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番組スタッフ
ポケモンGOをやめました。私のトレーナー生活は日本での配信から1週間たらずでした。
理由は色々あるのですが、収集欲は刺激されるもののポケモンを育成して進化させる楽しみが欠けているような気がして、これなら本来のポケモンをやって方が良いのではないかと感じた次第です。
私の周りでは「何より飽きてしまった」という理由からポケモンGOの熱狂と距離を置く人が増えています。

レアなポケモンが集まるとされる公園の側で友人が飲食店を営んでいます。
配信開始初の週末となった先日の混乱はまさにお祭り騒ぎだったそうです。その友人は自身の店の売り上げがアップすることなどよりも、複雑な心情をSNSに投稿し熱狂を悲観視していました。近くに住む人の苦悩は想像に容易いものがありますが、その友人の投稿に寄せられていたのが次のようなコメントです。

「いい大人がゲームなんて本当に見ていられない」

残念ながらいまだに「ゲームである」という理由だけで、批判対象とする人がいるようです。

配信開始日にダウンロードして実際にプレイしてみたときは、ナイアンティック社が開発した位置情報ゲーム「Ingress」で培ったノウハウがうまく反映されており、「これがビッグデータの活用というヤツか!」と関心させられました。
「Ingress」の時もそうでしたが、ゲームというコンテンツが人間を屋外へ導く力(=システム)を有しているのが革新的です。何より、世界の人々、市場を夢中にさせるほど、大きなうねりの中に取り込んでしまう力もすごい。

安全性や道徳の問題など、ポケモンGOの熱狂は混沌を孕んでいるのも事実です。
「革新」には付き物なのかもしれませんが、この混沌がある程度まで秩序立てられた時、「より良い未来」がやってきそうな匂いをうっすら嗅ぎ取ることができるのですが…。
今はとんでもない磁力を持った新しいものに、社会のシステムが追いついていないだけなのでしょう。ポケモンGOのコンテツとしての持久力も未知数です。

「いい大人が」という言葉とともに、低く見られるゲームという文化。
ゲームだけではありません。ポップカルチャーとされる類のもののほとんどが時として同じような扱いを受けてしまいます。
先週、日本文学振興会による「人生に、文学を」という広告が物議を醸しました。批判が寄せられたのは広告内の次の一文です。

文学を知らなければ、
目に見えるものしか見えないじゃないか。
文学を知らなければ、
どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)

広告を読んでみると、言わんとしていることは理解できるのですが、(アニメか?)という一言が蛇足です。
こんなにも文化としての地位を確立したアニメは、誰かの人生の想像に役立ってきたことでしょう。そんなアニメの功績をどシカトするかのような意味が、日本文学振興会の広告には込められているように受け取りました。

「高尚な趣味」という表現があります。
高尚という言葉は「知性のある」という意味を持ちますが、好みの問題なのに「知性の有無」を問われて見下されるのも無茶苦茶な話です。
ゲームは高尚な趣味とはされないのでしょう。
文学はアニメよりも高尚なのでしょう。文学という言葉に「学」という言葉が入っていることですし。

ゲームやアニメが嫌いな人もいることでしょう。文学が嫌いな人もいるでしょう。
要は優劣ではなく、好き嫌いの問題です。好き嫌いとはあって当然なもの。
趣味とされるものを一覧にして細かく見ていくと、質に差があるのかもしれません。
しかし、他人が興じているものを劣っていると思っていても、その気持ちを吐露するのはごくごく狭い場所にした方がよろしいのではないでしょうか。
メディアやSNSで公然と文化に優劣をつけてしまうことはその人にとって、かえってマイナスとなってしまうことは漫画家さんが証明してくれました。

自分が嫌いなものが大勢の人に支持されていると、陰謀論すら持ち出したくなるほど受け入れ難く、その嫌いなものをより全否定したくなります。
公然と文化に優劣をつける行為。私は嫌いです。

スタッフ・坂本
(2016/7/28 UPDATE)
番組スタッフ
19人が亡くなり、戦後最大級の大量殺人となった神奈川県相模原市の障害者施設襲撃事件。
逮捕された男の人物像が徐々に明らかになるなか、どうしても気になってしまうのが「まじめで明るい好青年だった」という容疑者の知人による証言です。

「まじめで明るい青年がなぜ」地元住民にショック 相模原殺傷(「カナコロ」2016/7/26)

カナコロによると、近くに住む男性はこう証言したといいます。
「本当にびっくりしている。まじめな青年で、家の前を通る時も、車の中からあいさつをしてくれた。しかし、最近になって金髪になっていたので、驚いてはいたのだが…」

ここで気になるのが、好青年の根拠として示されていること。
「家の前を通る時も、車の中からあいさつをしてくれた」。
つまりは「ちゃんとあいさつができる=好青年」。好青年のハードルが異常に低いのです。

