ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

F1で日本人ドライバーが獲得した累計ポイント トップ3(2012/10/8)

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月曜日は、「スポーツ」。


今日は自動車レースの最高峰、F1(フォーミュラ・ワン)で
日本人ドライバーが獲得した入賞ポイントの
累計ランキングトップ3をご紹介します。


第3位【 中嶋悟 】10ポイント

第2位【 佐藤琢磨 】44ポイント

第1位【 小林可夢偉 】115ポイント


F1の世界を経験したことのある日本人ドライバーは、これまで20人を数えますが
ただひとりの現役日本人ドライバー、小林可夢偉選手が2位の佐藤琢磨選手に
ダブルスコア以上の差をつけてトップとなりました。


その小林可夢偉選手、F1挑戦4年目にして初の表彰台を地元・日本グランプリで獲得しました。
おとといの予選では4位だったものの、3位のジェイソン・バトンがマシンの調整のために降格。
決勝は3番グリッド、つまり前から3番目の位置からのスタートでした。
ちなみにこの3番グリッドというのは、日本グランプリにおける日本人ドライバーの最高位となります。


そして昨日の決勝はスタートも上々でした。1周目、最初のコーナーで2位にランクアップ。
その後はクラッシュによりペースカーが入るなど、レースはやや荒れ気味でしたが
終始上位をキープする安定した走りで、最終的に自己最高記録を更新する3位でのゴールとなりました。
日本人最高位となる3位というポジションは、鈴木亜久里選手、佐藤琢磨選手に次いで3人目。
そして鈴鹿での3位入賞は、1990年の鈴木亜久里選手以来22年ぶり、2度目のこととなります。


2009年にF1の世界にデビューした小林可夢偉選手。これまで55回レースに出場して
そのうち25回のレースでポイントがつく入賞を果たしています。果敢なオーバーテイクなど
アグレッシブなドライビングがたびたび話題になりますが、堅実にレースを運ぶ冷静さも備えています。
現在26歳の小林可夢偉選手、F1ドライバーとしてはまだ若手の部類に入りますので
今後さらに日本人ドライバーとしての記録更新が期待されます。しかし、所属するザウバーとの
契約が今年で終了となり、来年の去就についてはまだ明らかにされていません。
今週末には早くも次のレース、韓国グランプリが開催されます。今シーズンの残り5戦、
小林選手には良い走りを見せてアピールして欲しいところですね。
中西さんも「優勝する姿を見たいですね。テニスの錦織圭選手やゴルフのメジャータイトルも
そうなんですけれど、このF1も日本人ドライバーが優勝するところを見たいですね。」
とおっしゃっていました。小林選手のさらなる活躍に期待しましょう。


今日は『F1で日本人ドライバーが獲得した累計ポイント トップ3』をご紹介しました。


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/10/5)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■世界大会13連続金メダルでカレリン超え!世界選手権制覇のレスリング・吉田沙保里!
■就任一年目でチームをリーグ優勝に導いた、北海道日本ハム・栗山英樹監督!
■ニューヨーク・ヤンキースの地区優勝に大きく貢献!黒田&イチローの日本人コンビ!
■ベストジーニストを去年に続いて受賞した、嵐・相葉雅紀&女優・黒木メイサ!


facebookページでの皆さんの投票は1位が吉田沙保里選手、2位が栗山英樹監督でしたが
今週、中西さんが注目したのは…



北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督!

今週の火曜日、栗山英樹新監督率いる北海道日本ハムファイターズが
3年ぶり6度目のリーグ優勝を果たしました。
この日、優勝マジック1を残して試合のなかったファイターズですが、2位・西武の敗戦で
チームの優勝が決まると、約1万5千人のファンと共に結果を待っていた札幌ドームでは
選手が歓喜の輪を作り、栗山監督は計11回、高々と宙に舞いました。


優勝したファイターズですが、シーズン前の評判は決して高くありませんでした。
現役を退いてから21年の栗山監督は、これまでコーチの経験もなく、その指導力が疑問視されていましたし
昨年18勝を挙げた絶対的エース、ダルビッシュのメジャー移籍に伴う戦力ダウン。
同じく昨年の先発の軸で、14勝を挙げていたケッペルの肩の故障による開幕早々の離脱。
そんな厳しい状況の中で光ったのが、若手や好調な選手を積極的に起用する栗山監督の采配でした。


まず、開幕投手にはプロ2年目の斎藤優希投手を抜擢。斉藤投手はこの試合
西武のエース・涌井投手に投げ勝ち、開幕戦勝利を挙げました。
そして、プロ6年目でこれまであまりよい成績を残せていなかった吉川光夫投手の
150キロを超える速球に目をつけ、先発3番手に起用。吉川投手を
「今年ダメだったらユニフォームを脱がすぞ!」と激励し、奮い立たせていたそうです。
それが功を奏し、吉川投手はリーグ2位となる14勝を挙げ、防御率でも1.71とリーグトップの成績。
また、シーズンを通してどんなに調子の悪いときでも、中田翔選手を4番で起用し
中田選手は打率こそ2割3分台と低いものの、チャンスで打つ勝負強さを身に付けました。


