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テニス・全仏男子シングルスにおける優勝回数ランキング(2013/6/10)

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月曜日は「スポーツ」。


今日は、昨日決勝が行われたテニスの
全仏オープンに関するランキングをご紹介します。



第3位【 アンリ・コシェ 】【 ルネ・ラコステ 】【 イワン・レンドル 】
【 マッツ・ビランデル 】【 グスタボ・クエルテン 】…3回

第2位【 ビヨン・ボルグ 】…6回

第1位【 ラファエル・ナダル 】…8回


こちらはテニスの全仏オープン、国際大会となった1925年以降の
男子シングルスにおける優勝回数ランキングです。3位に入ったアンリ・コシェ選手
ポロシャツで有名なラコステ選手はいずれも1920年代に活躍した選手です。
レンドル選手とビランデル選手は1980年代、クエルテン選手は2000年代初頭に
打ち立てた記録です。また、2位のボルグ選手は1970年代の全仏オープンを席巻しました。
そしていま、ローラン・ギャロスの主役の位置に居続けているのが
本日のランキング1位、スペインのラファエル・ナダル選手です。


昨日行われた決勝は、31歳で初めて決勝に臨んだ世界ランキング5位の
ダビド・フェレール選手と、世界ランキング4位で前人未到となる2度目の4連覇
計8度目の全仏優勝に王手をかけたナダル選手のスペイン勢同士の対決となりました。
中西さんはこの決勝戦について「いまのこのナダルの強さは“異次元の強さ”だと
僕は思うんですよ。全仏では2度目の4連覇ということで…4連覇して、1回負けて
また4連覇ですよ!59勝1敗って…試合を60回やって1回しか負けていないって、
どんだけ強いんですか??僕も試合観ていましたけれど、本当に異次元の強さでした。」
と、ナダルのクレーコートでの抜群の強さを興奮気味に話してらっしゃいました。


改めてご紹介しますと、全仏オープンはテニスのグランドスラム(4大国際大会)の
ひとつで、全豪・全米がハードコート、全英(ウィンブルドン)が芝のコートで
行われるのに対し、全仏はクレー(赤土)のコートで行われます。会場となる
ローランギャロスの土は、粘土を焼き固めたものを粉状にした人工のもので
このため足元は芝に比べ非常に滑りやすく、さらに固いためボールもよく跳ねます。
「赤土には“気まぐれ”という悪魔が潜んでいる」という言い方もされるほどで
それ故に「全仏には強い」というスペシャリストが育ちやすくなります。
現在優勝回数を更新中のナダル選手は、その代表格といえるでしょう。


そして今大会の話題としては、錦織圭選手が日本人勢として75年ぶりに
4回戦に進出しました。残念ながらナダル選手にその先を阻まれてしまいましたが
大会終了後の世界ランキングは13位と、自己最高ランクを更新しています。


そしてもうひとり、国枝慎吾選手の活躍も見事でした。車椅子男子シングルスでは
惜しくも3年ぶりの優勝は逃しましたが、その決勝の相手となったフランスのウデ選手と
組んで戦ったダブルスでは、見事4連覇を果たしています。


2週間後の6月24日からは、ウィンブルドンで全英オープンが始まります。
こちらも錦織選手や国枝選手をはじめとする日本人選手の活躍に期待しましょう!


今日は『テニス・全仏男子シングルスにおける優勝回数ランキング』をご紹介しました。