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番組スタッフ
徳洲会グループから5000万円を受け取っていた問題で、東京都の猪瀬直樹知事が辞職しました。それに伴い、来年2月に都知事選が行われることが決まりました。

すでに立候補に向けて名乗りをあげている人もいますが、1月下旬の告示まで、いつ、だれが立候補表明をするか、さまざまな駆け引きが繰り広げられることでしょう。候補者の顔ぶれとともに注目したいのが、都知事選でインターネットがどのように活用されるのか、です。

インターネットを使った選挙運動、いわゆる「ネット選挙」は、今年7月の参議院選挙でついに解禁されました。

しかし、事前にメディアが大きく取り上げるなど注目されたわりには、期待倒れに終わった感が強かったといえます。選挙後に行われた各種調査では、ネットの情報が投票行動にあまり影響を与えなかったとされ、政党や候補者のウェブサイトやソーシャルメディアでの発信も、アクセスしたのはごく限られた人だったようです。

先週、産経新聞のサイトに載った「メディア回顧」という記事でも、「投票率は低調な選挙戦も手伝い戦後3番目に低い52・61%。ネット選挙解禁が上昇には結びつかなかった」と総括されています。

だが、今度の東京都知事選で、ネット上の選挙運動がどのように行われ、有権者にどのような影響を与えるのか、再び注目したいと思います。

都知事選は、地方選挙ではあるものの、日本の首都の首長を決める選挙であり、常に大きな関心を集めています。候補者にも全国的に有名な政治家やタレントが顔をそろえ、マスメディアが競ってその情報を報道する選挙です。

また、たった一人の知事を選ぶというシンプルな選挙であり、比例区などがある国政選挙に比べ、有権者が参加しやすい側面もあるといえます。そして、今回の場合、現時点でだれが知事になるのか予測がつかないという意味で、注目度がより高まっているという要素もあります。

そんな都知事選で、候補者たちはインターネットはどのように活用するのか。また、有権者はソーシャルメディアを中心に、どう議論にからんでいくのか。低調だったと指摘されたネットメディアは、参院選の教訓をどう生かすのか。あらためて観察し、ネット選挙の可能性について考えてみたいと思います。

(スタッフ: K)
(2013/12/30 UPDATE)
番組スタッフ
2013年も残すところ、1週間を切りました。
年始の準備が着々と進む中、電気通信事業者協会、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・アクセスは、大晦日から元日にかけての約2時間は、携帯電話がつながりにくくなることが予想されることから、「おめでとうコール・メール」をなるべく控えるよう呼びかけました。

携帯電話が普及して十数年。思い返せば、携帯電話の「あけおめ問題」は10年以上も解決されていないのです。私が初めて携帯電話を持った学生の頃から、この問題はありました。

携帯電話各社のメール、キャリアメールで「あけおめ」を言う人は今やどのくらいいるのでしょうか。
私の場合、友人とのプライベートなやりとりはほぼ、SNSのメッセージ機能に移行しました。仕事のやりとりもFacebookメッセージで済ませることもあります。
今回の携帯電話各社の「あけおめ」を控える呼びかけに対して、次のようなリアクション(Twitter上)がありました。

●その辺は会社側が対応を考えたほうがいいのでは
●年進歩がないなと思う
●無料提供してるにも関わらず「バルス祭り」にサーバー増強で見事対処したTwitterを見習え

呼びかけを素直に応じるといった声は見られませんでした。その多くが、今どきキャリアメールや電話で「あけおめ」は言わない、今年はLINEやTwitterが負荷を分散してくれるのでは…というものです。

Twitterでは今年の元日、「あけましておめでとう」ツイートが秒間3万3388投稿に達し、当時の秒間ツイート数世界一を記録しました。それから7ヶ月後…。この世界記録はまたしても日本で塗り替えられます。「バルス祭り」です。
アニメ映画「天空の城ラピュタ」がテレビ放送されると、ネットでは「バルス」と一斉に書き込む“祭り”が必ず発生します。今年は過去最大となり、そのペースは最大で秒間14万3199投稿。新記録を樹立しました。
過去放送では日本人の「バルス」ツイートによってTwitterのサーバーが一時的にダウンしましたが、今年の夏の放送では、アメリカ人スタッフの残業によるサーバー徹底強化により、ダウンを免れました。
日本人の「お祭り騒ぎ」のために、より強度なインフラが構築されたのです。

Twitterのサーバーなら大丈夫といった声の一方で、LINEは次のような要請をしています。

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LINEは、スマートフォン向けの無料通話・メールアプリ「LINE」において、大晦日から元旦にかけての午前0時前後30分間は「あけましておめでとう」の送受信が混み合うことを予測し、ユーザーへのWi-Fi環境での利用を推奨している。 同社は、サーバーの増強、LINE@を含むLINE公式アカウントからの負荷が高まる時間帯の配信制限などの対策を行う。公式ブログ内で、自宅の無線LANや公衆無線LANサービスが利用できる場合は、活用し通信キャリア側の負担を軽減するよう、ユーザーへの協力を呼びかけている。
<ケータイWatch あけおめスタンプはWi-Fiで、LINEからも協力を呼びかけ>
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もはや風物詩となったネットへの「あけおめ」投稿。これはもはや文化として受け入れざるを得ないのかもしれません。
ネットのやりとりで新年の挨拶を済ませることに、否定的な人もいます。メールなんかよりも年賀状の方がぬくもりがあっていい…といった意見です。
しかし、デジタルだと何でもかんでも冷たいのか。私はそうは思いません。バルス祭りのようなネットの世界特有の連帯感、熱も好きです。
あけましておめでとうツイートが、特定の人物への挨拶ではないので、味気ないと考える人もいるようです。
不特定多数に投げかけるあけましておめでとうがあってもいいではないか。私はそう思います。

いつからか、日本人はやたらと「カウントダウン」を好むようになりました。
新年の到来はもちろんのこと、注目を集める製品の発売日、ボジョレーヌーヴォーの解禁日、さらにはハロウィンですらカウントダウンが行われていたと言います。
最近のイベントには何にでも、カウントダウンというわかりやすい連帯感を生むシステムを導入しているような気がするのです。誰もが知るイベントに、誰もが知る共通言語を投げかける。バルスであろうが、数字であろうが、その共通言語はまるで、呪文のように不思議な連帯感を生みます。
もしかしたらその連帯感は、とんでもない快楽を有しているのかもしれません。

郵便がインフラとなったように、インターネットも通信、連絡等に欠かせない重要なインフラです。
東日本大震災発生直後、キャリアメールや携帯電話が機能しないということがありました。主な連絡手段、情報伝達手段となったのはTwitterです。こういった忘れるべきではない経験から考えると、災害時に備えて通信インフラを整えておいて損はないと思うのです。
「あけおめサーバーダウン」が危惧されるときこそ、インフラを強化して、起こるかもしれない災害に耐えられるか試しておいてもいいのではないでしょうか。

何かに備えて、インフラを強化する。インフラに携わる仕事をしているものなら、当たり前に取り組む課題だと思うのですが…。

元日を迎えた直後、デジタルな新年の挨拶をしたいという人は、今年はTwitterをその場所に選ぶのが良いでしょう。


スタッフ・坂本
(2013/12/26 UPDATE)
番組スタッフ
2020年開催の東京五輪のメイン会場として、来年の7月から改修工事が始まる国立競技場。
その国立競技場をめぐって、日本のトップアイドルグループ、「嵐」「AKB48」「ももいろクローバーZ」の一部のファンたちがネット上で激しくやりあっています。
J-CASTニュースによれば、ことの発端は、AKB48が来年3月29、30日に国立競技場でコンサートを開催すると発表したこと。
これに対し嵐ファンが激怒したそうです。

