• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】若冲への招待/ 朝日新聞出版(編)

江戸時代の画家・伊藤若冲。今月22日から東京都美術館で始まった「若冲展」は若冲の代表作が一堂に揃う前代未聞の展覧会として注目され、すでに盛況が伝えられています。 本書はその若冲作品、若冲自身の魅力を余すことなく伝えるもの。 代表作である「群鶏図」をはじめ37作品をカラーで収録するだけでなく、「群鶏図...…続きを読む

【まえがきは謳う】検証 東日本大震災の流言・デマ/荻上チキ (著)

熊本で14日に発生した震度7の地震以降、ネット上に拡散した「熊本の動物園からライオンが逃げ出した」「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」といったデマ。東日本大震災のときにもデマの拡散は問題となりましたが、その教訓は生かされていないようです。 デマはなぜ広がるのか。そのメカニズムをあらためて確認するため、本...…続きを読む

【まえがきは謳う】18歳から考える国家と「私」の行方 セイゴオ先生が語る歴史的現在 全14講 東巻 /松岡 正剛 (著)

「知の巨人」と称される著者の松岡正剛氏。 本書には読み進めるうえで鍵となる「編集力」という言葉が登場します。 世界と日本の編集力がどのようなものになっているのか。近現代史ともとに、国をめぐる「編集力」の相違が関係性にどのような影響や負担をもたらしているのかを明らかにしていきます。 例えば、世界の...…続きを読む

【まえがきは謳う】日本の居酒屋――その県民性/太田和彦 (著)

今、外国人観光客に日本の居酒屋が人気だといいます。先日、火災に見舞われた新宿・ゴールデン街にはマニアックな日本を求める外国人にとっての人気スポットでした。 日本の古き良き居酒屋が世界的な知名度となるのは、喜ばしいことかもしれません。 いつも通っていたあの店が外国人だらけになってしまうのは、寂しさ...…続きを読む

【まえがきは謳う】全くゼロからのJクラブのつくりかた(著:望月 重良)

日本代表としても活躍した、元サッカー選手・望月重良。 彼が選んだ第二の人生は、サッカークラブ監督…を通り越して、クラブ経営者だった!? 子どものころからサッカー一筋、大学もスポーツ推薦。自ら勉強嫌いだったと認める彼が、なぜ監督ではなく経営者の道へ進んだのか。また縁もゆかりもなかった相模原という場...…続きを読む

【まえがきは謳う】家康、江戸を建てる(著:門井 慶喜)

「北条家の旧領二百四十万石を差し上げよう」 天正十八年、秀吉は家康に囁いた。その土地は低湿地であり、現在の家康の所領、駿河、遠江、三河、甲斐、信濃などの豊穣な土地とは比べ物にならない。秀吉の真意は、交換なのだ。当然、家臣たちは猛反対するが、家康は受け入れた。 このように始まる物語を描く著者の門井...…続きを読む

【まえがきは謳う】七つの会議(著:池井戸潤)

とうとう文庫でお目見えしました。通勤電車でも読書したい派の私は文庫版派。ハードカバーで出たときは悩みましたが、いかんせん他の文庫作品に眼を奪われ、気が付くと文庫で発売ではないですか。 この作品は態度の悪い年上部下を叱咤しギクシャクした関係になった結果パワハラで社内委員会に訴えられたエリート年下上...…続きを読む

【まえがきは謳う】イナカ川柳 農作業しなくてよいはウソだった/TV Bros.編集部 (編)

田舎をネタにした川柳を読者が投稿するテレビブロスの人気コーナー「イナカ川柳」。 本書はこのコーナーの投稿の傑作選で、5・7・5というたった17文字で田舎のリアルを鮮やかに描き出しています。 「何もかも 巨大なイオンが 包み込む」 「気が付けば 隣の嫁は 外国人」 「霊園と 老人ホームと ガンセンタ...…続きを読む

【まえがきは謳う】不倫のリーガル・レッスン / 日野 いつみ (著)

