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暑い日にはちょっと怖い海外ドラマをどうぞ!(2017/8/3)

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木曜日は、「カルチャー」。


アメリカのテレビドラマ「ツイン・ピークス」25年ぶりの新シリーズがスタートしました。ファンの方は毎週、放送が待ち遠しいでしょう。
真夏の冷房で冷えた部屋で、サスペンスやホラーといった背筋が寒くなる映画やドラマを観るのは楽しいですよね!そこで、今日は【 この夏オススメのちょっと怖い海外ドラマ ベスト3 】をご紹介します。
セレクションとコメントは、星海社新書から『「今」こそ見るべき海外ドラマ』を出版している、海外ドラマ評論家の池田敏さんです。



第3位 『 MR.ROBOT / ミスター・ロボット 』

このドラマは2015年から全米放送されていまして、アメリカのニューヨークが舞台のサスペンスなんですが、主人公の青年・エリオットは天才ハッカー。彼は、政治家など今のアメリカ社会を非常に憎んでいます。そんな彼に“ミスター・ロボット”と名乗る謎の男が近づいてきて、生活が一変してしまうのです。ミスター・ロボットはなんと、巨大企業にサイバー攻撃を仕掛けて、社会をひっくり返そうと持ちかけてくるのです。
このドラマは本国でもかなり型破りだと評判になっていまして、実在する企業名が出てきたり、あとは世界中の政治家の写真なども画面にバンバン出てくるのです。これ、実際にこんな事あるのでは?と思ってしまう、イヤーな、こわーい感じのドラマですね。ちょうどシーズン3が始まったばかりなので、また注目を集めそうです。



第2位 『 ゲーム・オブ・スローンズ 』

このドラマは2011年から放送されていまして、現在アメリカではシーズン7が放送中。日本ではスターチャンネルで放送されています。このドラマは、中世ヨーロッパに似た雰囲気のある架空の7つの王国が、それぞれ権力を巡るというドラマで、この権力の頂点が「玉座」というのですが、これが“スローン”なのです。例えば、政略結婚させられた王女がいたり、過去に争った家族が再び当時の因縁を振り返ったりと、非常に複雑な人間関係が展開するドラマです。で、これはファンタジーなので、ドラゴンなどのモンスターも登場するのですが、何と言ってもこのドラマの一番の名物は、どんなに重要な登場人物でも、いきなり死んでしまうことが非常に多いのです。
ただ、その死ぬ人たちには共通項があって、大抵は権力にしがみつこうとした者という…だから、偉くなると死んでしまうという、これもなかなか怖いドラマですね。モンスターもたくさん出てきて大暴れしたりするのですが、実は人間の方が怖いドラマなのでは?と思います。



第1位 『 ウォーキング・デッド 』

このドラマは2010年からアメリカで放送されているのですが、今年の10月からシーズン8が始まり、その第1話が100エピソード目というロングランヒット中の作品です。また、日本でも一部のタレントさんの間で人気があったりして、ご存知の方も多いかと思います。このドラマはまず、人間を襲う死体=ゾンビが大量に現れ、文明が崩壊してしまった世界が舞台です。そこで生き延びた生存者たちが安住の地を探すというパニックホラー。
やはりゾンビがたくさん登場するのですが、最近のゾンビ映画というと、ゾンビの動きがやたら速く攻撃的で、それで迫力があるというものが多いのですが、このドラマに出てくる“ウォーカー”というゾンビたちは動きが遅いのです。そして、いきなり現れる!人間の傍らにいきなり現れるので、そこが非常に怖いと思います。また、ストーリーが進むうちに生存者グループ同士の戦いも始まってきて、グループもどんどん増えて戦争みたいになっていきます。これもやはり、実はゾンビよりも生きている人間の方が怖いのでは?という、二重のスリルが味わえる作品となっています。



以上、海外ドラマ評論家の池田敏さんがオススメする【 ちょっと怖い海外ドラマ 】をご紹介しました。