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番組スタッフ
30代独身女の私の周りは、子育て真っ最中の女友達ばかり。
アラサーで出産した彼女たちの話を聞いていると、
時には「子育てがこんなに大変だと知ってたら、急いで生まなかったのに…」
などという愚痴を聞くことも少なくありません。
そこで私が思い出したのは、今年で5年目を迎えた“赤ちゃんポスト”の存在です。

●赤ちゃんポスト:10日で5年 問われる匿名運用/毎日新聞5月9日
熊本市・慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご」は、先月で5年目を迎えました。
様々な事情から養育できない新生児を匿名で受け入れる
“赤ちゃんポスト”として、有名になったシステムです。
これに対し熊本市は、子供の「出自を知る権利」という観点から、
「匿名での受け入れは認められない」とし、
預け入れ方法を再検討するよう求めています。
もちろん病院側も、身元が分かった方が養子縁組を進めやすいことから、
現在は、利用者に声をかけるなど身元判明には力を入れているものの、
「預けるハードルが高くなる」などの理由から、
匿名での受け入れの必要性を改めて示しました。

設置当初から、賛否両論あった“赤ちゃんポスト”。
これまでに預けられた子供の数は07年度で17人、08年度で25人、
09年度で15人、10年度で18人とほぼ横ばいですが、
24時間体制の電話相談窓口には、
11年度に、これまでで最多となる690件の相談が寄せられたといいます。

そこで、もう少し詳しい現状を調べてみると、
ショッキングな記事を見つけてしまいました。

●赤ちゃんポストに81人、安易な理由も続々/読売新聞3月29日
07年5月から11年9月まで約4年半の運用期間に預けられた子供の数は、
男児40人、女児41人の合計81人。うち8人は障害児だったといいます。
また、その後の調査でわかった「子供を預けた理由」には、
『仕事をする上で預ける施設が見つからない』『留学のため子供を育てられない』
といった、身勝手とも思える理由もあったそうです。

この結果に、私は少なからず、衝撃と怒りを覚えました。
というのも、子供を出産し、育てていくという作業は、
一人の人間を作り出すという一大事業であり、
子供を産み、育てるための“免許証”すらあってもおかしくないほど
責任ある仕事だと思うからです。

子供は親を選べませんが、親は、子供を産むかどうかを選択することができます。
ゆえに、親となる道を選んだのなら、
本来は、出産や育児によるリスクやデメリットをも、乗り越えて然るべきではないでしょうか。


とはいえ、赤ちゃんポストは、
国内で、相次いで胎児遺棄事件が発生したことから始まったプロジェクト。
もちろん、“赤ちゃんポスト”なんてものがない社会は理想ですが、
親の身勝手な都合によって命を落とす子供がいる以上、
現代になくてはならないシステムなのだと思います。

また、赤ちゃんポストに預ける親も、匿名だからこそ預ける人がいるわけで、
匿名性が守られないのなら、そもそも赤ちゃんポストの存在すら必要ではなくなり、
問題は堂々巡りとなってしまいます。

赤ちゃんを巡る“負のループ”ともいうべき、悲しい現実。
この議論の着地点として、慈恵病院の蓮田太二理事長は、会見でこう述べています。

「子供は、誰から生まれたかではなく、誰に育てられたかが重要です。
社会から、養子に対する偏見がなくなれば、
匿名性と出自の問題はなくなるのではないでしょうか」


「匿名性」が守られたままの赤ちゃんポストの運営が、アリかナシか。
私は、この境界線が、絶対に「アリ」であるべきなのだと改めて思います。
子供達が、自身の生い立ちを受け入れ、
色眼鏡で見られることなく、ざっくばらんに周囲に語れるその日まで。


担当:梅木
(2012/6/25 UPDATE)
番組スタッフ
今日の番組本編では『「ノマド・ブーム」に覚える違和感』と題し、
人材コンサルタントの常見陽平さんに、
礼賛されるノマド・ワーカーブームに意義を投げかけていただきます。
果たしてノマド・ワーカーは実際にどんな一日を送っているのか。
新しいライフスタイルとして注目され、憧れのまなざしと軽蔑のまなざし、
両方で見られることのあるノマド・ワーカーの実態について、
ノマド・ワーカーのTさんにお話を伺いました。
Tさんはフリーランスで、ウェブデザイン、プログラミングなどをなりわいとされている、
いわゆるIT系の30代男性(関西在住、未婚)です。

