• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【書考空間】自分の感受性くらい自分で守ればかものよ(永遠の詩)(著:茨木のり子)

ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ 茨木のり子の詩の魅力は、瑞々しさにあふれた生へのエネルギーと、読む度に背すじが伸びるような凛とした強さ、しなやかさ、そして類い稀なる「感受性」であろう。 「汲む」という...…続きを読む

【書考空間】厄年の研究(著:島田裕巳)

女の33歳、男の42歳。 一般的に厄年と呼ばれ、予期せぬ災いが降りかかる年齢として多くの人がこの年齢を警戒し、厄祓いを受けたりします。 かくいう私自身、昨年30歳を迎え諸先輩方から「前厄になったらさっさと厄祓いに行かないと自分や家族に何か起きるのよ、私自身も厄年にね、云々」とそれはもう口酸っぱく言わ...…続きを読む

【書考空間】和菓子のアン(著:坂木 司)

みなさんは、和菓子よく食べますか? 私はあまり食べる機会はないのですが、この本を読んでいたら、無性に和菓子が食べたくなります! この本は、デバ地下の和菓子屋が舞台。そこで巻き起こる、数々の事件と共に和菓子の奥深い魅力が語られる、美味しくってキュートなストーリーです。 主人公は、高校を卒業した梅...…続きを読む

【書考空間】「子育てが終わらない 「30歳成人」時代の家族論」著:小島貴子/斎藤環

皆さんは「SNEP(スネップ)」という言葉を知っているだろうか?「SNEP」とは、現在インターネット上で話題になっている新たな言葉。具体的には“20歳以上59歳以下の、在学中の学生を除く就業していない未婚者で、家族以外の人と2日連続で接していない”ような人々を指す。34歳までという定義があった「NEET(ニート)」に...…続きを読む

【書考空間】「母という病」著:岡田 尊司

今春、就学するはずの女児が死亡していたのに両親が児童手当を受け取っていた事件。こういった児童虐待は、なぜあとを絶たないのか?本書は、その理由を探して手にとった一冊だ。 著者は、パーソナル障害、発達障害の研究を専門とする精神科医。「虐待」や「ひきこもり」といった親子間の問題だけでなく、「うつ」や...…続きを読む

【書考空間】ドストエーフスキー覚書/森 有正 (著)

今、某テレビ局で「カラマーゾフの兄弟」がドラマ化されているためか、書店でドストエフスキー特設コーナーが設けられていることもしばしば。 もし最近、ドストエフスキー作品を初めて読んだという人がいれば、ぜひ合わせて読んで欲しいのが本書です。 私の初ドストエフスキーは『罪と罰』でした。学生の頃何となく手...…続きを読む

【書考空間】 女子校という選択/おおた としまさ (著)

著者は育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏。 個性的な指導、高い進学実績で、社会的に活躍する女性を輩出し続ける女子校。その秘密を、現役教師や著名出身者などへの取材を元に、女子校減少の実態に警鐘を鳴らしつつ、女子だけで教育を受けることのメリットを解き明かしています。 女子だけで学ぶメリットの...…続きを読む

【書考空間】和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人(著:安田 峰俊)

本書のタイトルでもある「和僑」とは海外に活躍の場を求めて移住した日本人を意味し、ここ数年で頻繁に使われるようになった言葉だ。 最新の統計では、海外に在留している日本人の数は約118万人。ここ10年間で40万人近くも増えた。海外駐在や留学など、海外に住む理由は人それぞれだが、本書はそのなかでも中国に移住...…続きを読む

【書考空間】「編集手帳」の文章術(著:竹内 政明)

迷わずに本書を選んだ。読売新聞の編集手帳は私にとって「関心・歓心・感心」で世の中を考えるきっかけが詰まったコラムである。新聞のコラムファンであるという方は多いことだろう。恥ずかしながら10代末の頃「こういう文章を書いてみたいなぁ」と思ったことがある。しかも勝手な想像で、新聞記者とは違う専門の人が匿...…続きを読む

【書考空間】 〈図解〉電車通勤の作法 (著:田中一郎)

満員電車のストレスは相当のもの。都内でも積雪との予想がされていた2月6日、電車は大混雑でした。普段、満員電車にはめったに乗らない、わたしもその日は乗らざるを得ず、案の定、吐き気をもよおすほどのストレスを味わいました。そんな最悪の精神状態だったからか、帯に書かれている、「通勤電車を快適にするオドロ...…続きを読む

【書考空間】 ずる―嘘とごまかしの行動経済学 (著:ダン・アリエリー, 訳:櫻井祐子)

