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番組スタッフ
8月21日(月)佐々木俊尚●止まらない人口減少。日本人が絶滅危惧種になる日
人口減少が止まらず、日本人が絶滅危惧種になるという不吉な未来を防ぐために、
いまやるべき対策とは?

8月22日(火)古谷経衡●2035年、日本人の半分が独身に。「超ソロ社会」の到来
国立社会保障・人口問題研究所によると、2035年には生涯未婚率は男性30%、女性20%と推計。国民の半分が独身になると、日本人はどう生きればいいのか。

8月23日(水)飯田泰之●『空母いぶき』にみる日中衝突の現実味
尖閣諸島の領有問題を描いた注目のマンガ『空母いぶき』(かわぐちかいじ/小学館ビッグコミック連載)から読み解ける、日中衝突の現実味とは?

8月24日(木)小田嶋隆●プライバシーの終焉と「私」の居場所
富裕層の贅沢品になると予測される「プライバシー」。「プライバシー」の概念が消える可能性とは?
(2017/8/21 UPDATE)
番組スタッフ
昨今、批判の的に晒されるPR動画やCM。「炎上」という言葉を当てるには過小な出来事がその名で呼ばれているような気がしますが、PR動画への批判もそんな「炎上」の一つ。

今週、牛乳石鹸のPR動画に批判が集まりました。

『牛乳石鹸 WEBムービー「与えるもの」篇』と題された動画で、妻と息子を持つ男性が主役(俳優の新井浩史さん)。息子の誕生日に妻から頼まれた息子のためのケーキとプレゼントを妻からの指示で買いに行く主人公。
無事、ケーキとプレゼントを購入しますが、仕事でミスをした後輩を飲みに連れて行ってしまいます。
帰宅後、主人公を待っているのは妻からの「何で飲んで帰ってくるかな」という呆れ声。主人公は風呂へ行き、何かを断ち、気持ちを切り替えるかのように顔を洗います。入浴後、主人公は妻に謝り、息子の誕生日をあらためてお祝い。

この一言で動画はこんな言葉で終わります。
「さ、洗い流そ。」

この動画が意味不明であるとか、不快になるといった理由で批判されました。

牛乳石鹸は公式YouTubeで、動画を以下のように説明しています。

****************
父と子の絆。
とある男のなんでもない1日の物語。
昔気質で頑固な父親に育てられ、
反面教師にすることで今の幸せを手にした彼。
「家族思いの優しいパパ」。
でも、このままでいいのだろうか。ふとそんな疑問を抱く。
それでも、お風呂に入り、リセットし、自分を肯定して、
また明日へ向かっていく。
がんばるお父さんたちを応援するムービーです。
****************

そもそもこの動画が公開されたのは6月15日。父の日に合わせたものでした。
2ヶ月を経てなぜ今、話題になったのかはわかりませんが、私はこの動画を見たとき、確かに「少し難解だな」と思いましたが、牛乳石鹸の不買運動に参加したくなるほど酷いものだとは思いません。
境遇が違うから、主人公の気持ちも理解できない。ただ、ママがワンオペ育児で頑張ってきたんだろうなということは想像できました。

お父さんを演じる、死んだ目俳優の異名をとる新井浩史さんは騒動を受けて、こうツイートしています。
「うちの事は嫌いでも、牛乳石鹸は嫌いにならないでください」

昨今、PR動画が多く非難されますが、何やらこういった騒動は「リトマス試験紙」的な役割を担っているようにも思えてきます。
その「騒動」の”肝”を読み取れないと、現代人として失格とは言わないまでも、マイナスポイントとなってしまうような無言のプレッシャーすら感じる。
これが同調圧力というヤツなのでしょう。

もちろん中には性差別を匂わせたがため批判された動画もあるので、この辺りは現代の国際感覚(おかしな言葉ですが)としては有しておきべき批判の目なのかもしれません。
しかし、中にはどこが批判されうるのか、わからないものもある。
「炎上」に反応できるかどうかで自分が「真人間」かどうかが試されている…、そんな圧力。その「真人間」が良いものなのか、悪いものなのかはわかりませんが。

スタッフ坂本
(2017/8/17 UPDATE)
番組スタッフ
高校野球と言えば、根性論がつきものであり、未だに根性論を支持する人が一定数、存在するのを感じます。
たとえば、こちらの記事、