+++++++++++++++++++++++++
Q:ノマド・ワーカーになろうと思ったきっかけは?
数年前にIT系の会社をやめてフリーランスになりました。
家ではやはり仕事がはかどらず、外に出て仕事をし始めたのがきっかけです。
公衆の目線が、私の怠惰を監視しているような気がしてはかどります。

Q:一日のワークスタイルを簡単に教えて下さい
07:00 起床
08:00 自宅で仕事の準備(ウェブデザインの構想など)
10:00 近所のカフェで仕事→クライアントにメールで請求書送付
12:00 ランチのために移動 (SNSで友達を捕まえて)
13:00 別のカフェを見つけて再び作業
18:00 帰宅後、スカイプでウェブ会議
20:00 夕食
21:00 電話でクライアントと打ち合わせ
22:00 近所で友人と飲む
24:00 就寝

Q:ノマド・ワーカーのメリットは?
*ありがちですが、「自由」であることです。
 組織のしがらみ、ストレスなどはありません。その分、失っているものもありますが。
*基本的にはいつでもどこでも仕事という姿勢なので、
 浮かんだアイディアを逃すことは絶対ない。
 →そこからすぐに本格的な作業に移行できる。
*自己管理能力が養われる。
 会社を持たない、フリーランスとして活動する以上、
 お金を得るために自己管理は必至。連続。
*モノやPC、モバイルに詳しくなる。

Q:ノマド・ワーカーのデメリットは?
*「自由」すぎることです。自己管理ができないひとは、ノマド・ワーカーには向いてないと思います。
基本的に1人でいるため、無性に人恋しくなるときがある。
 だから、SNSで友人の動向を常に確認するようにしている。
*職種柄かもしれませんが、全ての仕事が外でできるというワケではない。
 機密性の高い仕事は外ではしないようにしています。
*電源がないかどうか確認してしまう。
*飲食代など、毎日のお金が結構かかる。
*メンタルのバランスを保つのが難しい。

Q:最近のノマド・ワーカーブームについてどう思う?
僕は震災がきっかけで東京から関西に移住しました。
ビルの倒壊、サーバーの故障など、仕事の「ハード面」で様々な被害がありました。
自分の仕事について、あらためて考えたとき、
地震大国日本で、仕事上の「ハード面」を大事にすることは、
私にとってそれほど意味がなかった。

「ノマド」のワークスタイルを突き詰めれば、
もし、今後大きな地震、災害があったとしても、
「仕事」の面だけでは、何とかなりそうな気がしています。
地震予知が相次ぐ中、仕事上の「ハード面」に不安を持つ人が、
ノマド・ワーカーになるというのは自然な流れなのではないでしょうか

+++++++++++++++++++++++++

Tさんの話を聞いて、デメリットの方が多いことが気になりました。
実際、自由な身分だとはいえ、ストレスも多く、気苦労が耐えないようです。
さらに、「リアルな人間関係が少ない分、常にSNSで誰かと
つながっていたいという潜在意識がある」
とも言っていました。
「自由」と「効率」と引き換えに、「孤独」を背負ってしまっているのではないか
そんな印象も受けました。


スタッフ:坂本
(2012/6/21 UPDATE)
番組スタッフ
消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐって、民主党内での論議は打ち切られ、国会に修正案が提出されました。
明日21日の会期末までに採決されるかどうか、各局のニュースはこの話題で持ちきりですね。

そんな今国会には、個人のプライバシーに関わる法案も提出されています。

本日、参議院で可決されると見られている著作権法改正案(違法ダウンロード防止法案)は、文字どおり「著作権」を保護するための法案ですが、利用者にとっては、捜査の名目で個人のインターネット利用状況を調査され、プライバシーを侵害されるのではないか、という不安があります。

Internet Watch(6/20)
著作権法の改正案、参議院の文教科学委員会で可決
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120620_541251.html



また、個人識別番号の利用等に関する法律案(マイナンバー法案)も審議中。共通の番号で所得や社会保険、医療などの公的サービスを一元管理することで、国民の利便性が高まり、税金の控除減免など個人にあわせたきめ細かい対策を講じられる、、、ということで、隠し資産もスイス銀行口座も持っていない普通の会社員である私は安直に「便利になるならいいんじゃないの?」と思うのですが、こちらもプライバシーの観点から、慎重で十分な協議を求めたいところです。