ゴシップ、スキャンダル豊作期と言われる2016年。有名人の不倫が世間を騒がせています。 不倫は文化だと言った人がいましたが、昨今において、さも重罪を犯したかのように責め立てられ、ある者は仕事を失うはめになり、ある者は選挙出馬を断念せざるを得なくなる。いずれにせよ、不倫が世の明るみに出た時、当事者...…続きを読む

【まえがきは謳う】橋を渡る/吉田修一 (著)

『悪人』『怒り』とベストセラーを生み出してきた吉田修一の最新作。 今作は2014年の東京で暮らす3人の男女の群像ドラマで、ビール会社の営業課長・明良。都議会議員の夫と息子を愛する篤子。TV局の報道ディレクター・謙一郎という、一見何の接点もない3人が最後の章で交じり合うところが読みどころ。 読みどころとは...…続きを読む

【まえがきは謳う】新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか / 田村 圭介 (著), 上原 大介 (著)

先日、久しぶりに新宿駅に降り立ちました。 新宿三丁目駅から地上に出て、打ち合わせのある新宿東口の喫茶店まで向かったのですが迷ってしまいました。新宿とは迷ってしまうものとハナから決めている私は、迷う時間も移動時間に入れて計算しています。 「ダンジョン」と称される新宿駅。なぜここまで人を迷わせるのか...…続きを読む

【まえがきは謳う】監察医が泣いた死体の再鑑定(著:上野 正彦)

著者は東京都監察医務院の元院長。三十年にわたり監察医をつとめたあと退官し、それからはフリーの法医学者という立場で、さまざまな変死体の鑑定依頼を受けている。 この本に書かれた事件の数々は、テレビの二時間サスペンスを思わせるストーリーばかりだ。著者はこれまでに鑑定にまつわる本を何冊も執筆しているが、...…続きを読む

【まえがきは謳う】めくるめく現代アート(文・絵:筧 菜奈子)

「現代アート」と聞いて、どういったイメージを持っていますか。 抽象的でよく分からない、難しそう、と、なんとなく敬遠してしまっている方も多いのではないでしょうか。本書は、そういった方にこそオススメしたい一冊です。 現代アートを代表するアーティストを紹介しているのはもちろんのこと、難しい用語の解説や...…続きを読む

【まえがきは謳う】リリス アウシュヴィッツで見た幻想(著:プリーモ・レーヴィ)

本書は、イタリアの作家プリーモ・レーヴィの短編集である。短編は三種類に分かれていて、一編はそれほど長くない。短いが人間についてはっとするようなことが書いてある。 例えば「ロレンツォの帰還」は、レーヴィがアウシュヴィッツで出会った忘れられない人物についての話だ。ロレンツォは囚人ではなく土木職人であ...…続きを読む

【まえがきは謳う】謝罪の作法/増沢隆太 (著)

ベッキー、甘利明、育休議員、ショーンK、乙武洋匡、桂文枝、石井竜也、毛色が違うが赤城乳業(ガリガリ君の値上げ)と、今年は挙げはじめたらキリがないほど著名人・企業による謝罪が大豊作。 謝罪の後、事態が沈静化したものもありますが、多くは火に油を注ぐ結果となっています。 前者と後者では何が違うのか。本...…続きを読む

【まえがきは謳う】「個人主義」大国イラン 群れない社会の社交的なひとびと / 岩崎 葉子 (著)

グローバル化が進んだとは言え、まだまだ日本にとって未知の地域・中東。中東にある国々を「そこにあるから」というだけで一括りにしてしまいそうですが、それぞれにきちんと個性があります。中でも際立っているのが、本書でつまびらかにされるイラン。 経済学者としてイランと30年以上付き合ってきた著者によると、...…続きを読む

【まえがきは謳う】理科系の作文技術/木下是雄 (著)

