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番組スタッフ
上野動物園の人気者、ジャイアントパンダが「交尾をした」と、きのう多くのメディアが報じました。

上野動物園のパンダ 交尾を確認(「NHK NEWSWEB」2017/2/27)
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動物園によりますと、27日朝7時半ごろ、2頭を柵越しにお見合いさせたところ、メスがオスを受け入れる態勢をとるなど、強い発情の状況が見られたため、午前8時すぎから2頭を同居させたということです。
そして、午前8時48分から52秒間、2頭の交尾を確認したということです。
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このニュースの一報が伝えられたとき、わたしはあるテレビ局にいたのですが、結構な数のクスクス笑いとともに、こんな雑談が聞こえてきました。

女A「あれ?ちょっと前に発情したばっかじゃなかった?」
女B「発情して、すぐに交尾って(笑)」
男A「パンダってわりと肉食系なんですね」

クスクス笑いをした人もパンダの陰口を言った人たちも別に悪くないですし、責めるつもりもありません。ただ、何か釈然としないのです。
何のために、「パンダが交尾をしたこと」をニュースとして報じる必要があったのか、と。
もっと言えば、今回の交尾に至るまでの一連の報道にもほとんど必要性を感じません。

振り返ってみると、オスのリーリーの発情の兆候を伝える先月のニュースに始まり。
発情の兆候が…上野動物園のパンダ繁殖の準備始まる(「テレ朝ニュース」2017/01/17)

先週水曜(22日)には、メスのシンシンに発情の兆候が伝えられ。
上野のパンダに発情の兆候 公開を中止(「産経ニュース」2017/2/22)

そして、きのうの「交尾を確認」に至るわけですが、交尾に関しては「4年ぶり」と大きく報じているメディアもあります。

「オスの発情兆候」、「メスの発情兆候」、そして「交尾」という流れ、いりますか?
赤ちゃんパンダを待ち望んでいるのであれば、「発情」と「交尾」は不要で、「妊娠が確認」と「出産」だけで事足りているように思います。

パンダの交尾に至るまでの一連の報道に釈然としない中、思い起こしたのが、筒井康隆さんが1972年に発表した短編小説『おれに関する噂』です。

「NHKテレビのニュースを見ていると、だしぬけにアナウンサーがおれのことを喋りはじめたのでびっくりした。」という書き出しで始まるこの小説。
主人公は、何の変哲もない平凡な会社員・森下ツトムで、ある日、突然、自分のことがテレビのニュースで報じられ、その後も自分に関するニュースがテレビや新聞で次々と報じられ…といった内容。
しかも、報じられる内容は「同僚の女性をお茶に誘ったが、断られた。この女性をお茶に誘ったのは5回目」「同僚の女性と喫茶店でデート」「ウナギを食べて1年4か月ぶりのぜいたく」と、ニュースバリューのないどうでもいいできごとばかり。
私生活が事細かに報じられることによってプライバシーが奪われていく森下と上野のパンダが重なって見えるのはわたしだけではないはずです。

その後、性生活も報じられるようになり主人公は憤慨し、週刊誌にクレームを入れにいくのですが、ここでクレーム対応した副編集長の言葉が、パンダに関する一連の報道とリンクします。

「マスコミが報道すれば、なんだってビッグニュースになるのです」
「報道価値なんて、報道したあとからいくらでも出てくるんです」

同じパンダでも、「和歌山アドベンチャーワールドのパンダ」の交尾がニュースとして報じられた記憶がないことから考えると、上野のパンダは交尾でさえもニュースバリューがあるとの判断なのでしょう。
しかし、ニュースバリューがあるからといって何でもかんでも報じていいものでしょうか。
ニュースバリュー以前に、「伝える必要があるか」という視点が必要な気がします。

(スタッフH)
(2017/2/28 UPDATE)
番組スタッフ
2月27日(月)佐々木俊尚 ●調査報道メディア「ワセダクロニクル」の可能性

今月1日、活動費を全て寄付で賄おうとする新しい調査報道メディア「ワセダクロニクル」が誕生し、話題となっています。この「ワセダクロニクル」の可能性とは?
「ワセダクロニクルの」編集長・渡辺周さんにお話を伺います。

2月28日(火)古谷経衡 ●科学雑誌が売れない国で起こったニュートン出版元経営破綻

科学雑誌の先駆け「ニュートン」はなぜ経営破綻してしまったのでしょうか。
そして、科学雑誌に未来はあるのでしょうか?

3月1日(水)ちきりん ●中国で拡散するフェイクニュースの深刻さ

「日本に行くのは命を捨てるのも同然」、「福島の放射能が突如大逆流」。
中国で今、拡散しているフェイクニュースが日本に及ぼす影響とは?

