ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

鹿島大健闘!(2016/12/19)

カテゴリー:1110
null

月曜日は「スポーツ」


まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!



第3位【 バドミントン タカマツペアがファイナル準優勝 】

第2位【 水泳 萩野公介が来春からプロ転向 】

第1位【 サッカー クラブワールドカップ決勝戦 】


きのう、世界一のサッカークラブを決める「FIFA クラブワールドカップ」の決勝戦が行われました。Jリーグチャンピオン・鹿島アントラーズがヨーロッパチャンピオン・レアルマドリードを相手に大健闘しましたが、結果は残念ながら2-4でレアルが勝利し、2年ぶり5度目となる世界一となりました。番組ではこの試合を中西さんが振り返りました。



いや本当に、歴史が動くかと思う瞬間が何度かあった試合でした。鹿島アントラーズの選手たちが素晴らしかったのは、レアルマドリードの選手たちを全く恐れていなかったところですね。今回は日本で行われた大会で、アジアチャンピオンではなく、Jリーグチャンピオンとして出場していた、というのもありますけれど、それを外したとしても素晴らしい戦いだったと言って良いと思います。Jリーグが始まって25年くらい経っていますけれど、Jリーグが“日本代表を強くする”という目的で作られている以上、日本のサッカーが進化した、ということは昨日示せたと思いますね。


ただひとつ残念だったのが、後半の終了間際のところですよね。あそこでセルヒオ・ラモスにイエローカードがもう一枚出て退場になっていたら、延長はどうなるか分からなかった状況ですし、試合終了間際でもゴールが決められそうな場面はありましたから。そういう意味では、勝負に関しては少し残念な場面もありましたけれど。


日本人選手の中で目立っていたのはもちろん、柴崎岳選手、そして昌子源選手。ディフェンスラインの選手なんですが、彼も素晴らしかったですよね。彼らふたりは今後、代表チームでも活躍して欲しいな、と個人的には思います。柴崎岳選手のメンタリティーは、今後日本人選手が持つべきメンタリティーの大きな手本になると思うんです。昨日も「通用した部分がフォーカスされると思うけれど、課題はまだまだたくさんある。また挑戦できるように頑張りたい。」とコメントしていて、一点目を取ったときも、ほとんど喜んでいませんでしたからね。つまりどういうことかというと「勝つためにやっているので、同点に追いついたところで喜んでいる場合じゃない」ということだと思います。二点目を取ったところで少し笑顔を見せていましたが、こちら二点目は相手の選手もビックリするくらい素晴らしいゴールだったので、たぶんそのゴールの素晴らしさに純粋に笑顔が出たのだと思います。


今回の試合で「どんな相手に対しても恐れずに勝ちにいく」ということを鹿島の選手は示してくれたと思います。絶対に勝てないと思ってしまったら、それは絶対に勝てませんし、勝てる!と思えば勝てるチャンスはある、と示した戦いだったと思います。
クラブワールドカップはこのあと、来年と再来年はUAEで開催され、そのあとはもしかしたら、日本には戻ってこないかもしれないと言われています。日本のクラブとしては今後、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)でしっかり勝ってこの大会に出ていって、日本じゃない場所で行われるクラブワールドカップで、再び決勝進出を目指して欲しいと思います。


今日は「FIFA クラブワールドカップ」決勝戦についてご紹介しました。