• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】絢爛たる醜聞 岸信介伝(著:工藤 美代子)

12月24日、第3次安倍内閣が発足した。 安倍首相は内閣発足後の記者会見で「アベノミクスの成功を確かなものにしていくことが最大の課題だ」と強調した。長期政権を視野に入れる安倍政治は、これからどこへ向かうのだろうか…。 安倍首相の祖父・岸信介元首相を描いたこのノンフィクションは、そのヒントを探る一冊だ...…続きを読む

【まえがきは謳う】錯覚の科学(著:クリストファー・チャブリス, ダニエル・シモンズ)

お休みに入られるタイミングで本を選ぶ方も多いと思いますが、仕事だけではなく実生活にも深く結びついたテーマの本をオススメいたします。 本書「錯覚の科学」は、その動画の作成者でもある著者達による、人間の認知や錯覚についての解説書です。 「見えなかったゴリラ」の実験をご存知でしょうか? 白と黒の...…続きを読む

【まえがきは謳う】星間商事株式会社社史編纂室(著:三浦 しをん)

もうすぐ年末年始休暇という方も多いかと思います。 ということで、今回はのんびりしたいときにぴったりの、気軽に読めてかつ読後感がスッキリした小説をご紹介いたします。 本作は、一見企業小説と見紛うタイトルですが、中身にお堅い要素はほぼありません。 とある中堅商社の社史編纂室に配属された面々が、自社...…続きを読む

【まえがきは謳う】「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち/堀田純司(著)

「優れた創作者の体内で実践されている“マーケティング”は、調査会社などが行う“マーケティング”よりもはるかに深い」 本書は、このような考えのもと、ベストセラーとなった『生協の白石さん』などを手がけた編集者である著者が、エンタメ業界のメジャー市場で闘い続けるクリエイターたちが実践しているマーケティング...…続きを読む

【まえがきは謳う】化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15/佐藤健太郎(著)

元素記号などを連想し、どうしても地味なイメージがある「化学」。本書によると、人類の夢を叶えるためには根本的に新しいものを創り出すことが必要で、それができるのは化学をおいて他にないのだといいます。 その化学の最前線では今、どんな研究が進行中で、どんな夢が叶えられようとしているのか。 「金(きん)」...…続きを読む

【まえがきは謳う】頑張る力、創る力 夢をかなえる仕事のルール/RUMIKO(著)

人気の化粧品ブランド「RMK」(アールエムケー)の生みの親で、ニューヨークを拠点に活躍してきたメイクアップアーティストのRUMIKO(るみこ)氏。本書では、異国の地で厳しい環境と戦い、一つ一つ夢をかなえてきた半生や、仕事に向かう姿勢について記している。 中学時代からメイクに興味を持ち、高校を卒...…続きを読む

【まえがきは謳う】つぎはぎプラネット/星新一(著)

ショートショートの神様・星新一。本書は、亡くなってから16年がたった2013年に出版された。同人誌やPR誌などに書かれて以来、書籍や文庫に収録されないままになっていた、幻の作品を集めた、ファン待望の一冊だ。  1965年、雑誌「美しい十代」に掲載された「二〇〇〇年の優雅なお正月」。  星氏が、当...…続きを読む

【まえがきは謳う】 日本の歴史をよみなおす / 網野 善彦 (著)

日本に何人かいる知の巨人のひとり、松野正剛は本書の著者についてこんなことを言っていました。 「網野善彦の本はだいたい読んだほうがいい」 某サイトによると、網野善彦は「日本人論」・「単一民族論」としての日本人の自己認識を変えようとし、「一国史観」を問い直した歴史学者である、のだそうです。 本書はそ...…続きを読む

【まえがきは謳う】 ドキュメント御嶽山大噴火 / 山と溪谷社 (編)

2014年という1年を振り返る時期になりました。リケジョ、ゴーストライター騒動、号泣議員などを思い浮かべがちですが、これらは言ってしまえば、ワイドショーのネタのような暇つぶしの一面も持ち合わせています。 2014年を振り返るにあたって、忘れては鳴らないのが自然災害の脅威でしょう。 自然災害は突然...…続きを読む

【まえがきは謳う】ウラミズ(著:佐島 佑)

