• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】ゲゲゲのゲーテ 水木しげるが選んだ93の「賢者の言葉」/水木しげる (著)

水木しげるとゲーテ。意外な組み合わせですが、水木さんの人格形成に多大な影響を与えたのがドイツの文豪、ゲーテなのだといいます。 自分の意思に関係なく、出征することが否応なく決定されるという理不尽をどうやって容認し、先が読めなくなった自身の人生をどのように意味づけすればいいのか。その答えを見つけるた...…続きを読む

【まえがきは謳う】 なぜ世界は不幸になったのか / 適菜 収 (著)

適菜収氏の著書を読むたびに日本が向かう先がとても不安になります。氏の指摘するB層の跋扈。自分もB層の一人に違いないのに何とか抜け出したい。仮に1人だけ抜け出せたとしてもB層に満ち満ちた社会に幸福はあるのか…。 不幸に満ちた社会の原因を哲学者・思想家の言葉から探る本書。著者は世界が不幸となったターニン...…続きを読む

【まえがきは謳う】「音楽狂」の国 将軍様とそのミュージシャンたち/西岡省二 (著)

北朝鮮の“少女時代”とも呼ばれる女性音楽グループ「モランボン楽団」が中国・北京で予定されていた公演を直前になってキャンセルし、帰国。ドタキャンの理由について様々な憶測が飛び交い、日本でも大きく報じられました。 この「モランボン楽団」とはどんなグループなのか。モランボン楽団への興味から本書を手に取っ...…続きを読む

【まえがきは謳う】大変を生きる 日本の災害と文学 / 小山 鉄郎 (著)

災害大国。そう呼ばれる国に生まれた以上、私たちは災害とどう共生するかを考えさせられてきました。 「日本人と災害」を文学作品から読み解く本書。 台風に大雨、火山噴火…2015年も災害が多い一年でした。 今年の災害でも強く記憶に残っているのが9月、台風18号の影響による大雨で茨城県常総市の鬼怒川の堤防...…続きを読む

【まえがきは謳う】テロリストの息子/ザック・エブラヒム (著) ジェフ・ジャイルズ (著) 佐久間裕美子 (訳)

1993年に発生し、6人が死亡、1000人以上が負傷した世界貿易センタービル爆破事件。 本書の著者は、この事件の犯人の一人でジハーディスト(イスラム教の聖戦主義者)を父に持つ男性。つまり、テロリストの息子です。 テロリストの息子でありながら、著者は今、平和運動家として活動。父親がテロリストであるがゆ...…続きを読む

【まえがきは謳う】モナドの領域 / 筒井 康隆 (著)

2015年の文学界を席巻した又吉直樹さんの『火花』。芥川賞受賞となった同作が掲載された雑誌「文學界」は創刊以来初めての増刷となりました。 今年、異例の増刷となった文芸誌がもう一つあります。「新潮」です。 「新潮」10月号(初版8900部)の4千部の増刷を決めました。同号には筒井康隆さんの長編小説...…続きを読む

【まえがきは謳う】圏外編集者/都築響一 (語り)

若者たちの部屋、日本各地の奇妙な名所、秘宝館、カラオケスナック、独居老人、地方のラッパー。これは、著者がこれまで世に出してきた本のテーマ。いずれも独特で、他に類を見ないものばかり。他に類を見ない本を作り続けられるのはなぜなのか。本書はその秘密を初めて明かしたものです。 たとえば、ネタ探しに「ネッ...…続きを読む

【まえがきは謳う】本当はエロかった昔の日本 古典文学で知る性愛あふれる日本人 / 大塚 ひかり (著)

今年、話題となった春画展。国内初の本格展で2カ月で14万人が来場したと言います。 人気の一方で、週刊誌で春画が特集され、警察から口頭指導が入るということもありました。 日本は世界と比べてエロに対して寛容というイメージがありますが、エロに対する社会の目、あるいは規制は年々、厳しくなっているように思...…続きを読む

【まえがきは謳う】小泉今日子書評集(著:小泉 今日子)

その人が書いたものなら読んでみたいと思わせる。それが小泉今日子だ。アイドル、歌手、女優そのどれもが、他の芸能人とは違う何かを持って臨んでいるように感じていた。日曜日、読売新聞の書評を楽しみにするようになったのは、難しい・手の出しにくい本の書評の中に、きらりと光るものを見つけたからだった。それが小...…続きを読む

【まえがきは謳う】あした花になる(作・絵:いもと ようこ)

