• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】ヒットの崩壊/ 柴那典(著)

「CDが売れない時代」と言われるようになって久しい。その理由についてはすでに多くの分析がなされていますが、本書の切り口は「ヒット曲が生まれなくなった理由」。 音楽ジャーナリストである著者が、マスメディアへの大量露出を仕掛けてブームを作り出すかつての「ヒットの方程式」が成立しなくなった背景を、小室哲...…続きを読む

【まえがきは謳う】成熟と喪失 “母”の崩壊 (講談社文芸文庫) 江藤 淳 (著)

意外な投稿が話題となり、時には社会問題にまでつながる「はてな匿名ダイアリー」。 今月、「娘が気持ち悪い」という投稿が物議を醸しました。中学生の娘が妻に「お父さんの洗濯物は気持ち悪いから別にしてほしい」と話しているのを聞いた父親(投稿者)。父親は「娘が俺を気持ち悪いという気持ちがわかってきた。俺も...…続きを読む

【まえがきは謳う】本当に住んで幸せな街 全国「官能都市」ランキング/ 島原万丈+HOME'S総研(著)

発表されるとなんとなく見てしまう「住みたい街ランキング」。先日発表された首都圏1都3県の「住みたい街ランキング」では、吉祥寺が1位、横浜が2位、武蔵小杉と自由が丘が3位と、上位は“おなじみの街”が占めていました。 こうしたランキングはあくまでも“住みたい”街。あくまでも憧れ目線であって、“住んでみてよ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集 / 森見登美彦 (著)

『夜は短し歩けよ乙女』や『四畳半神話体系』など、ファンタジー小説の名手、森見登美彦氏の10年にわたる対談を集めた本書。 森見氏は対談は苦手だそうで、「ただ正直に、出たとこ勝負で喋るだけである。だから私はたいていの対談でぐるぐるしてしまう。(中略)一切のぐるぐるの責任は私にある。そのぐるぐるを楽し...…続きを読む

【まえがきは謳う】起業への挑戦(著:ガイ・カワサキ)

「満足な豚よりも、不満足な人間である方がよい。満足な人間よりも、不満足なソクラテスである方がよい」とは、J.S.ミルの言葉であるが、個人の活動に見るとき、不満足を自覚しながらも充足へと言動を向けないのもまた人間である。では、われわれが夢を実現し、より良い社会の構築を目指すため着手すべきは何なのだろう...…続きを読む

【まえがきは謳う】ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。(著:原田 まりる )

哲学の入門書は、いつの時代も書店の棚に彩を添えてきた。『ソフィーの世界』『14歳からの哲学』『これからの「正義」の話をしよう』『哲学用語図鑑』。哲学とは難解で堅苦しいものだと敬遠しがちな人も多いが、これらの入門書が時代ごとに発行されベストセラーになるのは、やはり人間は常に悩み、進歩をしながらもまた...…続きを読む

【まえがきは謳う】「移動」の未来(著:エドワード・ヒュームズ)

本書はアメリカのヒトとモノの移動について書かれたものである。アメリカに限らず人々の日常生活は移動によって支えられている。広大な輸送システム網がなければ、日用品は人々の手元に届かない。1台のiPhoneが手元に届くまでに、原材料・部品の輸送まで含めると、想像を絶する距離の移動をしている。また、車や電車など...…続きを読む

【まえがきは謳う】メメントモリ・ジャーニー/メレ山メレ子 (著)

タイトルにある『メメントモリ』はラテン語で「死を想え」、『ジャーニー』は英語で「旅」。タイトルどおり、本書は「旅」と「死」にまつわるエッセイ集で、旅先で心に浮かんだ「死」への思い、自分が今まで培ってきたのとは異なる死生観との邂逅など、著者の心にある『メメントモリ』が綴られています。 その思いがよ...…続きを読む

【まえがきは謳う】みんなの道徳解体新書 (ちくまプリマー新書) パオロ・マッツァリーノ (著)

小中学校で正式な教科になることが決まっている道徳。本書は学校では教えてくれない道徳の仕組みを紐解きます。 これまで道徳の授業では「副読本」が使われていましたが、検定の行われる教科書が設けられます。 私も小中学校の時、副読本を使って道徳の授業を受けましたが、何が書かれていたのか全く記憶にありませ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン/ピーター・トライアス(著) 中原尚哉(訳)

日本とドイツが第2次世界大戦に勝利した世界を描いたフィリップ・K・ディックの名著『高い城の男』。この名著の21世紀版としてにわかに話題になっているのが本書で、10月21日の刊行から約1ヶ月で累計発行部数は4万部を超えています。 21世紀版『高い城の男』との呼び声が高いこともあり、ベースは『高い城の...…続きを読む

【まえがきは謳う】日本「一発屋」論 バブル・成長信仰・アベノミクス (朝日新書) 原 真人 (著)

