• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】生身の暴力論/久田将義 (著)

世の中にあふれた暴力について論じた本書。 実際に起きた事件を例に挙げながら、肉体的な暴力、言葉の暴力について論じているのですが、とくに興味深いのがアウトローの第一人者である著者だからこそたどり着けた気づきの数々。 たとえば、殺人者は「眠そうな目」をするという独自の見解。 著者は過去に接触した殺人...…続きを読む

【まえがきは謳う】30の発明からよむ世界史 / 池内 了(著)

モノに囲まれた生活を現代社会。人類の生活は身の回りにある様々なモノのおかげで飛躍的に利便性が向上しました。 本書は紀元前6000年のお酒の出自から43年前のデジタル革命まで、時代を変えた発明品を取り上げ、それらがどのように現代に至るまでに変遷していくかをまとめたもの。 船舶、車輪、文字、時計、道...…続きを読む

【まえがきは謳う】悪の力/姜尚中 (著)

映画やマンガ、アニメ、小説に触れるとき、わたしは“正義”の側より“悪”の側に惹かれることがけっこう多い。代表的なところで言えば、『ダークナイト』のジョーカーや『羊たちの沈黙』のレクター博士。いずれも魅力的な悪役です。 なぜ悪に惹かれてしまうのか。その答えを探そうと、本書を手に取ってみました。 そも...…続きを読む

【まえがきは謳う】サイバー・インテリジェンス / 伊東 寛 (著)

元・陸上自衛隊システム防衛隊隊長という説得力のある肩書きを持つ著者が解き明かすサイバー・インテリジェンスのいま。 サイバー・インテリジェンスという言葉を見て、まず頭に「?」が浮かび、その的確な意味の解釈を言い当てられませんでした。 インテリジェンスとはそもそも「知識」と和訳されますが、「政策決定...…続きを読む

【まえがきは謳う】老後破産 長寿という悪夢(著:NHKスペシャル取材班)

本書は2014年にNHKスペシャルとして放送された「老人漂流社会〜“老後破産”の現実」を基に、番組では収まらなかった高齢者たちの現実を記録したルポタージュである。 現在、一人暮らしの高齢者は約600万人。そのうち、年収が生活保護水準に満たない人はおよそ半数であり、この中で実際に生活保護を受けているの...…続きを読む

【まえがきは謳う】脱東京(著:本田 直之)

地方の消滅が危惧される一方で、東京には人が集まりすぎている。 若いうちは何とも思わなかったけれど、ある程度の歳になると人の多さに苦しくなる。そうは言っても仕事があるし。と、東京に一極集中の流れはそう変わりそうにありません。 しかし、本書で語られる方々は地域への移住を実現しました。もちろん向き不向...…続きを読む

【まえがきは謳う】呪文(著:星野 智幸)

人の言葉、話す言葉は人を操る呪文となる。 廃れた商店街に現れた若き先導者。 彼の言葉は人を変える、人が人を洗脳し、狂気が増殖する。 その様がひどく気持ち悪かった。 現実世界でもおこりえる話、そう思うと非常に怖い。 (評者:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 文芸担当 勝間) …続きを読む

【まえがきは謳う】たのしいプロパガンダ/辻田真佐憲 (著)

プロパガンダとは、「政治的な意図に基づき、相手の思考や行動に影響を与えようとする組織的な宣伝活動」のこと。プロパガンダといっても、たくさん種類があり、本書はそのうち、楽しさを通じて民衆をコントロールしようとする「楽しいプロパガンダ」に焦点を当て、その実態を明らかにするもの。 戦時下の日本をはじめ...…続きを読む

【まえがきは謳う】IQは金で買えるのか/行方史郎 (著)

「頭のいい子供がほしい」 究極の命の選別の最前線を取材した本書によると、こうした願望がお金さえ払えば、現実になりつつあるのだといいます。 上記の願望を現実にしようとしているのが、中国・深圳に本社を置く遺伝子解析会社BGIよるプロジェクト。世界中から天才のDNAを集め、人間の知能を司る遺伝子を探す...…続きを読む

【まえがきは謳う】イタリア「色悪党」列伝 カエサルからムッソリーニまで / ファブリツィオ・グラッセッリ (著)

英雄、色を好む。これは英雄は何事にも精力旺盛であるから、女色を好む傾向も強いという意味です。時の権力者の女性遍歴を見ると中々、えげつないということは歴史が証明しています。 そして、一般的にあるいは世界的に女性好きと言われるのがイタリアの男性。 「英雄、色を好む」の英雄がイタリア人だったら…一体、ど...…続きを読む

【まえがきは謳う】エンタテインメントの作り方 /貴志 祐介 (著)

私が好きな小説家の一人が貴志祐介です。ホラー、ミステリー、SFなどジャンルを超えて活躍する稀代のヒットメーカーとして知られますが、文体、技巧もさることながら貴志祐介の魅力といえば、アイディアではないかと思っています。 人間が人を殺しうる超能力を得た1000年後の日本を描く『新世界より』は、ホラー、...…続きを読む