3月2日(木)小田嶋隆 ●悪質キュレーションメディアの駆逐なるか?グーグル、アルゴリズム変更の効果

日本発として意義深いとされるグーグル日本語検索のアルゴリズム変更。
その効果と狙いを読み解きます。
(2017/2/27 UPDATE)
番組スタッフ
ただお腹がいっぱいになれば良いというわけでもなく、美味しいものが食べられたら良いというわけでもなく、「食」をめぐっては時として世論を二分するほどの議論がなされることがあります。

「唐揚げにレモンをかけるか否か」「焼き鳥を串から外して食べるか否か」という食べ方に関する命題から、「ドライカレーのレーズンはありか、なしか」「酢豚にパイナップルは合うか、合わないか」という調理、味の好みまで様々。
酢豚の場合で言うと、私はパイナップルはありです。子供の頃は理解に苦しみましたが、齢を重ね、「甘いもの」と「しょっぱいもの」の組み合わせを積極的に肯定するようになり、知られざる「甘いもの」と「しょっぱいもの」の組み合わせを自身で探求したくなるときすらあります。

嫌われがちな、おかずの「パイナップル」。ピザにもパイナップルをあしらった「ハワイ風」が存在します。
ピザのパイナップルに関して、こんなニュースがありました。

【GIGAZINE「パイナップルのピザを禁止したい」とアイスランドのヨハネソン大統領が語る】

アイスランドのグズニ・ヨハネソン大統領がある高校を訪問。生徒から「パイナップルののったピザについて」質問を受け、「できることなら、禁止する法律を作りたい」と発言。
このニュースを受け、私の周りでは「酢豚にパイナップル」論争が巻き起こりました。
人は人生に何度、この「酢豚にパイナップル」論争について、自身の意思表明をしなければならないのだろうと思うと、倦怠の感情に襲われてしまいながらも、私は「パイナップルはあり」だと答えました。
「酢豚にパイナップル」がありか否かは、もはや信仰のレベル。
誰もそれを否定することはできない、という意味においてもです。

最近、私の周りでは「クックパッドはありか、なしか論争」が巻き起こり、議論が熱を帯びることがあります。
家庭で何か料理に挑戦する際、インターネットでレシピを検索するのはもはや当たり前。
私の知る美食家達にとっては、検索結果上位を「クックパッド」が占めることが許せないそうです。

「クックパッド」にあるレシピがそんなにダメかどうかはわかりませんが、確かに「美味しい」という「ひと押し」はあまりないのかもしれません。
「ひと押し」とは、例えば「その道のプロによる保証」あるいは「説得力」。

何かを食べる時のみならず、多くの人が「ハズレを引きたくない」「どうせなら当たりを引きたい」と思っていることでしょう。そんな人々の要求に応えるかのように「口コミサイト」が爆発的に普及しました。

「失敗したくない」という要求は、一部の人にとって、外食だけでなく自宅での食事も同じこと。
確かに、レシピを検索して上位を占められるクックパッド・レシピが当たりかどうかはとても疑わしい。もしかしたら、男が食べたい、作りたいと思うようなレシピが少ないのかもしれません。
「集合知」というと聞こえが良いですが、「知の当たり」を引く確率は低いという問題は、昨今のキュレーション・サイト問題でも当てはまるでしょうか。

私も周囲の影響で「非クックパッド信仰」に囚われてしまっています。
私が最近、利用するのは「Quugle」というレシピ検索。
Googleのカスタム検索を応用したサービスで、レシピ検索にQuugleで料理名か食材名を入力して検索すると、現場で活躍するプロの貴重なレシピや、料理研究家の本気のレシピがヒットします。
例えば「カルボナーラ」と検索すると、生クリームを使わない本場、ローマ風のレシピと出会えたりと、美味しいものを作って食べたい人にとっては、納得のサービスとなっていると感じました。

何より、Quugleの素晴らしいところは開発者の情熱。
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ウェブ上には「無責任なレシピ」が無数に転がっており、優良なレシピが埋もれてしまっているという問題がありました。どう考えてもこの分量はおかしいと思ってしまうレシピが本当に多く検索にヒットしてしまう。(略)
私が思うに料理が好きであれば「許容時間内でなるべく美味しい料理を作りたい」という気持ちが誰しもにあると思います。更にご自身の経験値を越えた料理を求めているからこそ本を読んだり、レシピを検索したりするはずです。ですので、なるべく丁寧で良質なレシピを用いて、許容時間内に収まるように自分で工程を咀嚼するという方法がベストではないでしょうか。私は強くそう思いました。
【Quugleとは】
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「食」へのそれなりの興味があれば、人が「美味しいもの」を求めるのは必然。
時には、鼻に付く美食家もいますが、真摯に美味しいものを食べたいという人の情熱はとても尊い。
そんな尊い感情をあざわらうかのように跋扈する無責任なレシピ。
Quugleは生まれるべくして生まれた、意義深い検索サービスと言えるでしょう。