手首を骨折していても本塁打 前橋育英、信頼応えた4番(「朝日新聞デジタル」2017/8/9)

この記事では、左手首の骨が折れた状態で試合に出場し、ホームランを打つなど、チームの勝利に貢献した「4番サード」の選手を美談っぽく取り上げています。
*****
前日、群馬大会の決勝以来、約2週間ぶりに打撃練習した。「緩い球で、軽く当てる程度」で約10スイング。痛みが全く消えていなくて、びっくりした。
それでも、試合になれば「4番サード」に名前がある。5月の関東大会で死球を受けてから、ほとんど練習できていないのはみんな分かっている。
(略)そして、期待以上に応える。(略)一回に先制の左前適時打、三回は中前適時打。七回は左中間席まで白球を運び、「いっちゃったなあって思いました」。
(略)監督が「男気がある。昔のガキ大将みたい」とほれ込む主将。
<「朝日新聞デジタル」2017/8/9>
*****

もうひとつ、今、ネットを騒がせているのが、下関国際高校(山口県)の野球部の監督による、根性論丸出しの野球論。
この野球部は、部員の集団万引が発覚、山口大会の抽選会直前で出場停止処分になるなど荒れ放題だったところに、この監督は2005年に就任。
野球部を立て直し、今大会が創部52年で春夏通じて初の甲子園出場となったようです。

監督が頑張って、野球部を甲子園に導いた。
これはひとつの功績ではありますが、野球論に同意できる部分がまったくないのです。

たとえば、部員たちに練習をやらせる姿勢。
*****
半強制です。自主的にやるまで待っていたら3年間終わっちゃう。練習が終わって学校を出るのは21時くらい。本当に遅いときは23時くらいまでやることもあります。
毎日ではないけど、長期休みの時期とか。遠征に行っても、大広間で生徒はみんな同じ空間にいるけど、やっていることはバラバラ。
練習でもそうです。今の子は連帯感が希薄なんですよね。少しでもそういうのを大事にしていかないと、うちのような弱いチームは他に勝てない。進学校さんはそういうやり方が嫌いだと思いますけど。
<「日刊ゲンダイ」2017/8/12>
*****

対戦相手である、香川県の県立「三本松高校」に対する持論も、ただの言いがかりレベル。
*****
三本松さんの選手、甲子園(球場)でカキ氷食ってましたよ。うちは許さんぞと(笑い)。
僕らは水です。炭酸もダメ。飲んでいいのは水、牛乳、果汁100%ジュース、スポーツドリンクだけ。買い食いもダメ。
携帯は入部するときに解約。3日で慣れますよ。公衆電話か手紙でいいんです
<「日刊ゲンダイ」2017/8/12>
*****

ここまでこき下ろした三本松高校との試合は今月13日に行われ、結果はなんと三本松高校の勝利。
スコアは4対9で、三本松高校にとっては甲子園初勝利でした。

しょうもない根性論を打ち砕いた、歴史的な勝利と言えるでしょう。
根性論を感じさせないチームが勝利するというのは、三本松高校以外でも見られ、それが9日に行われた試合で茨城県の土浦日大に勝利した、長野県の松商学園。

実は、松商ナインは、甲子園優勝以外にも今大会の目標があり、それが「ポケモンGO」で100種類以上、存在するポケモンをゲットすること。
*****
ある選手は「ポケモンが長野のような田舎だと都会よりも少なかったけど、宿舎のある大阪だと新しいポケモンがじゃんじゃん見つかるのでうれしい。一試合でも長く勝ち残って大阪にいたいんです」と明かす。
練習後の自由時間に宿舎を出て、ポケモンを探しに歩き回ったり、中には電車に乗って遠出までしてポケモンをゲットする猛者までいるそうだ。
<「東スポWeb」2017/8/10>
*****

今から20年ほど前、私が学生時代、部活と言えば、根性論が当たり前とされていました。
体力の限界まで走る、練習中に水は飲まない…。
でも結局のところ、こうしたやり方は忍耐力を鍛えるだけで、スポーツの上達には結びつくことはありませんでした。
それからおよそ20年が経ち、根性論を否定する論調が強まりつつある中、目に飛び込んできた2つのニュース。
根性論を感じさせない2つの高校の勝利は、しぶとく残る根性論の終焉を感じさせるものでした。

(スタッフH)
(2017/8/15 UPDATE)
番組スタッフ
8月14日(月)佐々木俊尚 ●遺伝子組換えの先を行く、ゲノム編集作物とは?

