• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】アメコミ映画40年戦記 いかにしてアメリカのヒーローは日本を制覇したか /小野 耕世 (著),池田 敏 (著),石川 裕人 (著),堺 三保 (著),てらさわ ホーク (著),光岡 三ツ子 (著)

アメコミ映画の誕生から世界的大ヒットジャンルとなるまで、なぜここまで日本で定着したのかを追ったアメコミ映画を解剖する本書。 9・11同時多発テロの8ヶ月後に公開された『スパイダーマン』。勇気ある普通の人々に寄り添い、精神的支柱となるスパイダーマンの姿が描かれました。 世界中で賞賛を得たクリストフ...…続きを読む

【まえがきは謳う】フィリピンパブ嬢の社会学/ 中島弘象(著)

フィリピンパブというと、何をイメージしますか? わたしのイメージは「偽装結婚して入国した女性が働いている」「バックにヤクザがいる」、とにかくいいイメージはありません。 いいイメージはないのだけれど、内情は気になるし、ちょっと知りたい。本書はそんな欲求を満たしてくれます。 本書の面白さは何といって...…続きを読む

【まえがきは謳う】米中もし戦わば 戦争の地政学 / ピーター・ナヴァロ (著),赤根洋子 (訳),飯田将史 (解説)

曲者ぞろいと評されるトランプ政権。注目を集めるキーパーソンの一人がピーター・ナヴァロ氏。 カリフォルニア大学アーバイン校教授であり、長年にわたって中国が米国経済に与える悪影響を主張してきた経済学者です。トランプ政権において、新設の国家通商会議代表に任命された著者が経済、政治、軍の内情など、最前線...…続きを読む

【まえがきは謳う】インターネット文化人類学/ セブ山(著)

陸上競技場で1500メートルを走り、牛丼を食べ終わるまでのタイムを競う動画などを投稿していた男性に恋愛感情を抱き、動画から自宅を割り出し、自宅を複数回にわたり訪れた女が先日、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。 動画のわずかな情報だけで自宅を割り出したことにも驚きましたが、本書によると動...…続きを読む

【まえがきは謳う】虐殺器官 (ハヤカワ文庫 JA) 伊藤 計劃 (著)

何かとディストピア小説やSF小説で予言されていたと指摘されるトランプ大統領誕生。 『虐殺器官』もその一つ。 舞台はアメリカ同時多発テロ後の世界。ID認証という先進国のテロ対策、それでも頻発する新興国での内戦と虐殺…アメリカ情報軍のクラヴィス・シェパード大尉はその混乱の陰に常に存在が囁かれている謎の男、...…続きを読む

【まえがきは謳う】教養としての10年代アニメ/ 町口哲生(著)

近畿大学で実施されている「週20本以上のアニメ視聴」を前提とした講義が、昨年ネットニュースなどで取り上げられ、話題となりました。 この講義を行っているのが、文芸評論家である本書の著者です。 基本的なスタンスは“現代の教養としてアニメを学問として読み解くこと”で、たとえば、『魔法少女まどか☆マギカ』では...…続きを読む

【まえがきは謳う】宇多田ヒカル論 世界の無限と交わる歌 / 杉田 俊介 (著)

1998年暮れ。彗星のごとく現れた宇多田ヒカルは当時の日本に大きな衝撃を与え、TK一強時代に終止符を打ちました。 鮮烈なデビューを飾り、数々の記録を打ち立てた15歳の少女は、私のような凡人から見ると紛れもなく天才でした。 宇多田ヒカルの歌、詩を文学として批評する本書。 宇多田ヒカルの「真理」として...…続きを読む

【まえがきは謳う】骨を彩る(著:彩瀬まる)

寒〜い朝に飲む白湯のような小説。 どこにでもいる人たちの、どこにでもあるお話しです。 号泣も、事件も、大どんでん返しもないけれど、人は誰しもひとりひとりに一生懸命な“今”があります。 それぞれが無意識の内にとらわれている自分の中の苦い部分も、そんな自分も、全部ぜーんぶ許してくれるような・・...…続きを読む

【まえがきは謳う】マイケル・ジョーダン 父さん。僕の人生をどう思う?(著:ローランド・レイゼンビー)