ちなみに、「津久井やまゆり園」の元職員の女性も「あいさつをすること」を評価しています。
*****
人付き合いもいいし、あいさつもする。こんな大それたことをする人ではない。
<「時事通信」2016/7/26>
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極めつきが、日テレNEWS24 http://www.news24.jp/articles/2016/07/26/07336291.htmlで取材を受けた容疑者を知る人物による証言。
「性格的に言うと、今時めずらしい、いい青年。ちゃんと挨拶できるし、ニコニコしてるし、話せば分かるし。クビになったという話はうわさで聞いたけど。患者さんに暴力をふるったみたいな話はちらっと聞いた」

患者に暴力をふるったと聞いたけど、あいさつができるし、ニコニコしてるし、話せば分かるから好青年。
何をもって好青年とみなしているのかよく分かりませんし、証言の信ぴょう性自体が揺らいできます。

今回のように何か事件が起きたとき、容疑者を知る人物が「好青年だったのに…信じられない」と証言するのは珍しいことではありません。
今年でいえば、埼玉県朝霞市の少女誘拐事件で4月に逮捕された容疑者でもそう。
容疑者の実家の近くに住む男性は「年下の子どもの面倒をよく見ていた。優しい子だった」「さわやかな好青年で、とても事件を起こすようには見えない」と証言しています。

北海道釧路市の商業施設で6月、女性4人が切り付けられ、1人が亡くなった事件の容疑者については「好青年」ではないものの、「優しい感じの人だった」というポジティブな人物像が報じられました。
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「釣りが趣味で、にこにこした優しい感じの人だった。全く予想外のことで驚いている」と話した。
<「産経ニュース」2016/6/21>
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こうした報道には、「好青年に見える人でも凶行に及ぶ可能性がある」という警鐘の意味があるのでしょうか。
とはいえ、社会心理学がご専門の新潟青陵大学大学院の碓井真史教授が指摘するように、「好青年」であっても凶行に及ぶ可能性があるというのは周知の事実のはずです。
*****
人は、時に「好青年」と思われるような人でも、心の底に孤独と絶望感を抱えています。
一般論ではありますが、明るく陽気にふるまうのは得意でも、どろどろしたネガティブな感情を出すことは、苦手な現代人がたくさんいます。
<YAHOO!ニュース個人>
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極端なことをいえば、証言自体が不毛なのです。

(スタッフH)
(2016/7/26 UPDATE)
番組スタッフ
7月25日(月)佐々木俊尚●「ひとりぼっち惑星」が示した新たなコミュニケーションの形
スマートフォン向けに提供されているアプリ『ひとりぼっち惑星』が人気を集めています。その理由とは?



7月26日(火)古谷経衡●トランプ、BLM、ポケモン・・・古谷さんアメリカ紀行
アメリカ帰りの古谷さんに大統領選、BLM運動、ポケモンGOについてうかがいます。


7月27日(水)飯田泰之●乱発するISによる犯行声明の内幕
相次ぐテロでIS(イスラム国)が犯行声明を出しています。その理由とは。



7月28日(木)小田嶋隆●スウェーデンで若者の投票率が高くなる理由
政治への関心を高めるための教育の必要性が様々に論じられていますが、その先進国といえるのがスウェーデン。10代の投票率は8割近い数字をキープしているのはなぜ?
(2016/7/25 UPDATE)
番組スタッフ
先日の3連休。猛暑日となった地域もある中、彼方此方で休日の暇つぶしに最適なイベントが開催されました。
連休明けの19日。各メディアを騒がしたのが、宮崎県で開催された食のイベント「ふるまい!宮崎」です。

【産経新聞:炎天下で2時間 入場待ちの熱中症で苦情 飲料制限で水分補給できず48人が症状訴え 宮崎での食のイベント】

炎天下で行列に並ぶことになったにも関わらず来場者は飲み物の持ち込み禁止。よって熱中症になる人が続出。入場料4500円で食べ放題という値段設定ながら、十分な量の食事がふるまわれなかった…とった被害報告をイベント参加者がSNSで発信。
その光景を「地獄絵図」と評する記事もありました。

問題発覚後、Facebookページにコメントが投稿できないようにしたらしいという運営側の事後対応のまずさがに火に油を注ぐことになったようですが、Facebookページを見てみると「行ってはいませんが…」と無関係なのにずさんな運営に怒りをぶつける人もいます。

食べたいと思っていたものが食べられない…、しかも熱中症になってしまう。
食とは心身の健康のためにあるものなのに、その本来の役割を担うことを拒否しまった「ふるまい!宮崎」。
私も何だか、「ふるまい!宮崎」に対しては行ってもいないのに、行こうとも思わなかったのに怒りがこみ上げます。

