• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】目の見えない人は世界をどう見ているのか/伊藤亜紗(著)

人が得る情報の8割から9割は視覚に由来すると言われる。これに「裏を返せば目に依存しすぎているともいえる」と疑問を呈すのが東京工業大学の准教授である本書の著者。私たちはつい、目でとらえた世界がすべてだと思い込んでしまい、「世界の別の顔」を見逃しているのだといいます。 そこで著者が目をつけたのが、「...…続きを読む

【まえがきは謳う】昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか/大塚ひかり(著)

昔話の登場人物で一番多いのは誰でしょう。本書はこんな問いかけから始まります。タイトルを見れば答えは明らかですが、「お爺さんとお婆さん」です。 昔話は大抵、「むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいました」で始まり、登場人物もメインは老人。なぜ生産性の低い弱者であるはずの老人が重要な役割を...…続きを読む

【まえがきは謳う】シルバ〜アート 老人芸術/鞆の津ミュージアム(監修)

死刑囚が描いた絵画や、ヤンキーを巡る表現など、挑戦的な展示を続けてきたという「鞆の津ミュージアム」(広島県福山市)。本書は2014年8月から3か月間、同ミュージアムで開催された「花咲くジイさん 〜我が道を行く超経験者たち」の展示が元になっている。登場するのは、全国各地で創作活動に励む「ジイさん」...…続きを読む

【まえがきは謳う】幸せの日本論 日本人という謎を解く/前野 隆司 (著)

「日本人は、日本人とは何かについて分かっていない国民」なのではないか―。 本書は著者のそんな指摘から始まる。巷には「日本人」や「日本」に関する書籍があふれており、それらはおおむね「昔も今もすごいぞ日本人!」「世界を号泣させた日本人」などの「肯定系」と、「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」「日本...…続きを読む

【まえがきは謳う】ナチスと精神分析官 / ジャック・エル=ハイ (著), 高里 ひろ (訳), 桑名 真弓 (訳)

世界の歴史に名を残す、ナチスの所業。 学校の特別授業やヨーロッパ旅行時にあらためてじっくりと、ヒトラー主導の独裁政治の苛烈さ、ユダヤ人の迫害の残虐さをじっくりと知る機会がありましたが、その都度、「なぜここまで人間性を捨て去ることができたのか」という疑問が浮かび上がりました。 ご存知の通り、ヒトラ...…続きを読む

【まえがきは謳う】デビュー作を書くための超「小説」教室 / 高橋 源一郎 (著)

今や文学界には数々の「賞」があります。 受賞と同時に話題となり、購買意欲をそそられる本も多いですが、実際に読んでみると、「なぜ、これが大賞なんだ…」と疑問符が浮かぶこともよくあります(特に純文学系の賞で多いかもしれません)。 こういった賞において欠かせない存在が、作家の作品を吟味し、受賞作を選ぶ「...…続きを読む

【まえがきは謳う】ホンモノの思考力 口ぐせで鍛える論理の技術 (著:樋口 裕一)

「論理的」。この言葉に賢いイメージを持つ方は多いことだろう。大学生などを中心にその重要性が声高に叫ばれ続けてかれこれ10年以上になるのではなかろうか? 某大学生がゼミで論理的思考の訓練をするうちに、会話自体が小難しくなってしまい、周囲の者が話したがらなくなったという笑えない話を聞いたことがある。つま...…続きを読む

【まえがきは謳う】0ベース思考(著:スティーヴン・レヴィット, スティーヴン・ダブナー)

フードファイターの小林尊さんをご存じでしょうか。 アメリカのホットドッグ早食いコンテストで連覇を果たした日本人、というとお分かりになる方も多いかと思います。海外メディアからは、大食い早食いをスポーツに変えた人物と称され、アメリカを中心に海外のCMやキャンペーンに複数登場する有名人です。 本書で...…続きを読む

【まえがきは謳う】なんでもホルモン(著:伊藤 裕)

「ホルモン」と聞いて何を思い浮かべますか? 焼き肉のホルモンを想像する方もいらっしゃると思いますが、今回は私達の身体の中にある「ホルモン」の本を紹介します。 有名なものは「ドーパミン」や「アドレナリン」「インスリン」、女性なら「エストロゲン」などがあり、聞いたことがある方も多いかと思いますが、...…続きを読む

【まえがきは謳う】自分を知るための社会学入門/岩本茂樹(著)

