• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】「トランプ時代」の新世界秩序 (潮新書) 三浦 瑠麗 (著)

毎日のように海を越えて飛び込んでくる、ドナルド・トランプ米大統領に関するニュース。 TPP交渉離脱、メキシコとの国境に壁を建設、中東・アフリカ7カ国国民の入国停止…、大統領選中の公約を実行に移し始め、世界を翻弄しています。 トランプ氏中心に、半ば強制的に世界が周り始めたような気すらします。 トランプ...…続きを読む

【まえがきは謳う】テロルとゴジラ / 笠井 潔 (著)

最悪の事態を想定せず、考えたくないことは考えない、考えなくてもなんとかなるという思考法をニッポン・イデオロギーと定義し、それらが先の戦争と原発事故の元凶であると著者。タイトルともなった第1章では、その元凶が『ゴジラ』『シン・ゴジラ』に創作としてどのように描かれているかを紐解いていきます。 戦争の...…続きを読む

【まえがきは謳う】クラッシャー上司(著:松崎一葉)

本書のタイトル「クラッシャー上司」とは、“部下を精神的に潰しながら、どんどん出世していく人”を言うらしい。 大手企業の社員による過労自殺やパワハラ・モラハラの報道は後を絶たないが、このワードもネット上や一部の専門家の間では話題になりながら、書籍としてまとめられたものはなかった。本書ではその名付け親...…続きを読む

【まえがきは謳う】〆切仕事術(著:上阪 徹)

〆切という文字を目にして、どんなことを思い浮かべるだろうか。 「時間切れになり、雑な仕事のまま終わってしまう」 「出来るだけ先延ばししたい」 「直前になって焦る」 そして、結局いつも〆切を守れず、周囲を巻き込みながら慌ただしく毎日が過ぎていく。 子供の頃の宿題から始まり、分かりきったことであ...…続きを読む

【まえがきは謳う】デービッド・アトキンソン新・所得倍増論(著:デービッド・アトキンソン)

日本は戦後から1990年にかけて高度に成長していましたが、それは人口の激増に依存するものでした。そのことは1990年以降人口の増加が止まった時点で、成長も止まってしまった事実からも明らかです。確かに今でも日本は世界第3位のGDPです。しかし、1人当たりでみると、なんと世界第27位です。GDPが多いのは単に人口が多...…続きを読む

【まえがきは謳う】東大VS京大 入試文芸頂上決戦/ 永江朗(著)

今月14、15日に大学入試センター試験が行われ、本格的な受験シーズンが到来しています。その大学入試の試験問題でよく話題となるのが国語(現代文)で、本書はこの受験国語に注目したものです。 本書が取り上げるのはいさぎよく、東大と京大の国語の入試問題。東大と京大で何が違って、何が共通し、時代をどう反映...…続きを読む

【まえがきは謳う】賢者の石、売ります / 朱野帰子 (著)

移り変わりの激しい美容・健康ブーム。中にはその効果を疑うものも少なくありません。昨年末、ブームとなっているがその科学的効用が問題視されていた「水素水」に消費者庁が「待った」をかけました。 もっともらしく見える見解が添えられた美容・健康商品は水素水のみならず、大きなブームを起こしてきました。 そん...…続きを読む

【まえがきは謳う】21世紀の戦争テクノロジー/ エヴァレット・カール・ドルマン(著) 桃井緑美子(訳)

去年12月23日から公開されている映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』。ドローンを駆使したテロリスト捕獲作戦を描いた話題作で、「科学」の進歩が「戦争」を進化させる可能性を示しています。 本書のテーマは、この映画にも通じる「科学」と「戦争」の関係性。著者はまえがきでこう宣言します。 「科...…続きを読む

【まえがきは謳う】料理の四面体 / 玉村 豊男 (著)

万国、あらゆる料理を分析し、そこから共通項を見出し、料理の真理に至ろうという本書。 その真理が四面体。火、空気、水、油の4つの基本要素によって、すべての料理が構成されているというのです。 火がなくては大抵の料理が成立しません。火と食材の間に介在する空気の量によって、料理名が異なってきます。水の中...…続きを読む

【まえがきは謳う】あひる(著:今村 夏子)

酉年の読み始めに「あひる」をぜひおすすめしたいと思います。 3つの短編のうち、2編は書き下ろしです。タイトルの「あひる」は、文学ムック「たべるのがおそい vol.1」に掲載され第155回芥川賞候補作となり話題を呼びました。芥川賞候補ときくと、ちょっと難解なものを想像なさるかもしれませんが、そのようなことは全...…続きを読む

【まえがきは謳う】本を読む(著:安野 光雅)