法に引っかかるような大きな不正ではなく、日常生活における、ちょっとした不正である「ずる」。これまで生きてきて、ただの一度も「ずる」をしたことがない、と言い切れる人はそういないでしょう。そんな多くの人にとって心当たりのある「ずる」が本書のテーマです。 デューク大学教授で気鋭の行動経済学者、ダン・...…続きを読む

【書考空間】世界から猫が消えたなら(著:川村 元気)

僕は生きるために、 消すことを決めた。 今日もし突然、 チョコレートが消えたなら 電話が消えたなら 映画が消えたなら 時計が消えたなら 猫が消えたら そして 僕が消えたなら 世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか 30歳郵便配達員。余命あとわずか。 陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引...…続きを読む

【書考空間】ある少女にまつわる殺人の告白(著:佐藤 青南)

書店員にはどうしても売りたい本というのがある。そんな本のひとつが、宝島文庫で出ている佐藤青南「ある少女にまつわる殺人の告白」。ひとりでも多くの方に読んでいただきたいと切に願う作品だ。店頭では「僕はこれを売りたい!!」と大見出しのついたPOPで多面展開している。 かつて、ひとりの少女に忌まわしい事件...…続きを読む

【書考空間】歓喜の仔 上・下(著:天童 荒太)

多額の借金を抱えたまま突然姿を消した父。植物状態の母。親という支えが機能しない中で生きるのは、高校を辞め昼夜問わず働く長男、学校でいじめにあいながら母の介護をする次男、人には見えないものが見える末っ子の妹。借金を返済するため、そして生きていくために兄弟は暴力団組織から覚醒剤のアジツケの仕事も強い...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■学歴入門 (14歳の世渡り術)(著:橘木 俊詔)

「良い大学に入ったら、良い企業に就職して、安定した人生を」。 そんなイメージで“学歴”が重視されたのはいつからだったのか。その学歴について、その歴史も含めて、本書はひもといてくれる。 明治時代の官僚によって作られた日本の学歴は、しばらく日本全体の構図のようになってきたが、バブルが崩壊し、年功序列...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■大人の流儀 3 別れる力(著:伊集院 静)

著者の本は、以前、『贈る言葉』を読んだことがあるが、その時の印象もあって、タイトルから思わず手にとった。だが、タイトルの『別れる力』ということよりも、『大人の流儀』を捉えた内容。 別れだけではなく、格安バスツアーや衣類などの価格競争を例にあげ、モノに対するこだわりが希薄になっていることなどや、...…続きを読む

【書考空間】東大の大罪(著:和田秀樹)

皆さんは、現在、東大法学部の入試倍率が低下していることをご存知だろうか? 東京大学といえば、“日本屈指の最高学府”として全国にその名を轟かせ、かつては某TV局のバラエティ番組にて、「東大受験予備校」なるコーナー企画まで放送されていたほど。そんな言わずと知れた超有名大学の権威に「待った!」をかける本を見...…続きを読む

【書考空間】中国汚染――「公害大陸」の環境報告(著:相川 泰)

春節を迎え、連日報道されていた中国の大気汚染。濃い霧がかかっているかのような北京の映像に、私は衝撃を受けた。というのも、2007年に、中国在住の友人を訪ねて北京に行った時は、“大気汚染がひどい”とは話に聞いたが、あそこまでの汚染ではなかったからだ。 本書は、そんな中国の大気汚染の実態に斬りこんだ一冊...…続きを読む

【書考空間】 銀の匙/中勘助(著)

なかなか開かなかった古い茶箪笥の抽斗から見つけた銀の匙。その銀の匙をきっかけに、伯母さんの限りない愛情に包まれて過ごした少年時代の思い出が、自伝的につづられています。 著者の中勘助が27歳の大正元年に書き上げ、「東京朝日新聞」に連載されていた本作。推薦したのは、かの夏目漱石でした。 大正時代に書...…続きを読む

【書考空間】 どうしてこの国は「無言社会」となったのか/森真一(著)

「無言社会」とは簡単に言ってしまえば、他人としゃべらない社会。 日本は確かに、一歩外に出たとしても、誰とも口を聞くことなく、難なく一日を過ごすことができます。 ある外国人の友人が日本に来た時、ATMが“しゃべる”ことにとても驚いたそうです。彼は「日本は未来に生きている」と冗談か皮肉か、どちらとでも取れ...…続きを読む

【書考空間】敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 増補版 上・下(著:ジョン・ダワー/訳:三浦 陽一, 高杉 忠明)