昨年の秋に国内初のプロバスケットボールリーグが開幕した。通称、「B.LEAGUE」。開幕前にはスポーツニュースでも大きく取り上げられて話題を呼び、今年の1月には各チームの選手が一同に集結したオールスターゲームが大盛況。今年も多方面に渡って関心を集め、益々の盛り上がりを見せるのは間違いない。 現在も国内各地...…続きを読む

【まえがきは謳う】最果てのパラディンI 死者の街の少年(著:柳野 かなた)

「《生きている》のと、《死んでない》のって、ずいぶん違うんだなって」。 主人公は、滅びた街で死者たちに育てられた少年。彼は現代を無為に生き、死んだ理由すら分からずに転生した前世の記憶を持っていた。前世を悔い、今世こそはちゃんと生きよう。そう誓いを立てた少年は体を、技を、なにより心を鍛え、成長して...…続きを読む

【まえがきは謳う】毛の人類史 なぜ人には毛が必要なのか/ カート・ステン(著) 藤井美佐子(訳)

“毛”が人類に与えた影響をさまざまな角度から紐解いていく本書には、アメリカの作家マーク・トゥエインが1世紀以上前に残した言葉が引用されています。 「何もかもが変わっていくが、床屋だけは変わらない。床屋のあり方も、まわりの環境も」。 これは、床屋・美容院嫌いのわたしにとっては絶望的な予測です。 床屋...…続きを読む

【まえがきは謳う】ピカソになりきった男 / ギィ・リブ (著),鳥取 絹子 (訳)

30年にわたり、贋作を作り続けた男が明かす、美術界の知られざる実態。 ピカソ、ダリ、シャガール、ルノワール…。手がけたのは名だたる巨匠の作品。 贋作を描き続けた著者、ギィ・リブの人生はまさに激動そのもの。 娼館で生まれ、父親の暴力に苦しみ、路上生活を送るも、仲間達から見出された「画力」という天賦の才...…続きを読む

【まえがきは謳う】フランスはどう少子化を克服したか/ 高崎順子(著)

認可保育園を落選した母親が「保育園落ちた。日本死ね!」とブログに書いてから明日で1年。早いもので再び、認可保育園の第一次選考の結果が届くシーズンの到来です。SNSにはすでに保育園に入所できなかった母親による嘆きが次々に書き込まれています。 このように日本では「保活」は嘆くほど深刻な問題。しかし本書に...…続きを読む

【まえがきは謳う】百人一首の謎を解く (新潮新書) 草野 隆 (著)

トランプ大統領が就任する直前の2017年1月13日、東京都内にあるアメリカの駐日大使公邸。高校生およそ60人が招かれ、英語で書かれた「百人一首」の大会が開かれました。 その時、読まれた句のひとつが以下。 「由良の戸を 渡る船人 梶を絶え 行方も知らぬ 恋の道かな」 たどり着く先がわかならい恋の不安定さを読...…続きを読む

【まえがきは謳う】ポピュリズムとは何か(著:水島治郎)

昨今よく耳にする言葉『ポピュリズム』。 ニュースや有識者の方々の会話から、「なんとなく、こんなニュアンスで使う言葉」と知ったつもりになっていた私。軽い気持ちで手にした中公新書『ポピュリズムとは何か』を読み、赤面した次第です。 本書を記した水島先生は政治学者。ポピュリズムの定義を本書内で示し、西欧...…続きを読む

【まえがきは謳う】職場の問題地図(著:沢渡あまね)

働き方改革が各所で叫ばれている。電通の例を引くまでもなく、無理な長時間労働は早期に是正されるべきだろう。そこで残業が禁止になり、消灯時間が設定され、という話をよく聞くようになった。しかしつきあい残業は減るだろうが、仕事を終わらせるために仕方なく残業している人はどうなるのか。急に仕事の量が減るわけ...…続きを読む

【まえがきは謳う】幼年の色、人生の色(著:長田弘)

一昨年、75歳でこの世を去った詩人、長田弘による最後の自選エッセイ集。 人生の終わりを迎えようとする長田弘が選んだ、幼いころの記憶や、出会った街並み、好んだ音楽や言葉の数々が収められた一冊。 私たちが自分の人生を振り返るとき、「セピア色の」と形容されるように、思い出の日々は懐かしい色調で彩られてい...…続きを読む

【まえがきは謳う】人生の踏絵/ 遠藤周作(著)

