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ブラックホールをのぞいてみたら
大須賀 健 (著)
税込価格:1,404円
出版社: KADOKAWA
ISBN:978-4-04-106184-8

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少々、宇宙に興味ある人なら、漫画、アニメ、ゲームに夢中になったことがある人なら誰もが一度は「ブラックホール」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
私も天文に興味はそれほどないのですが、それでもゲーム等を通じて「ブラックホール」という言葉を知っています。しかし、それが何なのかは理解していません。
本書は「ブラックホール」をイラストも交えてわかりやすく解説したもの。
今、天文業界は「ブラックホール」ブームだと言います。
アインシュタインによって予言され、2015年、重力波の検出で存在が証明されたブラックホール。
なぜ「ブラック」なのか。私たちがよく知る色の「黒」と同じなのか。
漫画やアニメの設定で登場する「全てを飲み込む」というのは本来のブラックホールの性質なのか。
ブラックホールの話になる時、必ずと言って良いほどアインシュタインの相対性理論が登場します。宇宙最大の謎と稀代の天才の組み合わせというだけで、私はもう思考停止していましたが、本書を読み、なぜブラックホールでアインシュタインの名が登場するのか初めて理解できました。一般相対性理論と宇宙の関係を本書ほどわかりやすく解説してものはないのではないかと、他の書籍を読んでいないにもかかわらず決めつけたくなるほどの感動を覚えたのです。

昨今、まるでかつての血液型による人格設定のように、文系か理系かも同列に扱われますが、本書は文系・理系関係なく、「好奇心」を持ち合わせている人ならば誰でも楽しめるのではないでしょうか。

スタッフ坂本
(2017/9/11 UPDATE)

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