スタッフ・坂本
(2017/2/23 UPDATE)
番組スタッフ
「保育園落ちた日本死ね」ブログが話題になってから1年。
今まさに、認可保育所の入所の可否を告げる通知が幼い子を持つ親たちに届いています。

2歳の子どもがいるわたしのもとにも先週、認可保育所の選考結果が届きました。
結果は「入所可」。
両親ともにフルタイム勤務の「満点」に、必勝パターンとされる認可外保育所に預けた加点が上乗せされ、無事、第1希望の認可保育所の入所が決まりました。
申し込みの際、フルタイム勤務「満点」に認可外の加点があっても入所できないケースがあると事前に聞いていたこともあり、正直、心中穏やかではなかったのですが、これで一安心です。

0歳時には申し込みを見送り、1歳時には申し込んだものの勝てる要素はなく惨敗。
そして今回の2歳では万全の態勢で臨み、それが報われたかたちです。

これはかなりうれしいお報せなのですが、どこか後ろめたさもあります。
なぜかというと、今年もTwitterには悲痛な叫びが溢れているから。

Twitterでは認可保育園に落ちた親たちが「#保育園落ちた2017」や「#保育園に入りたい」といったハッシュタグをつけて、悲痛な叫びを投稿し続けています。
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「育児中も働きたいと思うのはわがまま?」「もう(仕事を)始めているのにひどい」。
1月末に母親有志らがSNSに「#保育園入りたい」というハッシュタグをつけて投稿するよう呼びかけると、親たちから悲痛な書き込みが殺到した。
<「日本経済新聞」2017/2/21>
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また、国会では安倍総理が2017年度末での待機児童ゼロ達成は困難と宣言。
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2月17日の衆議院予算委員会で待機児童問題が取り上げられ、安倍総理は「保育の受け皿は増やした」としつつ、政府が掲げる2017年度末の待機児童ゼロの目標達成は困難だとの見通しを示した。
<「毎日新聞」2017/2/17>
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さらに、保活をめぐっても加点をめぐる変更が江東区であり、競争の激化は避けられない事態となっています。
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16年秋にいざ認可保育園に申し込もうとすると、17年度入園の申し込みから、「育児休業加点」が新設されることを知らされたのだ。
「育児休業加点」が新設されると…
育休を切り上げて復帰し認可外に預けて「認可外加点」を得るのが、これまでの保活の必勝セオリー。「育児休業加点」が新設されると、早期復帰組とたっぷり育休組が同点になって、差がつかなくなる。
<「dot.」2017/1/24>
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「日本死ね」ブログによって待機児童問題は社会問題化したはずですが、大きく改善するような動きはこの1年では見られませんでした。
厚労省によると、昨年4月1日時点の待機児童は全国で2万3553人と2年連続で増加しています。

待機児童問題がなかなか改善しない原因を、認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんは「自治体の壁」だと分析します。
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ニーズがあれば、それに合わせて、サービスも拡大するはず。しかしそれを阻害する壁、要因があるのです。それは大きくは以前ご紹介した、保育士不足の壁と物件不足の壁ですが、実はもう一つ、隠れた、しかし大変重要な要因があります。自治体の壁です。
(中略)
「将来の施設あまり」と「今の財政負担」。この2つの要因によって、政府がベタ踏みでアクセルを踏んでいても、自治体がブレーキをかけざるを得ず、思ったような課題解決のスピードが出せないのです。
実際に、日経新聞が行なった調査によると、2割(!)の自治体しか、「積極的に認可保育園をつくりたい」と思っていないのです。
<なぜ、まだ待機児童問題が解決できないか(「Yahoo!ニュース個人」2017/2/19)>
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将来の少子化を見込んで、保育園の新設を渋る。これは昨年のこの時期にも指摘されていたので、根っこにある問題は払しょくされていないのでしょう。
待機児童問題が解消されるのは少子化が今より深刻化したときでは、あまりにも情けない。そのように思います。

(スタッフH)
(2017/2/21 UPDATE)
番組スタッフ
今週のタイムラインは「トランプ旋風」とは関係のないように思える今の流行・現象を通じて、
「時代の空気」「無意識の欲望」を考えます。

2月20日(月)佐々木俊尚●「小松左京」が予言したトランプ後のアメリカ
トランプ後のアメリカを予言していた小松左京の「アメリカの壁」。この小説から読み取るべきこととは?

2月21日(火)速水健朗●トランプ大統領は「虐殺の文法」を使う? 今、『虐殺器官』が公開された意味
2月3日より公開中のアニメ映画『虐殺器官』。34歳の若さでこの世を去った伊藤計劃による同名小説が原作。
『虐殺器官』とトランプ大統領の共通点とは?

