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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/1/11)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■全国高校ラグビーで通算5度目の優勝を果たした大阪代表・常翔学園!

■史上初めて4年連続でFIFAのバロンドールを受賞した、スペイン・バルセロナのリオネル・メッシ!

■8日、66歳の誕生日に10年ぶりの新曲をリリース。チャート1位を獲得したデビッド・ボウイ!

■MLBジャイアンツとマイナー契約!開幕メジャーを目指す職人・田中賢介!

facebookページでの皆さんの投票は、メッシがダントツで1位でしたが
今週、中西さんが注目したのは…



田中賢介!

2000年のプロ入りから日本ハム一筋で実績を重ねてきた田中賢介選手が、海外FA権を行使し
9日にサンフランシスコ・ジャイアンツと「マイナー契約」で合意したことが明らかになりました。
堅い守備と巧みなバットコントロール、バントなどチーム打撃もこなすプレーヤーとして
複数の球団からオファーを受けていましたが、最終的に早くから獲得を打診していた
サンフランシスコ・ジャイアンツへの入団を決断しました。
田中選手は招待選手としてメジャーのキャンプに参加することになっていて、
オープン戦で結果を残し、開幕メジャー枠の25人を目指します。


日本ハムとは、2010年に総額7億5千万円プラス出来高払いの3年契約を結んでいましたが
このときすでに「メジャーを目指す場合は契約を解除できる」という条項を結んでいたそうで
メジャーへの強いあこがれを持っていたことが伺えます。
しかし、実績があり、不動のレギュラーの座をつかんでいたこれまでの環境をすべてリセットしての
メジャーへの挑戦で、しかもマイナー契約からのスタート。これは勇気のいる決断だったことでしょう。


高校は東福岡高校で、横浜高校出身の松坂投手とは甲子園で対戦している世代です。
打撃センスを買われドラフト2位で日本ハムに入団しましたが、なかなか1軍に定着できずにいました。
ブレイクしたのは2006年。シーズン途中に2番打者としてレギュラーに定着後、初の規定打席到達を果たし
打率3割・21盗塁、さらにリーグ最多となる34犠打を達成。日本シリーズでも最多記録に並ぶ
6犠打を記録して日本一に貢献し、ゴールデングラブ賞とベストナインも受賞しました。


田中選手は、先日アスレチックスへの入団を発表した中島選手と同様、日本人選手の成功例が少ない内野手。
しかも、長年人工芝の札幌ドームをホームとしてきた選手だけに、メジャーの天然芝での守備で
苦しむ場面があるかもしれません。しかし、練習に練習を重ねて5回もゴールデングラブ賞を獲る選手に
なったわけですから、今回もきっと克服してくれるでしょう。しかも、パワー偏向のアメリカン・リーグよりも
ケース・バッティングを良しとするナショナル・リーグ、それも「スモール・ベースボール」を信条とする
ボウチー監督の率いるジャイアンツということで、期待は高まります。
田中賢介選手、31歳の新たな挑戦に注目しましょう!


今週の「ウィークリーパーソン」は、MLBサンフランシスコ・ジャイアンツへFA移籍した
田中賢介選手に注目しました。