• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)/ 牧野 武文 (著)

日本を代表する企業、任天堂。ファミコン、Wiiやニンテンドー3DSなどのハードからスーパーマリオブラザーズシリーズなどのソフトまで数々の世界的ヒットを生み出しています。黎明期の任天堂のほとんどのヒット作を生み出したのが、伝説の天才開発者・横井軍平。ゲーム業界では彼の名を知らない人はいないのだとか。 ウ...…続きを読む

【まえがきは謳う】芥川賞の謎を解く 全選評完全読破/鵜飼哲夫(著)

又吉直樹の「火花」が候補作に入ったことで、ここ数年で最も注目を集めている芥川賞。 本書は、この芥川賞のすべての選評を読破した文芸記者が、知られざる選考会の舞台裏に迫ったものです。 著者が読破した選評の数は1400以上。これだけの選評を読むと、「どうやって芥川賞は選ばれるのか?」といった“芥川賞の謎...…続きを読む

【まえがきは謳う】多数決を疑う 社会的選択理論とは何か / 坂井 豊貴 (著)

混沌を極める安保法政の国会審議。一連の議論や政治家、有識者の発言は民主主義が何たるかを考えさせてくれます。 民主主義の核となるのが、多数決という「数の力」です。多数決によって選ばれた政治家たち、さらにはその外野を含めた、昨今の議論を見ると、「多数決」が導き出された結論に疑問符が浮かび上がります。 ...…続きを読む

【まえがきは謳う】痕跡本の世界/古沢和宏(著)

図書館で本を借りたときや、古書店で本を買ったとき、ごくたまに奇妙な書き込みがされた本に出くわすことがありません。そんなときは、その書き込みの気持ち悪さにやられて、読書に集中できません。それが普通の反応でしょうが、著者は違います。 奇妙な書き込みを見つけると、そこから物語を妄想し、奇妙な書き込みの...…続きを読む

【まえがきは謳う】イスラーム文化 その根柢にあるもの / 井筒 俊彦 (著)

イスラムとは何か。混迷を極める昨今の中東情勢を知り、誰もがこの問いに対する答えを見出そうと努めたのではないでしょうか。そんな私たちの思考を当然のように見透かし、出版界はイスラム解説本を多岐にわたって刊行しています。 91年に出版された本書は、イスラム研究の世界的権威と言われる井筒俊彦氏によるもの...…続きを読む

【まえがきは謳う】ザ・プラットフォーム/尾原和啓(著)

プラットフォームと言えば、グーグル、アップル、フェイスブック、ツイッターなどが思い浮かびます。ところが、「プラットフォームとは何か?」と問われたら、正しい意味を答えられる人がどれだけいるでしょうか。 個人や企業などのプレイヤーが参加することではじめて価値を持ち、また参加者が増えれば増えるほど価値...…続きを読む

【まえがきは謳う】ニュルンベルク裁判 ナチ・ドイツはどのように裁かれたのか / アンネッテ・ヴァインケ (著), 板橋 拓己 (訳)

1946年7月30日、ニュルンベルク裁判所においてナチス・ドイツの中枢にいた者たちに対する裁判が始まりました。 ニュルンベルクは、ナチスが1933年から38年まで連続して党大会を開き、ナチスの本拠となった場所。ユダヤ人とドイツ人の結婚を禁止しユダヤ人の市民権を奪った法律がニュルンベルク人種法と名づけられるなど...…続きを読む

【まえがきは謳う】葬送の仕事師たち(著:井上 理津子)

葬儀に関わる仕事には、どれほどの人たちの手がかけられ、心を砕いて、遺族を支えているのだろう。本書を読むとそれがよくわかる。 何度も経験するものではない「身近な人の死」。それは突然のこともあれば、長い看病の後にやってくることもある。亡くなった人には最期でも、遺族にとってはさらに辛い作業の始まりとな...…続きを読む

【まえがきは謳う】ペップ・グアルディオラ キミにすべてを語ろう(著:マルティ・パラルナウ)

「君が見たことや感じたことを、すべて本に書いてかまわない。しかしシーズン中は、チーム内で見たことは一切口外しないこと」 バイエルン・ミュンヘンという世界でも有数の強豪サッカークラブ。 その内部事情なんて、普通は外部には漏れないし、当然進んで公開することもない。 この本はそんな常識を覆し、1シーズ...…続きを読む

【まえがきは謳う】本なんて読まなくたっていいのだけれど、(著:幅 允孝)