【まえがきは謳う】掲載禁止(著:長江 俊和)

もともと映像作家である著者の、書き下ろし表題作を含む短編集。 禁止シリーズとして、前作の「出版禁止」は、某メディアで紹介後、大きな反響がありました。 本書は、そのシリーズ最新刊でございます。 著者の映像作品を見たことがなく、著作も全く読んだこともない私が、タイトルに惹かれ読んでみたところ、これは...…続きを読む

【まえがきは謳う】誓約(著:薬丸 岳)

書店員といえど、読みたい本をすべて買えるわけではありません・・・。1冊1500円前後する単行本ならなおさらです。 それでも私が買って読みたい大好きな作家さんの1人が薬丸岳さん。2005年「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞し、華々しくデビューされました。当店でも新刊が出る度ランキング上位に入る人気の作家さ...…続きを読む

【まえがきは謳う】鬼談百景(著:小野 不由美)

「屍鬼」で吸血鬼小説の金字塔を打ち立てた小野不由美が数々の幽霊譚を集めた「鬼談百景」が文庫になった。 やはり小野不由美は凄いと、あらためて思わされる怪談集だ。 何が凄いかというと、いわゆる【オチ】の無いような不可思議なだけの話がいくつも載っているのだ。例えるならハーンの「怪談」に近い趣を持ってい...…続きを読む

【まえがきは謳う】角川インターネット講座(5) ネットコミュニティの設計と力/近藤淳也 (監修)

Twitter、Facebook、2ちゃんねる、はてなブックマーク、食べログ、クックパッド、アメーバピグ…。インターネットには多くのコミュニティが存在します。 新しいものが立ちあがっては消えていくネットコミュニティは、今後どう変化し、どこへ向かっていくのか? 本書は、この問いをテーマに、はてな代表取締役会長の近...…続きを読む

【まえがきは謳う】1行バカ売れ / 川上 徹也 (著)

少ない言葉、短い文章でいかに受け手の感情を刺激し、欲望を沸き起こすかが問われるのでしょう。これは広告、小売の世界に限ったことでなく、他者に何かを提案することが求められるあらゆるビジネスに当てはまること。 「落ちないリンゴ」「近大マグロ」…傷物のリンゴや養殖マグロを名前を言い換えることでヒットにい...…続きを読む

【まえがきは謳う】2020年マンション大崩壊/牧野知弘 (著)

2020年の東京五輪を前に、マンションの価格が上昇していますが、本書によると、その裏でマンションをめぐる問題が生まれつつあるのだといいます。 本書が示すのは、都心部で進む「マンション空き家問題」、空室だらけでスラム化する老朽化マンション、高齢化で増える管理費滞納、管理組合総会を占拠する中国人とい...…続きを読む

【まえがきは謳う】 タモリと戦後ニッポン / 近藤 正高 (著)

面白い海外ドラマは開始5秒でわかると私は個人的に思っているのですが、本書にもそのルールがあてはまるのではないでしょうか。 まず、まえがきがとても面白い。3ページ読んだだけで、私の中の「ワクワク」する感情が爆発しそうになりました。 日本の戦後は1972年から大きく変わりだすと本書。「あさま山荘事件...…続きを読む

【まえがきは謳う】新聞と日本人 なぜ、真実を伝えないのか(著:井沢 元彦)

初めに、前回(7月冒頭)の「世界大戦と危険な半島」の書評には多くの反響をいただき、読んでいただいた方々に感謝したい。 さて、今回の著者である井沢元彦氏は「逆説の日本史」をはじめとして、日本史や日本人の本質に鋭い洞察力で切り込んだ多くの著作を出されている。本書のまえがき冒頭には「報道の使命とは国民...…続きを読む

【まえがきは謳う】植物の描き方(自然観察の技法)(著:盛口 満)

生きもの界で知られた盛口満先生「通称ゲッチョ先生」の生き物スケッチのコツなどをまとめた書籍の第3弾である。 気『生き物の描き方』。兇蓮愃虫の書き方』ときて第3弾の今回は『植物の描き方』である。 盛口先生の本は文章も面白いが絵も魅力的である。本書では独学で学んできた絵の描き方が学べる。原則としては...…続きを読む

【まえがきは謳う】戦後サブカル年代記 日本人が愛した「終末」と「再生」(著:円堂 都司昭)

今年2015年は、太平洋戦争の終結から70年目を迎える節目の年です。この70年間の間、日本社会には様々なサブカルチャー表現が生まれ、人々に消費されてきました。本書「戦後サブカル年代記」は、日本の戦後空間の中で消費されてきたそのようなたくさんのサブカル表現において、「終末と再生」という問題が如何に語られて...…続きを読む

【まえがきは謳う】犬の力を知っていますか?(著:池田 晶子, 編:わたくし、つまりNobody)

2007年に急逝した池田晶子の犬と酒にまつわる哲学エッセイ。今まで刊行された書籍の中から池田晶子の特に愛した犬と酒にまつわるエッセイだけを集めてきたアンソロジーである。 生涯に2匹のコリー犬を深くこよなく愛し、お酒は飲めば飲むほど頭が冴えてきて若い頃はまさに鯨飲していた、という池田晶子のそれぞれの思索...…続きを読む