嵐は08年から13年まで6年連続で国立競技場でコンサートを開催しており、今年9月に行われたコンサートでは、最後の国立であることが強調され、メンバーも「俺たちが国立の最後の人だ」と言ってファンを盛り上げていたとのこと。
多くのメディアも、嵐が国立でライブを行う最後のアーティストと伝えました。

しかしその後、AKB48が12月17日に行われたイベント内で、国立競技場でのコンサート開催をサプライズ発表しました。
嵐ファンの中から「AKBふざけるな!」「国立は嵐の聖地。AKBがみんなの思いを潰した」などと怒りを発する人や、「嵐が最後じゃないなんて、悲しすぎる」とショックを受ける人があらわれ物議を醸します。

そしてAKBの発表から約1週間後の12月23日に、ももいろクローバーZが国立競技場でコンサートを開催することを発表しました。
開催日は来年の15、16日の2日間で、AKBよりも2週間早い開催となり、「女性アイドル初の国立競技場コンサート」はももクロのものとなったのです。

これに今度はAKBファンが怒りの声をあげます。
「AKBより少しでも早くやろうと必死」
「ももクロ邪魔しないでよ」

こうしてネット上で繰り広げられるファン同士の争いに対し、第三者からもツッコミが入ります。
「何が嵐の聖地だよふざけんな 国立競技場はコンサート会場じゃないんだよ」
「国立霞ヶ丘競技場は、AKBのものでも、嵐のものでもない。(いわんや、ももクロをや。)」

嵐が国立最後のアーティストになると信じて疑わなかったファンが残念に思う気持ちはわかりますが、誰がやっても自由なわけですから、AKBに非はなく、口撃されてしまうのは気の毒に思います。
また、「国立でやる最初の女性アイドル」という名誉をももクロにもっていかれたAKBファンも悔しいでしょうが、これももう仕方のないことと諦めるしかないでしょう。

私の周りにはAKBのファンという人がけっこういますが、聞いたところによると、AKBのコンサートに行くと、世間にはほとんど知られていないアイドルグループのファンが、会場の外で並んでいるAKBファンに対し「人気を独り占めして卑怯だ、他のアイドルのことを考えろ」などと意味不明のいいがかりをつけ、AKBファンとトラブルになったりすることがあるそうです。
こんな人は特別変わった人なのかもしれませんが、熱くなりすぎるとファン同士の思わぬトラブルになってしまう可能性はあります。

AKBのコンサートの後にまた嵐がやるのではないかという噂もあり、国立で最後にライブをやるのは誰なのかといった議論はファンの間ではまだまだ続きそうです。
新国立競技場は2019年に完成予定ですが、完成したらしたで、新しい国立競技場で初めにやるのは誰なのかをめぐって、激しい舌戦が繰り広げられるかもしれません。
ひいきのアイドルの歴史的快挙を応援するのは問題ありませんが、熱くなりすぎて余計なトラブルに発展しないよう願うばかりです。

(スタッフ:武市)

(2013/12/25 UPDATE)
番組スタッフ
作家の万城目学さんのツイートと、それを取り上げたハフィントンポスト日本版の記事によって、にわかに熱を帯び始めている、図書館による「人気図書寄贈のお願い」をめぐる議論。

「人気図書寄贈のお願い」というのは、普段、図書館を利用しない人にとっては馴染みのない言葉でしょうが、これは、予約件数が多く、貸出までに数ヶ月から数年かかるような書籍を、図書館利用者の寄贈によって賄おうとするもの。

もう少し具体例を出して説明すると、たとえば札幌市の図書館で最も予約件数が多いのが、24日時点で1443件の予約が入っている、東野圭吾さんの『祈りの幕が下りる時』。
札幌市の図書館ではこの書籍を22冊所蔵していますが、一人の貸出期限を2週間として計算すると、いま予約して手元に書籍が届くのは約2年半後。

この途方もない待ち時間を、利用者の寄贈によって短くしようとする試みで、札幌市の図書館では、<現在下記のタイトルに予約が集中しております。ご予約いただいた方に少しでも早く図書を提供するため、下記の図書をご寄贈いただけたら幸いです。>という前書きとともに、『祈りの幕が下りる時』を含む9冊の書籍のタイトルが並べられています。

こうした試みに対し、『鴨川ホルモー』『プリンセス トヨトミ』で知られる作家、万城目学さんがツイッター(@maqime)で呈したのが、以下のような苦言。
*****
図書館が予算内で本を購入し、それを市民に貸すのはまったく問題ないのです。要望が多いからと、タダで仕入れて、タダで貸すのはやめてほしいと言っているのです。
そりゃ市民はよろこぶだろうけど、それは偽りの正しさで、本当に正しいのは「待てない方は御自分で購入を」と言うことです。
*****

このツイートを含む、万城目さんの一連のツイートがきっかけとなり、togetterでまとめが作られるほどネットでは議論が白熱。
「『読みたい』ニーズに応えるためなら何でも許されるのか?」と図書館を批判する声があがる一方、「望む人の手元に本が届けられないってのはもう図書館の本質的な問題になっちゃうからなあ」と図書館側の対応にある程度、理解を示す声もあがっています。

賛否両論あるとはいえ、純粋な図書館利用者にとっては、おそらくありがたい試み。
不満を漏らしているのは、書籍の著者や出版社だけなのではないでしょうか。
そして、その不満の根っこにあるのは、万城目さんのツイートに<タダで仕入れて、タダで貸す>とあるように、お金の問題だと何となく推測できます。(あくまでも推測ですが…)
その推測をもとに調べたところ、「公共貸与権」というものに行き当たりました。

『kotobank』によると、これは「図書館の蔵書が利用者に貸し出しされたとき、著者が一定額の報酬を受け取れる権利」のこと。
イギリス、ドイツなどヨーロッパ十数カ国が導入しており、公共図書館における貸し出し冊数などに準じて、著者に報酬が支払われているようです。

書籍の著者や出版社にとって歓迎すべき制度ですが、問題なのは、これが日本では導入されていないということ。
図書館で貸し出されるCDや映像資料についてはすでに導入されているものの、書籍に関してはまだ議論されている段階なのだといいます。

今はまだ議論段階の「公共貸与権」。
これが書籍においても導入されれば、著者や出版社の不満が完全に解消されるとまでは言いませんが、今よりはずっとましになるのかもしれません。

(スタッフH)
(2013/12/24 UPDATE)
番組スタッフ
日曜の深夜、日本テレビ系でNNNドキュメント「もの言わぬ語り部 震災遺構
伝承のカタチ」
が放送されました。東日本大震災の被災地で、急速に消えていっている「震災遺構」をめぐるドキュメンタリーでした。

気仙沼市の第十八共徳丸や南三陸町の防災対策庁舎、宮古市のたろう観光ホテル。広島の原爆ドームが原子爆弾の恐ろしさを今に伝えているように、これら震災遺構も地震や津波の脅威を多くの人に知らしめています。

しかし、地元では「辛い出来事を思い出すから撤去してほしい」という住民の声も強く、多くが解体されて、その姿を消していっています。番組では、震災遺構を残すべきだという人々とそれに反対する人々、その間で苦しむ行政の担当者の表情をていねいに紹介していました。