「食」に関して何らかの侮辱行為があった場合、日本人は猛烈に憤る国民性があるような気がします。 ただ炎上させたい、悪を叩きたいという感情を差し引いたとしても。

私は「ふるまい!宮崎」のような美味しいものが集うイベントには全く良いイメージを持っていません。 「当たり」を引くこともあるのでしょうが、その確率は高いとは言えないのではないでしょうか。
今年のゴールデンウイーク。「肉フェス」というイベントが関東で開催された際、見本と実物が悪い意味であまりにも違いすぎるとしてSNS上に批判や悲鳴が寄せられていました。
そして、こういう類のイベントにおける値段設定は比較的高い傾向にあります。
値段設定の割に、満足いくサービスではないために度々炎上するのです。
また、衛生的にも色々と気になります。以前、屋外で行われたラーメンフェスなるものに参加した私の友人は、不運にも砂埃がトッピングされたラーメンをSNSにアップしていました。
事実、今年のゴールデンウイークに東京と福岡で開催された肉フェスでは、食中毒患者を出してしまっています。

B級グルメ、ラーメン、肉…近年、食のイベント「食フェス」が隆盛を極めていますが、如何せん、歴史が浅い。運営側、参加店舗の経験不足により、様々な問題が起こってしまうのでしょう。
個人的に食が集うイベントで信頼に足るのは百貨店主催の物産展しかないと意固地に決めつけてしまっています。百貨店主催なら練度も高く信頼がおけると勝手に思っている次第です。

そもそも「食フェス」において、店内で座って落ち着いて食べる時ほどの満足感や期待を望むことおが間違いなのかもしれません。
屋外で何かと食べる、屋台型のメニューはお祭りの出店の焼きそばのように「もっと美味なものがあるだろうけど、これで十分美味い」という感じが良いのです。
そう考えると、昨今人気の「食フェス」は「一堂に会す」という以外にメリットはないようにも思えます。

有名店による食品偽装や異物混入、コストに比べてサービスの質が低い飲食店、いわゆるバカッターによる飲食店の営業妨害、さかのぼると残飯おせち騒動もありました。 これらに日本人は怒ります。
日本人はなぜ、「食」に対する情熱を踏みにじる人間に憎悪とも言える怒りを抱くのでしょうか。
日本人はいつからか「いただきます」という挨拶で食物とその生産者への感謝を唱えてきました。
食への感謝の精神が潜在的に染み込んでいるからなのでしょうか。

一部の日本人は食に対して潔癖なまでの愛や異常なまでの哲学を持っています。
中には自身が美食家であると認識し、それに陶酔しきっている人もいるかもしれません。
さらに言うと、訪れた飲食店の味を自作のポエムで評価する人もいるでしょう。

日本文学界きっての美食家として名を残すのがご存知、谷崎潤一郎です。
『食魔谷崎潤一郎』(著:坂本葵)によると「食」に関して、今で言うところのストイックであった谷崎潤一郎は食の哲学としてこう述べています。

***********
「美食の味は色気やお洒落をそつちのけにして、牛飲馬食するところにあるのだ」(「洋食の話」)
(中略)
ブランドや権威に引きずられたり、「食通な俺って格好いい」と自己陶酔したり、「こんなお店を知ってる先生って素敵ね」と女性にちやほちやされるためにうまいものを食うのではなく、うまいものを腹一杯食いたいから食うのである。
***********

「色気やお洒落」で美食を楽しんでいる人もいるでしょう。谷崎のように牛飲馬食に悦びを感じる人もいるでしょう。
何が正解かはわかりませんが、「食」をめぐり様々な問題が次々と勃発する様を見ていると、「日本人」と「食」の距離感はこれでいいのかなと疑いたくもなります。

スタッフ・坂本
(2016/7/21 UPDATE)
番組スタッフ
6月17日に配信され、一時サーバーがパンクする事態に陥るほど人気となっているスマホ向けゲームアプリ『ひとりぼっち惑星』。
7時間程度遊んでみると、人気の理由がおぼろげながら見えてきました。

「夢の時代」が終わった今、ゲームアプリを作る意味 「ひとりぼっち惑星」開発者に聞く
(「ITmedia」2016/7/18)

このゲームの舞台となるのは、人が誰もいなくなった惑星。
人工知能たちが戦争をし、お互いを壊し合っている世界で、ひとりぼっちのいきものが人工知能の壊れた部品を集めて、アンテナを少しずつ拡張しながら宇宙からの「こえ」を受信する、という内容。
ゲームの肝となるのが宇宙からの「こえ」=メッセージで、このメッセージを受信するまでの道のりがけっこうめんどくさい。
メッセージを受信するためには「あんてな」と「じゅしん」のゲージを満たす必要があり、空から落ちてくる人工知能の部品をひたすら拾い集めなければならないのですが、メッセージを1つ受信するごとに必要な部品数は以下のように増えていき、まるで苦行のようです。