【まえがきは謳う】世界の辺境とハードボイルド室町時代/高野秀行 清水克行 (著)

『現代ソマリランドと室町日本、かぶりすぎ!』 これは本書の帯に書かれたコピー。『アフリカの辺境の国「ソマリランド」と日本の「室町時代」が似ている』とのことだが、本当なのか? 著者は、『謎の独立国家ソマリランド』で知られるノンフィクション作家の高野秀行氏と室町時代をはじめ、日本中世史を研究している...…続きを読む

【まえがきは謳う】21世紀のドイツ 政治・経済・社会からみた過去・現在・未来/ 河崎 健 (編著)

EUの覇者とまで称されるドイツ。ファシズムの独裁化で第二次世界大戦に突入し敗北。戦後、日本と同じように高度経済成長で急速に経済大国に上り詰めました。 しかし、その一方で戦争犯罪に対する賠償もいまだ問われ続けています。 日本とよく比較される国ではありますが、果たして似ているのでしょうか。相違点はどこ...…続きを読む

【まえがきは謳う】なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか/小宮信夫 (著)

「不審者に十分注意しなければ、犯罪に巻き込まれる恐れがある」 これは、センセーショナルな殺人事件が起こると、決まり文句のように発せられる言葉。寝屋川の中1男女遺棄事件のときにも耳にしました。 しかし本書を読むと、不審者に注意したところで犯罪に巻き込まれることは防げないことがよくわかります。 犯...…続きを読む

【まえがきは謳う】この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた / ルイス・ダートネル (著), 東郷 えりか (訳)

「世界が崩壊する」 思春期を少年漫画やスクエニ系RPGと共に過ごした人なら誰もが、この言葉に「厨二病心」なるものをくすぐられるのではないでしょうか。 「世界が崩壊したら」という設定に、「文明再興」という目的が加わる。これほどまでに好奇心を刺激されるタイトルはないと感じ、本書を手に取りました。 世界...…続きを読む

【まえがきは謳う】馬と人の江戸時代(著:兼平 賢治)

著者は馬と縁が深い岩手県出身ということもあってか、馬への温かなまなざしと熱い思いが伝わってくる。江戸時代という時空のなかで、馬をキーワードとして人と馬との密接な関わりと共生を、資料、文献、記録などを丹念に読み調べている。 生類憐れみの令で有名な、五代将軍、綱吉は、犬の愛護でよく知られているが、馬...…続きを読む

【まえがきは謳う】世界史で学べ!地政学(著:茂木 誠)

今、国会などで是非が問われている安全保障問題やTPPといった各種議論は、国内問題であると同時に、「日本がこれから世界とどのように関わっていくのか」という国際関係を問う問題ではないでしょうか。 国際問題である以上、現状の国際情勢、相手国の状況などを踏まえて考える事が大事です。しかし、新聞報道やTVのニュ...…続きを読む

【まえがきは謳う】身近な人が亡くなった後の手続のすべて(著:児島 明日美, 福田 真弓, 酒井 明日子)

いずれは誰もが直面し、決して避けては通れない道。それが家族との別れである。親も自分もまだまだ元気であると日々を過ごす中、ふと気がつけば遠く長い道のりであると思えていた人生も、緩やかに穏やかに折り返し地点に差し掛かってきたと実感する時があるだろう。 そんな方々にぜひ手に取ってみて欲しいのが今回の...…続きを読む

【まえがきは謳う】サボタージュ・マニュアル 諜報活動が照らす組織経営の本質/米国戦略諜報局(著) 越智啓太(監訳・解説) 国重浩一(訳)

「どのようにすれば組織が効率的に活動できるのか」が書かれたマニュアル本は数多ありますが、本書はこの逆、「どのようにすれば組織がまわらなくなるのか」、つまり組織をまわらなくさせるためのノウハウが書かれています。 アメリカの情報機関CIAの前身機関であるOSS(アメリカ軍戦略情報局)が第二次世界大戦中に作...…続きを読む

【まえがきは謳う】<40男>はなぜ嫌われるか/田中俊之(著)

タイトルにある「40男」とは、2015年時点で30代後半から40代前半までの男性を指す造語。「男性学」の第一人者である著者はこの世代に着目、この世代特有の生きづらさを考察しています。 著者によると、この世代は、「昭和的価値観の上の世代」からは裏切り者扱いされ、かといって「平成的な価値観の下の世...…続きを読む

【まえがきは謳う】新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国 / 菊池 英博 (著)

その中身の是非はさておき、日本を揺るがす安保関連法案。 安保よりも、そもそも政権奪還直後に掲げていたように経済を何とかして欲しい。私はそう思っているのですが、アベノミクスはどうなったのでしょうか。三本の矢は奏功するのでしょうか。 安部総理は名目GDP3%(実質2%)程度の成長を目指すと言っていまし...…続きを読む

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