深夜の番組でしたが、視聴した人の反応は大きかったようで、ツイッターには番組に対する感想が数多く書き込まれました。

「残すのも大切だと思うけど、あの場所で亡くなったと思うと見ながら生活をするのも辛いのだよね…。生活している人の気持ちが大切だと思う」

「私からすれば…忠霊塔なり鎮魂の碑なり建てればいいじゃないか…って思うのだが、、」

「保存側、解体側、双方の考えはあるけど、私は費用負担が重荷になるくらいなら解体していいと思うね」

このように震災遺構の撤去に賛成する声もある一方で、次のように撤去に反対する声も多くありました。

「震災遺構を残さなければ、また同じ事を繰り返すのではないだろうかと危惧してしまう・・・百聞は一見に如かず。聞くより一目で現実を伝える方が後々の命を救うのではないだろうか」

「震災遺構は残すべきであって決してなくすべきじゃない。 安易にその時の感情や民主の意見で解体すれば津波の被害を後世に伝える語り部がいなくなる。」

「被災の証言者もわれわれもみな死んでいるであろう100年後を意識した考え方が必要ではないか。被災体験も震災遺構も、今生きているわれわれだけが所有するものではなく、今は主張できない未来の他者のものでもあるべきだ」

さらに、簡単に答えが出せる問題ではないと、うめくようなつぶやきも少なくありませんでした。

「自分の立場だったら、どう判断するだろうかと涙をこぼしながらずっと考えながら見てた」

番組の中で、震災遺構の保存を断念する理由の一つとしてあげられていたのが、お金の問題です。津波によって大きなダメージを受けた建造物を維持するだけでも多額の費用がかかり、所有者や地元の市町村だけでは、その維持費を捻出できないというのです。

そうであれば、国や県が補助金で支えるべきだと思うのですが、これまでは震災遺構の保存に復興予算をあてることに、消極的だったようです。しかし、南三陸町の防災対策庁舎の撤去が決まったあと、県知事や復興大臣が保存に向けた発言を始めるなど、風向きが変わってきたことを番組は伝えていました。

たしかに、震災遺構をどう扱うべきかは、地元住民の間でも意見が対立する難しい問題でしょう。だが、難しい問題だからこそ、結論を急ぐべきではないのではないかと思います。あの巨大な災害が起きてから、まだ3年もたっていないのです。

震災遺構はいま生きている人のことだけでなく、将来の人々のことも考えて、その帰趨を決めるべきです。100年後、いや、数百年後に、その地域で暮らすであろう人々のことも考えて・・・

そうだとすれば、わずか2、3年で、お金を理由に撤去を決めてしまうのは、あまりにも拙速といえるのではないでしょうか。

(スタッフ: K)
(2013/12/23 UPDATE)
番組スタッフ
Facebookの最大の特長といえば、サムズアップでおなじみの「いいね!」ボタン。
Facebookが「リア充専用SNS」などと呼ばれるのは、この「いいね!」ボタンがあるからだと言われます。
「いいね!」はボタンひとつで完結できる画期的な意思表示システムであると同時に、自身の投稿のおもしろさや人気などを表す指標。
「いいね!」をたくさんもらおうと思えば、やはりポジティブな投稿になりがちです。
「車を買った」「結婚した」「経営者パーティーに呼ばれた」「ミシュラン三ツ星店で食事をした」…。
ポジティブな投稿が全ての人にとって、おもしろいものであるとは限りません。ある人はそれを自慢と捉え、そのストレスに堪え兼ねてFacebookを去る…といったこともありえます。

「愛犬が死んでしまった」「上司が無能すぎる!」…といったネガティブな投稿には、「いいね!」を押し辛いもの。ネガティブな投稿をしても「いいね!」をもらえないということで、結局、ポジティブな投稿ばかりをするようになっていく…。そんなユーザーを目にしたのは私だけではないはずです。
会社の上司が自身の投稿に「いいね!」を押すことを強要するソーシャルハラスメント、ソーハラという言葉も生まれました。

「いいね!」しかないから、「いいね!」が欲しいから、ポジティブな投稿ばかりになり、リア充専用SNSなどと呼ばれたりする。
他人のリア充っぷりを見た人は時として、不愉快な自慢と受け取ってしまう…。
Facebookユーザーを知らず知らずのうちにがんじがらめにしてきた「いいね!」の呪縛。
もしかしたら、その呪縛が解けるかもしれません。

前置きが長くなりました。
Facebookと連携するiPhoneアプリ、「Facebook Messenger」。特定のユーザーとクローズドなやり取りができるメッセージ機能ですが、この「Facebook Messenger」限定で、「よくないね!」というサムズアップ
(ブーイング)による意思表示ができるようになったのです。
「よくないね!」というソーシャルボタンができたのではありません。LINEと同じ、いわゆるスタンプです。「よくないね!」以外にも、Facebookおなじみのサムズアップをモチーフに、「親指に包帯を巻いたもの」「シャンパンを持ったもの」など様々なイラストをダウンロードできるようになりました。

使ってみて思うのは、できれば、これをFacebook本体にソーシャルボタンとして埋め込んでくれないか…ということ。
知人の30代男性が先日、「今週も俺、がんばった!自分にご褒美☆」というコメントともに、赤ワインとワイングラスの写真をアップしていました。それ以前から、「バーで飲んでいたら、●●の社長と仲良くなった」「居酒屋で、芸人●●と遭遇。記念に一枚」といった写真ばかりで、ついに彼の投稿を「非表示」にしました。この時、「知らねーよ」ボタンがあったらな…と夢想します。

何でもかんでも「いいね!」をする人がいます。「いいね!」がたくさんついていると、とても面白そうな投稿に見えます。
「いいね!」というリアクションシステムはあらゆるシーンで、“パクられ”ました。
今後、こういった意思表示システムは私たちの生活に、さらに浸透していくことでしょう。
考え過ぎでしょうか。「いいね!」という無駄を排除したシンプルな意思表示システムが、ユーザーの思考力の有無を試している…、と思ってしまうのです。
某カップラーメンのCMで登場する「俺は絶対にしない!本当にいいねと思った時しか!」というセリフが心に沁みます。

スタッフ・坂本
(2013/12/19 UPDATE)
番組スタッフ
コンビニのアイスケースに入ったり、飲食店の醤油さしを鼻に突っ込んだり、そんな悪ふざけ行為を撮影し、ツイッターやフェイスブックなどに投稿する、いわゆるバカッターと呼ばれる人達が、今年は世間を賑わせました。
最近はあまりそうした話題を耳にしないなと思っていたのですが、久しぶりに大きくやらかしてしまった集団が現れました。

電車で全裸、写真撮影容疑 富山の20代男女6人を書類送検
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金沢東署は17日、電車内で全裸になったなどとして、公然わいせつ容疑で富山県内の20代男女6人を書類送検した。6人はいずれも「自分たちで楽しむつもりだった」と容疑を認めている。
(中略)
短文投稿サイト「ツイッター」に投稿された、駒井被告が裸になって座席に座っている写真を見た人がJR西日本金沢支社に連絡した。
駒井被告は高岡駅と金沢駅間の往復の車内でほぼ全裸になって座ったとして公然わいせつ容疑で逮捕、起訴された。
(「産経ニュース」2013.12.17)
+++++++

電車内で全裸になるとは、にわかには信じ難い出来事です…。
以前、金沢市の「餃子の王将」で、客が全裸になった様子を撮影し、フェイスブックにアップして逮捕者まで出すという出来事がありましたが、この件を含め、過去の騒動の数々が、今回やらかしてしまった人達の頭にもあったはずです。
「自分たちで楽しむつもりだった」と言っていますが、SNSに投稿することが、仲間内だけでなく多くの人の目に晒されるということがなぜわからなかったのか、不思議でなりません。