日本の民主主義については、しばしば“借り物の”などの形容詞がつけられる。 戦後、そんな日本の姿がどう形成されたのか、日米両国の視点を通して描かれている。その視点は支配層だけでなく、復員兵やパンパンと呼ばれた娼婦など民衆がどう反応したのかも鮮やかに描かれていて大変興味深い。 この『敗北を抱きしめ...…続きを読む

【書考空間】無私の日本人(著:磯田 道史)

『武士の家計簿』を10年前に上梓した著者が、「無私」の心に溢れる3人の日本人の生き様を描いた。 仙台の吉岡という宿場町は、常に貧しさにあえいでいたが藩からの助けはなかった。あるとき、穀田屋とその同志が、1000両を藩に貸付け、その利子を町の住人に配るという仕組みを考え付いた。彼らは、自らの身を削りなが...…続きを読む

【書考空間】 「つながり」の進化生物学 はじまりは、歌だった (著:岡ノ谷一夫)

本書を一言で表すならば、「動物行動学が専門の東大教授が書いたコミュニケーションの本」。これだけ聞くと、と読む前は違和感がありますが、大丈夫。読み進めるうちに、その違和感はなくなります。それだけではなく、世に溢れるコミュニケーションがテーマの本にはない、コミュニケーションに関する新たな視点をいくつ...…続きを読む

【書考空間】 ヒップホップの詩人たち ROADSIDE POETS (著:都築響一)

『TOKYO STYLE』などで知られる、編集者で写真家の都築響一氏が行った、地方で活躍する15人のラッパーへのインタビュー、そして、彼らが紡ぎ出すリリック(詩)をまとめたもの。これが飾りのない本書の概要です。 なぜ、地方で活躍するラッパーにスポットを当てたのか? そこに引っ掛かり、手に取らないという人も多い...…続きを読む

【書考空間】中央線がなかったら 見えてくる東京の古層(著:陣内 秀信, 三浦 展)

最近、地形散歩を促すような本が流行しているが、その中でもこの本は中央線を題材にしているところが他と一味違う。私たちは、現在の文化の中で鉄道を中心にすえて土地を考えてしまいがちだが、著者曰く、それによって東京全体の基本構造を見えなくしているというのである。 神社、駅、商店街、そういったものができ...…続きを読む

【書考空間】ミボージン日記(著:竹信 三恵子)

本書は突然「未亡人」になってしまった記者の竹信三恵子さんの体験記です。 ある日、夫婦で旅行に出かけたマレーシアで、夫の悦夫さんが突然亡くなってしまいます。不慮のことに呆然とするものの、手続きなどやらなくてはいけないことが沢山あり、忙しくて悲しむ暇もありません。日本に帰国してやっと夫がいなくなった...…続きを読む

【書考空間】現場女子 輝く働き方を手に入れた7つの物語(著:遠藤 功)

日本経済が復活するために必要なこととは何か。色々あるだろうが、女性労働力の更なる活用というのも、重要なポイントの一つだといわれている。 本書では経営コンサルタントの著者が、様々な業界の、現場という最前線で仕事をしている女性たちを八人紹介。 特に印象的なのは、宅配女子こと、東北地方のヤマト運輸で...…続きを読む

【書考空間】貧困についてとことん考えてみた(著:湯浅 誠/茂木 健一郎)

厚生労働省のまとめによると、生活保護受給者が7か月連続で過去最多を更新したことが明らかになった。そんななか、本書は“貧困についてとことん考えてみた”一冊。社会活動家と脳科学者という異端の二人が日本を縦断し、新たな貧困支援対策の現場を訪問。その模様を記録した対談本だ。 本書では、様々な貧困支援対策...…続きを読む

【書考空間】いまだ人間を幸福にしない日本というシステム(著:カレル・ヴァン・ウォルフレン、翻訳:井上 実)

日本は決して、死と隣り合わせの国ではない。しかし最近、社会問題となった事件は、「体罰」や「PC遠隔操作容疑者の歪んだ憎悪」など、日本人の心理的不安や欲求を具現化したようなニュースばかり。 本書は、外国特派員協会の会長をつとめる著者が、外国人という視点を通して、日本という国を分析した一冊。本書を読...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本(著:現代ビジネス兵法研究会)

孫子の兵法は、経営者の間でもよく耳にすることだが、改めて孫子の兵法を読み解くきっかけにもつなげたいと思い、手にとった一冊。 敵を知り己を知れば百戦危うからず。そう、孫子の兵法というのは、情報をいかに武器に、強みに変えていくかということである。経営者に人気が高いのは、孫子の兵法が、ビジネスのいく...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■「データ」で読み解く安倍政権でこうなる!日本経済(著:榊原 英資)

