背景などを感じながら素直にドキドキハラハラして読み終えた。 戦後から日本の高度成長期といわれる中、日本の石油エネルギーは、巨大国際石油資本「メジャ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■海賊とよばれた男(上)(著:百田 尚樹)

2012年の夏に出版されて以来、たくさんの方に「よかった!」と伺っていたが、できればゆっくり一挙に読んでみたいと考えていたため、お正月休みに入って一挙に読み終えた。出光興産の創業者・出光佐三氏をモデルにした歴史経済小説。新年に読むことで、今年の働く活力をいただいた気がした。 社員を家族のように大切...…続きを読む

【書考空間】 官僚の反逆 (幻冬舎新書)/中野 剛志 (著)

「外圧をかけてTPP参加を促して欲しい」と日本の官僚からの要請があったという、衝撃的なアメリカ側の暴露から始まる本書。現役官僚の著者、中野剛志氏によると、とんでもない要請をした官僚は、堂々とアメリカの外圧を利用することを良しとする公言をする人物で、国民からは「改革派官僚」ともてはやされているそうです...…続きを読む

【書考空間】たくらむ技術 (新潮新書)/ 加地 倫三 (著)

「ロンドンハーツ」「アメトーーク! 」などの人気番組を手がけるプロデューサー、加地倫三氏。現役のテレビ朝日の社員で、テレビの世界では知らない人はいないと言っても過言ではありません。 ヒット企画を量産する加地プロデューサーならではの、会議の進行の仕方、企画書の書き方、タレントとの打ち合わせ、キャバク...…続きを読む

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