私はバカッター騒動が過熱している時、悪ふざけ投稿で炎上してしまった人、数人に仕事でインタビューしたことがありますが、その中の一人がこんなことを言っていました。
++++++
まさかこんな大袈裟なことになるとは思っていなかったっていうのが正直なところです。
でも、投稿した時は、友達だけに見せたいとか、そんなことは考えてなかった。
具体的に誰々にじゃなくて、より多くの人に見てもらいたいって思ってましたね。
やらかしちゃった人が「友達にウケたくてやった、とか、知り合いだけに見せるつもりで…」とかよく言うけど、友達とか仲間内だけを意識してやってる人ってあんまりいないと思いますよ。
せっかくこんな面白い画像撮ったんだから、できるだけ多くの人に見てもらいたいって思いが少なからずあるはず。
ていうか、その行為をしてる時点で、「今この瞬間を誰か見てくれ」って思いながらやってますから。誰か通りがかって驚いてくれないかなって気持ちがある。
実際見られたら大変なことになるとはほとんど思ってませんからね。
++++++

投稿して反応を期待する以前に、その行為をやっている時点で「見られたくてしょうがない」というわけです。
電車で全裸になった人達も、私が話を聞いた人と同じように、それをやっている最中、「見られてもいい」あるいは「誰か今の俺を見てくれ」という思いがあったのかもしれません(電車で全裸になって誰にも見られない可能性は極めて低いわけですから)。
コスプレをした人が他人に見てもらいたいと思うように、言い方は変ですが、その人達にとってそれは「全裸のコスプレ」のようなものなのでしょう。

このような人達につけるクスリははっきり言ってありませんが、
私達にとりあえずできることといえば、たとえそれが親友であったとしても、「少しでも良からぬ行為には無視を決め込む」そんなことくらいでしょうか。

(スタッフ:武市)

(2013/12/18 UPDATE)
番組スタッフ
MyNewsJapan編集長でジャーナリストの渡邉正裕さんによる、タクシー運転手に対する暴言ツイートが、今、ネットで物議を醸しています。
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今日もタクシー降りるとき「開けないで」といったのに勝手にドアを開けられて「オマエ日本語わからないのかよ」と怒鳴らねばならなかった。外が寒いのはバカでもわかる。決済の前に勝手に開けられたら寒い。こんなの客が言うまでもないサービス業の基本だが、世界一高い料金をとるくせに移民より無能。
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このツイートを始めとする一連のツイートに対し、ツイッターユーザーは猛反発。
「タクシードライバーと移民、双方への侮辱。そして失業者への侮辱です」「タクシー運転手やってますが、あなたはまず移民に謝れ」などと怒りのコメントが多数、書き込まれています。

渡邉さんのツイートは擁護しようがないので放っておくとして、今回の騒動の面白さはここから。
ツイッターで「メイロマ」として知られる谷本真由美さんが燃料を投下し、プチ炎上。
それに対する現役タクシー運転手の反論が目から鱗の情報でした。

まず、メイロマ(@May_Roma)さんが投下した燃料がこちらで・・・
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渡邊さんのツイに怒ってる人がいるんだけど、他の先進国に比べて日本のタクシー(特に都内)は高いけど、道がわからない人が多すぎで困るのです。超有名な場所すらわからない運転手さんがかなりまするよ。。。携帯をナビにすればいいのにと思ったことが何度も。清潔で礼儀正しいけど肝心な所が。。。
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現役タクシー運転手だという、「@ yukicha_express」さんと「@EM13XXTAXI」さんの反論がこちら。
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●「@ yukicha_express」さんのツイート
よく言われる話。タクシーでコース確認をしたところ「しらねぇのか!」といきなり恫喝してくる方がいますが、飲食店におけるオーダー確認と一緒です。最短コースだって利用される方によって若干の差異もあります。だから「確認」するんですよ?

●「@EM13XXTAXI」さんのツイート
有名ホテルに似せた、ややこしい名前の安ホテルを堂々と指示してくる輩を毎日乗客として扱っていれば、確認の必要が無くても、確認しとこうと思うようになる。
それを"自分の行きたい所以外に該当無し"と思い込んでる人に実行すると『はぁ?知らないの⁈』とやられる。解っていてもやるしかない。
だって、一々経路確認する為に、その前に言い訳並べるの?その方が余程変でしょ?
客『宮城』運転手「足立区の?」客『当り前だろ!』
おそらく王子赤羽界隈で毎日何度となくタクシー内で交わされる会話。
でも万が一本当に宮城県へ、と、急いでる人に未確認で走り出したらどうなる?誰が責任取る?

<『めいろま氏の「タクシーは道わからない人が多すぎ」ツイートに思うこと』より抜粋>
*****

わたしも、タクシーを利用することがありますが、たまにイラっとさせられることがあります。
最近で言えば、土地勘がない場所でタクシーをつかまえ、乗った直後に運転手に「この辺、詳しくないんで、教えてくれますか?」と言われたとき。
これには普段、温厚なわたしもイラつきを抑えられませんでした。

わたしをイラつかせた、この運転手も「確認」の意味で、「この辺、詳しくないんで、教えてくれますか?」と言ったのでしょうか。
今となっては確かめようもありませんが、「確認」という意味合いもあることを知っていたら、イラつきを抑えられたのでは…「確認」という意味合いを知った今ではそのように思えています。

(スタッフH)
(2013/12/17 UPDATE)
番組スタッフ
先週の木曜日、12月12日、菅直人元首相が外国特派員協会で「脱原発」をテーマにスピーチを行いました。

東日本大震災に伴う福島第一原発の事故に、首相として向き合った経験にもとづき、原発のリスクの大きさと脱原発の必要性を、海外メディアの記者たちに向かって語りかけました。

「一歩間違えば、東京を含む250キロ圏に住む5000万人が逃げなければならなくなっていた。そのリスクの大きさを、私は日本と世界のみなさんにしっかり伝えたい」

このように菅元首相は話し、「まず、原発をやめるという決定をして、そのうえで、どうやっていまの事故をどう収束させるか、再処理などをどういう段取りでやめていくのかというシナリオを考えるべきだ」と訴えました。

スピーチのなかで、菅元首相は、小泉純一郎元首相の記者会見に言及しました。ちょうど1カ月前の11月12日に、日本記者クラブで行われたものです。

小泉元首相は、フィンランドにある放射性廃棄物の最終処分場「オンカロ」を見学したエピソードを交えながら、「日本において、核のごみの最終処分場のめどをつけられると思うのは、楽観的で無責任すぎる」と、原発推進論者を批判しました。

その小泉元首相について、菅元首相は「素晴らしい」と絶賛しました。なにが素晴らしいかといえば、「フィンランドのオンカロ最終処分場に行くときに、電力関係者や原発関係者を誘って、一緒に行ったことだ」と、菅元首相は言いました。

「日本における最強の組織ともいえる『原子力ムラ』の中枢をわざとオンカロに連れていって、『これを見れば、日本にこれ以上、原発を稼働させるべきではないとわかるだろう』と、その人たちに訴えた」

このような小泉元首相の行動力を、菅元首相は賞賛したのです。そのうえで、

「小泉元首相は『自民党の中でも、5割ぐらいは自分と同じような考え方だ』と言っているので、ぜひその5割の人に、言葉に出してそのことを発言するように、勇気づけてもらいたい」