角川ホラー文庫は常に斬新なホラー作品を出し続けている革新的なレーベルだ。 そこからまた思わず唸らせられるような逸品が出た。 佐島佑の「ウラミズ」がそれだ。 哀しくも美しいイメージの表紙イラストと、キャッチーなタイトルに惹かれて読んだ。 「霊が視えてしまう真城と、視えないけれどペットボトルの水に...…続きを読む

【まえがきは謳う】機龍警察(著:月村 了衛)

日本SF大賞&吉川英治文学新人賞受賞作。 かつて、これほどエキサイティングな警察小説が存在しただろうか? リアルな警察描写と機甲兵装という近未来的なエッセンスを加えることで、SF警察小説というものに仕上がっている。かといってそれ一辺倒ではなく、人間関係などが複雑に絡み合う緻密なドラマが展開されている...…続きを読む

【まえがきは謳う】夕張再生市長(著:鈴木 直道)

「夕張に住みたい…」 私はこの本の読後、SNSでつぶやいた。 当然、周りの反応は冷ややかなものだった。 あの財政破綻した?! 日本一住みづらいんじゃね? 炭鉱は時代が終わり、観光事業は失敗。 夕張メロン以外何にもない田舎町だよね。 etc…。 一つ一つに反応などせず、この書名をアップした。 元々、東京...…続きを読む

【まえがきは謳う】砂漠の国に砂を売れ ありふれたものが商品になる大量資源ビジネス/石川憲二(著)

就職面接のいじわるな質問例としてよく挙げられる、「砂漠で砂を売る方法を教えてください」。 砂漠の国はそこらじゅう砂だらけですが、そんな場所に砂を持ち込み、高く売りつけることができれば商売人として一流、、、この質問にはそんな考えが根底にあるようです。 砂漠で砂を売るなんて普通はありえない話。しかし...…続きを読む

【まえがきは謳う】言葉尻とらえ隊/能町みね子(著)

事件の犯行理由が報道されるとき、目にする「むしゃくしゃしてやった」というフレーズ。スポーツ選手がインタビューのとき、連発する「ハイ」という言葉。本書は、細かな“言葉尻”が気になってしまうという著者が、こうした“言葉尻”をとことん掘り下げたものです。 ぺ二オク問題の渦中、小森純がブログに書いた「自分で...…続きを読む

【まえがきは謳う】すっきりわかる! 超訳「芸術用語」事典/中川右介(著)

 「ビエンナーレ」「トリエンナーレ」などのアートイベントが各地で開かれるようになり、今年も「ヨコハマトリエンナーレ」をはじめとして、多くの芸術祭が注目を集めた。「アート」が身近になったぶん、関連する言葉に接する機会もあるが、意味を聞かれると答えられないものも多い。  本書は、そんな「分かりそうで...…続きを読む

【まえがきは謳う】意外! びっくり!! 宇宙飛行士の知られざる真実/寺門邦次(著)

日本では小惑星探査機「はやぶさ2」が宇宙へと旅立ち、NASAは次世代宇宙船「オリオン」の無人試験機の打ち上げに成功した。はるかかなたの宇宙の話題は、日に日に、身近に感じられるようになってきている。 本書は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「宇宙飛行士室長」だった寺門氏によるもの。JAXAで長...…続きを読む

【まえがきは謳う】漱石 心 (祖父江慎ブックデザイン) /夏目 漱石 (著)

2014年は夏目漱石の名著『こころ』刊行から100年にあたります。 今年も残すところわずかとなった先月末、文学界が絶賛する夏目漱石の『こころ』が出版されました。それが本書。 これまでの『こころ』とどこが違うのか。 それは、漱石の自筆原稿をもとに本文を作成されたという点にあります。 書き間違いもそ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ビジネスモデル全史 / 三谷 宏治 (著)

「ビジネスモデルの全史」とはすなわち、「イノベーションの歴史」です。 本書では、70モデル、200社、140人の起業家やビジネス・リーダーたちが起こしたイノベーションを紹介しています。ビジネスにおけるイノベーションというと、多くの人がスティーブ・ジョブズを思い浮かべるでしょう。もちろん、本書でも...…続きを読む

【まえがきは謳う】石の虚塔(著:上原 善広)

日本考古学界最大のスキャンダル『旧石器捏造事件』はなぜ起きたのか―。 事件を起こした藤村新一が神様と呼ぶ、日本で初めて旧石器時代の存在を示した「相澤忠洋」と、そのアマチュア考古学者の相澤を見いだした「芹沢長介」を軸に、考古ロマンも消し飛ぶほどの考古学界のドロドロした人間関係を暴きだす。 「神の...…続きを読む