まず、タイトルが秀逸である。このタイトルの本を読むということがパラドックス。 電車などで読んでいたら、周りの人から総ツッコミをくらうだろう。 著者の幅充孝さんはブックディレクターという新しい職業を自ら生み出した人物。 人が本屋に来ないので、人がいる場所に本を持ち出していく仕事をしている、とのこ...…続きを読む

【まえがきは謳う】もう一度学ぶ日本語/長尾昭子(著) デイビッド・セイン(著)

日本語で一番便利な言葉が何か、ご存知ですか? 長年、日本語を教えてきた人気日本語講師「長尾昭子」と日本に住み日本人に英語を長年教えてきた英語講師の外国人「デイビッド・セイン」が日本語の魅力を紹介する本書によると、それは「どうも」。 「どうも」は「こんにちは」「さようなら」「はじめまして」「よろ...…続きを読む

【まえがきは謳う】 読書で賢く生きる。 ビジネススキル探しを超えて/ 中川 淳一郎 (著), 漆原 直行 (著), 山本 一郎 (著)

書店に足を運べば、実に多くの本が「おすすめ」だとして主張してきます。 情報に溢れた溢れた現代において、どのような本を取捨選択し、そこから得られる情報を武器とするか。 本書はタイトルの通り、読書をし、いかに賢く生き抜くかを中川淳一郎、漆原直行、山本一郎という浮かれている人間の頬にビンタを食らわすよ...…続きを読む

【まえがきは謳う】断片的なものの社会学/岸政彦(著)

ネットを開くと、読み切れないほど膨大な数、存在するブログ。 社会学者が「解釈できない出来事」を解釈しようと試みる本書の面白さは、こうした取るに足らないブログ、つまり断片的なものに書かれている言葉を真剣に解釈、分析しているところにあります。 とくにすごいのが、「普通であることへの意思」というタイ...…続きを読む

【まえがきは謳う】たんときれいに召し上がれ 美食文学精選 / 青木 正児 (ほか著), 津原 泰水 (編)

口コミサイトの浸透か、SNSの普及かはわかりませんが、「もどき」も含め、実に美食家が増えたように思われます。 しかし、口コミサイトのレビューを読んでも、SNSに流れてくる友人が食べた写真を見ても、全く食べてみたいと思わない。だからついつい、(言うのも少し照れる)本格的なグルメ評が書かれた本や雑誌に手を...…続きを読む

【まえがきは謳う】断片的なものの社会学(著:岸 政彦)

夜、遠くの家々に明かりがついているのを眺めるような本である。あるいは遠くに走っている電車の明かりでもいい。そこに必ず人が居て、生活がある。距離としてはとても遠いところにあるが、自分の生活と隣り合わせの、大切な個々の人たちの営みを感じる本である。 前著『街の人生』も好評だった著者だが、今回も著者...…続きを読む

【まえがきは謳う】ニッポン・アートの躍動(著:高階 秀爾)

「昔から優れた芸術作品は、つねに新しいワンダーランドへの道標であった」。 本書のまえがきにある言葉です。今ここにある現実とは異なる、驚くべき不思議な世界。そんな世界へいざなうものとして数々の芸術作品を捉え、紹介・解説しているのが、本書「ニッポン・アートの躍動」です。 本書では様々な日本の現代ア...…続きを読む

【まえがきは謳う】二重螺旋 完全版(著:ジェームス.D.ワトソン)

生命の鍵をにぎるDNAモデルはどのように発見されたのか? DNAの二重螺旋構造はジェームス・ワトソンとフランシス・クリックによって1953年に発見された。 それから15年後の1968年にワトソンは二重螺旋を発表した。 それはのちに邦訳されたのだが本書は、その再翻訳の完全版である。 何が完全版なのかというと、まず...…続きを読む

【まえがきは謳う】持たない幸福論/pha(著)

2012年に出版された『ニートの歩き方』で注目を浴びた京都大学卒の日本一有名なニート、phaさん。前著はニートに特化したものでしたが、本書はニートに限らず、人生に疲れている人全体に向けて“新たな生き方“を提案するもの。 「真っ当な生き方」から逃げることで楽になったという著者は、「今の日本で生きるのがつらい...…続きを読む

【まえがきは謳う】 友だちはいらない。 / 押井 守 (著)