2月22日(水)飯田泰之●「自由の国・アメリカ」を統べるトランプと「自由への渇望」を歌った尾崎豊
尾崎豊と重ね合わせることで見えてくるトランプ大統領の「自由」、アメリカが欲する「自由」とは?

2月23日(木)小田嶋隆●ドナルド・トランプの移民政策によって加速する「人工知能」
世界の未来を占うキーワード、「人工知能」。同じく、「ドナルド・トランプ」。
両者を掛け合わせた時、どのような未来が見えてくるのか?
(2017/2/20 UPDATE)
番組スタッフ
芸能人が社会問題を批評する機会が何かと増えました。
アメリカの大統領から芸能ニュースまで、幅広い時事ネタをぶった斬っているわけですが、
斬れ味が良すぎて空を舞う斬撃が出て、関係ない人まで傷つけていやしないか。
毎週あるいは毎日、斬ってばかりで刃こぼれは大丈夫か。
勝手に心配してみるわけですが、今、世間を賑わせている女優の突然の出家騒動。

情報番組でも連日、続報が取り上げられています。
ギャラの低さを訴えたことに対し、「当たり前」と一蹴したり、途中で仕事を放棄したことに対し「プロ意識を貫き通せ」と一喝したり…。
テレビの中で、女優の突然の出家に怒りの声を上げる人は、総じて「成功者」。お金も普通のサラリーマンよりたくさんもらっている方々ですが、最初からそうだったわけではなく、女優のギャラが低かったことを「当たり前」と言い切ったように、下積みを経て、たくさんの報酬をもらいうる立場におられるわけです。
泥水をすすりながらも、成功に辿りついた人にとって、目の前にある仕事を放棄し、面倒を見てくれた事務所の義理をないがしろにすることなど許されないことでしょう。理解できます。

しかし、今、こうした考えに批判の声が上がっています。
【キャリコネニュース・「死にたいと言うなんて、一歩まちがえば電通過労死」 清水富美加を袋叩きにする芸能界の空気に批判相次ぐ】

広告代理店の女性社員の自殺が、「改善すべき」と言われながらも中々改善する気配のない日本の働き方を改めて考えさせてくれました。
この時も情報番組では、自殺した女性の死を悼み、なぜ最悪の結末を防げなかったのかを論じていました。

いじめによる自殺もそうです。
社会問題を斬りたくて仕方がない芸能人の中には、死ぬくらいなら「逃げること」を強く訴えた人もいたと私は記憶しています。
しかし、自分たちのホームである芸能界においては、「逃げること」はご法度のようです。

「生存バイアス(生存者バイアス)」という言葉があります。

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ある特定の出来事や手段などを評価する際に、経過と共に発生する少なくない脱落・淘汰などをした存在を考慮することなく、最終的に生き残った一部のみをもって判断してしまうことを指す。

例えば、特別厳しい教育方法に対してそれをくぐり抜けた一部の成功者の非常に強い支持のみをもってその教育方法の正しさを主張する場面などが挙げられ、この場合あまりの厳しさに脱落していった大多数の層が無視されていることになる。脱落者は文字通り脱落済みであるため死人に口なしとして主張を行う事が無いということである。
【生存バイアスとは/ニコニコ大百科】
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女優の出家騒動で見られる「仕事放棄するな論」を繰り出す芸能人も生存バイアスにかけて、論じているのでしょう。
「生存バイアス」に取り憑かれた人は本当に厄介です。
彼らには明確な「俺ルール」があり、それは汗水を流し、時には血肉と引き換えに得た金科玉条に値するものですので、それに異議を申し立てられることは、人生の研鑽を否定されるに等しい。

だから、「生存バイアス」に取り憑かれた人が押し付ける価値観や教訓に異を唱えると激怒したりします。そこから、「俺の方がお前より成功しているから」と言わんばかりに、違う意見をねじ伏せるか、どスルーする。

さらに面倒臭いことに、「生存バイアス」に取り憑かれた彼ら彼女らは、ある程度、社会的に地位が高かったりします。高いところにいるため、下の者を支配すべく、自身の成功譚を押し付けて思考を操作しようとする…。
私の周りにも「生存バイアス」から自身の価値観を押し付ける人がいますが、そうした人は自身より立場が上の人間にめっぽう弱かったりするので滑稽です。

先日、ある芸人が「本を読んでも学ぶことはないから、本は読まない。信じるのは己の直感のみ」というような発言をして、物議を醸しました。
その芸人が「本を読む」派の反論を封じる時に使っていたのが、「俺はお前よりも成功している」という文句。
これも「生存バイアス」の一種でしょう。「生存バイアス」に取り憑かれた人は人の話を聞くのが上手ではないのでしょうか。
「生存バイアス」とは「反知性主義」とほぼ同義なのかもしれません。

