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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/3/30)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■口上はシンプルに「お客さんに喜んでもらえる相撲を」大関昇進を果たした鶴竜!
■AKB48からの卒業を発表した前田敦子!
■開幕戦で技ありの4安打1打点、今年もマリナーズの看板・イチロー!
■不調のガンバを救うべく立ち上がった“ミスターガンバ”松波正信監督!


facebookページでの皆さんの投票はイチローが1位でしたが、
今週、中西さんが注目したのはこの方!


新大関・鶴竜!

3月28日、日本相撲協会は臨時理事会を開いて、関脇・鶴竜の大関昇進を正式に決めました。
大相撲春場所で13勝2敗。惜しくも優勝は逃したものの、横綱昇進を狙っていた大関の把瑠都を破るなど
4大関を退け、さらに9日目には、先場所に続いて横綱の白鵬も破りました。
これで直前の3場所の勝ち星が、大関昇進の目安となる33勝となった鶴竜。
小兵ながら、引き技に頼らない正々堂々とした相撲が認められたと言われています。


モンゴル出身の鶴竜は、テレビで観た大相撲に憧れ
相撲協会に決意文を送って弟子入りを志願し、2001年の11月に初土俵。
16歳で入門したときは体重が65キロしかなかったそうです。そして、その後もなかなか体重が増えず
スタミナ不足も重なって白星が先行せずに、十両に昇進したのは初土俵から4年後でした。
大関昇進まで「62場所」というのは、外国人力士の中では一番遅い昇進だそうです。
鶴竜は現在、地道な稽古と身体作りで体重は148キロまで増え
27場所勝てなかった横綱に、今年になって2連勝しています。中西さんは
「今場所の優勝決定戦で、土俵際ぎりぎりまで行って盛り返したあの“粘り腰”、まさに時間をかけて
 “心”と“体”を磨いてきた心がけが、ようやく花開いた大関昇進でしたね。」とおっしゃっていました。


そんな鶴竜、大関昇進の伝達式の口上は
「お客様に喜んでもらえるような相撲が取れるよう努力します。」というものでした。
口上に“お客様”という言葉を述べたのは鶴竜が初めてなのだそうで、中西さんは
「大相撲は最近お客さんが減ってきていますし、やっぱりお客さんを意識した相撲を取ることは
 非常に大事だと思います。鶴竜にはぜひとも、最後まであきらめない
 お客さんに喜んでもらえるような相撲を取ってもらいたいですね。」とエール。



今週の「ウィークリーパーソン」は、新大関に昇進した鶴竜に注目しました。