新語・流行語大賞にノミネートされた言葉が先日発表されました。例年通り、この1年に爆発的な活躍を見せたお笑い芸人に関する言葉も含まれていましたが、大賞を受賞した芸人は「一発屋」となってしまうというジンクスがあります。 しかし、よくよく考えてみると一発屋となってしまうのは芸人だけではありません。 当...…続きを読む

【まえがきは謳う】蜜蜂と遠雷(著:恩田陸)

恩田陸、書店でこの著者名を見ると条件反射のように本を手にしてレジへと進んでしまいます。 3年毎に開催される芳ヶ江国際コンクールには、「ここを制する者は世界最高峰のピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあります。エントリー、第一次予選、第二次予選、第三次予選、本戦を勝ち抜いた者が優勝できる...…続きを読む

【まえがきは謳う】最後の秘境 東京藝大(著:二宮敦人)

黄色をメインにした派手な表紙に真ん中に黒墨で表題「最後の秘境東京藝大」の文字とショッキングピンクの帯、しかも、内容は芸術を学びそして研究している大学とくればもう好奇心は止められず衝動的に本を買っている自分がいたのだ。 書き出しの言葉に著者である二宮先生自身は「芸術には縁が薄い」とあった。しかし、...…続きを読む

【まえがきは謳う】急いてはいけない(著:イビチャ・オシム)

いまでも、あの時脳梗塞で倒れていなければサッカー日本代表はもっと強くなっていたのでは、と願望的な「たられば」で名前が出てくる元日本代表監督、イビチャ・オシムさん。 選手や関係者からもいまだに慕われている名伯楽の最新刊は、日本のファンや選手などから質問を募り、オシムさんに回答してもらう…という主旨だ...…続きを読む

【まえがきは謳う】〈ハイブリッドな親子〉の社会学/野辺陽子ほか4名 (著)

今月10日から憲法審査会で憲法改正の議論がスタートする。その憲法改正のテーマのひとつが第24条。安倍政権はこの24条を改正し、家族のあり方を定義づけようとしています。 安倍総理は先月5日、国会で「家族は社会の基礎を成す基盤。憲法にどう位置づけるかは議論されるべき」と答弁。安倍総理のブレーンのひと...…続きを読む

【まえがきは謳う】間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに/ロマン優光 (著)

「サブカル」というのは意味が分かるようで分からない曖昧な言葉です。 本書はこの「サブカル」の意味を再定義するもの。サブカルの意味が「おかしくなっている」と嘆く著者が、サブカルの現状を整理しながらサブカルを再定義していのですが、まず示されるサブカルの定義が「町山智浩が編集者として扱ってきたもの、そ...…続きを読む

【まえがきは謳う】悪意とこだわりの演出術 / 藤井健太郎 (著)

つまらなくなったと言われて久しいテレビ。失敗が許されない空気はおのずと作り手の「冒険心」のようなものをそぎ落としていく。そんな中、注目されるのが本書の著者、TBSテレビの藤井健太郎氏でしょう。 藤井氏は「水曜日のダウンタウン」「クイズ☆タレント名鑑」など数々のバラエティ番組を手がけてきたTBSのプロデュ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ポケモンの神話学 新版 ポケットの中の野生 / 中沢 新一 (著)

今年の夏、世界を席巻したポケモンGO。11月18日にはニンテンドー3DSにて最新作「ポケットモンスターサン/ムーン」が発売されます。 なぜポケモンに子どもから大人まで魅了されるのか。思想家の著者が紐解く本書は、2004年に新潮文庫より発売された文庫版「ポケットの中の野生 ポケモンと子ども」に加筆修正し、新...…続きを読む

【まえがきは謳う】聖の青春(著:大崎 善生)

全力疾走をしたまま、遠くに行ってしまったひと。 彼と共に生きた人たちの心情を、慮ることも難しい。 文章で彼の生き様に触れただけの私でさえも、名前を忘れられない人になった。 8月8日に亡くなった、29歳のA級棋士。村山聖。 A級とは、棋士界の最高峰。彼は幼い頃から重い病気を患いながら一局一局に全力を尽く...…続きを読む

【まえがきは謳う】都市と地方をかきまぜる(著:高橋 博之)

限定1500部の食べ物付き情報誌が、グットデザイン賞金賞受賞。 受賞時は創業1年目の東北発小さなメディアの編集長とは、どんな人物か? 編集長が本書で掲げた「震災前の政治家生活や「東北食べる通信」での経験を糧に、今日の都市住民を「見えない檻」に押し込めている「化け物」の正体を解き明かしたいと思っている。...…続きを読む

【まえがきは謳う】「決め方」の経済学(著:坂井豊貴)

英国のEU離脱。コロンビアの和平投票。国連安保理。そして自分が投票した選挙の結果。多数決で決まったことながら、本当にこれでいいのだろうかと感じることはないだろうか。子供のころから「民主的」な方法として当たり前に使っている多数決だが、本当にみんなの意見をうまくまとめているといえるのか。 本書の結論か...…続きを読む