スタッフ・坂本
(2017/2/16 UPDATE)
番組スタッフ
社会学者・上野千鶴子さんの「みんな平等に貧しくなっていけばいい」という発言が物議を醸しています。
上野さんの発言が掲載されたのは今月11日の中日新聞(東京新聞)。

この国のかたち 3人の論者に聞く(「中日新聞」2017/2/11)

この記事のなかで上野さんは、日本の人口減少を食い止めるためには移民を受け入れるしかないが、移民の受け入れは反対。
それならば、「日本は人口減少と衰退を引き受けるべき」「みんな平等に、緩やかに貧しくなっていけばいい」と提案しています。

物議を醸している発言の該当箇所がこちら。
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日本は人口減少と衰退を引き受けるべきです。平和に衰退していく社会のモデルになればいい。
一億人維持とか、国内総生産(GDP)六百兆円とかの妄想は捨てて、現実に向き合う。
ただ、上り坂より下り坂は難しい。どう犠牲者を出さずに軟着陸するか。
日本の場合、みんな平等に、緩やかに貧しくなっていけばいい。
国民負担率を増やし、再分配機能を強化する。つまり社会民主主義的な方向です。
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この発言に批判的な声が集まっているわけですが、個人的には「今さら炎上?」という印象。
なぜかというと、上野さんは過去にも同様の発言をしているからで、2014年2月19日の「Woman type」の記事には以下のような発言が掲載されています。
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今の日本が成長社会ではなく、“成熟社会”に入っているのは明白な事実。
人間の一生に例えれば、穏やかな老後に入りつつあります。
だから、現在20代や30代の若い女性たちも、ゆっくりまったりと生きていけばいいんじゃないですか。
(中略)賃金が上がらないといっても、外食せずに家で鍋をつついて、100円レンタルのDVDを見て、ユニクロを着ていれば、十分に生きていけるし、幸せでしょう?
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中日新聞での発言よりもこちらの方が上から目線ですが、こちらは炎上していません。

また、「日本の経済は衰退し、成長から成熟に入った」、だから、「これからは慎ましく生きるべき」という論説も決して新しいものではありません。
たとえば、『資本主義の終焉と歴史の危機』の著者で経済学者の水野和夫さんと思想家の内田樹さん。
水野さんは『現代ビジネス』で「カネ儲けばかり考えるのではなく、『縮んで豊かになる』思想が必要とされています」、内田さんは『朝日新聞』で「政治学者の姜尚中さんは『貧しい国』とされる熊本県の村では人々は豊かに暮らしていると言っています。そこでは都市部で買うしかない財やサービスが、物々交換で手に入る。貨幣経済だけが経済活動ではないし、所得だけで豊かさを格付けすることもできません」とそれぞれ語っています。

【特別対談】内田樹×水野和夫 資本主義の限界とニッポンの未来〜経済が縮み続ける時代をいかに生きるか
(「現代ビジネス」2015/8/21)
(脱・一極集中)格付けに夢中 「成長ないと終わり」か(「朝日新聞デジタル」2016/5/2)

炎上の理由については諸説あり、有力とされているのは「お前が言うな」説。
上野さんは経済成長の恩恵を受けた世代のため、経済成長の恩恵を受けていない20代や30代から「お前が言うな」と強い反感を買ったという分析なのですが、上野さん、水野さん、内田さんは3人とも同世代なので上野さんだけが炎上した理由としては不十分でしっくりきません。

・上野 1948年生まれ
・水野 1953年生まれ
・内田 1950年生まれ

わたしの考える炎上の理由は2つあってひとつは、「上野さんの炎上体質」。
上野さんはアンチも多いので、炎上の要素を常に探されていて、今回の発言はそれにマッチしたように思います。
もうひとつは、「『平等に貧しくなる』が現実味を帯びてきたから」。
年が明けてから「アベノミクス」という言葉を聞かなくなったと感じているのはわたしだけでしょうか。
これまでは現実味が薄かった「平等に貧しくなる」がここにきて現実味を帯び始め、そのいら立ちが上野さんに向かったような気がします。

(スタッフH)
(2017/2/14 UPDATE)
番組スタッフ
2月13日(月)飯田泰之 ●「4thターニング」が予測するアメリカの未来

トランプ政権の首席戦略官兼上級顧問、スティーブン・バノン氏の愛読書「4thターニング」が予測するアメリカの未来とは?
この本を参考にバノン氏は何をしようとしているのか、本の内容からバノン氏の狙いを読み解きます。

2月14日(火)古谷経衡 ●「毎日テレワークOK」がもたらす社内の二極化

4月以降、社外で勤務する「テレワーク」の上限日数を撤廃するカルビー。
カルビーの「毎日テレワークOK」が働き方にもたらす変化とは?

2月15日(水)ちきりん ●アメリカを蝕む新たな病「消費者アクティビズム」

トランプ政権誕生以降、アメリカで台頭している「消費者アクティビズム」とは何なのでしょうか?

