• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【書考空間】文字の食卓(著:正木香子)

生活をしていくなかで必ず目にしているものの、あまり注目されることはない「活字の書体」。 本においても「活字の書体」は欠かせないものですが、スポットが当たるのはどうしても本の内容。 本書は、そんな本の脇役とも言える「活字の書体」にスポットを当て、奥深い魅力に気づかせてくれます。 著者は、幼いころ...…続きを読む

【書考空間】怒らないで生きるには(著:アルボムッレ・スマナサーラ、しりあがり寿)

些細なことでイライラしてしまうことが、たまにあります。 たとえば、満員電車で座席を詰めずに2人分のスペースを使っている人を見たとき。疲れているときはなおさらなのですが、注意することもできず、ただイライラ。 ひどいときは、帰宅しても嫌な感情が消えないこともあります。 イライラしたところで事態は何も...…続きを読む

【書考空間】LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。(著:飯島 奈美)

表面がこんがりキツネ色のホットケーキとか、パンが具の水分を吸わずふんわりとしているサンドイッチとか、“なんでもない”料理ほどいざ作ってみると思い通りにいかなかったりする。 そんな “なんでもない”料理を、見た目が“おいしそう”でかつ“おいしく”作るコツが載っているのがこの『LIFE』。 市販のレシピ本はやた...…続きを読む

【書考空間】ピン・ザ・キャットの優美な叛乱(著:荻世 いをら)

独特な文章と、不思議な世界観。 Aとその妻B、友人Mを中心とした、猫をめぐる3つの短編が収められている。 さび柄の猫「あじ」と「ピン」。 どちらも偶然のきっかけでAとBのもとにやってきた。作者は実際に猫を飼ったことがあるのだろう、しつけのくだりや日々の描写は丁寧で、愛情をもって描かれている。 世界...…続きを読む

【書考空間】 時間ループ物語論 成長しない時代を生きる/浅羽 通明(著)

マンガ、アニメ、小説では定番のフォーマット「時間ループ」。 時間ループ物語とは、古くは「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」、最近では「魔法少女まどか☆マギカ」などに用いられる設定で、主人公が同じ時間を何度も繰り返す状況に置かれるものをさす。 本書はいわゆる「サブカル本」ではありません。サブ...…続きを読む

【書考空間】 やまかわうみ 自然と生きる自然に生きる 自然民俗誌 vol.7(2013春号) 昔話・伝説を知る事典

昔話研究者の小沢俊夫・筑波大名誉教授を主な講師に招き、昔話の魅力や語り方などを学ぶ「伊那昔ばなし大学」が来年から3年間、長野県伊那市で開かれます。 また、作家の乃南アサ氏による大人も楽しめる「リメイク昔話」も登場しました。 時代によって読み取られるメッセージは異なるかもしれませんが、普遍的なコン...…続きを読む

【書考空間】ベストセラーの世界史(著:フレデリック・ルヴィロワ/訳:大原 宣久、三枝 大修)

 ベストセラーという言葉が初めて使われたのは、1889年のアメリカ。19世紀以降、文化の大衆化が進むにつれ、書物の質に比例するとされていた商業的成功の意味が問い直される。ヒット作はテクニックが創るという、産業現象としての成功がベストセラーであり、この概念は今日の社会に深く根付いて久しい。 一方、予期せ...…続きを読む

【書考空間】もしも日本が消えたなら 世界を支える日本のチカラ/烏丸 千(著)

多くの国の人は、自国に誇りを持ち、ある程度の歴史や文化を語ることができるといいます。 しかし「日本という国のスゴイところはどこですか?」こう聞かれてスラスラと答えられる日本人はどれほどいるでしょうか。 日本について、実は私たちはよく知らないし、それを実感する機会というのもなかなかありません。 し...…続きを読む

【書考空間】ヒンシュクの達人/ビートたけし(著)

悪気があって言ったわけではないのに相手を怒らせてしまったり、何か鋭いことを言ってやろうと発言したら一斉に叩かれたり。 自分の考えを言葉にするのは難しく、本音を遠慮なく言い続けるなどということは不可能に近い。 しかしそれを実践している男がいる。ご存知、「世界の北野」こと、ビートたけしさん。 たけし...…続きを読む