本書は1981年に発売され、35年間で80回も増刷されているロングセラー。 理科系の研究者や学生のために、論文やレポートを書くコツを伝授するもので、先月28日には発行部数が100万部を突破しています。 この100万部突破のニュースをきっかけに、前々から気になっていた本書を手に取ってみました。 売れ続ける理由は、...…続きを読む

【まえがきは謳う】村上春樹は、むずかしい / 加藤 典洋 (著)

「村上春樹は、むずかしい」。このタイトルが村上春樹という人間、生み出す作品に対する印象を言い得てくれています。 同業の作家とは一切付き合っているようにうかがえず、メディアに登場することももちろんない。たまに、社会が抱えてしまった問題に対して彼なりの思考法のようなものを投げかける…。 村上春樹とはど...…続きを読む

【まえがきは謳う】無意識の整え方(著:前野 隆司)

著者は、意識よりも先に無意識が働いていて、本当の行動を決めているのは脳の無意識であり、意識が、自分が決めたと記憶しているのではないか、という仮説を持っています。 「ワンマン社長が社員に指示を出しているが、実際に切り盛りしているのは現場の社員であり、従順に従っているようにしているが、実は先にやって...…続きを読む

【まえがきは謳う】ミッドナイト・ジャーナル(著:本城 雅人)

前作「トリダシ」はスポーツ紙の世界だったが今回は全国版新聞記者の話。過去に取り返しの付かない誤報を載せたベテラン記者が、類似女児連れ去り事件に遭遇しどう向き合っていくかを、元記者の本城さんらしいリアルな描写で描いている。誤報の件で地方へ飛ばされた者、一線をさけ整理部に移ったもの、大掛かりな企業ミ...…続きを読む

【まえがきは謳う】「あせらない自分」のつくり方(著:森川 陽太郎)

“あなたは あせりや緊張に弱いタイプですか”という冒頭部分に興味を引かれ、この本を手に取ってみました。 そして、“焦りを克服するためにどんな準備や努力をしていますか”という問いに、自分だったらどうするか考えてみると、上手く乗り切る自分をイメージしたり、ひたすら練習をする、または、深呼吸して気持ちを落...…続きを読む

【まえがきは謳う】「アラブの春」と音楽 若者たちの愛国とプロテスト/中町信孝 (著)

2011年に中東で巻き起こった市民による民主化運動「アラブの春」。 エジプトでは独裁のムバラク政権が倒され、エジプト史上初の民主的選挙で生まれたモルシ―政権が誕生したものの、そのわずか2年後、モルシ―政権は軍によるクーデターによって倒され、多くの若者たちは軍主導のこの政権を支持した。 革命も束の間、独裁...…続きを読む

【まえがきは謳う】テロリスト・ワールド/真鍋厚 (著)

ベルギー(3/22)、イラク(3/25)、パキスタン(3/27)と世界各地でテロが頻発しています。そのせいか、毎日のように目にする「テロ」という言葉。 本書はこの「テロ」という言葉に着目。テロを題材とする評論、映画、小説、漫画を網羅的に読み解き、テロという言葉が何を生み、受け手をどこへ導くのかを考察した、い...…続きを読む

【まえがきは謳う】キャラの思考法 現代文化論のアップグレード / さやわか (著)

本書は、今日のポピュラー・カルチャーを牽引する「キャラ」という概念を、漫画やアニメ、ゲーム、音楽、映画、芸能といった現在のあらゆるコンテンツを通して分析するというもの。 著者のさやわか氏は、物語性を持つコンテンツを軸に、小説、漫画、アニメ、映画、音楽、アイドル、インターネットといった幅広い領域を...…続きを読む

【まえがきは謳う】新築マンションは買ってはいけない!!/ 榊 淳司 (著)

昨年10月に発覚した横浜市のマンションの杭打ち不良による傾斜問題。建て替えの詳細提案を業者が先送りし、住民が困惑している中、問題は難航しています。また、今年2月には横浜市西区のマンションで、建物内部を通る鉄筋を誤って切断した疑いが強まり、販売元が全棟建て替えの提案を行うことが明らかになるなど、マンシ...…続きを読む

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