• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【書考空間】マスクと日本人(著:堀井 光俊)

今年は、各地でソメイヨシノの記録的な早咲きが相次ぎ、春が早くやってきたようだ。 しかし、街中には、まだまだマスク姿の人たちが溢れている。冬の風邪予防から、これからは花粉対策に欠かせないのだろう。 よく言われることだが、こうした光景は外国人には奇妙に映るらしい。 “日本人はなぜマスクを着けるのか?...…続きを読む

【書考空間】中身化する社会(著:菅付 雅信)

『商品もサービスも、そして人間までも、その「中身」が可視化され、丸裸にされてしまう社会の中で、もはや人々は見栄や無駄なことにお金や時間を使わなくなる』 これは本書の紹介文のとくに印象的な一節ですが、これが妙に心に引っ掛かり、本書を手にとってみました。 「商品やサービスが可視化される」。これは何...…続きを読む

【書考空間】ノマドと社畜 -ポスト3.11の働き方を真剣に考える(著:谷本 真由美)

去年あたりから、よく耳にするようになった「ノマド」という言葉。 先日も、平日のお昼に放送している某バラエティ番組に、ノマドワークの伝道者として知られる女性が出演し、ノマドの素晴らしさを喧伝していました。 かねてから感じていた、ノマドという言葉やこの伝道者に対する禍々しさに決着をつけるため、すでに...…続きを読む

【書考空間】ロストケア(著:葉真中 顕)

この小説の殺人犯は本当に「悪」なのか? 犯人=彼の殺人は実は救いだったのではないか? 現代社会の介護問題を考えると、そう思わずにはいられないはず。 読んだあとは深く深く考えさせられる1冊。 例えこれがフィクションであっても読んでおかなければならない、と思った。 (評者:MARUZEN&ジュンク堂書店...…続きを読む

【書考空間】サクラハンドブック(著:大原 隆明)

あらゆる意味で春の訪れが遅かった昨年に比べると、今年は本当に、春になるのが早かったですね。分厚いコートを脱ぎ捨てて、薄くて軽い上着を羽織れるようになるのは、本当に嬉しいものです。ただ、春になるのがあまりに早すぎて、全然お花見ができなかった方、あるいは4月上旬にお花見を企画しちゃったのに、どうすり...…続きを読む

【書考空間】私説ミジンコ大全(著:坂田 明)

ジャズ・ミュージシャンの坂田明さんは、ご友人からのお中元にミジンコ観察用の顕微鏡を贈られるほど、ミジンコの魅力にとりつかれた方。過去にもミジンコに関する著作がある。 今回は、その著作を改訂。レンズの向こうで透明な体、つまり「いのち」そのものを見せてくれるミジンコへのいまだ尽きない純粋な興味、思い...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■夢をかなえるゾウ 2 ガネーシャと貧乏神(著:水野 敬也)

第一弾に続く続編。今回は「ガネーシャ」節に加えて貧乏神も登場。とにかく格言のオンパレード。私自身、4月に入社してくる新入社員への言葉をたくさんいただいた気分。 「お金で買える幸せはすべて人が作ったものです。自分で幸せにならないと。」といった話が出てくるのだが、今の若い人々にきちんとこのような価値...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■夢をかなえるゾウ 1(著:水野 敬也)

以前より気になっていた一冊。インドの神様でゾウ顔の「ガネーシャ」が関西弁で日本人の若者に住み着いてしまうお話。ナポレオン、ニュートン、カーネルサンダース・・・歴史上の人物を導いたとうそぶく様は滑稽で、この立ち位置にいることで一つ一つの格言的な話を実践に移させていく。 話の内容は、いずれも古典の...…続きを読む

【書考空間】 人類が生まれるための12の偶然 (岩波ジュニア新書)/ 眞 淳平 (著), 松井 孝典 (監修)

宇宙の誕生から人類の誕生に至る過程でおきた12の「偶然」の出来事に焦点をあて、人類が今ここにいることの不思議さを解き明かした本書。 人類の誕生はもちろん、宇宙、地球、生命の不思議について考えさせてくれる一冊です。 例えば…太陽の大きさが大きすぎなかったこと。 太陽からの距離が適切なものだったこと。...…続きを読む

【書考空間】 捨てる力 (PHP文庫)/羽生 善治 (著)