と期待を口にしました。

当の小泉元首相は、日本記者クラブでのスピーチで、現総理である安倍首相に対して、「いま総理が決断すればできる権力、それが『原発ゼロ』の決断だ」と、強い期待を表明しました。

小泉元首相の「脱原発論」が面白いのは、原発ゼロに向けた事業について、「壮大で、夢のある事業。それに総理の権力をふるうことができる。それにこんな運のいい総理はいない」と、極めてポジティブにとらえているところです。

小泉元首相の明るいキャラクターがよく出ているともいえますが、万が一のときの「リスク」について重く訴える菅元首相とは、アプローチが対照的だと感じます。

「脱原発」については、去年は官邸前デモなどで大きな盛り上がりを見せたものの、今年は参院選があったにもかかわらず、国民的な議論になっているとは言い難い面があります。

しかし今年くり返し報道された「汚染水」の問題で明らかなように、福島第一原発の事故は収束しているわけではありません。原発が抱えるリスクはいまもなお、首都圏のすぐ近くに存在しています。

いまの私たちはそのリスクに「慣れてしまった」状態なのかもしれませんが、原発のリスクに慣れてしまったからこそ、福島の悲劇が起きたといえるでしょう。

二人の元首相が投げかける「脱原発論」をきっかけに、原発とどう向き合っていくべきなのか、再び考えるべき時期がきているのではないでしょうか。

(スタッフ: K)
(2013/12/16 UPDATE)
番組スタッフ
皆さんは「いい話」や「名言」は好きでしょうか?
書店に足を運べば、いい話や名言をまとめた本が並んでおり、インターネットの世界にはそれらをまとめたサイトが無数に存在しています。
ひとたび、TwitterやFacebookの世界に飛び込み、自身のタイムラインを覗いてみると、何らかの「いい話」に出会います。しかも、かなりの高確率で。

今週、私のタイムラインに飛び込んできたのは、「【リトルミイ】胸にグサッと、突き刺さる【名言集】」というまとめ。
Facebookでは1万5千以上の「いいね」が押されていました。
リトルミイといば、アニメ「ムーミン」に登場するキャラクター。よく知られた呼び名は「ミイ」。縦長のお団子ヘアと、生意気で皮肉な口調で人気です。
このまとめはムーミンの人気サブキャラ・ミイが発した心うつ言葉の数々を、「ストレートな言葉たちが、突き刺さります、、、 」という紹介文とともに掲載しています。

例えば…、「忙しい」と口にする人にはロクなヤツがいないと常々思っている私が同意してしまったのが、次のような言葉。

忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。

その他にも、新しい生活や恋への不安を取り払ってくれるような言葉など、思わず共感してしまいたくなるいい言葉がたくさんまとめられています。
私の中学時代、なぜか昼食タイムに全ての教室で「ムーミン」を放送するという、思春期の子供たちにとっては少しツラい習慣がありました。
また、大学時代、ドイツにホームステイした時、そこの奥さんがフィンランド人だったということもあり、アニメではない原作としてのムーミンを取り上げ、ドイツ語をレクチャーしてもらった記憶があります。
ムーミンファンというわけではないですが、基本知識は何となくある私がこのまとめを読み終えて抱いたのは、「あれ、ミイってこんなこというキャラだったかな…」という疑問です。
他の人のリアクションを見てみると、感動した!癒された!という言葉に埋もれて、この「ミイはこんなこと言っていない!」「原作小説を読んだけど、でこんなこと言っていない。これ、創作でしょ。」といった疑問視する声もありました。

確かに、冷静になって読み返してみると、「出展」が記載されていないのも気になります。
アニメやマンガから出た名言となれば、出展を記すのは困難ではないはずです…。

こういったネットにはびこる、いい言葉や名言に対するリアクションは二極化しています。
・心を揺さぶられたものはシェアする。
・疑わしいものは「ウソ」であると暴く。

以前、クレヨンしんちゃんのお父さん、野原ひろしの名言がネットで少し話題になりました。
冴えないサラリーマンの野原ひろしが「正義の反対は悪なんかじゃないんだ。 正義の反対は「また別の正義」なんだよ。」といった数々の名言を発しているようで、「野原ひろしの名言」なるスマホアプリも登場したとか。
その真偽を確かめた強者もいます。

「野原ひろしは本当にそんなことを言ったのか? 「クレヨンしんちゃん」を全巻読んで徹底検証!」

上記サイトでは、世に出回る野原ひろしの名言のほとんどがウソであったと報告しています。

インターネット、SNSには、ある情報を遠く離れた他人と共有できるという特質があります。
誰とでも簡単につながることができ、自分が興味を持ったものを不特定多数に知らしめることが可能です。
「いいね!」や「RT」などを使うことにより、伝えたい情報をどこまでも拡散させられます。
もちろん第三者から見て重要なのは、その情報に「拡散させる価値」があるかどうか。
その情報がウソであるか、真実であるかの判断は後回しにされる傾向があります。

東日本大震災時、Twitterを中心にたくさんのデマが善意により拡散されたせいか、真偽を確かめずにウソの情報を拡散した者を「情報弱者」だとして、非難する傾向があります。
昨今のネットの世界には、「倫理」「行儀」「マナー」「教養」といったものを過度に求める風潮があります。

私自身、「ウソ」であることを検証された美談を「いい話だ!」とシェアした友人に、怒りにも似た苛立ちを覚えた経験がありますが、「Twitter炎上事件」でよくある「非当事者である外野からの攻撃」を見ると、過度に倫理や教養を求める風潮に辟易しているのも事実です。そもそもネットでの発言なんて自由だったんだから、もう放っといてやればいいじゃないか、と。

ニセ美談の名言で騙す人、それに騙される人。どちらも悪くありません。
もちろん、明らかな悪意があり、明らかな実害につながる場合は別ですが。
今後、ネットでデマがはびこることもあるでしょう。
しかし、大勢で叩く必要はない。さらし上げる必要は全くない。
何でもかんでもいいね!を押す人。みんなが叩いているからといって叩く人。
両者とも知らず知らずのうちに、自分の思考に似通った同調圧力に屈しているだけなのかもしれません。

スタッフ・坂本
(2013/12/12 UPDATE)
番組スタッフ
今月2日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」。
大賞が4語も選ばれたことについて未だに議論している人がいるほど、今年の流行語大賞は話題になりました。
その一方で、「ママ流行語」なるものが6日に発表されたのをご存知でしょうか。
これは株式会社サイバーエージェントが運営する、ママ向け情報サイト「Ameba mama(アメーバママ)」が、同サイトの会員のママたちへアンケートを行った結果によるもの。
ランキングは下記の通りです。

2013年「ママ流行語ランキング」トップ10
Q:あなたにとっての、2013年の「ママ流行語」を教えてください。

1位 : 「ギャン泣き」(148票)
2位 : 「ロイヤルベビー」 (101票)
3位 : 「産後クライシス」(62票)
4位 : 「プレママ」(53票)
5位 : 「妊活」(45票)
6位 : 「ベビーカー論争」(30票)
7位 : 「スマホ育児」(27票) 「知育アプリ」(27票)
9位 : 「ママカースト」(22票) 「ワーママ」(22票)

1位の「ギャン泣き」とは、赤ちゃんがギャンギャン泣きわめく様子を表す言葉で、子育て中の女性たちは日常でよく使っているそうです。
最近何かと話題となっている3位の「産後クライシス」は、出産後、急に夫婦の仲が悪くなってしまう現象。
出産が家族にとって必ずしも幸せの始まりではないという現実が、様々なメディアによって浮き彫りになりました。
電車やバスにベビーカーを持ち込むことについてネット上などで激論が交わされた、6位の「ベビーカー論争」。
そしてこの中で一般的にもよく知られている9位の「ママカースト」は、ママ同士の友達付き合いにおいて見られる序列のことです。

