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フリーランス、40歳の壁――自由業者は、どうして40歳から仕事が減るのか?
著者:竹熊健太郎
税込価格:1,361 円
出版社:ダイヤモンド社
ISBN:978-4-478-06572-3

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働き方が見直されています。大企業で安定して働くことが絶対的な正義ではもはやなく、フリーランスも一つの稼ぎ方として市民権を得つつあります。
そんな自由と不安定を両肩に背負って、お金を稼ぐフリーランスがぶつかると言う「40歳の壁」。
40歳を機に、フリーランスは一気に仕事が減ると言うのです。
本書はフリーランスの漫画編集者である著者が実体験とインタビューを通じて、「40歳の壁」の乗り越え方を指南してくれると言うもの。
フリーランスが年齢の壁にぶつかる理由として著者があげるのが、「マンネリ化に嫌気がさして仕事を断ること」「依頼元の担当者が年下になっていったこと」の2点。
そして、出版社を例に、フリーとして長くやっていくためには
‘段未丙庸修鮖っていて、余人をもって代えがたい「先生」になっている人
▲ャリアがあって、出版社の偉い人とお友達である人
…になる必要があると説きます。

また、編集者、漫画家など名だたるフリーランサーたちがどのようにして年齢の壁を乗り越え、食いつないできたかも明らかにされますが、彼らの決断は出版業界の変革における最適解のようにも思われます。
その一つが「自分のメディアを持つ」というもの。
出版業界のみならず、新聞.放送の老舗メディアが依然として苦境から脱することができない現状において、フリーランスが長らく稼ぐための道なのかもしれません。

現役フリーランス、フリーランスを目指している人、会社勤めの人。あらゆる働く人に読むことをオススメしたい一冊です。
(2018/5/21 UPDATE)

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