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寒いときこそ寒い映画を!(2017/1/12)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は12月31日(土)と1月1日(日)の全国映画動員ランキングトップ3をご紹介!



第3位『 君の名は。 』(公開19週目)

第2位『 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 』(公開3週目)

第1位『 バイオハザード:ザ・ファイナル 』(公開2週目)


以上、大晦日と元日の全国映画動員ランキングトップ3でした。
そして、スタジオにはおなじみの映画ライター・よしひろまさみちさんをお迎えしました。今日は「真冬を舞台にしたオススメ映画」をご紹介していだきましょう。


高橋:さあ、よしひろさんおすすめの「真冬が舞台の映画」。1本目は2009年の日本映画『南極料理人』ということですが。


よしひろ:はい。こちらは「真田丸」も好評だった堺雅人さん主演の映画なんですけれど、南極観測隊に料理人として参加された西村淳さんのエッセイが元になっていて、南極で何が楽しみかといえば、みんな食べることくらいしか楽しみがない!という映画なんですね。極寒の外で作業をしていて、帰ってくれば温かいご飯が待っている、というほっこりする映画でございます。
こちらは「かもめ食堂」や「深夜食堂」シリーズも手がけたフードコーディネーターの飯島奈美さんという方が料理を手がけていらして、ひたすら美味しそうな家庭料理が出てくるんです。


高橋:南極料理人ってことは、どんなほっこり料理が出てくるんですか??


よしひろ:一番スゴイのが海老フライなんですけれど、巨大なのが出てくるんですよ。


中西:じゃあ、名古屋みたいですね!


よしひろ:名古屋よりもスゴイのが見られますよ(笑)


高橋:さ、そして2本目も邦画ですね。こちらは今から40年前、1977年の作品『八甲田山』。


よしひろ:もうね、楽しめないんですよ。これ(笑)残念ながら楽しめないんですが、“ショック療法”として観ていただきたい!こちらは明治35年に実際に起きた出来事で、青森の連隊が雪中行軍で遭難した事件を題材にした新田次郎さんの「八甲田山死の彷徨」という小説にインスパイアを受けた作品で、名画中の名画です。極限状態に陥った人たちの人間のあり方を描いていて、とにかく映像が寒いんですよ!実際に八甲田山近くでロケを行っていて、今なら絶対に俳優がオッケーしないような撮影ばかりなんですよ。名優・高倉健さんも出演されているんですが、高倉さんが凍傷になられたとか。もうとにかく無茶苦茶なんですよ!ただ、高倉健さんのほか北大路欣也さん、三國連太郎さんと超豪華な出演陣が揃った重厚な作品なので、ぜひ!


高橋:最後は、2013年のディズニーアニメ『アナと雪の女王』私も大好きです!


よしひろ:みんな大好き、アナとエルサ!ショック療法のあとはこれを観てください。この作品はもともとアンデルセン童話の「雪の女王」がベースになっているということを、皆さんあのときはスルーしてご覧になっていたと思うので(笑)、「あ、これ元は童話だったんだ。」ということを踏まえて見直してみると、意外とエグイところもあったりして楽しめるかと思うんですよ。


高橋:わたし的にはこの作品、オラフがオススメ!なんですが。


よしひろ:そうですねー。この作品はオラフくんのキャラが立っていましたね。アナやエルサより可愛いという声が多かったですし、あとはトナカイのクリストフくんも人気でしたよね。


高橋:さっきから中西さんが全然興味なさそうなんですけれど!


中西:いや…。あの、ちょっと…僕「アナと雪の女王」観ていないんで……。


よしひろ:いまちゃんと観ると良い映画ですよ、この作品。


中西:じゃあ僕、来週お休みをいただくので観てみます。寒い中で(笑)


寒さの厳しいこのシーズン。あえてお部屋の暖房をオフにしてこんな寒い映画を観てみるのもアリかもしれませんよ。(とはいえ、風邪をひかないようにお気をつけください!)
今日は年末年始の全国映画動員ランキングトップ3と「真冬を舞台にしたオススメ映画」をご紹介しました。