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マスターズ・トーナメントでの優勝回数トップ3(2013/4/15)

カテゴリー:1110
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月曜日は、「スポーツ」。


今日は“ゴルフの祭典”マスターズに関する
ランキングをご紹介します。


第3位【 ジミー・デマレー 】【 サム・スニード 】【 ゲーリー・プレーヤー 】
【 ニック・ファルド 】【 フィル・ミケルソン 】…3回

第2位【 アーノルド・パーマー 】【 タイガー・ウッズ 】…4回

第1位【 ジャック・ニクラウス 】…6回


こちらはゴルフの祭典、マスターズ・トーナメントでの優勝回数トップ3です。
“帝王”ジャック・ニクラウスがひとつ抜きんでてのトップでした。


今年で77回目となるマスターズ。会場はおなじみアメリカ・ジョージア州にある
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。コースの傍らには、優勝回数6回を誇る
ジャック・ニクラウスの銅像もあります。


今回のマスターズでの注目選手のひとりは、やはりタイガー・ウッズ選手でした。
スキャンダルやケガによって、しばらく表舞台に登場してこなかったタイガー・ウッズですが
今季はすでに3勝を挙げ、2年半ぶりに世界ランキングトップの座に返り咲いています。
今回は2005年以来、5度目となる優勝をすることが出来るか注目されていましたが
2日目には2罰打を与えられるなど波乱含みの展開となり、最終結果は通算5アンダーの4位でした。


そして日本からは今回、ふたりの選手が出場しました。5年連続での参戦となる石川遼選手と
昨年の国内ツアー賞金王で、一昨年以来2度目となる藤田寛之選手。右肋骨のケガが心配されていた
藤田選手は残念ながら予選落ち。石川選手は最終日56位でスタートし、7バーディー
1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4オーバーの292で38位となりました。


最後に全体を見てみましょう。最終日、首位タイでスタートしたブラント・スネデカー
アンヘル・カブレラはいずれも最終組。ちなみにアンヘル・カブレラは2009年のマスターズを
制しており、更にここ22大会のマスターズのうち、19もの大会で最終組から優勝者が出ています。
しかし今年は、首位に1打差の3位で最終日をスタートしたアダム・スコットが、
通算9アンダーの279で並んだアンヘル・カブレラをプレーオフ2ホール目で下し、
オーストラリア人として初めてマスターズを制しました。


優勝者だけに与えられるグリーンジャケット。
来年そのジャケットに袖を通すのは誰になるでしょう?


今日は『マスターズ・トーナメントでの優勝回数トップ3』をご紹介しました。


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/4/12)

カテゴリー:1114

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする
「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■自身の記録を塗り替え、47歳7ヶ月でセ・リーグ最年長先発勝利を記録した、中日、山本昌!

■開幕1週間でクローザーの座を射止めた、MLBシカゴ・カブス、藤川球児!

■ブンデスリーガ史上最速で優勝を決めたサッカー、バイエルン・ミュンヘン!

■開幕2連勝を飾ったルーキー!和製ライアンこと、ヤクルト、小川泰弘!

facebookページでの皆さんの投票では、ダントツですね!
山本昌投手となっていますが、今週、中西哲生が注目したのも…


山本昌!

プロ30年目、球界最年長、47歳7ヶ月の山本昌投手。
9日、ナゴヤドームで行われたヤクルト戦に先発して、自らの持つセ・リーグ最年長登板記録を更新。
これだけでも立派だと思うんですが、ヤクルト打線6回を1安打無失点です。
すばらしいピッチングで勝利投手に。
自身の最年長先発勝利のプロ野球記録も更新しました。47歳7ヶ月です!
しかもこの勝利は、中日の連敗を3で止めた貴重な勝利でもありました。
高木守道監督が「今日はマサしかいないでしょう!」と語るのも、当然のピッチングだったと思います。


順調なスタートを切った山本昌投手ですが、今シーズンはここまでアクシデント続きだったんですよね。
2月の沖縄キャンプでは、食あたりで救急車で病院に運ばれ、
それが治まったかと思うと、今度はインフルエンザに感染。
さすがの大ベテランも、これで調整不足ということで、開幕ローテーション入りは逃し、
この日ようやく1軍に登録されたばかりでした。
チームは連敗中でしたが、山本昌投手の初登板に、チームはもちろん、
スタンドのファンも一つになって戦ったような試合に、
彼の人望の厚さを感じた方も多かったと思います。
今季初勝利を挙げた山本昌投手は、試合後、照れくさそうな表情で、
「こうなるとは予想していなかった。すんなり最初から勝てたのでうれしい。」と話していました。


僕も名古屋に住んでいる時に、山本昌投手と会ったこともありますし、
新幹線のホームでたまに会いますけど、本当に体は大きいんですけどね。
しっかりこの年齢まで体をケアしながらやってきたことで、
身体的な力もうまく長く生かせているのかなと思います。
僕の3つ上です。でもまだまだバリバリの現役!
これからもますます同世代たちを勇気づけてほしいと思います。
昌さん、これからもがんばってください!