天才棋士・羽生善治3冠の名言をもとに、「捨てる力」について解き明かした本書。 昨年、ある旅番組で羽生善治氏がフランスに訪れ、チェスのプロとチェスで対戦し引き分ける…という瞬間に驚愕しました。 その番組の中で、羽生善治氏が好きな言葉だとしてあげたのが「運命は勇者に微笑む」。 挑戦し続け、あえてリスク...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■ケンカ国家論(著:落合 信彦)

「ケンカ」という言葉が持つ野蛮なイメージに日本人は弱いのだが、その考えこそが誤りであり「日本人はもっと『ケンカ』する力を身につけるべき」と言い放っている本である。 ここでいうケンカは「知力」「交渉力」「インテリジェンス」を総動員して国家の安全を保つこと。本書ではたくさんの歴史上の事例を挙げなが...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■新聞・テレビは「データ」でウソをつく(著:武田 邦彦)

本書は日本のマスコミ・報道の仕方などを鵜呑みにすることの危険性について、いろいろな事例をもとに記している。著者の軽快な語り口調が聞こえてきそうな展開であるのだが、例え話が若干極端すぎるのが気にはなる。 「地震予知の間違いの多さ」や「高血圧は長生きできない」、「タバコと肺がんの関係」などを「ウソ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■がんばっぺし!ぺしぺしぺし! 陸前高田市長が綴る“復興を支える仲間”との732日(著:戸羽 太)

震災から2年が経ち、メディアでもここまでの復興についてたくさん特集が組まれていた。そんな中創刊された本著。第1章はこの2年間に戸羽市長がお会いした人々を中心に綴られ、第2章は現状の課題、第3章は未来についてお話しされている。 2年前の東日本大震災の直前に市長に初当選されて、もともと描いていた市長像と...…続きを読む

【書考空間】ウルトラの金言 人生を戦い抜くための勇気と知恵(著:牧 詩郎/監:円谷プロダクション)

今年は円谷プロダクションが生まれて50周年だそうだ。ウルトラQからスタートし、ウルトラマン、ウルトラセブン…円谷プロは日本の特撮映像・怪獣・ヒーローの先駆者であり、多大な影響を与えてきた。本書は特撮第一世代ファンである著者が「ウルトラQ」から「ウルトラマンレオ」に渡るシリーズの別の一面、つまりTV番組内...…続きを読む

【書考空間】大地のゲーム(著:綿矢りさ) ※文芸誌『新潮』(2013年3月号)に掲載

先日、内閣府は、南海トラフでマグニチュード9クラスの地震が起きた場合、死亡者は最悪で32万3000人に達するとの予想を発表しました。 「3・11の傷が癒えぬ今、内閣府が予想するような大地震が起こったら、日本はどうなってしまうのか?」 このような縁起でもない想像が頭をよぎったという方、少なくないのではないで...…続きを読む

【書考空間】医者に殺されない47の心得 -医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法(著:近藤誠)

昨年末に出版され、わずか2か月で41万部という大きな反響を呼んでいる本書。著者は、がんの放射線治療を専門とし、40年間、医師をやってきた、慶應大学医学部放射線科講師の近藤誠氏。 本書で貫かれるのは、『病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい』という考え方です。 たとえば、『がん検診は、やればや...…続きを読む

【書考空間】カリスマサイクリスト 鳴嶋英雄の自転車の楽しみ方(著:光森 忠勝)

本書の主人公である鳴嶋英雄氏は、東京・神宮前と立川に店舗を構える、自転車店(ロードバイク専門)の店主である。 御歳77歳、いまだクラブ員らと共に走りまわる、パワフルなおじい様『ヒデ爺』である。 ちなみにこのヒデ爺、修理のほうはからっきしらしい・・・ 「俺っち走るだけでよぅ、弟(社長の勇氏)と婿殿がね、...…続きを読む

【書考空間】聯愁殺(著:西澤 保彦)

当店で発売以来常にランキングに入っている本です。 動機不明の連続無差別殺人事件。大晦日に開かれた推理合戦は予想だにせぬ結末へと導かれます。本格ミステリとしての評価もさることながら読者の期待を根底から覆すラストが読みどころです。 謎解きでありながら謎解き自体を否定するこれぞまさにメタ推理小説。最...…続きを読む

【書考空間】職業、コピーライター(著:小野田 隆雄)