栗山監督はシーズン中、“負けることへの恐怖”に耐える毎日で、胃薬が手放せなかったそうです。
栗山監督と約10年間一緒に仕事をしてきた中西さんは「僕は栗山監督から、選手の言葉を引き出す力を
学びましたね。栗山さんは以から“インタビュアーとしては空気の様な存在になれ”と
おっしゃっていたんですけれど、監督になってからも選手やコーチ陣の力を最大限引き出すために
自分はあえて何もしない…とおっしゃっていたんです。僕は就任一年目でいきなりこのような
結果を残せるということは、そのような配慮もあったのかなと思うんですよね。」とおっしゃっていました。


“毎日が決勝戦”を合言葉に、見事リーグ優勝を決めた栗山監督。本当におめでとうございます!
今週の「ウィークリーパーソン」は、就任一年目で日本ハムをリーグ優勝に導いた
栗山英樹監督に注目しました。


史上最高のコンサート映画 ベスト3(2012/10/4)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、イギリスの映画雑誌[トータル・フィルム]が発表した
『史上最高のコンサート映画50本』のベスト3を
ピーター・バラカンさんの解説とともにご紹介します。



第3位『ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター』(1971年)

1969年の全米ツアーを追ったドキュメンタリー映画。最後の会場となった
カリフォルニア・オルタモントで起きた、ヘルスエンジェルによる黒人少年刺殺事件の
ショットも織り込まれ、この時代が持っていた混沌と頽廃の空気が収められています。
ピーターさんはこの映画について「この作品は、ローリング・ストーンズの
オルタモンドのコンサートまでのレコーディングやツアーのシーンなどが入るんですけれど、
その過程を計画なしにずっと追っているので、かなりスリルのあるドキュメンタリーで
とっても良くできた映画です。」とおっしゃっていました。


第2位『ザ・バンド/ラスト・ワルツ』(1978年)

ザ・バンドが1976年11月25日に行ったコンサートをマーティン・スコセッシがフイルムに収めた作品。
“ドキュメンタリー”ですが、300ページもある台本と事前の入念なリハーサルに基づいて
行われたステージだったそうです。さすがマーティン・スコセッシ。
ピーターさんは「ザ・バンドのメンバーは、最初はロニー・ホーキンスやボブ・ディランの
バックバンドを務めて、そこからザ・バンドとしての活動をスタートさせているのですが、
そのバックバンド時代の話を振り返るインタビューも収められていて、その当時のことを
かなり赤裸々に話しています。それがちょっとジャーナリスティックな感じもするので、
評価の高さはそれに関係しているんじゃないかな。」とおっしゃっていました。


第1位『ストップ・メイキング・センス』(1984年)

ニューヨーク出身のインテリジェンスなニューウェイヴ・バンド、トーキング・ヘッズ。
いち早くアフリカのリズムを取り入れ、音楽シーンの新しい境地を切り開いたバンドが
その頂点を極めた時期のライブ映画。映し出されるのは、ひたすら歌い踊るデヴィッド・バーンの姿。
この作品についてピーターさんは「コンサート映画の一番素晴らしいもの…と言って
すぐにこの作品を連想しました。監督はジョナサン・デミですが、アート・ディレクターは
デヴィッド・バーンが自身で、全てを白と黒とグレーでまとめたコンサート映画です。
最初はステージ上にひとりだけで演奏が始まり、ミュージシャンがひとり、またひとりと
登場してきて、徐々に演奏が膨らんでいく…という演出だとか、あとは照明が全部白、
楽器は全部が黒、と徹底的に白・黒・グレーでまとめたそのセンスの面白さなど
全てを含めて、ひとつのコンサート映画の極致だと思いますね。」とおっしゃっていました。



ちなみに4位から10位までは次の通りです。


第4位『ウッドストック』(1970年)

第5位『ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国』(2006年)

第6位『ドント・ルック・バック/ボブ・ディラン』(1967年)

第7位『Meeting People is Easy/レディオヘッド』(1998年)

第8位『モンタレー・ポップ・フェスティバル'67』(1967年)

第9位『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999年)

第10位『真夜中のジャズ』(1960年)


ピーターさんは「音楽ドキュメンタリー映画の面白さは、実際にコンサートを観る楽しさとは別で
ちゃんと音が整理された映像で観る方が、より満足出来る部分もあるんですね。コンサート会場に
足を運んだとしても味わえない面白さを提供してくれるのが、コンサート映画の醍醐味じゃないかな。」
ともおっしゃっていました。今週末、秋の夜長のDVD鑑賞にコンサート映画はいかがでしょう。


今日は『史上最高のコンサート映画 ベスト3』をご紹介しました。


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