先日の世論調査によると、安倍政権の支持率が7割を超えたらしい。株価の回復、円安による貿易の黒字化など、それまで経済が停滞していた日本にとって、明るい兆しが出てきたことも安倍政権の支持率にも表れているのかもしれない。 本当にアベノミクスで経済は回復し、景気は良くなるのか。デフレは本当に終わるのか。...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。(著:石原 明)

よくビジネスは、『俯瞰してモノゴトは見るべし』と言われるが、私自身、プロジェクトを進める際に、メンバーには、『全体像を明らかに』『誰もがわかるように可視化することが大切』とよく言っている。 まず、本書に目がとまったのは、“視点”で捉えたビジネス書とは異なり、“人称”で捉えたタイトル。読んでみると、...…続きを読む

【書考空間】旅人 ある物理学者の回想 改版 (角川ソフィア文庫) /湯川 秀樹 (著)

1949年、日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が前半生を振り返った自伝。 登場するのは「小川君」ですが、これは湯川秀樹氏の生家の姓です。 32歳で京都帝大の教授になり、その10年後、わずか42歳でノーベル物理学賞を受賞した「小川君」はまさに、天才。 幼い頃からその片鱗がうかがえま...…続きを読む

【書考空間】 ひとりで生きるということ/アルボムッレ・スマナサーラ (著)

「ひとりで生きる」ということは、どういうことなのか? 本書は、どうすればつながりの社会の中で個人が心の自由を獲得でき、 安らかに生きていけるのか、スリランカ上座仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラ氏が、ブッダの教えをもとに、矛盾に満ちた現代社会を生き抜く智慧を説いています。 人間は1人では生...…続きを読む

【書考空間】国会議事堂ガイドブック・語り継がれる議事堂の歴史(編:衆議院事務局)

1月28日、通常国会が召集された。安倍首相は所信表明演説で「経済再生」を最大かつ喫緊の課題と位置づけ、強い経済を取り戻すと強調した。経済再生だけでなく、震災復興や外交・安全保障、エネルギー政策など課題山積の今のニッポン。一方で、相変わらず国民の“政治離れ”も指摘されている。 どうしたら、政治に関心が持...…続きを読む

【書考空間】ディープ・パープル featuring ジョン・ロード (SHINKO MUSIC MOOK)

バブル期の1988年を境に日本ではCDの普及は一気に進み、ミリオンヒッツが世間に溢れてCDは利便性と音質で音楽の主力となった。ところがダウンロードが登場した昨今はCDの売れゆきも落ちている。楽曲が消耗品になってしまうと危機感を持つ音楽関係者は当然多い。 そんな中で欧米は今アナログブームなのである。ネット...…続きを読む

【書考空間】ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」 (著:山本一郎,中川淳一郎,安田浩一)

インターネット上で過激な発言をし、現実世界でも影響を持ち始めている、「ネット右翼」、通称ネトウヨ。 本書は、山本一郎、中川淳一郎、安田浩一という、ネットジャーナリズムの旗手3人がネット右翼の主張の矛盾点や、生態を掘り下げ、ネット右翼の実態に迫るものです。 ネット右翼の分析は3人それぞれで、どれも...…続きを読む

【書考空間】隣人。38度線の北 (著:初沢亜利)

2002年以降、繰り返し報じられている、反北朝鮮報道。もはや北朝鮮には人としての当たり前の生活すら存在しないのでは…極端に言えば、このような悪いイメージをわたしは抱いていました。そんな悪いイメージをガラリと変えられてしまったのが、本書に掲載されている写真の数々です。 本書は、写真家の初沢亜利氏が3年...…続きを読む

【書考空間】これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義(著:ウォルター・ルーウィン)

ひとつの道を愛するものの言動は、ときに子供っぽく見えないだろうか。そして、それは特に物理学者という人種に特に顕著に現れているように思われる(アインシュタインの舌を出している写真を見たことがありますよね)。 著者ウォルター・ルーウィンは、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』にでてくるブラウン...…続きを読む

【書考空間】人生賭けて 〜苦しみの後には必ず成長があった〜(著:金本 知憲)

数々の記録を残して昨シーズンを最後に引退。その野球人生の区切りに出版された自伝であるが、ただ淡々と輝かしい現役時代を振り返るのではなく、怪我に泣かされた晩年の葛藤に半分を割いている。 復活を期すその努力は大変であったろうと思ってはいたが、愚直なまでに「人生賭けて」野球に打ち込んできた金本氏の「...…続きを読む

