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NBA 渡邊雄太が5得点!(2019/1/21)

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月曜日は「スポーツ」


まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!



第3位【 卓球・全日本選手権 】

男子シングルス決勝は、29歳の水谷隼が準決勝で前回優勝の張本智和を下した大島祐哉に4-2で勝ち、2年ぶりで最多優勝記録を更新する10回目の優勝を決めました。試合後、水谷選手は「全日本への出場はこれが最後だ」と話しています。
女子シングルスの決勝は、伊藤美誠が史上最年少優勝に挑んだ中学2年生の木原美悠と対戦し、4-1で勝利。女子史上初の2年連続3冠(シングルス・ダブルス・混合ダブルス)を達成しました。


第2位【 錦織圭・大坂なおみ、全豪オープンベスト16進出 】

1、2回戦は苦しんだ錦織、3回戦は3-0と余裕のストレート勝ちで、2年ぶり7度目のベスト16入りを果たしています。
一方、大坂なおみ選手の3回戦は苦しい試合でした。世界ランク27位 台湾の謝選手を相手に第1セットを5-7で落とし、第2セットも序盤は1-4と苦しい展開でした。しかし、そこから5ゲーム連取で第2セットを取ると、第3セットも連取。勝利を手にしました。


第1位【 NBA メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太、17分出場で5得点! 】

今日は、こちらの話題をピックアップしました。以下、中西さんのコメントです。



アメリカのプロバスケットボール・NBA メンフィス・グリズリーズと2-WAY契約を結ぶ渡邊雄太選手が、敵地・カナダのトロントで行われたラプターズ戦で第3クオーター途中から出場。自身最長の17分27秒プレーし、最多の5得点を挙げました。今回、7試合目の出場で初の3ポイントシュートを決め、1アシスト、1リバウンドもマークしました。
試合は残念ながら90-119で敗れ、チームは5連敗となりました。


ここで、渡邊雄太選手についてご紹介しましょう。
香川県生まれの24歳で、両親も元バスケットボール選手。小1からバスケットボールを始め、香川・尽誠学園高時代に全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会で2年連続準優勝。2014年にアメリカのジョージワシントン大学に進学し、NCAA1部で1年目から活躍。身長206センチながら、ポイントガードもこなせる俊敏性とテクニックが武器で、大学最後の2017-18シーズンにはカンファレンスの最優秀守備選手にも選出されました。
しかし、6月のNBAドラフト会議での指名はなく、若手の登竜門「サマーリーグ」にブルックリン・ネッツの一員として参戦。全5試合に出場し、1試合平均9.4得点、4.2リバウンドと実力を発揮すると、7月になってメンフィス・グリズリーズが渡邊雄太選手と2-WAY契約を結んだと発表しました。


この「2-WAY契約」というのはNBAで2017-18シーズンから導入された制度で、上限は1チーム2人まで。主に下部のGリーグのチームに所属しながら、レギュラーシーズンの最大45日までNBAのチームに加わることが可能なシステムで、渡邊は下部リーグのハッスルに所属しながらNBAの試合に出場することに。
そして、10月27日のフェニックス・サンズ戦でNBAデビュー。2004年にサンズでプレーした田臥勇太以来14シーズンぶり、2人目のNBAプレイヤーとなりました。


2-WAY契約は最大45日までNBAのチームに帯同できる、とお伝えしましたが、移動日やチーム練習も含まれるので、実質的に出場できるのは20〜25試合くらいと考えられます。仮に45日の契約期間を終えても、再度2-WAY契約を結んだり、トップチームと本契約を結ぶことも可能です。
競争が激しいNBAの世界、渡邊選手には今回のチャンスを活かして、存分にアピールして欲しいですね。