実社会における人間関係の希薄さが指摘される昨今、「友だち」や「つながり」の存在が重要視されます。 SNSも含めた「友だち」の数が自身の価値観のひとつになっている人もいれば、親友と呼ぶべき希少な「友だち」関係の構築に勤しむ人もいます。 質量問わず、何かあると救ってくれるのが「友だち」であり、その存在は...…続きを読む

【まえがきは謳う】漫画家、映画を語る/島田一志(編)

評論家の四方田犬彦が漫画を「映画の隣人」と呼んだことからも分かるように、漫画と映画はよく似ていると言われます。 ではなぜ似ているのか、そして今、活躍している漫画家は映画からどんな影響を受けてきたのか。漫画家が、自分の作品における映画的手法やデビュー前後に影響を受けた映画について語った本書はこうし...…続きを読む

【まえがきは謳う】経済学的にありえない。/ 佐々木 一寿 (著)

経済学とは何かと問われたら、どのような答えが頭の中に思い浮かぶでしょうか。 世の出来事に何となく興味がある人ならば、経済とは何か答えらえるかもしれませんが、経済学となると中々、しっくりくる答えが見つかりません。 定義で言うと、社会における生産活動についての学問なのかなとも思ってみましたが、何だか...…続きを読む

【まえがきは謳う】テヘランでロリータを読む(著:アーザル・ナフィーシー)

『テヘランでロリータを読む』。このインパクトのあるタイトルに思わず本を手に取った。 当時のイランは政情不穏であり、圧政の下、厳しい監視下にあり禁じられた小説を読むことなど不可能であり、自由も幸福も奪われていた。しかし、元、文学部の大学教授であった著者のナフィーシー女史は精神の自由を取り戻すため、...…続きを読む

【まえがきは謳う】ゆっくり、いそげ(著:影山 知明)

中央線の西国分寺駅。そこで日々新しい試みをしているコーヒー店があります。 そのコーヒー店主がこの本の著者の影山さんです。 最近、テレビのナビゲータをされているのでそれで名前を知った方も多いのではと思います。(私もそれまでまったく知りませんでした。) 人と関わるのが希薄になりがちな現代ですが、カフ...…続きを読む

【まえがきは謳う】低欲望社会(著:大前 研一)

一言で言えば、本書はアベノミクス批判、現政権批判、とも読める。しかし著者が主張したいのは、単に政権や政策が間違っている、ということではなく、われわれ日本人の心性が、「低欲望」化していることである。これを著者の言葉でより分りやすく言うと、「自分たちが目指すべき夢や理想−「坂の上の雲」が見えなくなって...…続きを読む

【まえがきは謳う】ウェブニュース一億総バカ時代/三田ゾーマ(著)

本書は、ニュースサイトで正社員の編集者として働いている、いわゆる「ニュースサイトの中の人」がニュースサイトの収益構造などの内幕を暴露した告発の書。 注目したいのはその暴露の程度ですが、「おわりに」に書かれた以下の言葉からその本気度が伝わってきます。 ウェブニュースを無料で見られる理由は、言う...…続きを読む

【まえがきは謳う】小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―/阿古真理(著)

本書を一言で言えば、小林カツ代、栗原はるみという一時代を築いた二人の料理研究家を軸に、料理研究家を分析することで、女性の生き方の変遷を浮き彫りにした画期的な一冊。 「人気となる料理研究家にはその時代に登場する必然がある」という言葉どおり、料理研究家と時代性のリンクがとにかく興味深い。 「高度成...…続きを読む

【まえがきは謳う】ベンツ 消えた伝説のサル / 緑 慎也 (著)

サルの赤ちゃんのシャーロット命名騒動で話題となった高崎山自然動物園(大分市)。 サルの餌付けで知られる同園には伝説のボスザル、その名も「ベンツ」がいました。 本書はベンツの武勇伝に迫ったノンフィクション。 武勇伝とは何か。 「最年少でボスザルとなる」「ボスザルの座を捨てほかの群れのメスザルと駆け...…続きを読む

【まえがきは謳う】安吾の敗戦後考 政治の〈発見〉、人間の〈発見〉/ 坂口 安吾 (著), 凱風社編集部 (編)

戦後70年を迎える今年。過去の戦争に想いを馳せる動きが強まり、政権は新たな平和的価値観を育もうとしています。 戦中、戦後を生きた孤高の文人、坂口安吾。安吾なら今の日本をどう見るでしょうか。 本書は安吾が敗戦直後からサンフランシスコ講和条約が発効して日本が独立した1952年までに書いた散文を収録。 ...…続きを読む

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