社会学というと、とっつきづらいという方、本書は入門書としておすすめです。 著者の実体験をベースに、映画・文学などの具体的エピソードを交えながら、社会学を紹介。テーマも、ファッションの流行、自分探し、場所や関係性によって変わる他者との距離のとり方、趣味に序列があるのか、といったとっつきやすいものが...…続きを読む

【まえがきは謳う】コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと/川上量生(著)

KADOKAWA・DWANGOの会長でありながら、プロデューサー見習いという立場でスタジオジブリに関わっている著者が、ジブリに関わる生活のなかで何を考えたのか。本書は、その思考の中身を明かしたものです。 コンテンツとはなにか?クリエイティブとはなにか?オリジナリティとはなにか?こうした問いを自分で考えるだけで...…続きを読む

【まえがきは謳う】オフ・ザ・マップ 世界から隔絶された場所/アラステア・ボネット (著), 夏目 大 (訳)

消えてしまった島、閉鎖都市、地下の迷宮、未承認国家、無法都市、廃墟、立入禁止の地域……。 本書には、地図上には表示されなかったり、消えてしまったり、「手出しができない」とされていたり、誰もいなくなってしまったりした、様々な事情を持つ38の「空白地帯」が登場する。 「はじめに」にはこうある。 本書...…続きを読む

【まえがきは謳う】本社はわかってくれない 東南アジア駐在員はつらいよ/下川 裕治 (編)

中国の人件費が上昇してきたことなどにより、日本の企業が東南アジアの国々に進出して活路を求める「チャイナ・プラス・ワン」。しかし進出先では、日本人の駐在員らが、私たちの日常からは想像もできない「闘い」を強いられていた―。現地の日本人ライターらが実際に見聞きし、胸の中にしまってきた「日系企業を巡るトラ...…続きを読む

【まえがきは謳う】占領空間のなかの文学 痕跡・寓意・差異 / 日高 昭二 (著)

戦後70年という節目の年。首相による談話も注目されていますが、様々な方面から「戦争」「戦後」をあらためて見つめるという動きが広がっています。 「戦後」という時代を細かく区切れば、「占領」されていた時期があります。 占領されていた時期とは厳密にいうと、1945年8月の敗戦から52年4月の講和条約の...…続きを読む

【まえがきは謳う】恐怖と不安の社会学 / 奥井 智之 (著)

私たちは東日本大震災を経験しました。あの日は紛れもなく「恐怖」でありましたし、私たちの今と未来に付きまとう「不安」の大きな原因の一つとなりました。 あの日以来、あるいは震災など仮になかったとしても、現代を生きる私たちの共通感覚として定着している「不安」と「恐怖」。そのそもそもの根源、由来を『プラ...…続きを読む

【まえがきは謳う】札幌アンダーソング 間奏曲(著:小路 幸也)

キャラミステリまたはエンタメミステリとでも呼ぶのでしょうか。表紙を見ると小路幸也の作品とは思えない。でもこの人目を引く装画と中身の面白さで話題となり、とにかく売れました。それが『札幌アンダーソング』シリーズです。 1作目ですっかりファンを虜にした志村春。彼は二十歳の大学生ですが、四代の記憶を持って...…続きを読む

【まえがきは謳う】なぜ、この人と話をすると楽になるのか(著:吉田 尚記)

社会生活では避けては通れないコミュニケーション。誰もが一度ならず悩んだことがあるだろう。 本書は、自身が元「コミュ障」のニッポン放送の人気アナウンサーが自身の体験や業界談を基に、人と会話する上で心がけることをわかりやすく説明してくれているので、すぐにでも実践できる。 タイトルの「なぜ、この人と...…続きを読む

【まえがきは謳う】新撰組顚末記(著:永倉 新八)

永倉新八、動乱の幕末において、かの新撰組の二番隊組長として屈指の剣腕を誇り、幾多の戦闘に参戦し、新撰組で一番手と謳われるほどの活躍をみせる。また、草創期からの13人の大幹部の中では、唯一の生き残りである。 この本は、晩年の永倉新八が新撰組の生き残りとして、当時の出来事を内部の視点で記憶の限り語り...…続きを読む

【まえがきは謳う】世の中が見えてくる統計学/川又俊則(著)

人口減少の予想、待機児童の数、いじめの増減、、、生活のなかで目にする機会の多い統計。 統計のなかで示される数値は鵜呑みにしてしまいがちですが、本書はその鵜呑みに警鐘を鳴らしています。 「情報や数値を鵜呑みにしているかぎり、社会は表面しか見えてこない」 本書は、合計特殊出生率の上昇で人口減少は食い...…続きを読む

【まえがきは謳う】沖縄の不都合な真実/大久保潤(著) 篠原章(著)