2月16日(木)小田嶋隆 ●トランプ大統領を生んだ、アメリカ伝統のポジティブ思考

トランプ誕生に寄与したアメリカ伝統のポジティブ思考の行き着く先とは?
(2017/2/13 UPDATE)
番組スタッフ
手取り早く、話題のネタを知ることのできる情報がまとめられたサイトの1つ、はてなブックマーク。 オンラインにブックマークを無料で保存できるソーシャルブックマークサービスです。

はてなブックマークを運営する「はてな」は他にも色々なサービスを提供してますが、「はてな」の実験的サービスとして指導したのが、名前を隠して日記を投稿する「はてな匿名ダイアリー」。
「アノニマスダイアリー(匿名日記)」という文字列から「マスダ」を抜き取り、漢字変換して「増田」とも呼ばれます。「はてな匿名ダイアリー」に記事を書いた人も「増田」と呼ばれます。
一つの記事をもとに返信が重なって話題が広がっていくことも多く、元になる記事を書いた増田は「元増田(もとますだ)」。

増田、元増田という言葉のやりとりが初見の人を混乱させてしまいがちな「はてな匿名ダイアリー」がここ最近、「告発の場」として注目されているような気がします。
「はてな匿名ダイアリー」での告発がはてなブックマークで話題となり、次第に社会全体がその匿名告発を真剣に論じるようになる…。
実際、私たちは何気ないつもりで投稿されたかもしれない匿名日記が、社会の大きな病理として取り上げられていく現象を目の当たりにしました。
「保育園落ちた。日本死ね!」です。

ネットにおける匿名は何かと否定されがちでしたが、もはや的外れとも言え、匿名であろうが、実名であろうが、「議論」はそれなりになされるわけです。
誰が書いたかわからない匿名ですので、提起された問題が事実か確かめる術もありません。
しかし、匿名で書かれた記事が事実であろうが、創作であろうが、「考える」ということにおいては十分、意義があるという場合もあるのです。

最近、何かとバズるのが「働き方」についての投稿。です

【仕事ができない社会人って案外キツいんだよっていう話】

【社会人破綻してない?】

【年収1000万の人は埼玉に来ると幸せになれるよ】

ここ最近の増田が面白いと思うのは、仕事や金、結婚など幸福実現の手段、あるいはそもそも幸福の定義を模索し、論ずる場になっているところ。
そして増田だちが幸福を模索し、実現しようとする背景には、日本社会への不満というとてもわかりやすい感情があり、その不満を紐解くと実はとんでもない病理だったりするわけです。

私も以前、試しに増田に記事を書いてみたことがあります。
一度だけ私の増田がはてなブックマークのトップページに表示されるほど、ブックマークを稼いだことがあるのですが、
私のSNSにおける友達総数を優に超える人々からブックマークされたことに対して、正直、快感もありました。
そんな自身の体験から考えると、おそらく投稿した人は社会の変革などを求める前に、「承認される」という幸福を得たいのではないかと思いました。

今日、1996年に公開された映画『トレインスポッティング』の続編となる『T2 トレインスポッティング』の日本版予告編が解禁されました。

私が大学生の頃、『トレスポ』はイケてる人間なら、そうなりたいなら、絶対押さえておかなければいけない映画だと言わんばかりの空気が漂っていました。
そんな空気に屈して、一度だけ見たのですが、汚らしくて、みんなジャンキーで見ているこっちに頭痛が伝染しそうという印象が強く、何がそこまでおもしろかったのか今も全くわかりません。

ストーリーもよく覚えていないのですが、20歳になるかならないかくらいの世代にとって、大人の仲間入りをし、社会の規範に則って生き始める自分たちの隠れた反抗心を刺激するかのような、最後の青春ムービーだったと言えるかもしれません。

舞台は1作目の20年後ということで、懐かしさもあって、『T2』の予告編を見てみました。
こんな言葉がありました。

「フェイスブック、ツイッター、インスタグラム
 結局みんな中毒者だ 何かに依存して生きている」

SNSをはじめ、自分の思考をアウトプットする場所、それをもとに他者と交流できる場所は圧倒的に増えました。承認を得るべく依存する人、現実から逃げる場所として依存する人…
インスタに依存する女性がいるかもしれないように、増田に依存する人ももしかしたらいるのでしょうか。
社会への不満、それを超えた怨念を吐き出す依存先として「はてな匿名ダイアリー」の地位が確立しつつあるのかもしれません。

「保育園落ちた。日本死ね!」が大きく話題となった時は、誰が書いたか、真実かもわからない匿名投稿と一蹴されてもいました。
しかし、ただの匿名投稿なのに、時として「はてな」を飛び越えて大きく注目されるのは、それだけ書く人の「情念」が込められているからなのではないかと思います。

