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武井壮、ゴルフを語る!(2016/8/29)

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月曜日は「スポーツ」


今日は、昨日まで行われていた男子ゴルフの国内ツアー
『ライザップ・KBCオーガスタ』の最終順位トップ3をご紹介!



第3位【 藤本佳則 】【 宮本勝昌 】【 谷原秀人 】トータル9アンダー

第2位【 高山忠洋 】【 マイケル・ヘンドリー 】【 ブラッド・ケネディ 】トータル10アンダー

第1位【 石川遼 】トータル15アンダー


こちらは昨日まで行われていた、男子ゴルフの国内ツアー『ライザップ・KBCオーガスタ』の最終順位トップ3です。2月以降、腰痛などのためにツアーを離脱していた石川遼選手が完全復活!ツアー14勝目を飾りました。


そしてスタジオには、学生時代に陸上の十種競技で日本チャンピオンとなり、その後、アメリカでゴルフの武者修行を行っていた…という経歴をお持ちの武井壮さんをお迎えしました。


中西さん:今回の石川遼選手の優勝、いかがですか。


武井さん:腰痛で離脱していたのですごく心配していたんですが、いきなり勝つあたり、やっぱり「石川遼」だな、と思いました。

中西さん:そして海の向こうでは、松山英樹選手が男子ツアーのバークレイズに出場。予選落ちだったということですが。


武井さん:アメリカのツアーはお休みがほとんどないので、やっぱり落とすところも作っていかないと。まぁ、意図的に落としている訳ではないと思いますが、たぶんピークを持ってくるところを、このあとのワールドカップ辺りに見据えているのではないでしょうか。

中西さん:武井壮さんはアメリカでゴルフに挑戦された訳ですが、現地の選手たちのすごさって実際どうなんですか?


武井さん:やっぱり選手層の厚さが尋常じゃないんで…想像しにくいと思うんですが、“石川遼“と“松山英樹”が50人ずついると思ってください。で、毎週誰か、調子の良い“松山英樹”がいるんですよ、絶好調なヤツが。その50人、同じくらいのレベルでプレーできるヤツらの中で毎週、調子の良いヤツが必ず5人か10人くらいいるんですよ。そんな中で勝てるか…という勝負を彼らはしているんです。

中西さん:そういう中で松山選手は勝っているわけですからね!


武井さん:そうなんですよ!だから本当にすごいことなんです!!毎日必ず63とか62くらいのスコアで回るヤツが数人いて、それを4日間続けられちゃうヤツが毎週必ず誰かしらいるんです!そんな中、あの身体で優勝をかっさらうことがどれだけ大変かというのが僕には分かるので。やっぱり身体も強いし、ヒジから先の力がすごく強いんですよ!欧米の方って。なのでやっぱり、球も強くてスピンも大きくて。で、高いところから“ドスン”でいけるんです。やっぱり高さで止めないと、手前のピンで傾斜がかかっているところなんて、全部手前に戻って落ちたりしちゃいますからね。彼らはそういうのを簡単に止めてきますから。

中西さん:そして、いま話にも出た石川遼選手と松山英樹選手は11月にオーストラリアで行われるワールドカップにペアで出場することになりました。ふたりへの期待はいかがですか。


武井さん:期待しています!特に今回の試合は、松山くんからのご指名で「ぜひ遼がいい」ということで実現したそうなんです。このふたりは同じ年ですごく仲も良くて、幼い頃からのライバルでもあるということで、お互いPGAでプレーする厳しさも分かっていますしね。「期待してるぞ。仕上げてきてくれよ!」というメッセージを遼くんに送ってきたそうで、遼くんは今回の試合にそういう思いもあって臨んでいたと思うんです。
昨日、遼くんとLINEをしたんですが「ショットはまだ満足できるレベルじゃない。これではまだアメリカでは勝てないと思います。これをあと3ヶ月で仕上げていきたいと思います。」といった内容だったんですが、アプローチが新しい練習方法を見つけて、それがすごくはまっているとのことで、だからショートゲームは自信がある!と言っていたので、その辺りと松山くんのショットがかみ合うと、えげつないことが起こるんじゃないかと僕は思っています。

中西さん:まぁでも、いま武井さんがおっしゃった様に、基本的には飛距離がある方が優位な訳ですから、まずはそのベースの部分をしっかりとあげていって、11月に結果を残して欲しい、ということですかね。


武井さん:そうですね。決してショットが悪いという訳ではないんです。優勝してますから!ただ、PGAの「50人の石川遼」がいる中でトップを獲るには、もうちょっと精度をあげていかないと、ということだと思いますよ。すごい高いところを見ています!彼は常に。

11月のワールドカップでの石川選手と松山選手の活躍に期待しましょう!
今日は、ライザップ・KBCオーガスタの最終順位トップ3と、武井壮さんのインタビューをご紹介しました。