2013年本屋大賞 トップ5(2013/4/11)

カテゴリー:1113
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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、全国の書店員が投票で
「いちばん売りたい本」を選ぶ、毎年恒例
『2013年本屋大賞』の投票ランキング
上位5作品をご紹介します。



第5位『 ふくわらい 』西加奈子(朝日新聞出版)

第4位『 きみはいい子 』中脇初枝(ポプラ社)

第3位『 楽園のカンヴァス 』原田マハ(新潮社)

第2位『 64 』横山秀夫(文藝春秋)

第1位『 海賊とよばれた男 』百田尚樹(講談社)

以上、2013年本屋大賞の受賞作上位5作品でした。


そして今日は、みごと『2013年本屋大賞』で大賞を受賞した
『海賊とよばれた男』の著者、百田尚樹さんをスタジオにお招きしました。


中西:今回はおめでとうございます!多くの文学賞は批評家や先輩作家が作品を選びますが
「本屋大賞」は書店員さんの投票で決まるものですよね。この受賞に関してはいかがですか?


百田:いやもう、本当に嬉しいです。ニュースなんかでも「直木賞より嬉しい」という
私の言葉が連日報道されていて、ちょっと恥ずかしいんですけれど…。でも、書店員の皆さんは
実際に読者の顔を見ているわけで、一番読者に近い立場の方々から選んでもらえたというのは
本当に嬉しいですね。

中西:今回の『海賊とよばれた男』は、石油会社「出光興産」の創業者・出光佐三氏が
モデルの歴史経済小説ですが、どうしてこれを書こうと思ったんですか?


百田:この物語のクライマックスに出てくる、昭和28年に起こった『日章丸事件』
についてたまたま知り合いから教えてもらう機会があって、それについて色々調べて
書いたのがこの作品なんです。

中西:僕はこの本を読んで、日本人の“誇り”や“自信”について改めて考えたんですが
この作品は百田さんにとってどういう作品なんでしょう?


百田:『日章丸事件』について調べていく中で、“出光佐三”という人物を知るにつれ
「これは今書かねば」と思ったんですよ。ここ十数年、バブルの崩壊、リーマンショック…と
日本経済はずっと右肩下がりで、さらに東日本大震災もあって、日本全体が自信を失っている様な
状態でしたが、彼は60歳のときに戦争で、一代で築き上げた会社資産を全て失っているんですよ。
それでも社員を誰ひとりクビにすることなく会社を再生させていって、日本の復興のために
力を尽くすんです。彼のこの生き方を今の日本人に知ってもらいたい、という思いで書きました。

中西:僕はこの主人公の“何からも逃げない”という姿勢がとても勉強になりました。


百田:そうですか!ありがとうございます。この主人公は95歳まで生きるんですが
生涯ほとんど、戦いの連続ですよね。生涯一度も逃げずに戦い続けた。彼は自分の人生を振り返って
「本当に苦しかった。死ななければこの苦しさから逃れられないのか?」と述懐しているんですが
それでも彼は戦い続けたんですよね。

中西:日本人が戦い続けるために必要なことは何だとお考えですか?


百田:そうですね…個人的に難しい話もあるとは思いますが、逃げたりしたくないですね。
僕らは、僕らの父親や祖父の世代が敗戦後に何もないところから築き上げた豊かさの上に
のっかっているわけで、その上にあぐらをかいて、それを頬張るだけではダメだと思いますね。
僕らはその豊かさを子供たち、孫たち、さらにその先の世代まで残していかなければなりませんよね。

中西:我々が未来の子供たちに何を残せるか、というのも課題ですよね。


百田:そうですね。私はいま57歳なんですが、これまでは自分のことだけだったんですけれど
これからは何か…なにか役に立つ生き方をしたいな、と思うようになりましたね。

中西:そうですよね。今朝は朝早くからありがとうございました。


百田さんが“いま書かなければならない”と思った作品『海賊とよばれた男』
ぜひ皆さんも書店で手に取ってみてください。今日は『2013年本屋大賞 トップ5』と
大賞受賞作『海賊とよばれた男』の著者、百田尚樹さんのインタビューをご紹介しました。


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