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番組スタッフ
依然として尾を引いている、貸衣装会社「はれのひ」が突然、業務を停止し、振り袖を着られない新成人が相次いだ問題。
関係性は未だ不明ではありますが、
時を同じくして、フリマアプリの「メルカリ」に大量の振り袖が出品されており、はれのひ問題との関連性が疑われました。この疑惑について、メルカリ側は次のようにコメントを出しています。

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一部報道において、メルカリ上で「振袖」を複数出品しているアカウントが「はれのひ」の関係者ではないかという憶測がなされておりますが、現時点でそのような事実は確認されておりません。(略)
今後も健全なマーケットプレイスの提供に努めてまいります。
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何かと問題が多発するメルカリです。
「健全」でない出来事に見舞われてしまうのは、CtoCのサービスにおける宿命かのかもしれません

あらためて「健全」とは何でしょうか。
コトバンクを見ると、こうあります。

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健全(ケンゼン)とは -
[名・形動]1 身心が正常に働き、健康であること。 また、そのさま。「健全な発達をとげる」2 考え方や行動が偏らず調和がとれていること。 また、そのさま。「健全な社会教育」3 物事が正常に機能して、しっかりした状態にあること。
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メルカリが目指さんとする「健全」とは、3の「正常に機能して、しっかりした状態にあること」を指すのでしょう。
安倍政権が目指す「財政健全化」の「健全」も3の意味でしょう。

「健全」とは、大まかにいうと「正しさ」とも捉えることができます。
時間が減るに連れ、文化や技術、社会の仕組みが成熟していけばいくほど、あるいはその過程において求められる「健全」。

アメリカの人気ユーチューバー、ローガン・ポール氏が日本の青木ヶ原樹海で自殺者の痛い映像を投稿したいた問題。
不健全の権化とも言える出来事です。

ネット=不健全というイメージがありますが、ネットを遮断した生活をしていても不健全な状態に陥ることはいくらでもあります。

健全と不健全がこの世界には混在しています。現状、どちらが多いのか。地域、文化によってそのバランスは違っているでしょうが、できるだけ「健全」なことの方が比重が多い世界を目指さなければなりません。

時計の針が進み、人間の歴史が紡がれ続ける以上、文化の質は向上はして行きます。それは人間に課せられた義務化もしれない。
だからこそ、たとえ不可能であろうが、建前であろうが、「健全を目指す」と謳う以外にないのです。
健全だらけだと息苦しいというもの分かります。そんな状況下で「不健全」を目にすると、妙に惹かれてしまうということもあり得るでしょう。

しかし、多くの人が「不健全」に嫌悪感を示すでしょう。
私たちが人間である以上、たとえそれが建前と言われようが目指さなければならない「健全」。
これからも「健全」と「不健全」が衝突し、是非を巡って議論がなされることでしょう。きっとその戦いは前者に分があるはずです。

「勝ち馬に乗る」とか「空気を読む」とかそういう意味ではなくて、「健全」を目指すこととは、日々紡がれる歴史の宿命なのではないかと思います。
評価とは常に他者によって下されるもの。健全かどうかも同じ。
健全であるかどうかを決めるのは、自分以外の誰かであることもまた宿命です。


スタッフ・坂本
(2018/1/11 UPDATE)

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