人類増加を支える切り札として期待されるゲノム編集とは何か、その安全性と実用化への課題とは?

8月15日(火)速水健朗 ●広まる体内へのチップ埋め込み、トランスヒューマニズムは定着するか?

アメリカ、ヨーロッパで広まる体内チップ埋め込み、その可能性を探ります。

8月16日(水)ちきりん ●「デジタルシャーマン」という新たな弔いのかたち

ロボットに姿を変えた死者と会うことができ、会話もできるという「デジタルシャーマン」によって、日本人の弔いのかたちは変わるのか?
お盆の時期、新たな弔いの可能性を探ります。

8月17日(木)小田嶋隆 ●プライバシーの終焉と「私」の居場所

富裕層の贅沢品になると予測される「プライバシー」。
「個」に重きを置かない世代が社会の中核に位置付けられるようになる近い将来、「プライバシー」は概念すら消えてしまうのか、考えます。
(2017/8/14 UPDATE)
番組スタッフ
フジテレビの情報番組「とくダネ!」にレギュラー出演していた菊川怜さんが9月いっぱいで同番組を卒業すると発表しました。
「とくダネ!」はたまにしか見ないのですが、見たときは必ず菊川さんとアナウンサーの梅津弥英子さんとの仲の悪さが画面から伝わってきて、それはそれで見応えがありました。

「とくダネ!」といえば、スタッフのツイッター公式アカウントが8日、台風5号による増水の動画を投稿したユーザーに対して、返答がない場合でも動画を使用する旨のリプライしたことが話題になりました。

「周辺住民の方々への注意喚起および台風の被害を伝えるニュースの重要性に鑑みて、非常に公共性の高い映像であると認識しております」
「午前7時30分までにご連絡を取らせていただけないでしょうか?また、午前8時の放送までにご返答がない場合、上記の理由により使用させていただきたく存じます」

…という内容で、使用を願う立場でありながら勝手に期限を設けて放送するとは何事か、とのニュアンスで批判されました。
「とくダネ!」以外にも様々なテレビ局、番組アカウントがこのユーザーに動画の使用許諾を取るべくコンタクトを取っていますが、さすがに「返答がない場合は使用させていただく」というものはありませんでした。

「公共性の高い映像」という理由で、動画を許諾なしに放送することはできるのか。

弁護士ドットコムによると、著作権者に無断で使用することはできず、返答がなければ勝手に使うと一方的な主張は、法令上特別の規定がない限り、何らの意味もないのだそうですが、著作権法41条が『時事の事件の報道のための利用』を認めていますので、今回の動画の利用が、同条によって認められる可能性はあるといいます。

【とくダネ!がSNSの台風動画「返答なくても使用」、弁護士「違法とまではいえない」 - 弁護士ドットコム】

法律的に見てもセーフなのに、大きく批判されてしまうのはスタッフの横柄、傲慢とも取れる態度、マナー的に問題があるからでしょう。

「とくダネ!」を擁護するつもりはないですが、叩きたい相手がヘマをしたから大いに叩いてやろうではないか、という「ネットの空気」を感じました。
ワイドショー、情報番組というのは可哀想なくらいに煙たがられていますが、本来なら違法であって欲しいものの合法ならば「マナー違反」と言う大義を掲げて徹底的に攻撃してやろうという、気概すら伺えます。

昨今、様々な場で散見される「叩けるものは叩けるだけ叩く」という勢い。これを生み出すもう一つの原因が「イメージ」という概念でしょう。
SNS等で色々と可視化されるからか、ネットで拡散された情報は共感を得たものだけ目につきやすいという仕組みになっているからか「イメージ」というものが肥大化し、時には独り歩きする。よく知りもしないのに、当事者でもないのに「イメージ」だけで物事を判断してしまう。

ワイドショーはゲスいというイメージ。
ベッキーは清純でなければならないというイメージ。
そもそものイメージがネガティブなら、それ通りのネガティブなことをしてしまえば批判される。ポジティブなイメージならばそれを裏切ると、恐ろしいまでの顰蹙を買う。
総理が「印象操作」という言葉を再三、口にしていましたが、日本全体が「印象」「イメージ」に操作されているようにも思われます。

スタッフ・坂本
(2017/8/10 UPDATE)
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