▼メッセージ1の受信に必要な部品数⇒ あんてな:60個 じゅしん:40個
▼メッセージ2の受信に必要な部品数⇒ あんてな:310個 じゅしん:270個
▼メッセージ3の受信に必要な部品数⇒ あんてな:1200個 じゅしん:1000個
▼メッセージ4の受信に必要な部品数⇒ あんてな:2600個 じゅしん:2200個
▼メッセージ5の受信に必要な部品数⇒ あんてな:4400個 じゅしん:3700個
▼メッセージ6の受信に必要な部品数⇒ あんてな:11000個 じゅしん:9500個

しかも、ゲージを満たせばすぐに受信できるわけではなく、「じゅしん」のゲージを満たしてからある程度の時間を要するというめんどくささもつきまといます。

▼メッセージ1⇒ 3分
▼メッセージ2⇒ 5分
▼メッセージ3⇒ 7分
▼メッセージ4⇒ 10分
▼メッセージ5⇒ 15分
▼メッセージ6⇒ 20分

ゲームにあらかじめ設定されたメッセージは6つあり、これらはすべて惑星から脱出した人類からのメッセージ。
6つのメッセージを読むことで、ゲームの世界観が徐々に見えてくる仕組みになっていて、これはこれで面白いのですが、本当に面白いのはここから。

メッセージ6を受信後はじめて、他のユーザーからのメッセージの受信と、自分から他のユーザーへのメッセージの送信が可能になるのです。
この単なるメッセージの送受信が面白いわけは、送受信がランダムであること。
メッセージを送る相手は選べないので、送ったメッセージが誰に届いたのかは分からずじまい。自分に届いたメッセージをどんな人が書いたのかも分かりません。
つまり、「ボトルメール」送るとき、受け取るときのわくわく感が味わえるのです。

ただし、これらの動作もすぐにできるわけではなく、受信には1メッセージごとに、「じゅしん」に14800個の部品を投入し、25分待つ必要があり、送信にも1メッセージごとに21800個の部品が必要で苦行はつづきます。
部品集めの時間と受信までの待ち時間を含め、他のユーザーのメッセージを受信するまでに要する時間は2時間程度。
その間、ひたすらつづく終わりのない単純作業とゲームの世界観により、孤独感は徐々に高まっていきます。
そんな心境のなか、わたしが初めて受信したのがこのメッセージ。
*****
いっさいのむすこ
まいにち いたずらざんまい
いらいら することもあるけど
あなたがみせる そのえがおが
いやしをくれる
うまれてきてくれて 
ほんとうにありがとう
*****

Twitterで同様の書き込みを目にしていたら、何も思わなかったというぐらい、どこにでも落ちていそうな言葉の並び。
これはあくまでも一例ですが、メッセージ自体はおおむね大したものではないのです。
ところが、何の因果かランダムに自分の元に届いたこと、メッセージを受信するまでの苦行と待ち時間がメッセージに不思議な重みを与えているのです。
今、このタイミングで自分がこのメッセージを受け取ったことには何か深い意味があるのでは…そんなありえない妄想をかきたてる力も感じます。

メッセージを受信するまでは退屈な作業で、何の意味も感じさせないハズレを引くこともあるのになぜかやめられない「ひとりぼっち惑星」。
その人気は、SNSでつながろうと思えば誰とでもつながれる今、ある種の揺り戻しなのか、偶然の出会いを求めていることのあらわれなのかもしれません。

(スタッフH)
(2016/7/19 UPDATE)
番組スタッフ
7月18日(月・祝日) 佐々木俊尚 ●料理動画の中毒性と可能性

アメリカで人気となり、日本でも追随するサービスが出てきている「料理動画」。その人気の理由と可能性を探ります。

7月19日(火) 速水健朗 ●本人の国民性は耐えられない?「国民投票」の危険性

改憲勢力が参議院でも3分の2を超え、安倍総理の悲願である「憲法改正」、その前段階である「国民投票」が現実味を帯び始めています。
日本人の国民性と国民投票の相性とは?

7月20日(水) ちきりん ●相次ぐ「創業家の乱」の背景にあるもの

出光興産の創業家が昭和シェル石油との合併に異議を唱えるなど、いわゆる「創業家の乱」が相次いでいます。
「創業家の乱」の背景にあるものとは?

7月21日(木) 小田嶋隆 ●「教育の政治的中立性」という幻想

学校の教育現場で「政治的中立性」を逸脱している事例がないかを自民党がホームページで募り、物議を醸しています。
「学校教育における政治的中立性」、これを実現する術はあるのか、考えます。
(2016/7/18 UPDATE)
番組スタッフ
夏フェスの時期がやってきました。子持ち世代にとっては中々縁遠いイベントで未だフェス経験ゼロなのですが、まぁ独り身であっても行かないでしょう。