【書考空間】ウザイ相手をサラリとかわす技術(著:清水 克彦)

「ウザイ」。つまり厄介でうっとうしい輩である。この言葉自体、中年以上の人ならば昔はあまり聞いたことがなかった言葉ではないかと思う。せいぜいこの30年あたりだろうか?(私は「ウザったい」と発言した人がいて知ったことを思い出した)。 根っからウザイと思われる人が存在する一方、時にウザイ人、また誰が近づ...…続きを読む

【書考空間】振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々(著:鈴木大介)

被害額が383億円を超え、過去最悪となった去年の被害をすでに上回った「振り込め詐欺」。 被害が始まった2003年から今年で10年になりますが、撲滅には程遠い状況にあります。 10年経ってもなお、得体の知れない振り込め詐欺組織の全容。 本書は、その全容にルポライターの鈴木大介さんが迫ったノンフィク...…続きを読む

【書考空間】失踪日記 2 アル中病棟(著:吾妻 ひでお)

赤裸々な告白で話題を呼んだ前作「失踪日記」から8年かけ、ようやく出た続編「アル中病棟」。 前作の最後でも少し触れられていた、某病院精神科B病棟(通称アル中病棟)での生活が、今回も包み隠さず(ほぼ)語られている。前作に比べるとややシリアスな雰囲気になってはいるが、相変わらず淡々と、自身や周りの患者の...…続きを読む

【書考空間】最強「ご当地定番」のつくり方(著:勝山 良美)

食品に関する原材料等の偽装表示問題の最中、やけに元気な表紙の本に出会いました。 北海道は、なんといっても食べるものが美味しいというイメージ。いえ、イメージだけではなく実際に魚介類・肉・野菜など原材料の宝庫です。良いものを使い美味しいものを作る。観光にいらっしゃるお客様だけではなく、地元の消費者...…続きを読む

【書考空間】銀曜日のおとぎばなし 愛蔵版(著:萩岩 睦美)

子供へのクリスマスプレゼントなどに最適なコミックがある。 平凡社から出ている「銀曜日のおとぎばなし 愛蔵版」だ。 愛蔵版と銘打たれてはいるが、昔を懐かしむ一部のマニア向けのものではない。愛蔵版すなわち完全復刻版と捉えられることが多いが、そうではない。そもそも、すでに単行本として世に出ているものを...…続きを読む

【書考空間】芝居を愛した作家たち 文士劇の百二十年/道又 力(編著)

「文士劇」をご存知でしょうか?恥ずかしながら、私はこの本が「文士劇」という言葉との初めての出会いです。 文士とは、文筆を職業とする人。いわゆる作家や小説家のことを意味します。 文士劇とは文字通り、作家や小説家たちによる芝居。いつもは裏方の書き手が、俳優となり、演目を行うのです。“プロ”の俳優が登場...…続きを読む

【書考空間】わたしが正義について語るなら(ポプラ新書)/やなせ たかし(著)

日本を代表する漫画家、やなせたかしさんが今年の10月、この世を去りました。 アンパンマンを通じて、あるべきヒーローの姿を描き続けたやなせさん。 やなせさんの死後に出された本書では、なぜ意志をもったアンパンがヒーローなのか、やなせさんが考える正義とは何なのかが綴られています。 孫悟空、スパイダーマ...…続きを読む

【書考空間】相撲部屋ちゃんこ百景 とっておきの話15(著:佐藤 祥子)

寒さ厳しくなったこの時期、一人暮らしの小さな楽しみといえば“ひとり鍋”。 具材を切って鍋に放り込むだけで、体も心も温まる。寄せ鍋、キムチ鍋、豆乳鍋・・・。 ひとりでも十分、楽しい夕食である(決して、強がりではない!)。 そんな鍋料理をほぼ毎日、食べているのが“おすもうさん”であり、相撲部屋ごとのちゃん...…続きを読む

【書考空間】小飼弾の失言学/小飼 弾(著)

失言といえば、かつては著名人の特権でした。失うべき何かを持っているからこそ「失」言というのです。 しかし、ブログやSNSといった発信ツールを誰もが手軽に使いこなせる時代となった今では、一般人であっても失言のリスクと隣り合わせです。 本書はブロガー・カリスマプログラマーである小飼弾氏が、様々な人物...…続きを読む

