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日本語笑いの技法辞典
中村明 (著)
税込価格:3,672円
出版社: 岩波書店
ISBN:978-4-00-080320-5

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笑いを誘発する日本語の発想と表現を12類287種に分類し、その技法的ひろがりの全貌を捉える本書。
言語と文学に精通し、笑いも研究していた著者の中村明氏は、「上質のユーモアは文学最高の理念である」と言ってのけます。
確かに、夏目漱石や芥川龍之介、宮沢賢治など名だたる文豪の作品には「おかしみ」が含まれるものも。「笑い」によっての文学であると同時に親しみをも醸しているような気がします。
そして、圧倒されるのは著者の「笑い」研究にかける熱量。「笑い」を「尻取り文」「婉曲語法」「駄洒落」「パロディー」「誇張」など287種にも分け、それぞれにきちんと実例も記されています。
「笑い」が取れるとやはり快感を得られます。「活字で笑い」を取ってみたい。純粋に「誰かを笑わせたい」という人は本書をぜひ一読してほしいです。
(2018/5/22 UPDATE)

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