【まえがきは謳う】指を置く(著:佐藤 雅彦, 齋藤 達也)

「指を置く」。一体何のことでしょうか。本書の表紙には、「指を置くことで、解釈が変わる」ということばが記されています。そして裏表紙には、瓶の中に赤いボールのようなものがヒモでぶらさげてある様子が描かれた奇妙なイラストがあり、その中央部には「i」という文字がポツンと書かれています。そしてそのイラストの...…続きを読む

【まえがきは謳う】街場の戦争論(著:内田 樹)

内田さんの文章で最も心惹かれる筆致、文体のようなものがある。内田さん御本人は「それは違うよ」と言われるかも知れないけど、今回の「戦争論」は、『昭和のエートス』(バジリコ 2008年)中の「私的昭和人論」で述べられたことの延長上にあると、そう思う。 「昭和人論」でも「戦争論」でも、内田さんは自分より一...…続きを読む

【まえがきは謳う】パンダ ネコをかぶった珍獣/倉持浩(著)

先日、中国のパンダ保護研究センターで、飼育員が子どものパンダを叩いている動画が公開され、物議を醸しました。動画の公開後、賛否両論の意見が寄せられ、パンダを叩いた職員は結局、停職処分になったようです。このニュースは日本のテレビでも報じられ、あるコメンテーターは「パンダがかわいそう」と語っていました...…続きを読む

【まえがきは謳う】辞書には載らなかった不採用語辞典/飯間浩明(著)

日々、辞書に載せたいことばの実例をさまざまな媒体から採集しているという、『三省堂国語辞典』の編纂者である著者。新版を作るためには1万数千語を集め、そのうち採用されることばは数千語。半分以上は自ら「不採用語」にするのだといいます。 本書はこの「不採用語」ばかりを集めた、今までにない辞典。 気分が高...…続きを読む

【まえがきは謳う】正しい日本人のススメ 英国人文化様式学者のニッポン調査報告書/アラン・スミシー(著) ユースケ・ジョーダン(訳)

 日本にやって来た外国人に密着取材するテレビ番組が人気です。スタジオに外国の方々が集まって、日本について話し合う番組も見かけます。いずれも「日本ってすばらしい」というメッセージ性にあふれていると思いますが、本書はそういった視点とは一線を画す、「外国人から見た日本人」にまつわる一冊です。  著者の...…続きを読む

【まえがきは謳う】ロッパ食談 完全版/古川緑波(著)

 古川ロッパ氏といえば、戦前の日本を代表する喜劇役者。榎本健一氏とともに「エノケンロッパ」として一時代を築いたお方です。そのロッパ氏が、こんなにも「食」に強いこだわりをお持ちだったとは……不勉強で、私は知りませんでした。 本書は、1950年代に刊行された雑誌連載をはじめ、ロッパ氏が食べ物について書...…続きを読む

【まえがきは謳う】戦争における「人殺し」の心理学 / デーヴ・グロスマン (著), 安原 和見 (訳)

先日、惜しまれつつこの世を去った昭和の名優・菅原文太さん。生前、平和活動家としても知られていました。そんな菅原さんは肉親の戦争体験を挙げて「戦争反対のためなら命は惜しくない」と切々と訴えていたといいます。 戦争の悲惨さは形あるものを破壊し、命あるものの生を奪うことにあります。 生を奪うのは人間で...…続きを読む

【まえがきは謳う】 西田幾多郎 無私の思想と日本人 /佐伯啓思 (著)

日本発の哲学を生み出した哲学者・西田幾多郎。京都にある哲学の道は彼に由来すると言います。彼は哲学を学問としては捉えることはせず、日本人として生きる、考えることを哲学に見出していました。 非常に難解だと言われる「西田哲学」を『反・幸福論』で知られる佐伯啓思氏が噛み砕きながら、西田幾多郎による「日本...…続きを読む

【まえがきは謳う】部屋を活かせば人生が変わる(著:部屋を考える会)

昨年発売された本書は本欄で既に紹介されたかも知れないが敢えて取り上げた。当初は本書の続編「部屋を活かせば頭が良くなる」が発売された、それを選ぼうと思った。しかし私の頭が良くなるとは自分でも考えにくい。改めて気になり本書にしたのである。何しろ「人生が変わる」のだ。読み出してすぐに「部屋は人を取り巻...…続きを読む