懐かしいコピーがたくさん出てくる。著者の小野田さんは業界では著名なコピーライターですが、1966年に大学を卒業して資生堂に入社。宣伝部でコピーライターとしての修行が始まるところからこの本は始まる。「インターネットという怪物が、まだ広告のメディアとして機能していなかった時代」である。 『その日は雨で...…続きを読む

【書考空間】偶然性の問題 (岩波文庫)/九鬼 周造 (著)

本書は「粋」を研究した『「いき」の構造』で知られる哲学者の九鬼周造が、「偶然」について、数学的確率としてではなく、哲学的な概念として徹底解説。 番組のコンセプトの中に「今日、起こっていることは全て偶然ではない…」という一文がありますが、九鬼周造、あるいは古の哲学者らが定義付ける偶然とは「必然性の否...…続きを読む

【書考空間】 投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)/藤野 英人 (著)

よくあるマネー本とは一風変わった本書。お金を稼いで、それを使うという行為が社会の仕組みを学ぶことのできる崇高な行為であると説いています。 私がおもしろいなと思ったのは日本で美学とされる「清貧の思想」を否定している項目。 物質的な豊かさを捨て去った生き方は確かに美しいですが、その反対の「豊かさを求...…続きを読む

【書考空間】弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー(著:高橋 秀実)

大阪市の公立高校で起きた体罰自殺問題。いま、スポーツ指導のあり方が問われている。ただ、生徒たちの“らしさ”を生かした指導も、もちろん行われているはずだ。例えば、開成高校野球部がそうだろう。 超進学校として知られる同校の野球部が、夏の甲子園をめざす道のりを描いたこの一冊。 数年前の東・東京予選。強...…続きを読む

【書考空間】夫婦格差社会-二極化する結婚のかたち(著:橘木俊詔・迫田さやか)

格差が拡大し続けていると言われる日本。これまで格差社会をテーマにした本は数多く書かれていますが、本書はそれらとは一線を画し、日本で新たに拡大しつつある格差を指摘しています。その新たな格差とは、「夫婦間の格差」。“高所得を得ている夫婦”と、“低所得に苦しむ夫婦”との間の格差のことです。 これまで日本...…続きを読む

【書考空間】想像ラジオ(著:いとうせいこう)

16年の沈黙を破り、いとうせいこう氏が書いた中編小説、『想像ラジオ』。 書籍化される前、この小説は、河出書房新社の文芸誌「文藝」に掲載されたのですが、掲載されるや、ネット上のみならず、識者からも絶賛の声が続出。「文藝」が売りきれる書店もあったようです。 このように発売前から話題となっていた本書...…続きを読む

【書考空間】方言漢字(著:笹原 宏之)

話しことばには「方言」という地域ごとの違いがあるのを私たちはよく知っていますが、漢字にも「ご当地ローカル漢字」があるなんて知っていましたか? スシと書くにも「鮨」の多い地域、「寿司」の多い地域と分かれ、関西はさすがに古い土地柄ゆえか「鮓」と書く店も多いとか。昔ならその地域でしか通じなかった使い...…続きを読む

【書考空間】Tweet & Shout ニュー・インディペンデントの時代が始まる(著:津田 大介)

文化産業を取り巻く状況は、その時代のメディア環境を構成するテクノロジーの現状と、常に密接に関係します。ポップミュージックはそうした性質を特に色濃く持つ消費文化のひとつであり、レコード、CD、カセットテープと、新たなメディアが登場する度に、その産業構造の質や、表現物の内容そのものも更新され続けてきた...…続きを読む

【書考空間】社会学ウシジマくん(著:難波 功士)

社会学って、高校の授業で学ぶわけではないし、通過しない人にとってはいつまでたってもなんだかよくわからない学問、ですんでしまっている人も多いのではだろうか。 かくいう私も、社会学がどういう学問なのかきちんとわかってはおらず、今の仕事で社会学の本を棚に並べなくてはならなくなって、あわてて社会学の入門...…続きを読む

【書考空間】遺体―震災、津波の果てに(著:石井 光太)

東日本大震災から2年。本書は、あの悲劇を心に刻みこむとともに、改めて手にとった一冊だ。 本書の舞台は、岩手県・釜石市。津波被害により死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した港町だ。本書は、そんな釜石の遺体安置所で奔走した人達のインタビューをもとに綴られている。 ご遺体の収容、身元確認、遺族との...…続きを読む