音楽のイベント以外にも色々なところで「フェス」と聞くようになりました。いや、従来の「祭り」や「特別なイベント」が「フェス」と名を変えたと言うべきでしょうか。

新宿区の大久保公園で7月14日から18日まで催されるのは「国産にんにくフェス」。
9月4日には「SHIBUYA BOSAI FES」と題した防災訓練が渋谷区で初開催されるそうです。
過去の話になりますが、今年の5月には高知県で「長宗我部フェス」が開催されました。歴史に詳しい人ならおわかりでしょうが、これは中世の日本・土佐を治めた長宗我部氏に関するフェスです。

こういったちょっと特殊なフェスはこちらが能動的にならない限り、知り得ない確率が高いものでむしろ興味すら引かれるのですが、やはり「フェス」と銘打つ必要があったのか。最近になって名前を変えたイベントは、もうちょっと自分たちを信じてもいいのではないかと無責任な寛容さを抱いてしまします。

本来のフェスそのものは行こうという意志を持たない限り、体験することはないから良いのですが、「フェス的なノリ」や「フェスまがいのもの」が日常に侵食しているように感じます。
侵食という言葉を使うのは私がフェス的なノリが好きではないからですが。

例えば、フェスに適した場所なのか定かでないのに、たまに渋谷の街が見せる「フェス的なノリ」です。
サッカー日本代表の試合がある時もそうです。
カオスに変貌する渋谷の街で繰り広げられる、見知らぬもの同士の連帯感、その混沌を秩序立てようとする警察官に与えられる「DJポリス」の呼び名…まさにフェス的なノリです。
ハロウィーンに関してもそうです。キリスト教圏における魔よけの風習だったのが、日本ではコスプレしてとにかく騒ごう!というようなフェス的なノリが加えられています。

先の参院選においても「フェス的なノリ」は見られました。
「選挙フェスで渋谷を埋め尽くそう」と謳い、渋谷ハチ公前で演説を行った候補者。集まった聴衆は1万人とも2万人とも報じられています。
私の知人であるママ友が7月の週末、渋谷に行く用事があり、その帰路に期せずして「選挙フェス」に遭遇してしまったと嘆いていました。「嘆いていた」というのは彼女がハチ公前を埋め尽くす聴衆によって、渋谷駅で使いたい路線にわざわざ遠回りしなくてはならなくなったと言うからです。
彼女はベビーカーを押していたため、自分の不運もさることながら、目の前で繰り広げられるお祭り騒ぎがとても呪わしくなったと語っていました。

「フェス」と名前を変える従来のイベント。
なぜこれまでそうでなかったものにフェス的なものが取り入れられるようになるのか。

絆ブームにつながる仲間意識への渇望か。あるいはそこはかとなく「リア充感」をほとばしらせたいからか。SNS用のキラキラしたネタが欲しいからか。
混沌とした幕末に見られた「ええかじゃないか」運動のように、混沌とした現代に希望を求めるようなノリなのか。ただのお祭り騒ぎをしたいだけなのか。

「フェス」と銘打ち、選挙演説に1万人もの聴衆を集められることは大したことだと思います。
ただ、こういった専用の会場を用意していない「フェスまがいのもの」が厄介なのは、それを得意としない人の日常にも図々しく侵入し、不快感をもたらすところにあります。

「自分が何かに捧げる熱」というものは同じ波長を持つ人にはいともたやすく感染します。感染後の症状は盲信とも云うべきレベルにまで達する人もいるようです。
しかし、波長が合わないならば、その熱というのは暑苦しく、鬱陶しいだけ。時には嫌悪感すら覚えるほどです。
そして、 熱気の中にいる人間たちにとって自分たちの熱は「高揚」という良い言葉で形容できるでしょう。周囲の温度差には気付くはずもありません。

フェス化する私たちの日常。フェスのノリが侵食してきて不快な時、SNSならばブロックすればいいのですが、街や駅ではそうもいきません。
本来のフェスがそうであるように、専用の会場だけで盛り上がってくれないものでしょうか。

SNSの普及もあってか、複数の人数で楽しめるものは際限なく大勢で楽しめるようになりました。
一方、「お一人様」向けのサービスも次々と生まれ、1人で楽しめるものはとことん1人で没入できるようになりました。
フェス的なノリが加わった大勢とお一人様が出くわす時、圧倒的に部が悪いのは言わずもがな後者です。

スタッフ・坂本
(2016/7/14 UPDATE)
番組スタッフ
スマホ向けゲームへの参入の遅れが指摘されていたゲーム業界の雄、任天堂。
今年3月に配信を開始した「Miitomo(ミートモ)」もそれほど話題にならないなか、今月6日、日本に先駆けてアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの3か国で配信が始まった「ポケモンGO」。
このゲームがアメリカで大ヒットしていて、そのフィーバーぶりが昨日から盛んに報じられています。

たとえば、NHKは以下のようなあおり気味の見出しで報じ…

米でポケモンのゲームアプリが爆発的な人気(「NHK NEWSWEB」2016/7/12)