スタッフ・坂本
(2017/2/9 UPDATE)
番組スタッフ
今から20年ぐらい前、わたしが高校生のとき、ファッション誌の街角スナップに載ることはひとつのステータスでした。
おしゃれだけが取り柄のクラスメイトが、自分が載った「smart」や「メンズノンノ」を周囲(とくに女子)に見せびらかせると、周囲はお世辞ぬきに「すご〜い」と褒めたたえていたものです。
このように当時、「街角スナップに載ること」はステータスだったのですが、今はかなり状況が変わってきているようです。

"オシャレな子が撮れなくなった" スナップ誌「FRUiTS」が月刊発行を終了した理由(「Fashionsnap.com」2017/2/3)

原宿で派手な格好をしている女の子のスナップ写真で構成されたファッション誌「FRUiTS」。
こういう格好をした女の子ばかりが載っていて、正直わたしには縁がない雑誌なのですが、この「FRUiTS」が昨年末、20年以上の歴史に幕を下ろしました。

発行終了の最大の理由がなんとも興味深く、「おしゃれな子が撮れなくなったこと」。
数年前から撮影基準を満たす人が減少し、昨年は掲載に必要な分の撮影ができなくなりそうなぐらい追い込まれていたのだと言います。

「FRUiTS」の創刊編集長・青木正一さんによると、おしゃれな子が撮れなくなった理由は「シンプル=おしゃれ」という風潮。
今から5年前、2012年のインタビューでこのように語っています。
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ホコ天が終わって3年目くらいかな。miniとかシンプルがおしゃれみたいな雑誌が盛り上がってきて。
(FRUiTSのような)そういう派手な格好してどうすんのとか凝った事して意味あるのとか、シンプルで良いじゃないという感じになって僕が良いなと思う子や撮れる子がいなくなっちゃったんですよね。
<【インタビュー】STREET、FRUiTS創業者 青木正一「今年は撮るかも」(「Fashionsnap.com」2012/1/26)>
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女性ファッション誌「mini」が創刊した2000年以降、盛り上がりを見せた「シンプル=おしゃれ」。
これに拍車をかけたのはファストファッションの隆盛で、先月23日の「繊研新聞」の記事を読むと、その影響が今も続いていることが分かります。
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あるプレスルームがアシスタントのアルバイトを募集したところ、20人を超える応募があったという。人手不足のおり、うらやましいと思いきや、結局採用は見送ったそうだ。「どの子もそれっぽい格好はしてるけど、ベースとなるファッションの知識がなさ過ぎて」とのこと。
面接での情報を総合すると、皆、服を買っているのはファストファッション。
(略)情報は、タレントなどのインスタグラムや、昨今物議を醸したまとめサイトなどから得ており、雑誌は読まない。なので「はやりものは分かるけど、感覚的で、すごく浅い。(略)
<視点 今時の若者(「繊研新聞」2017/1/25)>
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「FRUiTS」の撮影対象である「派手で凝った格好をしている子」は20年前も少数派でしたが、ファストファッションの隆盛により今はさらに人数が減っているということなのでしょう。
わたしは一年に1回ぐらいは原宿に行くのですが、派手で凝った格好をしている子は確実に減っているように思います。

おしゃれな子が撮れなくなった理由、もうひとつ考えられるのが「Instagramの隆盛」。
ファッション誌の街角スナップに載ることができる可能性は低いですし、載ったところで雑誌自体があまり売れていないので友達の目にも触れない。
それに対し、Instagramは友達だけでなく面識のないフォロワーの目にも触れ、しかも褒めてもらえる。
おしゃれをしてわざわざ原宿に出かけるよりも、遥かに手軽に承認欲求が得られるわけです。
そう考えると、おしゃれしてわざわざ原宿になんか行きませんよね。
今の時代の空気に合っているのは「街角スナップで得られるステータス」ではなく「Instagramで得られる手軽な承認欲求」ということなのでしょう。

(スタッフH)
(2017/2/7 UPDATE)
番組スタッフ

2月6日(月)佐々木俊尚●トランプ大統領の公約監視サイト「Track Trump」の可能性
アメリカのトランプ大統領が大統領選中の去年10月末に公表した、大統領就任後100日間で着手する行動計画(公約)の進捗状況をチェックするサイト「Track Trump(トラック・トランプ)」。その可能性を考えます。


2月7日(火)速水健朗●教育現場に「業務改善アドバイザー」は必要なのか
「ブラック部活」など学校現場の過重労働が問題になる中、文部科学省は1月6日、「業務改善アドバイザー」を希望する教育委員会に派遣することを発表。「業務改善アドバイザー」の必要性とは?


2月8日(水)飯田泰之●地方創生を大学に負わせることの功罪
安倍政権がかかげる地方創生の一環として、昨年度から本格スタートした『地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)』が順調とはいえない状況になっています。
その功罪とは?