皆さんはご存知ですか? ハナカマキリというカマキリのことを。一般的にカマキリというと、緑や茶色のカマキリを思い浮かべますよね? でもこの本に出てくるのは、体の色がまるで「らんの花」にそっくりな「ハナカマキリ」なのです。 そのハナカマキリの名前はランティス。彼は狩が得意で、いつも自分の大きなかま...…続きを読む

【まえがきは謳う】運は創るもの 私の履歴書(著:似鳥 昭雄)

北海道の星と言えば、大泉洋。音楽界ではサカナクション。そしてビジネス界では家具の「ニトリ」ではないだろうか。28期連続増収増益。年間売上高3000億円、300店舗を突破。そんな、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのニトリ社長・似鳥昭雄氏の自伝である。 まえがきにある。「頭脳明晰な経営者のイメージを持たれるが実は逆。...…続きを読む

【まえがきは謳う】よく眠るための科学が教える10の秘密/リチャード・ワイズマン (著) 木村博江 (訳)

11月30日、 93歳で亡くなった漫画家の水木しげるさん。長寿の秘訣は「睡眠」にあったとも言われ、過去の作品で「睡眠の大切さ」を説いていることがネットで話題になりました。 水木さんが「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」という展覧会に寄稿した2ページの漫画「睡眠のチカラ」。徹夜続きの手塚さん、石...…続きを読む

【まえがきは謳う】「領土」の世界史 / 八幡 和郎 (著)

現代の世界情勢を語る上でかならず付いて回る「混沌」という言葉。 おそらく20年前も100年前も200年前も、世界の変化は「混沌」という言葉を用いて語られたのではないでしょうか。その変化とは戦争です。 世界史的には、領土が発火点となって起きる戦争が圧倒的に多いと著者。 領土問題とは議論の材料になれ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ブラック・デモクラシー 民主主義の罠 /藤井 聡 (著), 適菜 収 (著), 薬師院仁志 (著), 湯浅誠 (著)

今年の漢字が「安」に決まりました。世界でテロが続発し、マンションの杭打ちデータ流用問題で人々が不安になったことと、安倍政権のもとで安全保障関連法案をめぐる国論の2分が選ばれた理由だと言います。 政治における「安」については、民主主義のあり方を問い直す声も散見されたように思います。 日本に敷かれた...…続きを読む

【まえがきは謳う】コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか/川島良彰 (著)

コーヒーがどのようにして私たちの手元に届けられるのかを美しい映像で綴ったドキュメンタリー映画『ア・フィルム・アバウト・コーヒー』が今月12日から公開。「サードウェーブコーヒー」が今年の流行語大賞の候補にノミネートされるなど、なにかと話題にのぼる機会の多い「コーヒー」。本書は、このコーヒーを知り尽く...…続きを読む

【まえがきは謳う】社会という荒野を生きる。 宮台真司ニュースの社会学 / 宮台 真司 (著)

社会学者・宮台真司が、旬のニュースや事件から、この社会の猝簑蠅遼楴銑瓩魏鬚明かす本書。タイトルの「社会という荒野」とは何か。宮台氏が冒頭で指摘するのは「感情の劣化」。戦間期、分断され孤立した人間が「感情の劣化」ゆえに全体主義の動員に釣られやすい事実を大衆社会論は問題にしました。「感情の劣化」は攻...…続きを読む

【まえがきは謳う】哲学な日々 考えさせない時代に抗して(著:野矢 茂樹)

『論理トレーニング』(産業図書)や『入門論理学』(中公新書)の著作でおなじみの野矢茂樹氏による哲学エッセイ本。西日本新聞で連載されていた文章をまとめた本だが、見開き1ページで1エッセイの構成で「哲学」と聞いてイメージするような難しさ、硬さは一切なく、とても気楽に読めるエッセイ集です。 論理学で著...…続きを読む

【まえがきは謳う】東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版(著:宮沢 章夫)

1980年代の日本では、所謂サブカルチャーと呼ばれるタイプの文化が、大きな盛り上がりを見せました。サブカルチャーという言葉は時と場合によって様々な意味合いを持ちますが、80年代日本のサブカルチャーとはつまり、ある種のポップミュージックや、小劇場演劇や、漫画・アニメ文化や、自主制作映画等の文化表現を意味...…続きを読む

【まえがきは謳う】ダニ・マニア チーズをつくるダニから巨大ダニまで 増補改訂版(著:島野 智之)

ダニの研究者である著者が最新の研究結果に基づいてダニの生態をこれでもかと電子顕微鏡を用いた写真とともに紹介してくれる。 ダニといえば、マダニが媒介するウイルスのことなどで怖いイメージをお持ちの方が多いと思う。イメージと違って実際ヒトを刺すダニは日本にいる1820種の内たった20種のみで大部分のダニは木...…続きを読む

