• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 / 海猫沢めろん (著)

人間と機械の境界とは何か。これを命題として、SR、3Dプリンター、アンドロイド、人工知能などの7人の権威に小説家の海猫沢めろん氏がインタビューし、「人間化する機械」と「機械化する人間」、その両方がぶつかり合う境界を見つめ、「人間」について考える本書。 例えば人工知能。なぜ今になって急に世間で「人工知...…続きを読む

【まえがきは謳う】世襲格差社会/橘木俊詔(著) 参鍋篤司(著)

政治家への批判からも分かるように、あまりイメージがない「世襲」。本書によると、この「世襲」が社会にとって大きなテーマになるのだといいます。 1947〜1949年のベビーブーム期に生まれた「団塊の世代」が仕事から引退し始める時期を迎えたせいか、世襲に関する話題が増えつつあり、今後さらにクローズアップされて...…続きを読む

【まえがきは謳う】死ぬ前に後悔しない読書術 / 適菜 収 (著)

本を読むことが好きな人もいれば、それが嫌いな人もいます。 本書は本を読まない人間をほぼ全否定する、と言ってしまって良いでしょう。 さらに、情報を仕入れるためだけの読書を「子供の読書」であるとし、この類の本を読む人間も本書は否定します。 昨今、何かと迅速なかつ解りやすい回答が求められます。 読書と...…続きを読む

【まえがきは謳う】ツバキ文具店(著:小川糸)

手紙は受け取る側、送る側、両方を救ってくれる。 メールやラインは便利だけど、自分の気持ちをのせるには自分の手で文字を書くことが一番だ。 この物語を読み終えた後、誰かに手紙を書きたくなりました。 (評者:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 文芸担当 勝間) …続きを読む

【まえがきは謳う】ソニー 盛田昭夫(著:森 健二)

ソニーは井深と盛田がいたから、日本初のグローバル企業になることができた。 驚くべきことに、2人は敗戦直後に雨漏りする町工場で創業した時から、いきなり世界を目指していた。そして、トリニトロンテレビやウォークマンといった、破壊的イノベーションを30年にわたって繰り返し「世界のソニー」になった。そんな企業...…続きを読む

【まえがきは謳う】東京β 更新され続ける都市の物語(著:速水 健朗)

2020年開催のオリンピックへ向け、今まさに開発中の東京。毎日利用している駅や、通り過ぎる街並みも、ふと目を留めると、それまで気付かなかった店や建物ができていることがある。人が年を重ねるのと同様に、この街も成長しているのだと感じる瞬間だ。本書は、東京を舞台に描かれた映画や小説などのフィクションから、...…続きを読む

【まえがきは謳う】人間にとって健康とは何か/斎藤環(著)

精神科医である著者が斬新な「健康論」を展開するというのが本書の主旨。…なのですが、本書の面白さはそこではなく、主旨から脱線した部分。 今、医療の現場では健康についての考え方に大転換が起きており、それは、病気の要因を除去する「疾病生成論」から、健康の要因を支援・強化する「健康生成論」への転換。 これ...…続きを読む

【まえがきは謳う】言ってはいけない 残酷すぎる真実/橘玲 (著)

「人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない」 こうした言葉を目にすることがありますが、著者はこれらを“きれいごと”と断じ、その代わりに本書で示すのは、その対極とも言える“不愉快な現実”。 簡単にいえば、「人間は平等ではなく、努力は報われない、見た目が人生を左右する」ということを確かな証...…続きを読む

【まえがきは謳う】チンパンジーは365日ベッドを作る 眠りの人類進化論 / 座馬 耕一郎 (著)

本書の著者は京都大学アフリカ地域研究資料センター機関研究員の座馬耕一郎氏。野生のチンパンジーの睡眠を研究しているといいます。 座馬氏はなぜ、チンパンジーの睡眠について研究するのか。そのきっかけとなったのが、チンパンジーのベッドで昼寝したときの心地よい体験だといいます。 そのベッドは楕円形をしてお...…続きを読む

【まえがきは謳う】不屈に生きるための名作文学講義 本と深い仲になってみよう / 大岡 玲 (著)

困難にぶつかった時。何だか精神が刺々する時。 本を読むことで目の前に立ちはだかる困難を攻略し、精神が安定するかのような効果を与えてくれます。 本の「偏愛者」である作家、大岡玲が不朽の名作文学から生き延びるための知恵を教えてくれる本書。 スキャンダル豊作期と言われる2016年。本書は文豪がスキャ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ツバキ文具店(著:小川 糸)

おいしいものはおかわりをしたくなります。そういう本です。 一度目は、そのまま通して読みます。 鎌倉の小高い山のふもとに住む主人公鳩子は、先代のあとを継いで、文具店を営み、代書を引き受けています。彼女の元には、代書の依頼が舞い込みます。お悔み、離婚の報告、絶縁状など様々です。引き受ける鳩子は、依...…続きを読む