そのほかの報道からもその人気ぶりや期待の高さがうかがえます。

・アメリカではダウンロードされた数はすでに750万を超えている(Forbes JAPAN)
・1日あたりの利用者数がツイッターに匹敵する数に上っている(日本経済新聞)
・アメリカでは家のなかにこもりがちだった子供がスマホを片手に外に出かけるようになった(産経ニュース) 
・任天堂の株式時価総額はわずか数日で90億ドル(約9300億円)も増加した(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) 

「ポケモンGO」は、スマホに搭載されたGPSの位置情報を利用し、外出先でポケモンを捕まえて集めていくゲームで、開発したのは日本でもヒットした「Ingress(イングレス)」で知られるベンチャー・Niantic(ナイアンティック)。
わたしはIngressを「外出するのがめんどくさい」との理由で一週間ほどで投げ出していただけに、「ポケモンGO」に正直あまり興味がなく、期待もしていなかったのですが、一連の報道のせいで、興味が湧き、期待値もうなぎ上りの状態です。
どの程度の期待かといいますと、すでに報じられている以下のようなネガティブなニュースも気にならない程度。

・アメリカでは、各地でスマホの画面を見ながら町をうろうろする人が続き、怪しむ警察が「職務質問」している場所もある(朝日新聞デジタル)
・ミズーリ州では10日、ポケモンGOの位置情報機能を使って、自分たちの近くにいるユーザーを発見し、銃で脅して強盗を働いたとして10代の若者ら4人が逮捕(ねとらぼ)
・ワイオミング州では8日、水辺で暮らす設定のポケモンを見つけようと川沿いを歩いていた女性が偶然、本物の死体を発見(産経ニュース) 

けっこうな期待をする一方で気になるのは、課金の有無。
未だに課金に抵抗があるだけにどうしても気になってしまうのですが、「Forbes JAPAN」の記事によると課金は有り。
ダウンロードは無料で、ゲーム内で使用するアイテムの販売、つまり課金によって収益を上げる仕組みのようです。
しかもこの課金が好調で、一日あたりの売上はiOSだけで約1億6000万円に達していて、公開4日の売上は14億円を突破しているのだといいます。

ちなみに、「ポケモンGO」のベースとなった「Ingress」は、配信を開始した2013年10月から現在までの総売上は約1億1300万円。
「Ingress」が課金アイテムを導入したのが昨年11月だったこともあり、単純比較はできませんが、「ポケモンGO」の課金による収益力の高さには目を見張るものがあります。

それだけに、任天堂がこれに味をしめ、課金による収益確保の道へと進んでいくのでは、との懸念もあります。
去年、「スプラトゥーン」や「スーパーマリオメーカー」などのヒットで5年ぶりに営業利益が黒字となったものの、その後、これといったヒット作が出ていないことも気がかりです。
昨年7月に亡くなった任天堂の前社長・岩田聡さんはスマホゲームについて「広く薄くお金を払っていただく方法を考える」との方針を示していたようですが、背に腹はかえられません。
来年・2017年3月には据え置きの新型ゲーム機「NX」の発売が控えていますが、スマホゲームが主流になるなか、どれほど受け入れられるのでしょう。
「NX」の結果次第で任天堂の方針が大きく変わる。「ポケモンGO」のヒットにより、そうした空気をひしひしと感じています。

(スタッフH)
(2016/7/12 UPDATE)
番組スタッフ
7月11日(月)佐々木俊尚●世界に広がる「昔はよかった」現象の危うさ
今、世界各地で「昔のほうがよかった」と感じている人々の心をわしづかみにする、言葉巧みなリーダーたちが人気となっています。その危うさとは?

7月12日(火)古谷経衡●過剰放水が引き起こす利根川の渇水
首都圏の水がめとなる利根川水系のダム貯水率の低さが連日伝えられています。利根川渇水の実態とは?


7月13日(水)飯田泰之●2つの選挙の間に考える、“消極的投票行動”の意味
政治に興味が持てない時における投票方とは?


7月14日(木)小田嶋隆●「ハイプ・サイクル」から考える自動運転車の行く末
テスラの事故を受けて問われる自動運転車の未来。「ハイプ・サイクル」という言葉から考えます。
(2016/7/11 UPDATE)
番組スタッフ
「若者の○○離れ」という定型句があります。
代表的なものと言えば恋愛・結婚離れでしょう。またそれを裏付ける統計が発表されました。

<「交際相手いない 結婚願望ない」若者が増加 | NHKニュース>
明治安田生活福祉研究所が全国の20代独身男女を対象に調査をしたもので、交際相手がいる20代の独身は男性で2割、女性で3割ほど。8年前の結果を大幅に下回ったといいます。

またひとつ、若者が彼らより上の世代から憐れまれる要素が増えました。こういった統計は昭和時代の同様の調査と比較して分析されるところを目にしないのですが、数十年前に若者と呼ばれた人たちが、自身の良い思い出、あるいは美化された苦い思い出を照らし合わせ、勝手に日本の未来を哀れむという流れになっています。