【書考空間】オリンピックと商業主義(著:小川勝)

東京都をはじめ“AllJapan”で迎えたオリンピック招致委員会。東京でのオリンピック開催については「経済の活性化になる」という賛成派と、「そんな予算があるなら復興にあてて欲しい」といった賛成派が、激しい議論を交しているが、そんななか、本書では、オリンピック礼賛でも金権批判でもないスタンスで「五輪マネーの...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■つながる心 ロンドン五輪競泳日本代表(著:27人のトビウオジャパン, 松田 丈志, 北島 康介, 寺川 綾)

「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」。流行語大賞トップテンにも入った松田丈志氏の言葉は、日本全体を元気づけてくれた。2012年のロンドンオリンピックでの競泳陣の活躍は、半年以上の時間を経ても、まだ記憶に新しい。 高校生の荻野選手や15歳の渡部選手などの10代の若者からから29歳のベテラン北島選手まで、個...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■間抜けの構造(著:ビートたけし)

芸人として、映画監督として、その活躍のスピードは、いまだ衰えることがない。その“目線”や考え方には興味を持っていた。トーク番組でも、聞き手を引き込ませる話術もそうだが、間の取り方も巧いと感じることが多いが、本書においても、前半は様々なエピソードが盛り込まれており、思わず引き込まれてしまう。 後半...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■伊集院静の流儀(著:伊集院 静)

先月、伊集院氏の『大人の流儀3 別れる力』を紹介したが、本書は、伊集院静という人物全般を集約したようなもの。小説あり、エッセイあり、人生相談ありで、伊集院静の魅力が凝縮され、楽しめる一冊だと思う。震災後の若者たちへのメッセージも込められ、それがかえって大人となった“オヤジ”たちにも元気を与えてくれる...…続きを読む

【書考空間】 超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか/リチャード・ワイズマン (著), 木村 博江 (翻訳)

先日、20代の女性タレントと仕事をしたとき、彼女が“霊感がある”という話で、 場が盛り上がりました。タレントさんなので、気持ち良く聞いてあげていたのですが、どうもうさんくさい。オーラが見えるというタレントにオーラを見てもらったことがありますが、聞いているだけで恥ずかしくなるような分析をされました。 ...…続きを読む

【書考空間】老荘思想の心理学/叢小榕(編)

【老荘思想】とは…中国、道家の説に基づき三、四世紀の魏晋時代に流行した思想。社会不安と儒家に対する反動から、老子・荘子を尊び超俗的な説を展開、清談の風を生じた…というものです。 本書は『老子』『荘子』『列子』などから、名言をピックアップし、現代の読者にもわかりやすく、心理学といった現代科学とともに...…続きを読む

【書考空間】まるわかり!三国志(編:コーエー出版部)

小説好きはもちろん、歴史・マンガ・映画・ゲームなどの幅広い分野と世代を超えた根強いファンに支持されているもので三国志は外せないだろう。 と言っているくせに、私自身は小学校の頃に何がきっかけだったのか覚えていないが、柴田錬三郎版の三国志に手を出したことがある。子供向けに書かれているわけではないか...…続きを読む

【書考空間】 評価と贈与の経済学 (著:内田樹, 岡田斗司夫 FREEex)

近年、「生きづらい世の中」という言葉をよく耳にするようになりました。そのせいか、「今がよければいい」とは思えず、知らず知らずのうちに「生き延びる方法」を探している自分がいます。今を漠然とした不安とともに生きている、といった感じでしょうか。こうした不安を少しでも軽減しようと手に取ったのが、「みんな...…続きを読む

【書考空間】 堕落部屋 (著:川本史織)

ベストセラーとなった『断捨離』や『人生がときめく片づけの魔法』に端を発した、お片付けブーム。 “ものを持たないこと”、“ものを捨てること”が持て囃される風潮は、今もなお続いている印象がありますが、そんな風潮のアンチテーゼとも言えるのが、この写真集。 写し出すのは、東京、大阪の都心に住む、いわゆる、...…続きを読む

【書考空間】ニコラ・テスラ秘密の告白(著:ニコラ・テスラ)