【まえがきは謳う】あの日にドライブ(著:荻原 浩)

「お客さんにとっては、手に取った時が新刊」 と、かつて上司に言われたことがあります。 だから新刊既刊問わず、売りたい本を売っていこうぜ!という熱血上司と先日数年振りに再会したので、今回は7年前の文庫をご紹介致します。 渡辺謙さん主演で映画化された「明日の記憶」が代表作の荻原浩さん。 「明日の記憶...…続きを読む

【まえがきは謳う】好奇心を“天職”に変える空想教室(著:植松 努)

北海道の片田舎の小さな町工場。そこでは最先端のロケット開発が日々行われ、世界中の注目を集めている。そればかりか、子供たちを集めてペットボトルロケットを飛ばしたり、全国を講演会で飛び回ったり。取締役でこの本の著者でもある植松さんは夢の大切さを実体験から知っている。そしてそれを伝えることに熱い情熱を...…続きを読む

【まえがきは謳う】VRビジネスの衝撃 「仮想世界」が巨大マネーを生む/新清士 (著)

ヘッドマウント・ディスプレイが一通り出揃うため、「VR元年」とも呼ばれている2016年。著者は「VR元年」を煽るスタンスで、「VRこそ、パソコン、スマホにつづく、IT・インターネット革命の新たなる旗手である」と冒頭で断言し、必ずVRブームが到来すると熱く語ります。 理由の一つが、ヘッドマウント・デ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ヤタガラスの正体 神の使い「八咫烏」に隠された古代史の真実 / 関 裕二 (著)

『日本書紀』の中で、神武天皇を熊野からヤマトに導いたとされるヤタガラス(八咫烏)。 3本の足を持ち、太陽に住むというヤタガラス。ヤタガラスなる烏を見たこと、聞いたこともないという人もいるでしょう。 身近なところで目にすることのできるヤタガラスというと、日本サッカー協会のシンボルマーク。「世界最古の...…続きを読む

【まえがきは謳う】下水道映画を探検する/忠田友幸 (著)

怪物が潜んでいたり、逃亡者が駆け抜けたりと、映画を観ているとたまに登場する下水道。 本書は、このたまにしか登場しない下水道に着目し、映画を論じた他に類を見ない映画論です。 著者は下水道局の元技師で、日本で唯一の下水道専門誌「月刊下水道」に「スクリーンに映った下水道」という連載を持つ人物。本書はこ...…続きを読む

【まえがきは謳う】独学の冒険 浪費する情報から知の発見へ / 礫川 全次 (著)

なぜ今、独学なのか。 情報に囲まれた世界。さらに私たちはインターネットを通じて、簡単に情報を手に入れられようになりました。情報の新陳代謝はあっという間ではありますが、古い情報は消えるわけでもなく、堆積していく一方です。雑多な情報の中から価値あるそれを見つけるのはとても難しくなりました。 そんな時...…続きを読む

【まえがきは謳う】琥珀のまたたき(著:小川 洋子)

「壁の外には出られません」 ママは末娘を亡くし、残る三人の子供と共に古い別荘へ引っ越す。子供たちに外界へ出ることを禁じ、彼らを守るために、上の女の子にはオパール、下の二人の男の子にはそれぞれ琥珀、瑪瑙という新しい名前を選ばせた。 家族四人だけの閉ざされた美しい世界は、子供たちの成長に伴い少しずつ...…続きを読む

【まえがきは謳う】学びとは何か(著:今井むつみ)

この本を読めば、理解力が高まり、仕事の効率がみるみるあがる!という内容を期待していらっしゃったら、ごめんなさい。別の実用書をお薦め致します。 全国学力試験の平均値の低下など、「学び」に対する悩みは根深い。子ども時代の学びの姿勢が、大人になってからも尾を引くことも多い。では、どうしたら良いのか? ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ヤバすぎる経済学(著:スティーヴン・D・レヴィット, スティーヴン・J・ダブナー)

「ヤバい経済学」「超ヤバい経済学」シリーズは世界40カ国で700万部突破する大ベストセラーであり、本書は待望の最新作である。著者はシカゴ大学経済学部教授のスティーヴン・D・レヴィットとジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナーで、今回も世の中のあらゆる問題を経済学的に検証する131の話が収録されている。 ...…続きを読む

【まえがきは謳う】謎のアジア納豆/高野秀行 (著)

辺境作家で『謎の独立国家ソマリランド』などで知られる著者が、次に目を付けたのは「納豆」。納豆は日本独自の伝統食品と思い込んでいますが、本書を読むとそれは単なる思い込みだと気づかされます。 実は、日本人が納豆をいつ頃から食べ始めていたのかは分かっておらず、日本独自のものなのかもわかっていないのだと...…続きを読む

