• 「まえがき」にはNEWSがある。仕事に効く話題のビジネス書、心の目を養う古典まで「まえがき」にはその本のエッセンスが詰まっている。              時代性、社会性を 紐解く序章・・。話題の本の、「まえがき」を素材にひと手間ふた手間かけてティスティング!TIME LINE まえがきレビュー

【まえがきは謳う】人はなぜ宇宙人に誘拐されるのか? 自我を形作る「意識」と「無意識」の並列システム エリエザー・J.スタンバーグ (著),水野 涼 (訳)

不可思議な神経の病気を患う患者から、日常的な感情や決断まで、そこに潜在する論理、それらが意識的経験を作りだす仕組みを紹介する本書。 「人間の経験における不可解な現象や日常的な瑣末な決断の多くに明確な神経回路が潜んでいて、それが一見無関係に思える経験の一面と唯一の説明を結びつけていきます。 「ゾン...…続きを読む

【まえがきは謳う】コンプレックス文化論/ 武田砂鉄(著)

コンプレックスというのは何らかの原動力になるというざっくりとした認識がありますが、具体的に何の原動力になり、どう作用したのかは知る術がありません。 本書が示すのは、まさにこの、コンプレックスが作用した結果。 「文化はコンプレックスから生まれる」という仮説のもと、10個のコンプレックスに向き合い、コ...…続きを読む

【まえがきは謳う】カラー図解 古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史 (ブルーバックス新書)土屋 健 (著), 田中 源吾 (著)

古生物といえば恐竜に注目が集まりがちで、確かにとても魅力的なのですが、私は小学生の頃に知ったアノマロカリスにも心を奪われています。 5億4100年前から始まる古生代、「カンブリア紀」「オルドビス紀」「シルル紀」「デボン紀」「石炭紀」「ベルム紀」と2億8900万年にわたり、生存競争を繰り返していた絶...…続きを読む

【まえがきは謳う】表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬/ 若林正恭(著)

「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」が20万部に迫るベストセラーになった、オードリーの若林正恭。その若林、4年ぶりの新作が本書でテーマはなんと「キューバ」。 なぜキューバなのか?“新自由主義”の名のもとに、過剰な競争を強いられて消耗していく人が後を絶たない日本社会に疑問をもったから。著者はその対極に...…続きを読む

【まえがきは謳う】日本の夜の公共圏 スナック研究序説 / 谷口 功一 (編著),スナック研究会 (編著)

数年前からスナックが密かなブームになっていると聞きます。私の周りにも飲みに行くのはもっぱらスナックと公言してはばからない友人がいます。 私も最近、行きつけのスナックが欲しいなと思っているところ。 サントリー文化財団が助成金を出したと話題になっている「スナック研究会」。研究題目は「日本の夜の公共圏―...…続きを読む

【まえがきは謳う】天上の葦 上下(著:太田愛)

発売された時からずっと気になっていた『天上の葦』を、手にすることができたのは、発売から三か月を過ぎた頃でした。個人的に、この作品は今年前半で一番だと思っています。 一人の老人が渋谷の交差点で何もない空を指して倒れ、絶命するという始まりに、いったいこの老人に何があったのかというのが一番の謎です。そ...…続きを読む

【まえがきは謳う】貘の耳たぶ(著:芦沢央)

生まれたばかりの我が子を、自らの手で友人の子供と入れ替えるという話。 取り違えなんかではなく、自ら取り替えるんです。 衝撃的すぎます・・・。 そして4年後、入れ替わりの事実が明るみになり、悩みながらも子供を交換するのですが、事態がよくわからず困惑する子供の言葉が胸に突き刺さります。 前半は自ら交...…続きを読む

【まえがきは謳う】必ず、愛は勝つ!車イスサッカー監督 羽中田昌の挑戦(著:戸塚啓)

冬の高校サッカー選手権。 今でも人気の高い大会で、野球の甲子園と並ぶ、認知度の非常に高い高校生の大会である。だが、プロサッカー発足以前、今以上に熱気があり、人気があった時代があった。 この本の主人公はそんな時代のスター選手であった羽中田 昌。山梨の名門、韮崎高校で1981年から1983年の3年間選手権に出...…続きを読む

【まえがきは謳う】外来種のウソ・ホントを科学する/ ケン・トムソン(著) 屋代通子(訳)