朝日新聞デジタル(5/14)
マイナンバー法案に反対声明 自由法曹団など
http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201205140440.html



一方で、防犯カメラ(監視カメラ)やインターネットのアクセスログなど、私たちの行動は知らない間に記録され、あとから解析されうる現状が、すでにあります。

携帯電話のGPS機能は、携帯をなくしたときや家族が迷子になったときには便利である反面、つねに誰かから見張られているようなムズムズを感じます。
インターネットを使っていると、自分の年齢性別、趣味嗜好に合わせた広告(パーソナライズド広告/インタレスト広告)が表示されます。有意義な広告が表示されることもありますが、なんとなく、自分の心の中を無断で覗かれているようであり、しばしばお節介にも感じます。

当番組の構成作家(男性)は、「以前、別の番組の企画のために女性下着を検索したら、それ以降しばらくセクシーな女性下着の広告ばかり表示されて本当に参った」と言っていました。
これらの機能はユーザーがオン/オフを設定でき、機械的に収集されているだけで人の目は入っていない、ということは理解しつつも、利便性と得体の知れない気持ち悪さを感じながら利用を続けている、という人も多いのではないでしょうか。


実際のところ、みなさん、自分のどんな個人情報を、誰に、どれくらい知られたくないんでしょう?
故意であれミスであれ、個人情報の漏洩があっては困りますが、利用目的が明確で情報が保護されていると仮定したら、どこまでは許せるのかしら?

というわけで、タイムラインの番組スタッフと出演者に訊いてみました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
あなたのプライバシーに関わる次の情報収集行為、許せますか、許せませんか?
個人の権利と公共の利益とのバランスを考えてお答えください。

「まったく問題ない〜本人の同意があればOK〜しかたない」→「許せる」
「気持ち悪い〜ぜったいにイヤだ」→「許せない」

※回答者数:15名
(スタッフ13名、月曜コメンテーター星浩さん、火曜コメンテーター岸博幸さん)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


1)防犯カメラに写る
2)通信(インターネット/モバイル)の履歴や現在地情報を収集される
3)PCや携帯にパーソナライズド広告(ユーザーの年齢・性別・趣味・嗜好にあわせた広告)が表示される
4)Google マップストリートビューに自分の姿や所有物が写る
5)警察が幹線道路に設置している自動車ナンバー自動読取装置(Nシステム)に写る
6)警察に指紋・掌紋・DNAなどを採取される
7)国や自治体に個人識別番号で管理される
8)国や自治体に収入や資産を知られる


image01


結果はこのようになりました。

もっとも許せないのは「通信(インターネット/モバイル)の履歴や現在地情報を収集されること」で、以下、「Googleストリートビュー」「指紋・掌紋・DNA」「パーソナライズド広告」と続きます。「防犯カメラ」は、全員が「許せる」でした。
審議中の「個人識別番号」は許容範囲、と考えている人が(このアンケートでは)多いですね。
このグラフ、どう読んだらいいんでしょう?


また、岸さんと水曜コメンテーターの上杉隆さんからは、次のようなコメントをいただきました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
個人の権利と公共の利害とのバランスは、どのようなものであるべきと考えますか?
その他、プライバシーについてご意見があれば、一言お願いします。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


岸さん:

公権力が最低限のプライバシーを把握するのは当然。
それに対して、民間企業が自己の利益のためにプライバシーを勝手に収集するのは絶対ダメ。



上杉さん:

個人の権利と公共の利益はいつの世にも難しいバランスの上に成っている。
ただし、日本は個人の権利について、あまりに疎すぎというのが現実。
長年の「お上」に任せておけば大丈夫という感覚が浸みわたり、官僚国家主義が横行している。
言葉を変えればそれは「無責任」という言葉で表すことができる。
近年の官僚腐敗を見れば、官僚システムに情報を渡す危険性は分かりそうなものだが、そこにも鈍感だ。
本来それをチェックするメディアは「官報複合体」のシステムによって機能不全どころか、私たちの情報を悪用している。
ということでプライバシーは徹底的に守りたいが官僚システムにはすでに流れているという感覚であきらめながら仕事をしている。


* * *

個人の利益と公共の利益の線引きは本当に難しいものだと思いますが、少なくとも、情報がどういう目的で集められ、いつどのように利用され、どれだけ保護されているかが照会できるような仕組みがあれば、不安や不信感は軽減されるかもしれません。


みなさんは、どんな情報収集行為が許せませんか?
それはどういう理由からですか?



