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今のうちに観ておきたいおすすめ無声映画トップ3(2012/3/6)

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火曜日は、「ビジネストレンド」。


先日授賞式が行われた、アメリカ・アカデミー賞で
作品賞を含む5部門を受賞した映画『アーティスト』
白黒の無声映画ということも大きな話題となりました。
これはもしかすると、白黒の無声映画が再び脚光を浴びることになるかも…
というわけで、今日ご紹介するランキングはこちら!
『今のうちに観ておきたいおすすめ無声映画トップ3』
話題のスポット、代官山蔦屋書店のシネマコンシェルジュ・上村さんに選んで頂きました。



第3位【裁かるゝジャンヌ】

1927年のフランス映画で、フランスの国民的英雄・ジャンヌ・ダルクを描いた作品。
ジャンヌ・ダルクの鬼気迫る演技は、無声映画であることを忘れるほどです。
ちなみに、巨匠・ジャン=リュック・ゴダールの作品には、
この『裁かるゝジャンヌ』の映像が登場する、というトリビアもあります。


第2位【戦艦ポチョムキン】

1925年のソビエト映画。帝政ロシア時代に実際に起きた、戦艦の乗組員による反乱をモデルにした
群像劇で、現在の映画では当たり前になった“モンタージュ”という映像編集の方法を確立した映画。
実はあの名作『アンタッチャブル』の、階段から乳母車が落ちる有名なシーンは
この映画へのオマージュなのだとか。


第1位【イントレランス】

1916年のアメリカ映画。2時間40分という超大作で、古代バビロン、キリストの処刑など
4つの異なる時代の異なる物語が同時進行で進むという、1916年に作られたとは思えないストーリー。
上村コンシェルジュは「映画史に残る超大作、傑作中の傑作」と大推薦しています。



以上、代官山蔦屋書店のシネマコンシェルジュが選んだ「おすすめ無声映画」トップ3でした。
その他、上村コンシェルジュが無声映画の入門編としておすすめしてくださったのが
“チャップリン”“バスター・キートン”“ハロルド・ロイド”この3人の喜劇俳優の映画は
音の出ない映画で、いかに観客を笑わせるか、表現の原点がそこにある…とのこと。
また、上村さんは「白黒映画や無声映画には、映画が生まれたばかりの頃の熱気があります。
そして、映画というものがとても自由な表現方法であることにも気付かされます。」
ともおっしゃっていました。


ちなみに、代官山蔦屋書店でも近々「白黒・無声映画特集」の棚を作る予定だということです。
こちらも楽しみですね。


今朝は『今のうちに観ておきたいおすすめ無声映画トップ3』をご紹介しました。