暗いイメージの言葉が多く、なんだか気が滅入ってしまいそうなランキング結果を見ていると、今どきのママたちの置かれている状況がいかに大変であるのかよくわかります。
このようなことに悩み苦しんで精神的に追い込まれる母親も多いと聞きますが、その多くは、寛容さを持たない一部の人たちによって与えられるダメージなのではないかという気がします。

私の知人の20代の母親は、赤ちゃんを連れて図書館に行った時に、急に赤ちゃんが泣き出したことがあったそうです。
その時、彼女はすぐに図書館を出ようとしたのですが、間髪入れずに近くにいた女性に「うるさい」と言われ、自分が泣いてしまいたくなるくらい悲しくなったと言っていました。
彼女いわく「赤ちゃんが泣けばうるさいのはわかる。でも、赤ちゃんを連れて図書館に行くことは悪いことではないし、すぐに対応しようとしたんだから、そんなこと言わなくても…」

同じような思いをしている人は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが泣き出してしまった時、今はスマホでご機嫌を取ろうとしたりしますが、
そうすると今度は、7位に「スマホ育児」「知育アプリ」とあるように、「スマホに子守をさせるとはけしからん」などと言われてしまうのです。

また、私は以前、電車に乗っている時に、ベビーカーと一緒に乗ってきた若い母親に対し、子供を抱いてベビーカーを畳んでいたにも関わらず、中年男性があからさまな舌打ちをし続けているのを見たことがあります。
確かに少し混んではいましたが、なぜそれを仕方がないと思えないのだろうと不思議に思いました。

小さな子供を連れている人のほとんどはかなり周りに気を使っているという印象が私にはあります。
たまにいるマナーの悪い人が大袈裟に叩かれたりするので、悪いイメージが必要以上にに広がっているのではないでしょうか。
周り(社会)がもっと寛容になって「まあこれぐらいは仕方がないな」くらいに思ってやり過ごせば、若い母親に対する余計なプレッシャーが減り、来年のママ流行語ランキングには、もう少し明るい言葉が入っているかもしれません。

(スタッフ:武市)

(2013/12/11 UPDATE)
番組スタッフ
放送開始から10週連続で21%を超えるなど、相変わらず高視聴率をキープしている、NHKの朝ドラ『ごちそうさん』。
好調を続ける要因のひとつと言われているのが、キムラ緑子さん演じる和枝による「嫁いびり」です。

和枝は、杏さん演じる主人公のめ以子が東出昌大さん演じる悠太郎のもとに嫁いだ第6週から登場している、悠太郎の姉。つまり、め以子にとっての小姑。
め以子に1年は入籍を許さず女中扱いだと告げ、め以子が苦労して作った朝食には手をつけないにはじまり、せっかく作った料理をひっくり返す、実家から持ってきたぬか床を捨てろと言い放つ、悠太郎の給料を横取りなど、分かりやすい「嫁いびり」を繰り返しています。

時代が変わっても普遍であり、誰にとっても身近というイメージのある「嫁いびり」ですが、最近では「嫁いびり」をするような昔ながらの嫁姑関係に変化が起こっているようです。

週刊朝日が全国の既婚女性1000人(50代以上500人、20〜40代500人)を対象に行った、「イマドキの嫁姑事情」の実態調査によると、今の嫁姑関係は「嫁いびり」を起こすほど濃い間柄ではなくなりつつあり、その理由として、『姑の言い分 嫁の言い分』(作品社)の著者でノンフィクション作家の今井美沙子さんは、「晩婚化」を挙げています。
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今は嫁姑関係の大きな過渡期。
私たちは姑の介護をした最後の世代で、嫁に介護してもらえない最初の世代。
晩婚化や経済的な問題で、なかなか結婚しづらい時代。そんな時代にやっとお嫁さんが来てくれた。それが弱みになって、息子かわいさに小さく控えめになっている姑が多い。
<「毎日新聞」2013年12月3日東京夕刊より抜粋>
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嫁と姑の力関係が逆転し、「嫁>姑」となりつつある今、ドラマの「嫁いびり」が話題になる。
これは興味深い現象ですが、一体どうしてなのでしょうか?
『おしん』『渡る世間は鬼ばかり』などで「嫁いびり」を描いてきた、脚本家の橋田壽賀子さんはこう分析しています。
*****
昔は各家庭に“家風”があったから、姑の立場が強くて威張ることができました。
今は嫁のほうが強くて、“姑が何よ”という時代でしょう。特に上の世代は、さんざん姑に仕えたのに、いざ自分が姑になったら、立場が弱くなってた。
それで、『あれだけ嫁をいじめられたら気分いいだろうな』『私の言いたいことを言ってくれた』とドラマで溜飲を下げているのでしょう。
<「女性セブン」2013年12月12日号より抜粋>
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「嫁>姑」となりつつあるとはいえ、絶滅することなく、しぶとく存在感を示しているのが、強烈な「嫁いびり」をする姑。
わたしの知人A(30代前半・女)の姑がまさにそれで、結婚後、ことあるごとにひどい仕打ちを受け続けているようなのです。

とくにひどいのが、Aが出産直後に受けた仕打ち。
Aの出産後、孫の顔を見るという名目で姑が大姑を連れて病室を訪れたとき、姑は孫の顔を見るや否や、おもむろにカバンから息子(Aの夫)の少年時代の写真を取り出し、「全然、似てないわね!」と言い放ち、悪い笑みを浮かべたのだといいます。
Aは「姑のこと、嫌いだわ〜」と言いながら明るく話していましたが、もし自分が当事者だったら、まったく笑えない話です。

結局のところ、「姑>嫁」であれば嫁が、「嫁>姑」であれば姑が、それぞれ不満を抱えてしまうのが嫁姑関係。
力関係が変わったところで、不満が完全に解消されることはないのでしょう。
嫁と姑は、しょせんは他人なのに、分かり合おうとするから、互いに不満が生まれる。
そもそも分かりあうことなどできないと認め合うことが、意外と大事なのかもしれません。
まあ、家族という観点で考えれば、寂しいことではありますが。

(スタッフH)
(2013/12/10 UPDATE)
番組スタッフ
「人生一度。不倫をしましょう」。そんな挑発的なキャッチフレーズをかかげる既婚者向けSNS「アシュレイ・マディソン」が話題を集めています。

カナダに本社をおくアビッド・ライフ・メディアが運営するこのサイト。今年6月に日本版サイトを開設しましたが、11月までに63万人の会員を集めたそうです。これは世界最速のスピードということで、同社は「日本人の大変強い不倫願望が示されている」としています。

これまでもSNSや出会い系サイトが不倫目的で使われるケースは多々ありましたが、アシュレイ・マディソンの特異な点は、堂々と「不倫用のSNS」をうたっていることです。実際には既婚者以外でも登録可能なのですが、サイトが「方向性」を明確に打ち出しているため、不倫目的の利用者が大半だといいます。

会員の男女比は、男性6割、女性4割という状況だそうで、海外よりも女性比率が高いのが特徴だそうです。日本での登録ペースが好調である点について、創業者のノエル・バイダーマンCEOは「日本市場に巨大なポテンシャルを感じており、米国に次いで日本が第二位のマーケットになる可能性が高い」との見方を示しています。