(水曜タイムラインWeb担当:たけなか)
(2012/6/20 UPDATE)
番組スタッフ
大阪・ミナミの路上で男女2人が刺殺された、通り魔事件。
殺人未遂容疑で逮捕された無職の男は、覚せい剤取締法違反罪で服役し、5月24日に出所したばかりで、「住む家も仕事もなく、生きていくにはどうしたらいいのかと自殺を思い立った」「現場近くで包丁を買った。死にきれず、人を殺せば死刑になると思った」と供述しているといいます。

この事件でとくに問題視されているのが、出所から1ヶ月足らずで、再び犯罪に手を染めている点。
ただ、出所後、再び犯罪に手を染めるのは珍しいケースではなく、法務省の2011年版「犯罪白書」によると、2010年の一般刑法犯の摘発人数32万3千人のうち再犯者率は42%で過去最悪を記録しています。


出所者の再犯率42%・・・。
なぜ、このような高い確率で、出所者は再び犯罪に手を染めてしまうのでしょうか。

調べて見ると、「刑務所のいま〜受刑者の処遇と更生」(ぎょうせい/2011年)という本に、高い再犯率も頷ける、刑務所の実情が記されていました。

*****
●刑務作業は内職的な仕事が多く、出所後の再就職には役立たない
懲役刑の場合に科せられる刑務作業は、様々なものがある。
懲役刑には、刑務作業を科さなければならないというのは刑法の建前であるため、作業の量も確保しなければならない。その結果、単調な紙袋を折るだけといった、内職的な作業も多く、出所後の再就職には役立たないことが多い。

●釈放時の平均支給額は4万円程度
刑務作業には、作業報奨金が支払われるが、2008年度予算における作業報奨金の1人1月あたりの平均計算額は、約4200円。
喜連川社会復帰促進センターのデータでは、釈放時の平均支給額は4万3153円だった。
これでは、交通費や食費だけですぐに底をついてしまう。

●職業訓練を受けられるのは一握り
刑務所に入ると、職業訓練も受けられ、手に職がつけられると思うかもしれない。
職業訓練は作業の一環として位置づけられているが、2009年に出所した約3万人のうち、職業訓練を受けた人は6.6%、訓練を受けるには、受刑態度や適性などを厳しく審査されるため、ごく一握りの人たちしか職業訓練を受けられないのが実情。
*****

こうした刑務作業の無意味さ、職業訓練の不十分さが原因なのか、2010年の刑務所再入所者の約73%が無職といった統計も出ています。

こうした状況では、出所後、更生しようとしても、まず更生の第一歩としての労働が困難。
しかし、働かなければ、生活に困窮し、再び3度の食事にありつくために犯罪に手を染める。
今、日本にある多くの刑務所は、こうした負の連鎖を呼びこむ、出所者にとっての「最後のセーフティネット」として機能してしまっているようにも思えます。


一方で、岐阜県羽島郡にある笠松刑務所のように、職業訓練や教育などの質を高めて、再犯防止に努める取り組みを始めている刑務所もあります。
笠松刑務所は女子刑務所で、職業訓練のため、ホームヘルパー科や、美容師を養成する美容科などが設けられ、昨年からは出所者の就労支援に理解がある企業を募集して、出所者と企業を結び付ける活動も行っています。

そして、出所者を雇う意思がある事業主に全国の保護観察所に登録してもらう「協力雇用主」。
これにも、昨年4月までに約9300社が登録している
といいます。
一昔前は、「出所者は危ないから雇いたくない」という声が大半だったのが、今ではその考えが少しずつ変化しているのかもしれません。

出所者を受け入れる側の理解が広がっているのに対し、変わらないのは多くの刑務所の体質。
再犯率を下げるために今、求められるのは、刑務所が受刑者の出所後を見据えた実務的な職業訓練を充実させることなのでしょう。