【まえがきは謳う】アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか/待鳥聡史 (著)

アメリカ大統領選の開票が日本時間のきょう9日に行われ、トランプ氏がまさかの勝利、次期大統領に就任することになりました。 世界的な注目を集めての就任となりますが、本書によると、アメリカ大統領は任期途中で失速することが多いのだといいます。理由は、日本の総理大臣やイギリスの首相と違って、大統領には自由...…続きを読む

【まえがきは謳う】武士道の誤解 捏造と歪曲の歴史を斬る 清水 多吉 (著)

日本の社会問題、「ブラック企業」。そして、働きすぎる日本人。こうした労働習慣を生んだ背景の一つに、もしかしたら日本特有の「武士道」精神礼賛があるのかもしれません。 一部起業家には企業理念に「武士道精神」を重ね合わせるようなイメージがありますが、こういった人々によってブラック企業という社会問題が生...…続きを読む

【まえがきは謳う】さらば白人国家アメリカ/町山智浩 (著)

いよいよ今夜投票が行われ、あすの午後にも決着するアメリカ大統領選。投票日当日のきょうも支持率は拮抗。勝敗の行方は見えにくくなっています。 見えにくくなっているのは大統領選の行方だけでなく、現在のアメリカも同様。大統領選をめぐるニュースを見れば見るほど、アメリカの実像を把握するのは難しくなっていま...…続きを読む

【まえがきは謳う】忘れられたマイノリティ 迫害と共生のヨーロッパ史 / 関 哲行 (著),踊 共二 (著)

ハロウィンライブで着た衣装が、ナチスの軍服に似ていると海外を中心に批判されていたアイドルグループ「欅坂46」が、正式に謝罪を表明しました。 この騒動は日本だけにとどまらず、米国を拠点とするユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が、公式に嫌悪感を表明するまでに発展。 世界的大犯罪の...…続きを読む

【まえがきは謳う】雑学の冒険 国会図書館にない100冊の本(著:礫川 全次)

著者の礫川(こいしかわ)全次は一部では有名な在野史家。どこで有名かというと近世近代の刑罰、アウトロー、風俗、サンカ研究など。ちょっとアブナイまたはアングラなテーマ研究ではお馴染みの著者。 その著者が薦める100冊セレクトなので非常に濃い。本の内容と作者や出版社について調べられた事をコンパクトに纏めて...…続きを読む

【まえがきは謳う】日本法の舞台裏(編集代表:新堂 幸司)

この『日本法の舞台裏』は、法律を制定したり改正したりする際のプロセスに携わる方々の声を集めた書籍である。各法律の専門家である研究者のみならず、弁護士や法務省民事局長、企業の監査役の方等々、幅広い分野の第一線で活躍されている方からの寄稿によって編まれた、帯の謳い文句にもあるように「歴史的証言集」に...…続きを読む

【まえがきは謳う】「いい質問」が人を動かす(著:谷原誠)

本書では、法廷で活躍する弁護士が実際に使っている「人を動かす質問術」を学ぶことができます。 いい質問には 1 思いのままに情報を得る 2 人に好かれる 3 人をその気にさせる 4 人を育てる 5 議論に強くなる 6 自分をコントロールする の、6つの力があると著者は言います。 具体的な事例が沢山書かれて...…続きを読む

【まえがきは謳う】LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略/リンダ・グラットン(著) アンドリュー・スコット(著) 池村千秋(訳)

先月26日に公表された2015年国勢調査で75歳以上の人口が総人口の「8人に1人」を占め、14歳以下の子どもの人口を上回ったことが分かりました。衝撃的な数字ですが、本書が示す数字は国勢調査の衝撃を上回るものです。 本書によると、日本の100歳以上の人口は、2050年までに100万人を突破する見込み...…続きを読む

【まえがきは謳う】アメリカ政治の壁 利益と理念の狭間で / 渡辺将人 (著)

オバマ政権の迷走の原因はどこにあったのか。トランプ候補の登場で亀裂を深める超大国はどこへ向かうのか。大統領選の実情を知り尽くした著者がアメリカ政治の複雑な行動を明らかにします。 8日に投開票を控えたアメリカ大統領選。テレビ討論会の末、民主党候補のヒラリー・クリントンを追う共和党候補、ドナルド・...…続きを読む

【まえがきは謳う】最も危険なアメリカ映画/町山智浩 (著)

アメリカ兵のPTSD(心的外傷後ストレス障害)の実態を記録したため、戦意を挫くからと封印された『光あれ』、敵国の首都を直接爆撃する戦略を政府に提唱したディズニーアニメ『空軍力による勝利』。 このようにアメリカ映画を題材に「アメリカの病理」を解説する本書では、いよいよ来週11月8日に投開票されるアメリ...…続きを読む

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