ちなみに、アシュレイ・マディソンの発表資料によれば、世界全体の会員の職業で多いのは、男性が金融、IT、医者、女性が教育、弁護士、セラピー、だそうです。男性については、高額所得者が多いようですが、やはり不倫にはお金がかかるということなのでしょうか。

このアシュレイ・マディソンはそのユニークなアプローチが注目されて、テレビや雑誌、ネットメディアで紹介されていますが、「不倫を推奨するなんて、けしからん」という批判の声も当然ながら起きています。

東京スポーツに載った記事によれば、グーグルやヤフーなどの検索エンジンで低い評価とされているとのことで、「アシュレイ・マディソン」で検索しても、上位には表示されないという現象が生じています。

そもそも不倫は、現在の日本で「悪いこと」だとされています。犯罪でこそありませんが、不倫すなわち不貞行為は、民事上の「不法行為」となり、慰謝料の原因となります。今年も有名女性タレントが不倫騒動によって出演自粛に追い込まれたことを記憶に新しいところです。

「アシュレイ・マディソンは、結婚を破壊することなく、むしろ救うサービス」とバイダーマンCEOは言うのですが、不倫がばれたら結婚生活が大きなダメージを受けるのは避けられないでしょう。

このサイトに登録することで、そのような不倫に伴うリスクがなくなるのならば良いのでしょうが、もちろんそんなことはないわけで・・・

(スタッフ: K)
(2013/12/9 UPDATE)
番組スタッフ
今週、2013年の新語流行語大賞が発表されました。
忘年会シーズン、使い納めと言わんばかりに、酒に酔った上司たちが自信に満ち満ちた顔でこれらの流行語を放つであろうことに、おびえているのは私だけではないでしょう。

流行語と同時に、毎年、新たに生み出される言葉もあります。今年を代表する新語として、「既読スルー」が挙げられます。
女子高生、ギャルたちの間で「KS」と呼ばれる「既読スルー」とは、先日ユーザーが3億人を突破したSNS、LINEで用いられる言葉です。
LINEでは、自分が送ったメッセージやスタンプを相手が読むと、そのタイミングで“既読”という表示が自分のLINEに追記されます。
既読になっていながら、返事をしないことを「既読スルー」と呼び、LINEユーザーの人間関係における、火種となっているのです。

「既読スルー」という言葉が、若者に人気のLINEで大きな意味を持つことは知っていましたが、実際に人間関係のトラブルにつながるとは認識していませんでした。私の周りでLINEを頻繁に利用している人がいない…というのが大きな理由です。
しかし、先日、私は友人のある20代前半の女性が「既読スルー」をしてしまったことで、小さな小さなもめ事に巻き込まれてしまった瞬間に立ち会うことができました。

私の友人、20代女性Aさんは学生時代の友人4人でディズニーランドに行く計画を、LINEのグループチャットを使って、立てていたそうです。問題のきっかけとなったのは現役キャバ嬢だというBさん。ディズニー通のBさんは、Aさん、Cさん、Dさんが立てる計画に、ことごとくダメ出しをしたそうです。
チケットは当日、買うよりも、事前にディズニーショップで購入した方が、時間のロスなく入場できるというBさんの助言で、4人の中でディズニーショップの最も近所に住むAさんが手配することになりました。

さらにBさんは、自身が千葉住まいなのを良いことに、当日の集合時間を午前中の8時半に設定してきたそうです。
Bさんはディズニーランドまで、電車で30分。Aさん、Cさんは1時間半。Dさんにいたっては2時間もかかるのだとか。
Cさん、DさんがBさんに対して、ここで怒りを見せます。自分の都合の良いように決め過ぎじゃないか、と。
LINEでCさんとDさんがBさんを攻めるやりとりがいくつか続いたそうです。
Bさんも必死に言い訳をしますが、計画を修正するに至ります。

しかし、Aさんは仕事の都合、タイミングなどもあり、Bさん、Cさん、Dさんのやりとりに参加しませんでした。しばらく、ほったらかしでいると、Bさんから自身の機嫌をうかがうメッセージがいくつも来ていたことに驚かされるAさん。
やりとりの中で「既読スルー」をしていたがために、Aさんが怒っているとBさんは思い、詫びとご機嫌うかがいのメッセージを何度も送ったそうです。

Bさんからのメッセージラッシュの時、ちょうど私はAさんと仕事の打ち合わせをしていました。
メッセージの下に「既読」と付いていながらも、スルーする。これはLINEにおいて、明確な意思伝達手段として成立していると、初めて認識した瞬間でした。この場合においては、Aさんの既読スルーはBさんへの怒りと勘違いされたわけですが…。

巷では「既読」と表示させずに読む方法が開発されているようです。ストレスの元になると言われる「既読表示」はそもそもなぜデフォルトなのか、LINEの運営側はこう述べています。

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「LINEは、匿名の第三者ではなく、家族や友人などの大切な人とのコミュニケーションツールとして生まれたサービスです。メール機能の名称を“トーク”」にしたのも、会話をするようなコミュニケーションを楽しんでほしいという想いがあったためです。会って話す“Face to Faceのコミュニケーション”に近い形でコミュニケーションをとるために、表情や感情をやりとりできる“スタンプ”や、確実に言葉が相手に届いていることを示す“既読”の機能を付けたのです」(LINE株式会社 広報)
<ダ・ヴィンチ「今後もなくす予定なし」LINEの既読通知機能を続ける理由を、LINEさんに聞いてみた!>
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「既読スルー」をコミュニケーションとするLINE世代を哀れむ声も聞かれます。
しかし、30代、40代、あるいは50代の社会人にもメールを“既読スルー”すると、どういうつもりの意思表示だと、聞いてくる人がいるのです。
私も以前、仕事の先輩から「了解」であろうとも、その意思をメールで表せ!と言われたことがあります。
そういった人に限って、メールのやりとりで全ての打ち合わせができると考えており、やたらとメール本文が長い。
そして、CCに会議であまり目にしない人のアドレス(偉い人)をただの報告の意味を越えて、“何らかの証拠”として入れておく。
これは私の個人的な見解ですが、電話をすれば早い状況なのに長文メールを書く、いちいち関係者全員をCCに入れる、というタイプの人は、会議など大勢が集まる場で他人をイライラさせる傾向があります。あくまでも個人的見解です。

複数同時にやりとりが可能なデジタルコミュニケーション。デジタルはワンクリックでの意思表示を可能にし、「リツイート」や「いいね!」も生まれました。
お互いの顔が見えないために、声が聞こえないために、シェアボタンや顔文字などを駆使することにより、デジタルの世界でのコミュニケーションはますます簡素化されようとしています。
そんな中で生まれた「既読スルー」は、必然性のある意思伝達手段だと考えます。
相手の顔が見えないコミュニケーションは、これからも誰かを不安に陥れていることでしょう。

スタッフ:坂本
(2013/12/5 UPDATE)
番組スタッフ
学生時代に職場(職業)体験学習をしたことがある人は多いかと思いますが、
先週「上越タウンジャーナル」に掲載された、新潟県上越市にある県立直江津中等教育学校の生徒が、陸上自衛隊高田駐屯地で行った職場体験学習に関する記事に、私は大きく首をひねりました。
その体験学習に対して、3つの団体が抗議したというのですが、その内容がなんだかよくわからないのです。