<web担当:H>
(2012/6/19 UPDATE)
番組スタッフ
『黄熊(ぷう)』『泡姫(ありえる)』『宝石(じゅえる)』『天響(てぃな)』…
一見、アニメやゲームのキャラクター名のようですが、
これらは全て、実際に子供達に付けられた名前です。

こういった名前は、ネット上で「キラキラネーム」や「DQN(ドキュン)ネーム」と
呼ばれ、これまでも度々、話題にのぼってきました。
そんななか、6月3日の「Yahoo!知恵袋」に、
以下のような相談が投稿され、議論を巻き起こしていたのでご紹介します。

●「私の名前は、キラキラネームです。」/Yahoo!知恵袋 6月3日
投稿者は、奇抜な名前を授けられたという高校2年生の女の子。
小さい頃から、“口に出して言うのも恥ずかしいほどの名前”であることに悩み、
友達から「優子」というあだ名を付けてもらったところ、それが母親に発覚し口論に。
投稿者が「一般生活に支障のない名前にしてほしかった」と主張したところ、
父親までもが「母親に謝れ」と大激怒し、
投稿者は、「私が謝るべきなんでしょうか?」とネット上の意見を求めています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1488490499

少し前までは、単なる笑い事であった子供の命名問題。
しかしキラキラネームを持つ子供達が成長し、自分の意志を持つようになった今、
自分の名前に対する不満や疑問の声が、ネット上で増加しつつあります。

特に、彼らが直面しているのは、就職活動時の問題のようです。
以下の記事では、採用する会社側の意見が紹介されていました。

●人事担当者が真実を明かす「DQNネームのせいで就職できない」/
Gow!Magazine( 4月3日)

記事の中では、2000人規模の某食品加工メーカー・人事担当者が
「キラキラネームの学生にどんな印象を持つか」を語っています。

○キラキラネームの傾向について…・
「有名大学の学生にはDQNネームは少なく、高卒採用枠では多いのが現状。
この事実から見ても、知性と名前が関係しているように思える」とのこと。

○面接時に応接した印象は…
「DQNネームの学生は、自己紹介の声が小さいひとが多い。
名前を言うのに抵抗があるように感じる」

○採用時に、どんな事が起こりうるか…
「最終的な人事決定権を持つのは60歳前後のおじさん世代なので、
発音しにくい名前というだけで、マイナスイメージになってしまう」

つまり、キラキラネームを付けられたことで、学歴差別が付きまとい、
子供達の自信がなくなる傾向にあり、上司にはマイナスイメージを持たれてしまうのです。

実際に、私がTwitter上で見かけたツイートにも、
「うちの会社ではキラキラネームの人は採用しません」との意見がいくつかありましたが、
就職難がヒステリックに叫ばれている昨今、
キラキラネームが就職活動にもたらす弊害は、決して軽くはないと思います。

今回、変わった名前を調べるなかで、私が感じたことは、
キラキラネームの問題は、すでに社会問題なのではないか?ということでした。

一般的に「社会的地位の低い層の子どもは変わった名前が多い」と言われています。
そんななか、キラキラネームの子供がいれば、同情が集まる一方で、
「あぁ、あそこの家庭は難アリなのね」と、色眼鏡で見られることにもなります。

それに加えて、就活などの場面では、人生が、名前によって左右されてしまうのです。
これはもはや、親によるソフトな虐待ではないでしょうか?

「名は体を表す」といいますが、このキラキラネームが意味するものとは、
「親のエゴ」でしょうか、それとも「個性的なイメージ」なんでしょうか?
この境界線のどちらに転がるにしろ、
子供達にとっては、たいしていい影響は与えていないと思います。


ちなみに2011年以降のキラキラネームは、東日本大震災の影響を受け、
「琉絆空(るきあ)」「葵絆(きずな)」といった、「絆」の文字が組み込まれた名前や、
「結空祷(ゆらと)」「縁士(えにし)」「祈愛(のあ)」といった、
「人とのつながり」や、復興への「祈り」を込めた名前が増えたのだそうです。

本来なら、名前の文字には、親の様々な願いが込められているもの。
しかし、フリガナをふらないと読めない名前に、
そもそもの由来すら見つけることができないのは、私だけでしょうか。


担当:梅木
(2012/6/18 UPDATE)
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