【まえがきは謳う】プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔/ 朝日新聞国際報道部 (著) 駒木明義 (著) 吉田美智子(著) 梅原季哉 (著)

ロシア軍機撃墜による「ロシア、トルコの対立」でも存在感を発揮している、ロシアの大統領、ウラジーミル・プーチン。 過去を消したとも言われ、とにかく不明な点が多い人物だが、プーチンとはいったい何者なのか。本書はこの疑問に迫ろうとする試みの中間報告。 中間報告とはいえ、「プーチンを直接知る人たち」への...…続きを読む

【まえがきは謳う】会計士は見た!/前川修満 (著)

本書は、東芝やソニー、大塚家具と話題になった企業の決算書を現役の公認会計士が読み解くもの。 「企業の姿は、記者会見などにおける企業側の説明よりも、公表された決算書を読み解いたほうが、的確にとらえることが可能になる」 著者がこう語るように、公表されている決算書を読み解く術を懇切丁寧に伝授してくれて...…続きを読む

【まえがきは謳う】「ない仕事」の作り方 / みうら じゅん (著)

何だかその言動が気になってしかたがない、みうらじゅん氏。 何かの本で、みうら氏が今「しびん」にハマっていると聞いて膝から崩れ落ちたのですが、「この人がおもしろがっているものは、よくわからないけどきっとおもしろいに違いない」という暗示にかかっているのは私だけではないでしょう。 本書は何か新たなムー...…続きを読む

【まえがきは謳う】やわらかな言葉と体のレッスン(著:尹 雄大)

この本のテーマは〔コミュニケーション〕。 コミュニケーションが成立するとはお互いわかりあえ、合意すること。合意とは感覚的な理解だけでなく、言語として確認して合意し、そして言葉と体も合意することと。哲学的な解釈だ。著者は800人を超える様々なジャンルの人とインタビューを重ね〔人それぞれ〕という人の数だ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ハウス・オブ・デット(著:アティフ・ミアン, アミール・サフィ)

かつてバブル崩壊後、銀行は不良債権を抱え、経営自体も悪化した。そのうえ融資の貸し渋りや貸し剥がしなどが行われ、取引先の中小企業の資金繰りまでを圧迫した。その結果、失業者の増加、倒産などが引き起こされたのである。 このような状況を救うための手段が、公的資金の注入といういわば銀行保護政策であった。 ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ビジネスモデル2025(著:長沼 博之)

今『経済は新たなパラダイムの入口にある』と冒頭で長沼氏は語る。それは「貨幣経済」「贈与経済」「共有経済」「交換経済」という4つのハイブリッド型の経済社会の到来を意味しているのだという。 つまりはこれからの世の中のニーズが「所有から共有へ」と転換し、買うという行為の前に、「作る」「もらう/あげる」...…続きを読む

【まえがきは謳う】市川崑と『犬神家の一族』/春日太一 (著)

今年、生誕100年という節目の年を迎えた映画監督、市川崑。 わたしはこれまで、「市川崑作品=スタイリッシュ」というイメージが強いため、敬遠してきたのですが、本書を読むと敬遠してきたことを激しく後悔したくなります。 本書は、『黒い十人の女』『東京オリンピック』『犬神家の一族』などで知られる市川作品の魅...…続きを読む

【まえがきは謳う】ジオエコノミクスの世紀 Gゼロ後の日本が生き残る道/イアン・ブレマー (著) 御立尚資 (著)

国際的にリーダーシップをとる国がいない状態を表す「Gゼロ」。本書は、このGゼロの提唱者で政治学者のイアン=ブレマーとボストンコンサルティンググループの人気コンサルタント・御立尚資が「ジオエコノミクス」という視点で世界情勢について語り合うもの。 ジオエコノミクスとは、一言で言えば、経済の手法を用いた...…続きを読む

【まえがきは謳う】ペルシア王は「天ぷら」がお好き? 味と語源でたどる食の人類史 / ダン・ジュラフスキー (著), 小野木 明恵 (訳)

今日、昼食に納豆スパゲッティを食べたのですが、メニュー名は「出汁香る」という言葉を冠していました。「納豆スパゲッティ」だけでは消費者は満足しないと思っているのでしょう。 また、スーパー、コンビニに行くと何かと「濃厚」と付く商品が多いなと思います。 出汁が香るかどうか、濃厚かどうかはこちらが決める...…続きを読む

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