2月9日(木)小田嶋隆●尾をひくキュレーションサイト問題。アサヒカメラが緊急企画を組んだ理由
DeNAが運営する医療情報サイト「ウェルク」の記事盗用問題が尾を引く中、朝日新聞出版のカメラ雑誌「アサヒカメラ2月号」がネットで写真を盗用された場合の対策を解説する緊急企画を掲載。その意図とは?
(2017/2/6 UPDATE)
番組スタッフ
言論空間としてのインターネットを構成する5大要素のようなものを私が勝手に決めるとすれば、うち2つは「炎上」と「謝罪」でしょうか。
先日、未成年との淫行疑惑が報じられた芸人を擁護すべく、別のある芸人が「匿名」で芸能事務所を批判するようなコメントを動画サイトに投稿したところ、そのアカウントがツイッターと紐付けられていたため、誰が投稿したかすぐわかり、本人が謝罪するということがありました。

投稿を謝罪した芸人の相方は、「俺が嫌いな素性を隠して言いたい放題する奴らの正体が相方だったとは」と反応しています。

インターネット上に並ぶ、ニュースの数々。
よくよく見るまでもなく、扇動的なものが多いことに気付かされます。
読む人間の感情を煽るべく、あえてそのようにしているのでしょうが、ニュースのコメント蘭を見ていると、作り手の思惑通り感情を刺激されている人がいることにもまた気付かされます。

例えば、発言の質が問題視されていたヤフーニュースのコメント蘭(ヤフコメ)。
ヤフーIDを使ってコメントできるだけでなく、ツイッター、フェイスブックのアカウントで投稿できます。
冷静さが欠如し、本能のままに書きなぐった粗暴なものが多いという印象がヤフコメにはあり、目に入って決して気持ちのいいものではありませんでした。
同じように思う人が多かったからなのか、いつしかヤフコメには非表示機能、 「コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません」という注釈、「有識者、専門家による最新のコメントはこちら」という誘導が添えられるようになりました。

第三者の過剰な正義の鉄槌によってもたらされる炎上ですが、その第三者が「匿名」であることが非難されます。
しかし、扇動的で過激な「一般人」の言動はむしろ「匿名」である方が精神衛生上、好ましいのではないかと最近、私は思うのです。

ヤフコメではフェイスブックのアカウントを連動させられますが、
実名で堂々と例えばヘイトスピーチと分類されるような、過激な発言をしたりします。
もちろん、顔写真付きで。恥じらうことなく過激なコメントをしている人の素性を知りたくなって、ついついプロフィールを確認していますのですが、主観になってしまいますが、中年男性が多いでしょうか。

匿名だから強気になれるというのは、人間の悲しい性のようで理解ができるのですが、「基本、実名」に加えて「顔写真」付きで、しかも「プロフィール」までわかったりするのに、強気でいられる神経の構造はとても不思議です。

私はいくつかのニュースサイトのフェイスブックページに「いいね」をしていて、フェイスブック
自分好みのRSSリーダーのように使っているのですが、BLOGOSやハフィントンポストで配信される記事に対しても写真付きの実名で罵詈雑言を飛ばしている人もいて驚きます。
中には、私が知らないだけなのか専門家よろしく、長々とコメントしていたりするので、こちらが恥ずかしくなることも。
で、これも私の主観ですが、そういったコメントをしている人は男性で、かつ中年が多いような気がします。

中年男性の間で、政治や経済、そして社会ニュースに手厳しく発言することは流行っているのでしょうか。
東洋経済オンラインに「50歳からは「SNSのカリスマ論客」を目指せ 」という記事がありましたが、中年男性にとってもSNSは絶好のアウトプットの機会であり、同時に承認欲求を満たしてくれる場なのでしょう。
http://toyokeizai.net/articles/-/152777?page=2

「バカッター」騒ぎのあった数年前、若い世代のSNSの使い方に対して色々な人がとやかく言っていましたが、実はおっさん、中年男性もSNSの使い方に神経をとがらせるべきではないかと思っております。
おっさんは「語ることのできる機会」を与えられると、教えたがったり、説教臭くなったり、変に若者ぶったり、武勇伝を自慢したり しがちです。

想像してみてください。自分の上司がSNSのカリスマ論客を目指そうとしている姿を。
インプットすれば誰でもアウトプットできるというものではなく、言わずもがなアウトプットにもそれなりの鍛錬が必要です。実名でおかしな投稿をして恥をかく前に、匿名で練習しておくのも良いでしょう。

余談ですが、私はおしゃれともキメ顔とも取れない表情で自撮りをしている中年男性の顔写真アイコンを見るのが好きです。

スタッフ・坂本
(2017/2/2 UPDATE)

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