【書考空間】漢字はすごい!/山口謠司(著)

電車内やカフェなどでスマホ、タブレットを使い文字を読んでいる人の姿は今では当たり前の光景になっています。 一昔前では新聞や本がメインだったように文字を読む媒体は進化しています。 しかし変わったのは媒体だけではありません。 時代を遡ると、文字を記すのに竹簡という竹の札を使用していた時代があり、そこ...…続きを読む

【書考空間】砂の女 改版(著:安部公房)

仕事をしていると、ときに理不尽な要求というものに遭遇することがあります。 最初は反発するものの、やがて反発することを諦め、ついには理不尽な要求を受け入れることが当たり前になっていく… これはわたしの経験談ですが、言ってみれば過去の汚点。せっかく心の奥に封印していたものをわざわざ引っ張り出してきてく...…続きを読む

【書考空間】ひとの居場所をつくる(著:西村 佳哲, 田瀬 理夫)

「これからの日本でどう生きていこう?」 この大きな問いを、ランドスケープ・デザインの仕事から、問いへの答えを探る1冊が『ひとの居場所をつくる』です。問いを紡ぐのは、著者の西村佳哲さん。自身の仕事を通して、答えへの方向を示してくださるのがランドスケープ・デザイナーの田瀬理夫さん。 ランドスケープ・...…続きを読む

【書考空間】ナウシカの飛行具、作ってみた(著:八谷 和彦, 猪谷 千香, マンガ:あさり よしとお)

メディアアーティスト八谷和彦氏が、『風の谷のナウシカ』に登場する一人乗り飛行機“メーヴェ”の再現機を発想し、制作、離陸に至るまでの10年間の回想録である。 さらりと「作ってみた」と冠した書名と、エッセイ調の読みやすい文章とは裏腹に、内容は非常に濃厚。航空史にも類を見ない超小型無尾翼機を個人で「作っ...…続きを読む

【書考空間】アラブ500年史(著:ユージン・ローガン)

アラブの近現代史を知る上で格好の良書が発行された。そのタイトル通り、十六世紀のオスマン帝国による統治から、冷戦以降までの500年に渡るアラブ人の歴史をまとめたものである。 本書は上・下巻を合わせると800ページを超える大著でありながらも、非常に読みやすい内容となっている。それもそのはず、著者は本書を...…続きを読む

【書考空間】戯作三昧/芥川 龍之介(著)

仕事や就職活動がうまくはかどらず、世の中の「不条理さ」を恨む人はたくさんいます。 自分は決して悪くはない、周りが悪い。しかし、世の中が「不条理」だという恨み節を、大きな声で口にするほどではない。 口に出せず、こっそりと他人のせいにしているままだから、悶々が続く…。いつか本気を出して、誰かに認められ...…続きを読む

【書考空間】「悪知恵」のすすめ ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓(著:鹿島茂)

「すべての道はローマに通ず」「火中の栗を拾う」などの名言を残したフランスの詩人、ラ・フォンテーヌがイソップ寓話を題材にして書いた大人のための寓話集『寓話』。 本書は、知る人ぞ知るこの寓話集を読み解き、今に通ずる教訓を提示するものなのですが、今夜、「タイムライン」で取り上げたブラック企業の問題の教...…続きを読む

【書考空間】漫画・「邪馬台国」はなかった(著:福與 篤)

文字だけより、図解や写真があったほうが分かりやすいことがある。歴史物もイメージがわくので「幕末」などの動乱期はストーリー性も相まって漫画化されることも多い。しかし今回紹介させていただくのは学説だ。「図や表でなく、何で漫画なのだろうか?」という興味から本書を手にしてみた。タイトルは「邪馬台国はなか...…続きを読む

【書考空間】カフカ寓話集(岩波文庫)/カフカ(著)池内 紀(編訳)

「ブラック企業」「格差社会」「未曾有の災害」など、不条理としか言いようのない出来事が身近に起こっている昨今。 本書の著者は、不条理文学、実存主義文学の先駆者と言われる、プラハ生まれの小説家、フランツ・カフカ。 代表作である『変身』『城』『審判』などを経ずに、勧められるまま本書を手に取り、カフカ初...…続きを読む

