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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/11/7)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■ホークスを日本一に導き、3度目の正力松太郎賞を受賞した、秋山幸二前監督
■今季2位を確定させ、初めてのJ1昇格を決めた、松本山雅
■ゆるキャラグランプリで悲願の優勝を果たした群馬県の「ぐんまちゃん」
■日本男子最高の世界ランク5位&アジア男子で初めてのATPツアーファイナル出場を決めた、錦織圭



facebookページでの皆さんの投票では1位 松本山雅、2位 錦織圭となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちらです。



J1昇格を決めた、松本山雅



1日の第39節、福岡戦に2対1で勝って、2位が確定、チーム初のJ1昇格を決めました松本山雅。
代表クラスのプレーヤーがいるわけではありませんが、ボールを奪ったら一気に攻め込み、走力で勝つスタイル
というのは、本当に見ていて清々しいものがありますね。

新潟、湘南に続いて、3チーム目のJ1昇格となった3年目の反町監督は、
「ウチのような戦力で他のチームと同じことをしても勝てない。
走力や切替の速さ、ゴールへの推進力で勝負してきた。日本で一番苦しい練習やってますから」と、
チームの力について語っています。
本当に反町監督は、チームを昇格させる素晴らしい手腕を持っていますよね。

実直なチーム作りを進めた結果、地域のファンもどんどん増えて、今季の1試合平均入場者数は、なんと!
J2最多の12147人。これはすべてのJ2のチームに学んで欲しいところがありますが、本当に素晴らしい
サポーターなんですよね。アルウィン(松本平広域公園総合球技場)という、松本山雅のホームも素晴らしい
んですが、普通はゴール裏だけにサポーターがいるんですよ。アルウィンでは、相手のゴールの近くまで全部が
サポーターで。あの雰囲気っていうのは、J2では日本屈指といっていいレベルだと思いますよ。
素晴らしいサポーター!

そんな松本山雅ですが、この快挙を語るうえで外せないのが、いまは亡き松田直樹ですね・・・。
今頃、聞いていると思いますけどね。
2011年、J1昇格の夢なかばで、練習中に急逝した松田直樹。
マリノス時代のチームメイトでしかも地元松本出身の田中隼麿は、その遺志を継いで、名古屋から移籍。
今季、田中の活躍が大きかったんじゃないかとチームメイトも実際言っていました。名古屋にいるとき、
僕は19歳のときから実際に彼とご飯を食べたりしているのですが、彼にははっきり言って他のチームに行く
選択肢もあったわけですよ。金銭的に言うとぜんぜん条件がいいチームもあったんですが、
「哲生さんどうですかね」「それは松本だろう」という話があって。
「直樹だって絶対いい。しかも3番背負って。やろうぜ!」みたいな話をしたんですよね。で、実際に彼は
ちゃんと松本を選んで。今季、昇格を決めたあとは試合に出ていないんですが。膝のケガがあるわけですけど。
それについても誰にも何も言わないでずっと、彼はここまで黙ってやってきたんです。
本当に松田直樹も、田中隼麿も、ステキなヤツですよ。
来季の松本山雅に期待したいと思います。

松本山雅なんですが、僕はあのスタジアムだったら、今のJ1のチームでも充分勝てる可能性はあると思うんです
よね。このあいだ湘南の会長の方と話をしていたんですけど、「我々はJ1まだ19位ですから」という話を
していたんですよ。まさにその感覚を持つのが大事だと思いますね。J1の20位という感覚で戦えば、松本山雅は
いいプレイができると思いますし、とにかく走り勝つ、足りないものを気持ちとサポーターで補うチームに
なって欲しいと思います。



今週の「ウィークリーパーソン」は、今季2位を確定させ、初めてのJ1昇格を決めた、松本山雅に注目しました。