書考空間


アイスクリームが溶けてしまう前に 家族のハロウィーンのための連作
小沢健二と日米恐怖学会 (著),小沢健二と日米恐怖学会 (著)
税込価格:1,512円
出版社: 福音館書店
ISBN:978-4-8340-8353-8

本を購入

嫌いな人はとても嫌いなあのイベント、ハロウィーンが近づいてきました。
「手づくりの仮装を楽しむ本場アメリカのハロウィーンをとおして、家族のかけがえのない時間を描いた絵童話」というのが本書。
著者の1人はあの小沢健二。
タイトルにアイスクリームとあるのは、「小さな子どもたちにとって、ハロウィーンに衣装を着てお菓子をもらいにいくのは、アイスクリームが冷たいのと同じくらい当たり前のこと。でも、子どもたちは止まることなく大人になっていき、当たり前だったお菓子もらいは、ある日終わってしまう。 まるで、冷たかったアイスクリームが溶けてしまうように……」からだそうです。
これぞ、オザケン節とでも言いたくなる、ハロウィーンの思い出の形容。
ハロウィーンはなぜお菓子をもらうイベントとなったのか。アメリカではどのようにして楽しむのが一般的なのか、等が連作形式で綴られていきます。
日本ではハロウィーン前になると飛ぶように仮装グッズや衣装が売れると言いますが、アメリカでは手作りが一般的。
これは、何に仮装しているかを言い当てる楽しみ、コミュニケーションが生じるからなのだそうです。

家族での楽しみ方を追求したくなると同時に、狂想曲とも称される日本のハロウィーンのあり方を見つめ直したくなる一冊。

スタッフ・坂本
(2017/9/25 UPDATE)

MESSAGE ★ 番組へのメッセージはこちらから ★ 皆さまからのご意見お待ちしております


ページの先頭へ