コスパが悪いとして、恋愛や結婚に興味を示さないと言われる若者も探せばいるのかもしれません。
しかし、少なくとも私が知る20代は恋愛に積極的ですし、結婚に興味がないわけではないと語ります。
ただ、したくてもできないという状況にあるこということは共通点としてあげられるでしょうか。私の知る20代男性は経済状況かつ出会いの場がないことを恋愛や結婚から縁遠い理由を挙げ、再三口にするのが、しばらくは独身でいても「恥ずかしくない」という不思議な宣言。きっと独身が恥ずかしくないという傾向は、しばらくは変わらないのではないかと言うのです。

確かにそうかもしれません。 恋愛や結婚のあり方が多様化しているということも言えますが、いつ頃からか、笑ってもらうことで成仏される不幸自慢、自虐訴求が目立つようになりました。特にTwitterで。

「持っていないこと」をさらけ出せる場所が出来上がりました。そこでは、時として自虐を許容し合うことすら適います。
恋愛や経済状況、仕事などにおいて「持っていない」「手に入れていない」ことを気軽に言いやすくなったことも、「若者の○○離れ」のパターンを生むのではないでしょうか。

若者たちの新型思考・嗜好を勝手に嘆くのが大人の存在です。

先日、仕事の付き合いのある人(マスコミ関係者)がSNS上で、業界の人材不足を嘆いていました。
最近は「ガッツのある若者」がいないと言います。
この嘆きに同業者は「最近の子は信念がないせいかすぐいなくなる。芯のある子には恵まれない」と同調します。

大学生には大手マスコミは人気の就職先のようですが、将来を見据えた財政状況が絶好調というところを探す方が難しい。
中小マスコミはというと、人材難に陥っています。様々な業界が同じ苦境の中でもがいています。
人材難の理由は複数あるでしょうが、ひとつはその業界の魅力の欠如。
時代の変化にその業界が取り残され、人材が集まらなくなったというケースもあります。

人材難という問題は、世代論にすりかえられます。
いまだ旧型のシステムを動かし、そこにやってきた新たな人材がミスマッチだとして去っていくのも容易に理解可能です。
「ミスマッチによる退職」を避けるための対策を若い人材ばかりに求めるのではなく、企業側には旧型となった体制を疑うことも必要でしょう。
最近は聞かなくなった「ガッツ」や何のことを言っているのかよくわからない「芯」といった言葉で、人材難の責任を若者に転化するのも酷な話です。

私の母は初代iPadを今でも使っているのですが、興味ある新しいアプリがインストールできないと嘆く時があります。
パソコンでもハードが旧型だと、新しいソフトが入れられなかったり、より良いパフォーマンスを発揮してくれないものです。
若者に何か落ち度があるような昨今の論じられ方もこれに似ています。
私たちが生きる社会というハードは、若者という新しいソフトがパフォーマンスを発揮する余地がないほど旧式化しているように感じます。
若者というソフトを嘆くのではなく、社会というハードを更新、修復すべき時なのではないでしょうか。
もちろん、その作業には多大なコストを要するわけなのですが…。

スタッフ・坂本
(2016/7/7 UPDATE)
番組スタッフ
言わずと知れた高視聴率アニメ『サザエさん』。
“大いなるマンネリ”と言われながらも、当たり前のように20%を超えていたこのアニメの視聴率が2ケタを割ったとして話題になっています。

「サザエさん」に異変!?視聴率1ケタ記録(「スポーツ報知」2016/7/4)

2ケタを割ったのはおととい・3日で、視聴率は9・9%。しかも今年に入って2ケタを割ったのはおとといが初めてではなく、実は2回目。
1回目は5月22日の7・7%とやけに低い数字ですが、この日は27・1%という驚異的な視聴率を記録した強い裏番組(「笑点」の特別番組「歌丸ラスト大喜利スペシャル」)があり、そのあおりを受けたかたち、やむを得ないのでしょう。
ただ、今回は1回目とは状況が大きく違い、裏に強い番組がなく、そのことが衝撃度を強めています。

・NHK「これでわかった!世界のいま」6・1%、「復興支援ソング・花は咲く」6・3%
・日テレ「真相報道バンキシャ!」」13・8%
・テレ朝「イチから住・前略、移住しました」6・9%
・TBS「SASUKE(後6時半〜7時)」4・0%
・テレ東「モヤモヤさまぁ〜ず2」5・0%

「サザエさん離れ」が表面化したとの憶測も飛んでいますが、なぜここにきて「サザエさん離れ」とみられる現象が起きているのでしょう。

その理由を読み解くヒントになるのは、2011年2月25日の「朝日新聞」夕刊に掲載された記事『「サザエさん」が絶好調 寂しい現実 虚構求める』。

この記事によると、高視聴率の分岐点は2008年のリーマン・ショック。
20%超えは2008年に7回、2009年に14回、2010年には24回と年々増えていったようです。
また、大学生の就職内定率が落ち込むと視聴率は高くなり、小泉政権時代と2009年夏の政権交代(民主党・鳩山政権の誕生)の時期には視聴率が下がったといいます。