国内各地で相次いで見つかっている強い毒を持つヒアリ。大阪港などで女王アリも確認され、国内で繁殖している可能性があるといいます。 ヒアリに関する報道を見ていると、ヒアリの危険性が強調しているものが多く、危険性だけが煽られている現状には多少の違和感があるものの、安全と言い切るほどの材料もない。 どう...…続きを読む

【まえがきは謳う】真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学 (講談社現代新書) 中野剛志 (著)

日本にイノベーションが渇望されて久しいですが、これぞ世界に誇るイノベーションというものは中々誕生しません。 言わずもがな、日本のイネベーション信仰の背景には、アメリカのベンチャー企業の輝かしい成功への憧れがあるわけですが、果たしてそれらは現実なのか。 企業経営の本質を『TPP亡国論』などで知られる論...…続きを読む

【まえがきは謳う】ひとりぼっちの辞典/ 勢古浩爾(著)

「マイナビ学生の窓口」の大学生を対象にした調査で、「授業を友達などと一緒ではなく、一人で受けることについてどう感じますか?」と聞いたところ、「抵抗がある」と答えたのは22.7%。一人で講義を受けるのに抵抗がある大学生が約2割いることが分かりました。 この調査からもわかるように「ひとりぼっち」というのは...…続きを読む

【まえがきは謳う】 文学効能事典 あなたの悩みに効く小説/エラ・バーサド (著),スーザン・エルダキン (著),金原 瑞人 (訳),石田 文子 (訳)

体や心の具合が悪いと感じたとき、その対処法となる「本」を知ることができる本書。 「文学愛好家は小説を軟膏のように使って傷を癒してきた」「小説は読書療法の薬として最も純粋で信用できる」と著者は語りますが、これには激しく同意。 精神が負の座標にあるときに良い読書をすると、良い食事をした時と同じように...…続きを読む

【まえがきは謳う】オノマトペの謎 ピカチュウからモフモフまで(編:窪薗 晴夫)

私たちは日常的に「オノマトペ」を使っている。ただ、オノマトペについて考える機会はそう多くはないだろう。 本書では、オノマトペに関する疑問に専門家が答えながら、その魅力を掘り下げてゆく。 例えば、「スクスク」と「クスクス」はどうして意味が違うのかという疑問。「スクスク」と「クスクス」。文字の並び順...…続きを読む

【まえがきは謳う】子育て支援と経済成長(著:柴田悠)

この本の帯には「経済効果は投入予算の2.3倍(ニイテンサンバイ)も夢じゃない」と書かれています。若手社会学者、柴田悠さんが試算したこの数字は子育て支援という社会保障にお金をかけるとどんな政策より効果が高いというもの。 今まで社会保障と言えば「確かに必要だけど、予算はどこから出すんだ?」という議論と...…続きを読む

【まえがきは謳う】行こう、どこにもなかった方法で(著:寺尾 玄)

スタイリッシュなこだわり家電を製造するメーカー・バルミューダの社長が、自身のこれまでを振り返った一冊。 高校を中退し、世界各地を放浪したあと、プロのロックミュージシャンをしていたという異色の経歴の持ち主だ。二十代後半に、まったくの素人でありながら、突如ものづくりに目覚め、情熱と努力で製品開発に挑...…続きを読む

【まえがきは謳う】お世辞を言う機械はお好き?/ クリフォード・ナス(著) コリーナ・イェン(著) 細馬宏通(監訳) 成田啓行(訳)

総合人事・人財サービスを展開するアデコが5月、「AI(人工知能)時代に求められるスキル・能力」についての調査結果を発表。AI時代に部下に求める「ビジネスで重要な能力」として挙げた人が多かったのは「対人関係力」でした。 AI時代においても必要不可欠な「対人関係力」。本書のテーマはこの「対人関係力」なのです...…続きを読む

【まえがきは謳う】生きものたちの秘められた性生活 / ジュールズ・ハワード (著),中山 宥 (訳)

先月、東京・上野動物園で誕生したジャイアントパンダの赤ちゃん。順調に成長していることが確認されています パンダの繁殖は難しいと言われますが、なぜなのか、そんな疑問から手に取った本書はタイトルの通り、動物の秘められた性生活に迫っています。 地球上に約3,000頭しか生存していないと言われているパンダ。イ...…続きを読む

【まえがきは謳う】大量殺人の“ダークヒーロー”/ フランコ・ベラルディ(著) 杉村昌昭(訳)