毎年発売されているカレンダーを家に飾っている方も多いだろう、画家の安野光雅さん。安野さんが美術だけではなく、文学にも造詣が深いのは出版数を見れば誰しもが納得することだろう。 本作品は、画家としてだけではなく、文筆家として様々な媒体で文学作品を上梓してきた著者が、小説、エッセイ、論文等、多岐にわた...…続きを読む

【まえがきは謳う】三鬼 三島屋変調百物語四之続(著:宮部みゆき)

宮部先生のこの新刊を並べながら装丁の重厚さと帯のイラストとコピーの絶妙なデザインを見つつ面白そうと思っていた時、書評の話が来たのでこの「三鬼・三島変調百物語」で書こうと読みました。ただ、読み始めるにあたってよくよく見ると四之続と付いているではありませんか。 実は私、これまでの「三島屋変調百物語シ...…続きを読む

【まえがきは謳う】Familia 保見団地/名越啓介(著) 藤野眞功(著)

愛知県豊田市にある「保見団地」という団地をご存知でしょうか? わたしは全く知らなかったのですが、ここは人口の大半を日系ブラジル人が占める「先進移民団地」と呼ばれる団地。 この団地に住む日系ブラジル人の数はなんと約3000人。背景には1990年の入管法改正があり、それ以降、この団地は日系ブラジル人の移民労...…続きを読む

【まえがきは謳う】私の食べ歩き 改版 (中公文庫) 獅子文六 (著)

今、昭和を代表する作家、獅子文六がブームのようです。ここ数年、長く絶版となっていた作品の復刊が相次ぎ、人気を集めているのだとか。 齢を重ねるにつれ、若い頃は食べられていたものを胃袋が拒絶するようになるもの。本書はビフテキや中トロより、精進料理を好むようになった年齢に差し掛かった自称グウルマンの著...…続きを読む

【まえがきは謳う】続 聞き出す力/吉田豪 (著)

『人間コク宝』シリーズをはじめ、著者のインタビュー本は読破しているのですが、とにかく外れがない。著者でしか聞き出せなかったと思われる言葉が必ずひとつ以上、インタビュー対象からこぼれる。これがあるから、著者のインタビュー本はたまりません。 なぜ他のインタビューではこぼれなかった言葉をこぼれさせるこ...…続きを読む

【まえがきは謳う】悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験 リチャード・スティーヴンズ (著),藤井 留美 (訳)

止まるところを知らない、健康志向の高まり。まあ、健康であることは良いのでしょうが、酒やタバコなど体に良くないとされるものを嗜む人にとっては生き辛い世の中になりました。 何より、倫理的であることが何かと求められる時代です。誰しも悪癖の一つはあるでしょうが、中々、公言するのも憚られます。 本書は心理...…続きを読む

【まえがきは謳う】へんな毒すごい毒(著:田中真知)

推理小説にはさまざまな殺人事件が登場するが、意外に毒物を使っての殺人は少ないと思う。本書を読んで合点がいったのは、毒物の扱いにはこんなにも膨大な知識が必要ということだ。同じ毒でも口から摂取するのと直接血液に混ざるのとで効き目が異なったり、扱いによっては無毒になってしまったりする。さらに神経に効く...…続きを読む

【まえがきは謳う】チーズの科学(著:齋藤 忠夫)

チーズといっても色・形・味などその種類は様々。世界にはなんと1000種類以上のチーズが存在しているという。毎日違うチーズを食べても3年ほどかかると考えるといかにその種類が多いかが分かる。 チーズといえば、加熱した時のとろける食感が特徴的だ。これはチーズ独特のタンパク質の構造によるもので、加熱して溶ける...…続きを読む

【まえがきは謳う】奇跡の醤 陸前高田の老舗醬油蔵 八木澤商店 再生の物語(著:竹内 早希子)

この本は、岩手県陸前高田市に二百年以上つづく老舗醤油蔵、八木澤商店の苦闘をまとめたものである。東日本大震災の津波で蔵や店舗が流された。社員で亡くなった方もいる。まさにすべてを失ったどん底の状況だったが、残された社長をはじめ従業員の方々は諦めなかった。 研究資料として別の場所に保管されていたもろみ...…続きを読む

【まえがきは謳う】ウェブに夢見るバカ/ ニコラス・G・カー(著) 増子久美(訳) 菅野楽章(訳)

『ネット・バカ』でインターネットが人間の脳に与える影響を、『オートメーション・バカ』では全てが自動化する世界を論じた、ニコラス・G・カー。 本書では「ネット時代に失われつつある人間性」を多少の毒を交えながら論じています。 たとえば、ネット検索は人間に「知っているという思い込み」を助長するという指摘...…続きを読む