平行線に終わった、沖縄の普天間飛行場をめぐって行われた菅官房長官と沖縄県の翁長知事の会談。政府と沖縄県が対立する状況は続くとみられています。 こじれにこじれている沖縄の基地問題。本書はその本質を、日本経済新聞社元那覇支局長(大久保潤氏)と、「ハイサイ沖縄読本」など沖縄に関する著書を持つ評論家(篠...…続きを読む

【まえがきは謳う】本当はひどかった昔の日本 古典文学で知るしたたかな日本人/大塚 ひかり (著)

「昔はよかった」なんて大ウソ。昔の日本も、相当ヒドいことが起きていた―。 幼いころから古典に親しんできたエッセイストの著者が、古典を紐解き「昔の日本にもヒドいことはいろいろあった」と教えてくれる本書。最近、書店にあふれているような、「残したい、古き良き日本の姿」ではなく、あえてこのような点に着目し...…続きを読む

【まえがきは謳う】新・人は皆「自分だけは死なない」と思っている 防災心理 自分と家族を守るための心の防災袋/山村 武彦 (著)

著者は防災の第一人者。「3・11に対する意識や関心が『風化』していると感じますか」の問いに、全体の72・2%が「風化していると感じる」と答えたというアンケート結果を示し、「まえがき」で以下のように指摘した。 「『鉄は熱いうちに打て! というが、鉄はすぐ冷める』。大災害で高まった意識も例外なく風...…続きを読む

【まえがきは謳う】東京劣化 地方以上に劇的な首都の人口問題 / 松谷 明彦 (著)

地方消滅論が叫ばれる昨今。果たして、地方もさることながら東京も危ないのではないか。 本書は“劣化しゆく東京”が生き残る道を、人口減少問題の第一人者が、欧州の事例も参考にしながら、極めて現実的に提案します。 ある調べによると、2040年には、2010年に比べて高齢者が143.8万人増加するのだとか。1.5万人減少す...…続きを読む

【まえがきは謳う】 入門犯罪心理学 / 原田 隆之 (著)

私が子どもの頃から存在する「犯罪心理学」という学問。学問であるからには日々、進歩の可能性が探られます。一体、犯罪心理学はどのような進歩を遂げたのでしょうか。 実際に日本で起こった事件や科学的データをもとに、「新しい犯罪心理学」について迫る本書。 理論先にありきではなく、科学的な研究データに基づ...…続きを読む

【まえがきは謳う】百年以上続いている会社はどこが違うのか?(著:田中 真澄)

著者は若かりし頃、新聞社勤務だったとき、営業で富山県に赴任した。そこで三百年の歴史がある富山の薬売りに出会い、非常に大きな影響を受けた。 二百年以上続いている会社の数が世界で最も多い国は日本だ。それも五千数百社ある全体の中で、半数以上が日本企業で、ダントツのトップである。富山の売薬や、三井、住友...…続きを読む

【まえがきは謳う】漂流郵便局(著:久保田 沙耶)

瀬戸内海に浮かぶ周囲16キロメートルほどの島、粟島。そこにある、「漂流郵便局」という、宛て先不明の手紙が届く郵便局。 現代アーティストである久保田紗那さんが、2013年の瀬戸内国際芸術祭に出展したアート作品である。 漂流郵便局には、亡くなってしまったあなた、これから出会うであろうあなた、旅先で出会った...…続きを読む

【まえがきは謳う】電車道(著:磯崎 憲一郎)

相撲用語では、立ち合いから一気に相手を押し出すことを、まっすぐ伸びる線路に例えて「電車道」というそうです。鉄道開発を背景に、日本の近代から現在に至る百年を描いたこの小説では、「電車道」のようにまっすぐ生きる人間たちが、時代の流れに翻弄されながらも力強く生きていく様子が描かれています。 舞台は東京...…続きを読む

【まえがきは謳う】ナナメ読み日本文化論/中野明(著) 大久保喬樹(監修)

「日本文化とは何ぞや」。そう訊かれて、明確な答えを提示する自信がある日本人はどれほどいるでしょう。 日本文化について書かれた名著25冊を取り上げ、その要約を紹介した本書によると、日本文化は「暗闇の中のゾウ」にたとえられるのだといいます。 これは、南アジアを起源とする寓話で、盲目の人々がゾウを触る...…続きを読む

【まえがきは謳う】民主主義の条件 大人が学んでおきたい政治のしくみ基礎のキソ/砂原庸介(著)