17年前のコロンバイン高校銃乱射事件以降、若者による銃乱射事件を目にする機会が増えました。今年も3月にフランス南部にある高校で、武装した生徒が銃を乱射し、8名が負傷する事件が起きたばかり。本書は、こうした若者による銃乱射事件が起きる背景を、コロンバイン高校銃乱射事件、2011年に発生し77人が死亡したノル...…続きを読む

【まえがきは謳う】女の機嫌の直し方 (インターナショナル新書) 黒川伊保子 (著)

学校や職場…、あらゆるところに理不尽なことが転がっていますが、多くの世の男性は突然やってくる女性の不機嫌に頭を抱えたことがあるのではないでしょうか。 脳科学と人工知能の研究者である著者が、日常に即した男女脳の違いを最新の研究成果を踏まえて語る本書。 とにかく共感されたいのが女性脳。とにかく問題解決...…続きを読む

【まえがきは謳う】さなとりょう(著:谷 治宇)

題名を見たとき、これはすごいところに目をつけたものだと驚いた。 さなとは、江戸時代後期の剣術家で、北辰一刀流の創始者千葉周作の姪、千葉佐奈。幕末の英雄坂本龍馬の「許嫁」だった女性。 りょうとは、久邇宮(くにのみや)朝彦親王こと青蓮院宮、または中川宮の侍医であった楢崎将作の長女、楢崎龍。こちらは坂...…続きを読む

【まえがきは謳う】江部康二の糖質制限革命(著:江部 康二)

カロリーオフ、糖質ゼロなど、もはや当たり前となってきている謳い文句であり、私を含め多くの人々が関心を寄せているが、実際正しい糖質制限の食事を取れている人は少ないのが現状である。 そもそも、なぜ近年こんなにも糖質制限がスポットを浴びているかというと、いまの社会で増えているほとんどの病気が糖質制限食...…続きを読む

【まえがきは謳う】発酵文化人類学(著:小倉 ヒラク)

著者は元々デザイナーで、自身が身体を壊したことがきっかけで発酵の世界に興味を持ったそうです。 ここ数年は発酵ブームということもあり、人体と微生物の関係への関心が高まっていて、関連する本をよく見かけます。本書はそういったものとは少し趣が違い、発酵や微生物を文化人類学の面から掘り下げたものになってい...…続きを読む

【まえがきは謳う】働きたくないイタチと言葉がわかるロボット/ 川添愛(著)

人工知能が人類を凌駕するシンギュラリティが2045年に訪れるといわれる中、「言葉を理解する人工知能が完成した」「人工知能には本当の意味で言葉を理解することは不可能」など、さまざまな意見が飛び交っていて、どの情報が正しいのか見極めるは至難の業です。 本書のテーマは、こうした錯綜した情報を見極めるのに役...…続きを読む

【まえがきは謳う】プライベートバンクの噓と真実 / 篠田 丈 (著),クリスティアン・シーグフリード (著),ミヒャエル・クング (著),コンスタントティン・ワイダ・マルベルグ (著),マリオ・フリック (著)

世界で広がる格差。資産1億円以上の富裕層は先進国で増えていると言います。 再分配すべく、日本でも相続税など課税を強化する動きがあり、富裕層は資産の防衛に頭を悩ませていることでしょう。 世界的に見ても異様なまでに「貯金」が大好きな日本人。預金封鎖、資産課税といった最悪の事態への対策として著者があげる...…続きを読む

【まえがきは謳う】現代ニッポン論壇事情/ 北田暁大(著) 栗原裕一郎(著) 後藤和智(著)

先日、『サンデーモーニング』で司会の関口宏さんが若者に苦言を呈し、話題になりました。安倍政権の高支持率を支える若者に「変化を求めるべきでは」と話したのだといいます。安易な若者叩きなのですが、こうした安易な若者叩きは今に始まったことではありません。 この30年の日本の論壇事情を分析、批評した本書によ...…続きを読む

【まえがきは謳う】謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば (中公新書) 笹原宏之 (著)

携帯やパソコンで変換することができる漢字は、一体誰がどう決めたのか、疑問に思ったことはあるでしょうか。そんな「漢字の謎」に迫る本書。 ワープロ一号機が発表された年でもある1978年に通産省によって制定されたJIS漢字という規格(日本工業規格)。6300字あまりを選び、第一次基準、第二次基準に分けてコードを与...…続きを読む

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