【書考空間】トラオ 徳田虎雄 不随の病院王(著:青木理)

連日、報じられている、東京都の猪瀬知事が医療グループ「徳洲会」から5000万円を受け取っていた問題。急ごしらえ感満載の借用書のことはさておき、今回の問題の中心にいる人物といえば、徳洲会の前理事長、徳田虎雄氏です。 徳田虎雄氏とはどんな人物なのか?徳洲会とはどんな医療グループなのか? 徳洲会関連の...…続きを読む

【書考空間】雨宮鬱子の証券会社で働いたらひどい目にあった(著:雨宮鬱子)

惜しくも2013年流行語大賞は逃したものの、大賞候補にノミネートされるなど、すっかり定着した印象のある「ブラック企業」という言葉。 言葉が定着するとともに、ブラック企業の内情を暴露する流れは定番となりつつありますが、本書もその流れのひとつ。 証券会社で営業をやっていた雨宮鬱子さん(ペンネーム)が...…続きを読む

【書考空間】おかしな建築の歴史(著:五十嵐 太郎)

ここで紹介する本書は、いわいる「建築史」の本とは一味違う。まず注目して欲しいのがその作り。現代から近代、そして近代以前という形で、歴史をさかのぼって紹介されている。さらに面白いのは、見開きもしくは1ページを使って、一つのキーワードについて説明されているところだ。最近耳にした、もしくはこの単語本屋さ...…続きを読む

【書考空間】一路(著:浅田次郎)

参勤交代を描いた小説で、父の火災による死によって御供頭の大役を仰せつかった小野寺一路の中仙道12日間の参勤道中での奮闘を描いた作品である。 一路は千葉道場免許皆伝、塾では塾頭を務めた優秀な武士である。火災から残った「六和辛酉歳蒔坂左京太夫行軍録」の小冊を手本にこの道中を進める。 当主、蒔坂左京太...…続きを読む

【書考空間】ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく(著:堀江 貴文)

今年のビジネス書No.1はこれで決まりだろう。この本はきっとたくさんの人の人生を変える。私はそう確信している。 +++++ もし、あなたが「変わりたい」と願っているのなら、僕のアドバイスはひとつだ。ゼロの自分にイチをたそう。掛け算を目指さず、足し算からはじめよう。僕は働くことを通じて、自分に足し算してい...…続きを読む

【書考空間】ゆかいな仏教 /橋爪 大三郎 (著), 大澤 真幸 (著)

現代の日本を生きる私たちは様々な問題に直面しています。東日本大震災からの復興、福島第一原発の事故、長引く経済不況、ブラック化する社会、幸福の定義の不鮮明化、将来への確かな不安…。 そんな時代だからか、書店に足を運べば宗教本コーナーが目立ちます。実際に、宗教をあつかったテーマの本は震災以降、いくつか...…続きを読む

【書考空間】ユーミンの罪/酒井 順子(著)

何かいやなことがあった時、多くの人が癒しの手段として歌や詩、言葉を選びます。 そんな時に求める癒しとは、自己肯定でしょう。 「ユーミンの歌とは女の業の肯定である」。著者の酒井順子氏はこう語ります。 ユーミンが世の女性達にしたことは、まさに「肯定」。もっとモテたい、もっとお洒落したい、もっと幸せに...…続きを読む

【書考空間】受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る/林 修(著)

受験というものについて、昔から批判的な声を耳にすることは少なくありません。 学習を受験のためだけにするもの、といった誤った捉え方を生徒に植え付けていたり、ほとんどが出題者・採点者側の都合で作られているという点など、様々な問題点が指摘されています。 しかし、「受験で使った能力は、その後の人生で1度...…続きを読む

【書考空間】マンガの食卓/南 信長(著)

マンガに出てくる料理を見て、「これ食べてみたい!」と思った経験はないでしょうか? そんな思いを抱かせる最たるものは『ギャートルズ』のいわゆる「マンガ肉」。 若い世代の人は知らないかもしれませんが、ギャートルズ世代の人は必ず食べたいと思った経験があるはずです。 本書はそんなマンガに登場する料理や食...…続きを読む

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