あの怪人ニコラ・テスラ自身の著作が21世紀になって世に出ようとは! マッドサイエンティストのイメージ濃厚な彼の思考とはいかなるものか? 第吃瑤第一次大戦後の1919年、そして第局瑤1900年の刊行である。前半部で語る自身の回想は衝撃的だ。幼少期に閃光とともに現れる幻覚を追い払おうとしたが、逆にむしろ見...…続きを読む

【書考空間】アップル驚異のエクスペリエンス(著:カーマイン・ガロ)

ベストセラーとなった『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』、『スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション』の著者がアップルストアはなぜ成功したのか? を解き明かしたのが本著作である。全2作同様、読んでいてワクワクするような文章は今回も健在だ。 アップルストアの成功の鍵は「暮らしを豊かにする」という...…続きを読む

【書考空間】世界の美しい鳥(監修:上田 恵介)

表紙を見た瞬間、色彩豊かな着物を身にまとったかのような鳥の姿に目が釘付けになった。中を開いてみると、まるで架空の生き物のように美しい180羽の鳥たちがいた。 はっとするほど鮮やかで、思わず笑みが浮かんでしまうほどに愛らしい。仲良く寄り添っていたり、鋭い視線で空を見つめていたり・・・。やわらかく可憐に...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週の一冊■永遠のゼロ(著:百田 尚樹)

今年の最初に本欄で紹介させてもらった、百田氏の作品「海賊とよばれた男(※)」を読んで以来、百田氏の作品の話になると、必ずといっていいほど本書の話題になることもあって、ずっと気になっていました。読んでみると、小説を普段はあまり読まない私が、一気に引き込まれていく展開力。出張時のホテルで読み始めたら、...…続きを読む

【書考空間】 沈黙の町で/奥田英朗(著)

朝日新聞で連載されていた本作。小さな地方の都市で、中学2年の男子が学校で転落死し、いじめの実態が明らかになる…。事故か?自殺か?他殺か? 我が子を守ろうと加害者生徒の親。隠蔽する学校。1人の少年の死をもとに、様々な視点から描かれるサスペンスですが、否が応でも昨年、日本の教育、あるいはその枠を越えて...…続きを読む

【書考空間】 〈銀の匙〉の国語授業 (岩波ジュニア新書)/橋本 武(著)

著者は1912年生まれの橋本武氏。1934年、神戸市の旧制灘中学校に国語教師として赴任し、新制灘中学校で新入生を担当することになった時点から、「教科書を使わず、中学の3年間をかけて中勘助の『銀の匙』を1冊読み上げる」という国語授業を開始しました。 本書はそんな『銀の匙』授業を中心に、橋本武氏の教育...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■採用基準(著:伊賀泰代)

本書は、リーダーシップとはどういうことか、を理解する上で、参考になる本だと思う。 タイトルから引きつけられると、ややもするとマッキンゼーに入るためにどうしたらよいかになってしまうが、モノゴトを進める上での、「強い思い」とか「やりきる力」のようなものがどんなことなのかが、とても分かりやすく書かれ...…続きを読む

【書考空間】伝説の人事部長・小宮謙一が選ぶ今週のビジネス書■習近平と中国の終焉(著:富坂 聰)

中国を知る上で、国を率いるリーダーの考え方は、様々な角度から検証していく必要があると思っている。“習近平”に関する本も、何冊も読んでいるが、本書については、中国を読み解くキーワードとして、「格差」「腐敗」「ハクキライが政治的に抹殺」を掲げており、外からの視点ではつかみにくい中国の内情を説明している...…続きを読む

【書考空間】 名作うしろ読み (著:斎藤 美奈子)

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 本は読んでいなくても、この書き出しを知らないという人はあまりいないでしょう。そう、川端康成の『雪国』です。 では、これはどうでしょう? 「さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるようであった」 ピンとこないという人が大半かと思います。これは実は...…続きを読む

【書考空間】 電子書籍を無名でも100万部売る方法 (著:ジョン・ロック 訳:大竹雄介)

本が売れない時代と言われて久しいなか、出版社を通さないインディーズ作家として、世界で初めて電子書籍を100万部売った男、ジョン・ロック氏。驚くことに、このジョン・ロック氏は、もともと小説家ではなく執筆業の素人。そんな素人がなぜ100万部を売ることができたのでしょうか。 著者によると、「特定の読...…続きを読む

MESSAGE ★ 番組へのメッセージはこちらから ★ 皆さまからのご意見お待ちしております


ページの先頭へ