こうした視聴率の傾向から読み取れることは、希望の有無と視聴率の関係性。
中央大学の山田昌弘教授は以下のように分析しています。
*****
未来志向の時は、報道番組を見ているのかもしれません。しかし現実に希望を持てない時には、サザエさんのような虚構の世界を求めるのでしょう。
サザエさんの家庭には生活の不安が全くありません。
昔はこんな家庭の時代があったなあ、と30分ぐらい虚構に浸る時間があってもいいんじゃないでしょうか。
*****

この分析を今のサザエさんの視聴率に照らし合わせてみると、未来志向で現実に希望を抱いていなければなりません。
しかし今、多くの人が現実に希望を抱けているかどうかは大いに疑問です。
減速する世界経済に追い討ちをかけるようにして起きたイギリスのEU離脱とそれに伴う離脱ショック、世界中で相次ぐテロなどを目の当たりにする今、現実に希望を抱いているのは少数派なのではないでしょうか。
あくまでも2011年時点の分析であり、今はもうこの分析は通用しなくなっているのかもしれません。

「サザエさん離れ」を読み解くもうひとつのヒントが、家族に関するいくつかのアンケート調査。

日本労働組合総連合会が実施した「理想の日本像に関する意識調査」では、2011年2013年はともに「理想とする社会像が描かれた漫画・アニメ」の1位に選ばれている『サザエさん』。
2013年以降、この調査は実施されていないようなのですが、2014年12月、女性向けコミュニティサービス「ウートピ」が「あなたにとってサザエさんのような家庭は理想的?」というアンケートを実施。
その結果、864人中668人(77%)、8割近くが「そうでもない」と回答しています。

サザエさん一家は本当に理想的?8割が「そうでもない」と答えた理由(「ダイヤモンドオンライン」2014/12/16)
あなたにとってサザエさんのような家庭は理想的?(ウートピ)

「そうでもない」と回答した理由で最も多いのが、「色んな家族の形があるんだからこれが一番いい!なんてないと思う」といった“家族の多様なあり方を認めるべき”という意見。
その次に多いのが、「現実的じゃない」といった“現実性を疑問視”する意見でした。
ネットでの調査ということもあり、ある程度の偏りはあるのでしょうが、日本人にとっての理想の家族像とされてきた磯野家が理想ではなくなってきたことがみてとれます。

理想的とされてきた磯野家の形態は「2世帯、3世代同居で、2世帯とも妻は専業主婦」というもの。それに加え、家族が助け合って生きています。いってみれば、家族の美化です。
しかし、現実にはこんな家族あり得ませんし、2世帯同居でうまくいっているなんて話、一度も聞いたことがありません。

これまで日本では家族を美化する傾向がありましたが、その反動からか、去年は、家族を美化しがちな社会に問題があることを指摘した新書『家族という病』(幻冬舎)が60万部を超えるベストセラーとなりました。
背景には家族の美化への嫌悪があるのではないでしょうか。

そうした世の中の流れのなかで顕著になってきたのが「サザエさん離れ」。
今の日本人は美化された家族像を見せつけられることを嫌悪し、「昔はこんな家族があったんだなあ」と虚構に浸る余裕すらなくなっているのかもしれません。

(スタッフH)
(2016/7/5 UPDATE)
番組スタッフ
7月4日(月) 佐々木俊尚 ●デマがはびこる時代の民主主義

イギリスがEU離脱を決めた国民投票後、離脱派の中心人物が明らかにしたウソと、その後、巻き起こっている批判の嵐。
こうした状況から見えてくることとは?
北海道大学公共政策大学院の鈴木一人教授にお話を伺います。

7月5日(火) 速水健朗 ●モノを買うのはダサい!日本人に広がる新たな価値観の行く末

レンタルサービスが人気となるなか、日本人に広がる「モノを買うのはダサい」という新たな価値観。その先にあるものとは?

7月6日(水) ちきりん ●政治を単純化しない『票育』とは

240万人の有権者をムダにしないために、今後、学校における政治についての教育が急務とされます。シンプルなことが受け入れられる時代、あえて難しいことをそのまま考える教育の手法「票育」とは?

7月7日(木) 小田嶋隆 ●イギリスEU離脱から考える「ポピュリズム」の真の意味

イギリスのEU離脱を決めたことをうけ、国民投票がポピュリズムに陥る危険性を指摘する声が相次いでいます。
今回の国民投票以前から、悪というイメージがつきまとっていたポピュリズム。
ポピュリズムを悪と決めつけていいものなのでしょうか?
イギリスのEU離脱をうけ、「ポピュリズム」が持つ真の意味を考える。

(2016/7/4 UPDATE)

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