今月12日と26日に投開票が行われる、統一地方選。注目度が低いためか、報道は極端に少ないものの、少しずつ報じられるニュースを目にする度に、選挙や政治というものについて考えたくなったりもします。 そんな心持ちのせいか、カバーに書かれた「政治は嫌いと言う前に、知っておきたい 考えておきたい12のこと」...…続きを読む

【まえがきは謳う】アット・オウム 向こう側から見た世界/古賀 義章 (写真・文)

20年前の3月20日朝。週刊誌の記者だった著者は、強制捜査が近いという情報を得て、上九一色村の第6サティアン近くで徹夜の張り込みをしていたという。その時、地下鉄サリン事件は起きた。 その後、オウムを報じる雑誌は飛ぶように売れ、著者は取材に追われ、眠れない日々を過ごす。センセーショナルな報道を続け...…続きを読む

【まえがきは謳う】被災弱者/岡田広行(著)

東日本大震災から4年が経った。被災地から遠く離れた場所での暮らしは、震災の前とあまり変わるところはなく、不便や不自由を感じることもない。3月には「あれから4年」というニュースが集中的に報じられたものの、被災地が今、実際どうなっているのか。復興について「進んでいる」「遅れている」といった言葉に接す...…続きを読む

【まえがきは謳う】〈役割語〉小辞典 / 金水 敏 (編)

特定のキャラクターと密接に結びついた言葉づかいを「役割語」と呼びます。 そんな「役割語」を辞書風に集めた本書。例えば「ござる」と聞けば、この言葉を発した人はどんな職業なのか、日本人なら自ずとわかるのではないでしょうか。 「役割」というものはいつの間にか私たちの生活に根付いています。特に、創作の世...…続きを読む

【まえがきは謳う】インターネットは永遠にリアル社会を超えられない / 古谷 経衡 (著)

本書を読み、先日、木曜日番組コメンテーターだった伊藤洋一さんとの食事会において、伊藤さんが「ネットよりもリアルの方がマネタイズの力が大きい」と言っていたことを思い出しました。 誰もが薄々と気づき始めている、インターネットが生み出す力の小ささ、儚さ、虚しさ。 ネットの無効、無力をあらゆる角度から読...…続きを読む

【まえがきは謳う】アフリカの内戦と武装勢力(著:岡野 英之)

シエラレオネ内戦(1992〜2002)での政府系勢力CDFの発生と伸張、そして内戦終結による解体を個人の語りから分析している本。シエラレオネ内戦は多くの死者と難民、少年兵、紛争ダイヤモンド、民間戦争会社などの問題を巻き起こした。そして凄惨な内戦の結果今でもシエラレオネは最貧国で寿命の最も短い国とまで言...…続きを読む

【まえがきは謳う】雨に泣いてる(著:真山 仁)

震災から4年が経って、3月11日が近づけば報道で特集は組まれても、人の記憶はどんどん薄れていく。 この小説は、あの日に引き戻すほど迫力のある小説です。 阪神大震災での自分の報道の失敗を克服するため、ベテラン記者大嶽は被害状況もわからない被災地へと向かう。 目の前の惨状に動けなくなる若手記者、鼓舞する...…続きを読む

【まえがきは謳う】できるリーダーはなぜメールが短いのか(著:安藤 哲也)

著者の安藤哲也さんは、これまでに9回の転職でさまざまな業種の経験をし、いろいろな分野のいろいろな立場の人達と仕事をしていく中で、自身の子育て体験を通じて育児参加の重要性を感じ、NPO法人ファザーリングジャパンを立ち上げ、厚生労働省『イクメンプロジェクト』推進チーム顧問、内閣府・男女共同参画推進連携会...…続きを読む

【まえがきは謳う】議会は踊る、されど進む 民主主義の崩壊と再生/谷隆一(著)

2009年から2012年までの3年間、政権を担った民主党。失われた3年とも揶揄されますが、これとほぼ同じ時期に、民主党と同じような末路を辿った市政があるのをご存じでしょうか。 2010年から2014年までの4年間、東京都のベッドタウン、東久留米市で起こった市政。本書は、この東久留米市で何が起こっ...…続きを読む

【まえがきは謳う】運を支配する/桜井章一(著) 藤田晋(著)

20年間無敗だった伝説の雀士・桜井章一氏と、サイバーエージェント社長で実は「麻雀最強位」のタイトルホルダーでもある藤田晋氏。 本書は、運をものにしてきた実績のある二人が、運をものにするための思考法や習慣を語ったもの。語ると言っても対談ではなく、その形式が一風変わっていて、桜井氏が語る「麻雀におけ...…続きを読む

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