【書考空間】クライシス・キャラバン 紛争地における人道援助の真実(著:リンダ・ポルマン)

アンリ・デュナンは「公平・中立・独立」という人道原則の理念の下に「誰でもどこでも助ける」ための人道援助団体である赤十字を作ったが、同じく人道主義者であったフローレンス・ナイチンゲールは戦争をしている国の支出を軽減することにより戦争が長引き、結果として死傷者を増やすような援助になるためデュナンの理...…続きを読む

【書考空間】ポップ中毒者の手記(約10年分)(著:川勝 正幸)

若者の音楽離れが叫ばれて久しい。音楽を聞くためのハードが変わった影響も大きいが、現在のCDの売り方やランキングをみる限りでは、日本の音楽文化は静かに失われつつあると思う。そんななか手にした一冊だ。 昨年1月31日、マンション火災のため亡くなった著者。本書は、ポップカルチャーの牽引者だった著者の全...…続きを読む

【書考空間】母がしんどい(著:田房 永子)

近年、就活に関して親からアドバイスを受ける学生が増えているという。親子の対話も増えるなどメリットがある一方、親の中には、企業が行なっているネットの採用試験に、親が子どもと一緒に解答しているケースまであるそう。 近年、度々耳にするようになった親の過干渉。本書は、そんな過干渉な親に育てられた娘が書...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■アメリカは日本経済の復活を知っている(著:浜田 宏一)

新政権になってから、株価が回復、円安が進み、経済の回復の兆しが報じられてきている。しかし、実際のビジネス社会を見ていると、まだまだ長いデフレ不況から脱せずにいるような感じがしている。日本経済は本当に復活できるのか。多くの人達が思っているように、そんな思いにかられて本書を手にとった。 日米各界の...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■カウントダウン・メルトダウン(上・下)(著:船橋 洋一)

東日本大震災以降、原子力に依存してきた日本の電力は、日本おける大きな社会テーマとなっている。また、同時に、政治における危機管理や打ち出された施策についても、様々な課題が露呈された。 しかし、最も大切なのは、『その時』に一体、何が起こったのか、が未だに詳細が明らかにされていないこと。 本書には、...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■日本の「情報と外交」(著:孫崎 享)

以前にも書いたことだが、中国・韓国などアジア各国の有能な新卒人材を、マッチングする事業を当社では行っている。ビジネスに直結することだけに、アジア、とりわけ、中国や韓国との国家間の関係性については、つねに気になるところ。尖閣諸島の件や、竹島問題など、日本は喫緊の大きな外交課題を抱えている。その「外...…続きを読む

【書考空間】バカに民主主義は無理なのか? (光文社新書) /長山 靖生 (著)

本書は史上最低の政治システムと言われる「民主主義」の可能性と、私たち民衆に求められる資質について、解き明かしています。日本の政治がうまく機能していない理由とは何なのか?民主制の歴史、諸外国の例をもとに、日本の民主制の問題、危機をあらためて浮き彫りにします。 延々とリーダー待望論が叫ばれますが、す...…続きを読む

【書考空間】ネガポ辞典 ネガティブな言葉をポジティブに変換/ネガポ辞典制作委員会 (著)

ネガティブモデルも登場し、人気を博している昨今。本書はネガティブなことをポジティブなことに変換する辞書です。 もともとは2010年の全国高等学校デザイン選手権大会で3位となった札幌平岸高校の生徒のアイディアをもとに作られたアプリが注目を集めたことから書籍化。 言われたり、使われたりすると自分や相...…続きを読む

【書考空間】シェアハウス わたしたちが他人と住む理由 (著:阿部珠恵,茂原奈央美)

リアリティショーにドラマにと、今季、2本のテレビ番組のテーマとなっている「シェアハウス」。 数年前にブームとなり、またブーム再燃の気配がしつつありますが、わたしはどうにも違和感を拭い去れずにいます。わたしがシェアハウスに覚える違和感、それはシェアハウスに漂う“オシャレさ”です。 実際にシェアハウスで...…続きを読む

【書考空間】脳はこんなに悩ましい (著:池谷裕二,中村うさぎ)

ベストセラーを多数持つ脳研究者の池谷裕二氏と作家の中村うさぎ氏が、“脳の世界”をテーマに対談を繰り広げる本書。中村氏ならではの視点で池谷氏に投げられる刺激的な質問と、それに臆することなく的確な回答を返す池谷氏。そのやりとりが何とも小気味よい。 たとえば、「グーグルが脳を劣化させる!?」というテーマ...…続きを読む

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