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頼れない国でどう生きようか (PHP新書)
加藤 嘉一 (著), 古市 憲寿 (著)
税込価格:819円
出版社:PHP研究所
ISBN:978-4-569-80817-8


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様々なメディアで発言が注目される、気鋭の20代論客2人による対談本。
古市氏は『絶望の国の幸福な若者たち』などで知られる社会学者。
加藤氏は中国を拠点に活動する国際コラムニスト。メディアでエネルギッシュな発言をする加藤氏に対して、古市氏は番組で一度お会いしたことがあるのですが、いわゆるクールな印象を受けました。
「静」と「動」。そんな正反対の2人が対談するとどうなるのか…そんな興味もありつつ手にとった一冊。
対談内容は実に様々でした。語学修得方法、人脈の築き方、ファッション、日中文化の違い、さらには政治観まで、そのテーマは多岐にわたり、“絶望”と称されるこの時代をどう生き抜くか、どんなスキルが必要なのか、対極的な同年代の2人が語っています。
これからの日本で自分は何をすべきか。
そんな疑問に答えを出してくれる一冊かもしれません。

本書を読んだ多くの人が、加藤タイプか古市タイプか、自分を当てはめると思います。共感したところに線を引きながら読み進めましたが、線を引いた数から言うと、私は“古市タイプ”のようです。確かに、政治に関しては、何がどうなろうが、自分の生活に関係はないと、感じています。全ての人がどちらかの2タイプに分かれる訳ではありませんが、そんな読み方もたまにはいいのでは…と思います。

評者:スタッフ・坂本
(2012/12/4 UPDATE)

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