【まえがきは謳う】チープ・シック(著:カテリーヌ・ミリネア, キャロル・トロイ)

今年のファッショントレンドのキーワード、「ノームコア」を知っていますか? ノームコアとは、「normal」と「core」を組み合わせた「究極の普通」を意味する造語で、着飾らず、シンプルだけど何かオーラがあって、雰囲気のあるファッションがかっこいいとされているようです。 ノームコアのスタイルアイコンに挙...…続きを読む

【まえがきは謳う】「なぜか売れる」の公式(著:理央 周)

なんで「あの本」はこんなに売れるのだろう? 「この本」はあまり売れないのだろう? 長年書店で働いていますがそう思うことが、多々あります。 本に限らず、この世に出回っている商品や儲かっている店についてなんで?なんで?と思うこともしばしば。 商品や店が、どう仕掛けたら売れるのか、なぜ売れるのかが、...…続きを読む

【まえがきは謳う】ニコニコ哲学(著:川上 量生)

この本はKADOKAWA・DOWANGOの会長である川上量生さんが、ウェブメディアのcakesで連載したインタビュー原稿をまとめたものだ。会員制、有料のウェブメディアでの連載だったこともあり、就職活動に関してとある会社を実名で批判したり、ニコニコ動画のUIはわざとユーザーが嫌がるように作っているというような、絶対に他...…続きを読む

【まえがきは謳う】アイドル国富論/境真良(著)

経済学者で上武大学教授の田中秀臣さんは、アイドルと日本経済の密接な関係をこう指摘しています。 「アイドルは景気後退期に生まれ、景気上昇とともに人気を獲得し、景気が頭を打った1〜2年後に人気が凋落する」。 本書はこの指摘を下敷きに、経済産業省国際戦略分析官である著者がアイドルと経済の関わりや変遷を...…続きを読む

【まえがきは謳う】逆転!強敵や逆境に勝てる秘密/マルコム・グラッドウェル(著) 藤井留美(訳)

「弱者が絶対的強者に勝つ」。 こうした状況に心躍るという人、少なくないのではないでしょうか。心躍るのは弱者が絶対的強者に勝つことはごく稀なことだからなのですが、本書によると、弱者が絶対的強者に勝つための「勝利の方程式」は必ず存在するのだといいます。 まったく無名の女子高校バスケットボールチーム...…続きを読む

【まえがきは謳う】明日がちょっと幸せになる お地蔵さまのことば(文・写真:吉田さらさ)

 「山ガール」「森ガール」、神社を巡る「御朱印ガール」。趣味やファッションのテイストによって名付けられた「○○ガール」の呼称が浸透して久しい昨今、ついに「お地蔵ガール」の時代が到来するかもしれない。そう予感させる一冊である。  著者の吉田さんは大学で美術史を専攻。長年、女性誌の編集に携わった後、...…続きを読む

【まえがきは謳う】人間臨終図巻 1-4(著:山田風太郎)

健さんが逝った。 高倉健さん、83歳。1970年代生まれの私は、若かりし頃のご活躍をリアルタイムでは知らないが「網走番外地」「幸福の黄色いハンカチ」など、心に残っている作品がある。学生時代の美術の授業中には、出来栄えのよろしくない我が作品を眺め、友人たちに「自分……不器用ですから」などと呟いてみた記憶も...…続きを読む

【まえがきは謳う】 名作家具のヒミツ / ジョー スズキ(著)

何十年も前にデザインされ、今もなお名作として愛される家具があります。 本書はそんな名作家具がもつ逸話を紹介。 私は家具やインテリアに明るくはないのですが、スチールパイプと革を組み合わせたコルビュジエ作のソファ「カッシーナ」、湾曲した合板を組み合わせた「バタフライスツール」など、本書には一度は見た...…続きを読む

【まえがきは謳う】見てしまう人びと 幻覚の脳科学 / オリヴァー・サックス (著), 大田 直子 (訳)

幻覚という言葉は常に暗いイメージと共に語られます。本書はそんな負のイメージがつきまとう幻覚のイメージを180度覆す医療エッセイ。 アカデミー賞受賞作品の原作を手がけた作家が幻覚を見てしまう人間の秘密を実例とともに、あたたかな文章で紹介していきます。 もし、私が幻覚を見てしまったら…と想像します。 ...…続きを読む

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