+++++++
社民党や労組などが同校を訪れ、武藤正美校長に抗議文を手渡し、来年度以降の中止を求めた。
同校では今年11月6〜8日に3年生10人が同駐屯地で職場体験学習を行った。
生徒たちは迷彩服を着用して行進などの基本動作やロープの結び方などを学んだという。
同校では生徒から体験したい職種と職場をきいて行き先を決めており、自衛隊には17人の生徒が希望したが受け入れ側の高田駐屯地の都合で10人になったという。
この職場体験学習に抗議したのは上越地区平和環境労組会議(牧田正樹議長)と社民党上越協議会(本城文夫代表)、新社会党上越支部(小山一郎支部長)の3団体。
3団体の5人が同校を訪れ、「日本も批准しているジュネーブ条約では15歳未満の徴兵は禁じられている。体験学習とはいえ児童が自衛隊で職場体験することは条約の理念を踏みにじるものだ」などと抗議した。
(「上越タウンジャーナル」11月26日)
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これは強制ではなく、生徒が希望した行き先で行ったものです。
それなのに3団体も乗り込んで、ジュネーブ条約まで持ち出して、「条約の理念を踏みにじる」とは、さすがに大袈裟ではないでしょうか。

武藤校長は抗議に対してこう言ったそうです。
「キャリア教育の大事な学習で、自衛隊もいろいろな企業などの中の一つと認識している。防衛大を受験する生徒も実際におり、職業選択の一つの選択肢としてしっかりと本物を見てもらいたいと思っている」

すると3団体は「自衛隊は軍隊だ。一般の企業と同列に捉えるのは平和学習の上でも問題だ」、「生徒が迷彩服を着ていることに違和感を感じないのか」などと詰め寄ります。

武藤校長も負けてはいません。
「自衛隊が軍隊かどうかについて私はここで論じる立場にない。批判があるということは認識したので、これまで通り職場体験学習をより良いものにするために検討したい」

それにしても「生徒が迷彩服を着ていることに違和感を感じないのか」この台詞にはたまげました。
自衛隊という職業を体験するわけですから、迷彩服を着るのは当然です。

私はかつて自衛官だった地元の同級生にこのことをメールで知らせました。
すると次のような返信がありました。

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さっぱり意味がわからん。
自衛隊が悪の組織だと言っているに等しい。
災害時などの救援活動には利用しておいて、こんな時だけ軍隊扱い。
これを職場体験として認めないというのは、将来自衛官になってはいけないと言っているようなもの。
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記事によると、上越市内では今年、同校のほか、市立中学校2校が自衛隊で職場体験学習を行っているとのこと。
意味不明な抗議にめげず、これらの中学校には今後も自衛隊での職場体験を続けてもらいたいものです。

(スタッフ:武市)

(2013/12/4 UPDATE)
番組スタッフ
「スマホを子守の代わりにするような使い方は、悪影響が心配される。親子の直接的なふれあいや対話を大切にしてほしい」
このような思いから日本小児科医会が始めた、「スマホに子守をさせないで!」と書かれたポスターで注意を呼びかける取り組み。

先月16日に読売新聞が夕刊の一面で、おとといにはNHKが報じるなど、にわかに注目を集め始めています。

*****
乳幼児は、親とふれ合ったり、五感を使った遊びをすることで、健全な発育が促されるということですが、スマートフォンなどの普及に伴い、長時間、絵本や歌のアプリで遊ばせたり、アニメの動画を見せたりするケースが増えているということです。
このため日本小児科医会では、子どもの健全な発育を妨げるおそれがあるとして、1日の理事会でポスターを作って注意を呼びかけることを決めました。
「スマホに子守をさせないで!」と書かれたこのポスターでは、本の読み聞かせや屋外での遊びを勧める一方、子どもにスマートフォンなどを渡して長時間遊ばせる行為に注意を呼びかける絵が描かれています。
<「NHK NEWSWEB」2013年12月1日より抜粋>
*****

余計なお世話感が満載のこのニュースに対し、ネットでは「人間の脳の基本を作る大切な時期にスマホか」「まともな母親いないの?」「バカ親が」などと、脊髄反射的に親側を批判したコメントが数多く見られます。
親が子守にスマホを使うことは、批判を受けるほど悪いことなのでしょうか?

半年前に出産したばかりで子供から一時も目を離せないてんやわんやの状態にある知人(30代前半・女)に話を聞いたところ、こんな正直な感想を聞かせてくれました。

*****
生後6カ月の息子は、スマホにまったく興味を示さず、効果がなかった。
そういう状況でほぼ一日中、子守をしているから、たまには他のものに気を取られていてほしい、と思うこともある。それが正直なところ。
今後、自分はスマホに子守を任せるつもりはないが、一般論として、たまに使う分にはいいと思う。もちろん、スマホに子守を任せっきりにするのはどうかと思うけれども。
あと、親の都合でスマホに子守を任せるのではなく、子供自身が好んでスマホをいじっているのであれば、それはそれでいいのでは、とも思う。
*****

「たまには他のものに気を取られていてほしい」と願う親たちが、たまにスマホを子守に使う。
それはそんなに悪いことなのでしょうか?
わたしはそうは思いません。
むしろ、たまになのであれば、それが子供のためになる場面もあるようにさえ思っています。

(スタッフH)
(2013/12/3 UPDATE)
番組スタッフ
ヤフーは先週の11月25日、今年の「検索ワードランキング」を発表しました。この一年にヤフーで検索されたキーワードをランキング形式で紹介したものです。

そこに登場するキーワードや去年と比べたランキングの変動をみると、いまの日本の世相がみえてきます。

総合ランキングの1位〜3位は、「YouTube」「Amazon」「Facebook」といずれも米国発のネットサービスが占めました。ようやく4位に「楽天」が顔を出しますが、5位は「Google」と、これまた米国のサービス。

ヤフーで検索されたワードのランキングのため「ヤフー」が入っていないのでしょうが、米国発のネットサービスがいかに日本を席巻しているかをうかがわせるランキングだといえるでしょう。

次に、去年は圏外だったのに、今年ベスト50に入った「新語」をみてみると、「パズル&ドラゴンズ」(13位)、「進撃の巨人」(30位)、「あまちゃん」(38位)、「壇蜜」(40位)といったワードが並びます。いずれも今年、大きな注目を集めたものばかりで、「なるほど」と納得感があります。

ちょっと意外なのは、「AKB48」が、去年の18位から27位へと順位を落としていることです。去年の前田敦子に続き、今年は篠田麻里子、板野友美といった中心メンバーが卒業していったAKB。テレビではあいかわらず絶好調に見えますが、一般の人の関心は離れつつあるのでしょうか。

ただ、人名ランキングをみると、女性の1位は去年に続き「AKB48」で、やっぱり強いなという気もします。男性の1位も去年と変わらず、「嵐」。これもテレビでの人気ぶりをみれば、うなずかざるをえません。

去年圏外から今年ベスト30に入った「人名」ということでは、女性の2位に入った「壇蜜」、5位の「能年玲奈」、男性の15位に入った「堺雅人」あたりが、今年の活躍を考えれば当然という気がします。

その一方で、「矢口真里」(11位)や「峯岸みなみ」(28位)といったスキャンダルが大きく影響したと思われるランクインや、「桜塚やっくん」(19位)という悲しい事故にからんだものもあって、検索ワードの光と影を感じます。

ヤフーの発表サイトには、今年の時期ごとに検索が急上昇したキーワードをまとめた「検索ワードとともに振り返る2013」というコーナーも設けられています。「ロシア
隕石」(2月)、「煙霧」(3月)、「安藤美姫 出産」(7月)、「いいとも
終了」(10月)といった感じで、「そういえば、そんなことがあったなあ」モードに入ることができます。

このコーナーをみながら、今年一年を振り返ってみるのもよいのではないでしょうか。

(スタッフ: K)
(2013/12/2 UPDATE)

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