巨匠マーティン・スコセッシがメガホンをとった映画『沈黙-サイレンス-』が公開、その相乗効果で文庫版の『沈黙』も再び売れるなど、再評価が進む遠藤周作。 本書は、その遠藤周作が生前行っていた講演を初めて活字化したものです。 代表作『沈黙』の創作秘話や「人生が魅力あるもの、美しいもの、キラキラしたもので...…続きを読む

【まえがきは謳う】カリスマフード 肉・乳・米と日本人 / 畑中 三応子 (著)

SNSを見ればいまだ素人の食評がはびこり、人気店の指標として行列の長さが用いられる・・・日本人ほど食にうるさく、食に踊らされてきた国民もいないのではないかと他の国を知らないながらも思ってしまいます。 そんな日本の食生活が国策によっていかに変わってきたかを紐解く本書。 取り上げられるのは肉・牛乳・米の...…続きを読む

【まえがきは謳う】ヌメロ・ゼロ/ ウンベルト・エーコ(著) 中山エツコ(訳)

全世界で1000万部以上売れているベストセラー『薔薇の名前』を著したイタリアの知の巨人ウンベルト・エーコ。本書は、去年2月に亡くなった知の巨人の遺作。 「握りつぶされた真実を告発すること」を目的とした新聞の創刊を目指すミラノの新聞社を舞台に、情報操作がいかに容易かを描いています。 たとえば、客観的情...…続きを読む

【まえがきは謳う】ネーミング全史 商品名が主役に躍り出た / 岩永 嘉弘 (著)

仕事をしていると、企画や商品に名前をつけなければなりません。 自身が考える企画に気の利いた名前を与えたいものですが、なかなかそうもいかず… 先日、スーパーで「食べるマスク」という商品を目にし、それが素晴らしいかはさておき、手に取ってどういうことか確認したくなるネーミングだなと感じました。 誰もが知...…続きを読む

【まえがきは謳う】ブルマーの謎〈女子の身体〉と戦後日本(著:山本 雄二)

ブルマー(本書ではちょうちんブルマーと区別して密着型ブルマーと呼んでいる)の普及過程、定着そして学校現場での消滅までの約30年間を関係者からの聞き取り調査や資料を中心にまとめ上げた本。因みに現在は採用されてはいないらしく若い人では知らない人も多いそうな。 本来は学校体育の採用品という至って健康的で...…続きを読む

【まえがきは謳う】完全版 鏡の法則(著:野口 嘉則)

読んだ人の九割が涙したという触れ込みでインターネットにて爆発的人気を誇り、2006年に書籍化されてからはあれよあれよと販売数を伸ばし、累計百万部を突破した大ヒット作「鏡の法則」が出版社を変えて完全版として新たに登場。 今作は前半に主婦・英子の息子がいじめられているという悩みを、ひょんなことから知り合...…続きを読む

【まえがきは謳う】日本ゲーム産業史 ゲームソフトの巨人たち(著:日経BP社ゲーム産業取材班)

つい先だって、任天堂から「Nintendo Switch」が発表されました。現状のゲーム業界内で苦戦を強いられている任天堂の起死回生を担って発表されたハードだけに、ビジネス界隈からも注目を集めています。 ビジネス視点から見たゲーム業界はまだ約50年と若く、一見任天堂の歴史そのもののように思えますが、実際は数年ごと...…続きを読む

【まえがきは謳う】健康で文化的な最低限度の生活/ 柏木ハルコ(著)

生活保護なめるなジャンパー問題をきっかけに、再び強まっている不正受給バッシング。 不正受給というとメディアが取り上げる悪質なケースを思い浮かべますが、このマンガを読むと悪質なケースばかりではないことに気づかされます。 生活保護に携わるケースワーカーが主人公のこちらのマンガ。不正受給がテーマの「不...…続きを読む

【まえがきは謳う】文庫解説ワンダーランド/ 斎藤美奈子(著)

書籍の文庫版の巻末に付いてくる著名人や批評家などによる「解説」はあくまでも脇役ですが、本書はこの脇役を主役に据え、名著の「解説」を解説するもの。 取り上げる名著は幅広く、夏目漱石『坊ちゃん』、川端康成『伊豆の踊子』、太宰治『走れメロス』、シェイクスピア『ハムレット』といった古典から、村上龍『限り...…続きを読む

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