【まえがきは謳う】天使とは何か キューピッド、キリスト、悪魔 (中公新書) 岡田温司 (著)

何かすごいものを「神」と表現してしまう日本。しかし、「神」よりも「天使」の方が身近ではないでしょうか。いたいけな乳幼児、自己犠牲も厭わない看護師、美声の持ち主、彼らを見ていると思わず「天使のようだ」という比喩が使われます。比喩としては、神様・仏様よりも馴染み深い天使ですが、マヨネーズやお菓子のパ...…続きを読む

【まえがきは謳う】あなたのアクセスはいつも誰かに見られている/小川卓 (著)

「スマホでYahooを開くと好みの情報が目に付く場所に配置されていること」や「Amazonのトップページを開いただけで今欲しいものが表示されていること」は今では当たり前となっています。 前者も後者も便利ではありますが、よくよく考えると気持ち悪くもあります。 本書は、このネット利用時に感じる“気持ち悪い”の正体...…続きを読む

【まえがきは謳う】リメイクの日本文学史 (平凡社新書)/ 今野真二 (著)

創作の世界における「リメイク」という手法。時にそれは創作手段として、流行していると言っていいほど頻繁に目にします。最近だと、海外ドラマはかつての人気映画をリメイクし、日本では過去の人気特撮映画をリメイクする動きが…。 振り返れば、万葉集に源氏物語…日本の文学はリメイクが繰り返されてきました。リメイ...…続きを読む

【まえがきは謳う】死者が立ち止まる場所(著:マリー・ムツキ・モケット)

著者は日本人の母とアメリカ人の父との間に生まれ現在はアメリカ在住。震災の後、親族の営む福島県いわき市の寺を訪れる。日本での法要をきっかけに永平寺や高野山、恐山等をめぐり、体験座禅をしてみたり恩行事や供養の場を見て参加者と交流していく。その中で父との死別を乗り切れないでいた心の内側に変化が訪れてい...…続きを読む

【まえがきは謳う】「暮しの手帖」とわたし(著:大橋 鎭子)

4月スタートの朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』の放映を受け、雑誌『暮しの手帖』や関連書籍も注目されています。 個人的な印象かもしれませんが、暮しの手帖社の本というものは書店で働く人間にとって特別な思い入れのある商品であるように感じています。こういう本が自分の店から売れてくれるということが、プライドに...…続きを読む

【まえがきは謳う】入社1年目の教科書(著:岩瀬 大輔)

新たな年度を迎え、ビジネス書売場にも大勢のフレッシュマンでにぎわう季節がやってきました。同期の仲間同士にぎやかに、あるいは独り静かに真剣な眼差しで本を選ばれている姿を見ると、私どもも気が引き締まる思いがします。 数多くの新入社員向け書籍のなかでも、特にこの「入社1年目の教科書」は毎年多くのお客様に...…続きを読む

【まえがきは謳う】1982 名前のない世代/佐藤喬 (著)

神戸連続児童殺傷事件の「元少年A」、西鉄バスジャック事件の「ネオむぎ茶」、秋葉原無差別殺傷事件の「加藤智大」、パソコン遠隔操作事件の「片山祐輔」。 世間を騒がせた彼らの共通点は1982年生まれであること。 著者が着目したのは、この1982年生まれを含む1980年代前半に生まれた世代。この世代は、1970年代生ま...…続きを読む

【まえがきは謳う】後妻白書 幸せをさがす女たち/工藤美代子 (著)

去年、遺産目的で高齢の夫を殺害したとして逮捕された筧千佐子被告のせいで、まったくと言ってもいいほど良いイメージのない”後妻“。 本書の著者も「彼女の出現で、一般の人々の後妻に対する警戒レベルが、ぐんと高くなった」と指摘しています。 警戒レベルが高くなる一方で、著者が「後妻さんが多くなるのは当り前だ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ガルブレイス アメリカ資本主義との格闘 / 伊東 光晴 (著)

世界の彼方此方で拡大する経済格差。資本主義の終焉を指摘する声も多々聞かれます。 言うまでもなく、世界の資本主義を先導するのが大国・アメリカです。本書はアメリカの資本主義に疑問と唱え続けたガルブレイスとその書籍について考察。 「経済学の巨人」と称される、ジョン・ケネス・ガルブレイス。巨人と呼ばれる...…続きを読む

【まえがきは謳う】「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか / 中野 京子 (著)

ゴールデンウイーク。余暇をどのように過ごそうかと検討中の人も多いはず。 ここ数年、美術館の企画展が人気を博しています。美術作品を考察する様々な書籍も話題です。展覧会、書籍等のほとんどが、ルネサンスや印象派といった切り口で解説されています。しかし、そういった言葉で美術を解説するムーブメントのような...…続きを読む

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