【まえがきは謳う】シンメトリーの楽しみ/吉崎 清冨 (著)

シンメトリーとは「左右対称であること」が定義だとばかり思っていましたが、本書によると、正しくは「部分と部分」「全体と部分」の釣り合いがとれて、「割合、広津、均等、釣り合い」のバランスが優れていることを意味します。 人間の手によって生み出されたシンメトリーもあれば、自然界には人間の力が介在すること...…続きを読む

【まえがきは謳う】プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 アン・ウォームズリー (著),向井 和美 (訳)

友人の誘いで、刑務所の読書会にボランティアとして参加することになったカナダで雑誌記者をしている著者。 著者は強盗に襲われた過去を持ち、そのトラウマにクリンでいたため、その誘いを受けるかどうか迷っていたのですが、自身も本が好きで読書会に参加していたということ、受刑者がどんな読書会を行っているのかの...…続きを読む

【まえがきは謳う】10分後にうんこが出ます 排泄予知デバイス開発物語/ 中西敦士(著)

走行中の電車やバスなど逃げ場のない空間で便意をもよおしたときの絶望感はすさまじいものがあります。車内で漏らすのであれば、漏らすと同時にこの世から消えてなくなりたいとすら思います。 死と天秤にかけたくなるほど深刻なうんちを漏らすという行為。 この行為を高い確率で防いでくれる装置が今、実用化に向けて...…続きを読む

【まえがきは謳う】〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則(著:ケヴィン・ケリー)

本書の原題は“不可避”という意味の”The Inevitable”である。今後訪れる未来について、デジタル・テクノロジーの持つ力の不可避な方向性をWired初代編集長であったケヴィン・ケリーが独自の切口で論じていく。著者はこの30年に経験した事柄から、必然的に見いだされる方向性を、12の現在進行形の動詞に集約し詳細に纏めて...…続きを読む

【まえがきは謳う】腸科学(著:ジャスティン・ソネンバーグ ,エリカ・ソネンバーグ)

著者のジャスティン・ソネンバーグと妻のエリカはマイクロバイオームの第一人者で、スタンフォード大学スクール・オブ・メディスンで微生物学・免疫学を研究しています。 本書では、マイクロバイオーム(人体の微生物の集合体)の説明から始まり、最新の研究や医療についても書かれています。巻末には腸内細菌に良い食...…続きを読む

【まえがきは謳う】仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術(著:鈴木真理子)

皆さんは仕事でミスをしない為に、スケジュールをどのように管理をしていますか? デジタル化が進む時代ではパソコンやスマートフォンで管理している方も多いと思います。 しかし著者である鈴木真理子氏は自分で書き込める手帳を推奨しています。 それでは、どのような手帳を選べば良いのでしょうか? 本書では、ま...…続きを読む

【まえがきは謳う】きずなと思いやりが日本をダメにする/ 長谷川眞理子(著) 山岸俊男(著)

昨年11月から年末にかけて相次いで明らかになった“原発いじめ”。 進化生物学者・長谷川眞理子さんと社会心理学者・山岸俊男さんの対談本である本書には、この“原発いじめ”を考えるヒントが示されています。 一般的ないじめ問題について山岸さんがまず、するのはこんな指摘。 「いじめとは本質的には、子どもたちが...…続きを読む

【まえがきは謳う】 怪書探訪 / 古書山 たかし (著)

普通に生活しているだけではきっとお目にかかることはできないであろう奇書、珍書と著者がいかにして出会い、いかなるところに魅了されたのか。古書マニアで知られた著者が綴る「怪書」の魅力。 本書から伝わって来る、著者の本への愛はもはや狂気のレベル。本書を読み進めて数十ページ、『発酵人間』について語られる...…続きを読む

【まえがきは謳う】Aさんの場合。/ やまもとりえ(著)

職場において対立するのが常の「独身女性」と「既婚で子供がいる女性」。両者が分かり合えない理由は何なのか?その理由を的確に描き出しているのが本書です。 本書は祥伝社のWEBマガジン「コフレ」に連載していた4コマ漫画。主人公は、独身でバリバリ働く30代の“Aさん”と、既婚・子ありで思うように働けない同じく...…続きを読む

【まえがきは謳う】乱世の政治論愚管抄を読む / 長崎 浩 (著)

平安時代から300年続いた貴族政治にとって変わって武家社会が訪れようとしていた中世日本。そんな乱世の時代を生きた僧侶・慈円が記した『愚管抄』。これにどのような政治思想を込めたのか。日本の歴史研究者にとって、大きな課題だったと言いますが、著者は「慈円の政治論」として読み解きます。 藤原摂関家に生ま...…続きを読む

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